3.「やはり、線量が低いと癌出ません!それは厳然たる事実です」丹羽太貫(福島県立医科大学)6/26第7回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)

第7回
東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う
住民の健康管理のあり方に関する専門家会議

2014/06/26 16:57

動画はこちら(環境省 ustream)↓
http://www.ustream.tv/recorded/49215223


1.「福島県内部外の方達に学齢期以降も含む健診と 補償を柱に提案」石川広己(日本医師会)
6/26第7回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)

↑この石川氏の提案に対する意見
47:32~
丹羽太貫(公立大学法人福島県立医科大学 理事長付特命教授)
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えーっとあの~、この問題は本当に大事な問題だと思います。
ここで線量を一生懸命議論してこられたことで、
私自身が自分自身でもやはりまだ他の方々にも、特に福島にいていっている方に
「これは大事だよ、だからやろうよね」という話をよくしているのは、個人線量計です。
それで、実際に私はここでぶら下げている線量計で測って
空間線量、ガンマから受ける線量が、だいたい1ミリシーベルトなんですね。
バックグラウンドと、セシウムのやつ。
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で、あの(咳払い)そういうふなことで、
それで、東京へ来たらどないなるの?
これが0.6ぐらいなんですね、年間線量で。
で、広島へ行ったらあそこは花崗岩自体でやっぱり0.9位になるんですね。
そういうふうなことを実際にcoop福島にもお願いして、「全国のcoopのメンバーにこれを配ってくれよ」と。
千代田テクノルに100本借りて、貸して下さいと。
それで10都道府県とかそんなんに送って、
「実際にその市町村で生活している方々の線量をみんな知ろう」という事をやっています。
これはもともと福島視点に立った立場で、
別にその(咳払い)よその市町村の方に関係ないんですけれど、
実際にやってみると、それほど、福島の市内に住んでいて、「それほどではない」という感覚があります。
それで、それはやはりあの(咳払い)私も復興なんか考えていたら、
「やはりこの情報は大事だよね」と心から思っております。

それからあの、えーっと、もう一方で
石川先生は低線量の事は誰にも語れないとおっしゃっておられます。
私はずいぶん長い事放射線の生物学をやっていたんですね。
マウスを使っての発がん実験、細胞レベル、
そればかりをやっていて、放射線防護はトンと、本当は弱いんですが、
あのーー、それに関して言いましたら(咳払い)やはり、線量が低いと癌出ません。
それは厳然たる事実であり、
それは当然確率的に出てもいいんだけど、あまりにも小さいから出ないというふうに私は思っているし、
広島・長崎でも全く同じです。

で、その場合にその~、そういうふうな線量の時に、あのー、何も言えないかと言ったら言えるんですね。
これは普通の疫学で言ってもどんな頑張っても見えませんと、
ただ、癌でも何でも疾患というのは、普段我々がなにかの疾患にかかる時、
かかったらオールワンなんで100%かかる人はかかっているんですね。
罹らない人はかからないで、数の上での比較はできて、
それでまぁ、「統計的に優位じゃないよね」という議論は出来ます。
でも、個人にとっては、「私は何でこんな病気になったんだ」と思うのは当り前です。
だからやはり放射線の地域におられる方は
「やっぱいこれは放射線じゃないか」と不安がそこでよぎります、当然です。
で、これは(咳払い)常にその、そこら辺のその問題というのは、
その、我々の研究者では数でしか、集団でしか対応ができない。
集団で見る限りこのあたりでバックグラウンドのそれが大きいからやっぱり見えないよねという言い方は出来ます。
それの中にあるかもしれないと人々は思うかもしれません、当然です。
でもこれ証明できないけれど、ひとつ言えるのはこれぐらいの線量であれば、たとえば
私は福島市内に住んでいて1ミリシーベルト/年です。
これはバックグラウンドのガンマと、セシウムのガンマを含めての線量なんですね。
それで私が放射線のために大変な病気になるか?
それはあんまり思っていないんです、実は。


だから「線量測ろうや」と一生懸命言っているのは、
そういうふうなことで(咳払い)自分自身の状況に関して把握する。
なぜ不安になるのか。って言ったら、状況が分からないから不安になるんです。
私もこれを付けて測り始めるまで、どれ位の線量が出るか?というのは、
空間線量計、普通のシンチで家の前で測ると0.5マイクロシーベルト/hあります。
家の中で0.2ぐらいなんですね。
それで、ちょっと光が丘とか飯舘の方へ行くとすぐ1マイクロぐらいにすぐなるし、
で、その中で実際にぐるぐるまわったり車の中でまわったりしている生活の中で
どれ位実際持っているのかやっている、受けてるかという事を測ることで、
「やはりなるほどこの程度か」という様なことを自分で実感して、自分なりに納得しております。
だから私は、あの(咳払い)健康診断はもちろんいいのかもしれないですけど(咳払い)
ひとつは、やはり放射線のことですから、あのー、
放射線状況をきちっと個々の方々に理解していただくという事は、特に、極めて大事かと思っております。
これそう、ま、高いと言えば高いんですが1万円位。
買ったら1万円ぐらいなんですね。
それで、そういうふうなものである程度自分自身の線量状況が把握できるんであれば、
これは非常に私自身にとってはあのー、
皆さん方の不安に対してある程度の事が言えるというふうに私自身は思っております、以上です。
 
※(咳払い)喉がいがらっぽいのか、空痰を払う様な咳払い。
   全体的に声に力がなく肩で息をして苦しそうな、具合が悪そうな話し方なのが気になりました。



53:42
石川広己(公益社団法人日本医師会 常任理事)
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ちょっと、多少●になっちゃうと嫌なんですけど、
先生がおっしゃっていることも分かった気がいたしますけれども
そうやって個人が行動するところ、今の線量を測ることはもちろん、ま、それが全く無駄だとは言いませんけれども、
たとえば今の時点で先ほど言った千葉の9市、9市だけじゃなくて他のところもですね、
まだホームページに測定結果を出してます、空間線量の。
で、これをですね、かなりの方が見ているんです。
そういう事実があります。
いま先生がおっしゃった、たとえば今いろんなところに行って飯舘村はこんなふうになっていると
そこはどうだこうだと言ってもですね、実際に住民の方達の不安をとる。
大体私はそれを住民の方に持たせることはちょっとなかなかできないと思うんですけれども、
ま、そういうことをいつも普段身につけておきなさいという事もちょっとできないと思うんですけれども、
実際に払しょくするためにどうしたらいいかという事についてですね、
是非先生とか鈴木先生にお考えいただいて提案してもらいたいと思うんですよ。
本当に専門家の立場であればですね、「今は絶対に大丈夫いなんだ」と、
そういうことを言えるのかどうなのか?ですよね。
先生たちが「大丈夫だ」と言えば人々が安心するかどうか?ということなんですよ。
じゃないですよね。
我々がいったって同じですよね。
私もいくらでも実際にその地域に行ってそのお母さんに言われましたよ。
「今のところは大丈夫だと思うけれども、一生懸命これから育てていく間に子どもたちをみていきましょうね」
位にしかちょっと言えないですね。
それは継続してみていくとしか言えないと思うんです。


丹羽太貫
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おっしゃる通りでその議論は良くわかります。
もうひとつ私自身追加しておきたい事は、
結局その、我々がなぜ信頼を失ったか、研究者として。
それは我々が本当に考えなければならないこと。
で、(咳払い)えっと、私はたまたま放射線をずいぶん長いことやってましたんで、
「これぐらいの線量ではこれぐらい」というふうな自分の物差しを持っているんです。

でも一般の方々は物差しがないですよ、やっぱり。
で、それを「こういう物差しだ」と我々が自分の物差しを持っていって物を言った。
これが一番良くなかったと私自身すごく反省しています。
だから、「これぐらいだったらあんまり心配しなくていいよ」というふうに一生懸命申し上げたつもりなんですが、
それは言うなれば「政府が何で逃げろというんだよ」。
なんでセンタリングでどうのこうの。
あるいは(咳払い)計画的避難と、
政府がどんどんどんどんと、その(咳払い)政策を推し進めてきた中で、
我々自身が「こういう物差しが」という議論をしましたけれど、
これは逆にいえば「なんか政府のちょうちん持ちでやってるのか」
というふうに取られても仕方がないような場面があった
と私自身思っております。
これは本当に我々が失敗した、あの、本当に反省しなければならないし、
そういう状況が分かっていなかったというのは良くなかったと思いますけれど、
結局先生がおっしゃったように、我々が何を言っても多分
心配なお母さんは分からないし、理解できないし、心配するのは当たり前
なんですね。
それは(咳払い)どういうところからきているかと言ったら、
やはり状況が自分では本当に分からない。
だからその状況を知ることから始めようねという事でしか、
我々にはオファーは出来ても技術はないです。
それで随分長いこと健診するというのは当然あります。
ただそれでも今日自分の子どもが風邪をひいたら、
「これは放射能のせいじゃないか」と思うのは親心で当り前です。
だれもがそない思います。
ましてや小児がんになんかなられたら絶対にこれは放射能のせいだと思われます。

それは、人間はそういうふうに考えますし、そういうふうなものですから、
そのアプローチはもちろん(咳払い)大いにやって下さってもいいと思います。
ただそれ以上に、状況を把握して下さる。
その「健診するな」とか(咳払い)「せよ」という問題以前の話に
自分の周辺状況がそういうふうに変わっている方達にたいして
特に自分の周辺状況を理解して下さることの方が大切じゃないかというふうに思っております。

+αで健診して、やっぱりないよね、でも、たまたま小児がんにかかる方は必ず出ます、ある一定の確率で。
その場合には仕方がないから疫学的に比較するという事しか手がないです。
だからそういう事で我々が持っているすべてのツールを目の前に出して、
順番に(咳払い)効果的なところからやっていくしか仕方がない。
で、一番基本的なのは自分で出来ることだと思ってます。
それがこういう個人の線量計だと私自身は思います。

あの、これはもう先生に●している訳ではないんです。
それが悪いとかそういう事を言っているんじゃなくて、
そのやり方ですけど、それよりも自分で状況を把握できるという事を、
人々が出来ることはなにか。

単に誰かにやってもらう事を待つんじゃなくて、
その方々がご自分で出来ることがなにかを考えることも専門家の役割ではないかと思っております。



長瀧重信(国立大学法人長崎大学 名誉教授)
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どうもありがとうございました。他にございますか?
ま、今ご議論いただきましたように、本当にこの専門家会議は
気持ちは今、医師会としてお話になった通りの、
本当に被災者の健康を第一に考える。

これはもう、目的としては間違いのない、みんなが共有してここの会議にいると思いますけれども、
その健康を守るために、いま「線量」が出てまいりまして、
線量からある程度のリスクが想像できる。
そういう状況を踏まえて、「なにができるか」という議論を今からこの専門家会議でやることになると思いますので、
あのー、それとリスクがどれくらいかというのと、
リスクに対してどういう対応をするかという事も、
これはあのー、住民の気持ち、行政の問題、事業の問題いろいろあるでしょうけれども、
この会議ではむしろ科学的に考えさせて、専門家としてどう考えるかという事をお話しして、
それを、社会が、あるいは、行政、政治としてどう扱っていただけるかという様な気持でおりますけれども、
まぁ、それが専門家会議。
最初にこの会議の目的としてお話しいただいたところであると思いますが、
ま、そういう意味で今その医師会としての住民の心配、それから出来るだけ検査をするというお話を伺いましたけれども、
まぁ特に線量評価まではいかないにしても、その検診をするということのメリットも当然ありますけれども、
じゃあ、デメリットはどうか
という事で、
検診に対する考え方を祖父江先生に次にお話を頂きたいと思います。

ーーつづく



丹羽太貫(にわ・おおつら)
京都大学名誉教授→福島県立医科大学特命教授(2012年9月)
国際放射線防護委員会ICRPの委員
震災直後に福島県に移住

たねまきJ「被ばく許容量を緩める・前原人事」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)10/5
福島第1原発事故 復旧期、被ばく年1~20ミリシーベルト許容 
毎日新聞 2011年10月6日 東京朝刊
国内の被ばく線量基準を検討する文部科学省の放射線審議会(会長・丹羽太貫京都大名誉教授)の基本部会は、東京電力福島第1原発事故を受け、一般住民の年間被ばく線量の限度について、原発事故などからの復旧期は、年1~20ミリシーベルトの間に設定することを許容する考え方を提言する方針であることが明らかになった。


たねまきJ「食品の暫定基準・瓦礫について・4号機使用済み燃料移送について」
小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)2/16

食品の新基準値案、認める答申 異例の意見書 
毎日新聞 2012年2月16日
厚生労働省の諮問で食品中の放射性物質の新基準値案を審議していた文部科学省の「放射線審議会」(会長・丹羽太貫京都大名誉教授)は16日、新基準値案を批判する異例の意見書をつけつつ、同案を認める答申をした。
意見書では、乳児用食品の1キロあたり50ベクレルを100ベクレルに緩めても健康は守られると記したものの、厳しい基準値を堅持する厚労省に歩み寄った。

「低線量被ばく、除染、怒り、そして涙」児玉龍彦氏インタビュー2/10放送(内容書き出し)
第4回 内閣官房 低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ
児玉龍彦20
先生(上の写真の人・丹羽太貫):
だから、6ベクレルが原因なんだというのはひとつの原因だけをピックアップしていますよね。
たまたま、だからそれは6ベクレルであるのか他のファクターなのか分からないじゃないですか。

児玉:はい、ですから先生のおっしゃっているような、
丹羽先生:だからそれは結論付けるのは止めていただきたい、
児玉:むしろ、先生の方の結論の付け方が、関係ないという結論だから、問題だという事を申し上げています。
丹羽先生:関係ないじゃなくてそれを、それで非常にリスクがあるとおっしゃるのは、やはり、
児玉:ちょっと聞いて下さい
丹羽先生:問題であると





丹羽太貫
福島県内外で健診することが悪いとかそういう事を言っているんじゃなくて、
それよりも自分で線量計を首からぶら下げて状況を把握する事が大事








2014年6月26日  第7回
東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議
文字起こしブログ


1.「福島県内部外の方達に学齢期以降も含む健診と 補償を柱に提案」石川広己(日本医師会)
6/26第7回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)


2.「健診をする事が本当のベストアンサーなのか?」鈴木元(国際医療福祉大学クリニック)
6/26第7回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)


3.「やはり、線量が低いと癌出ません! それは厳然たる事実です」丹羽太貫(福島県立医科大学)
6/26第7回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)


4.「検診の利益と不利益」祖父江友孝(大阪大学教授)
6/26第7回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)





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「公明党幸福実現党は憲法の政教分離に違反した内乱罪犯罪組織である」

◎日本国憲法の政教分離規定

第3章 国民の権利及び義務
第20条 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
3 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

第7章 財 政 (追加)
第89条 公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。

>以上により公明党(政治資金母体:宗教法人創価学会)および幸福実現党(政治資金母体:宗教法人幸福の科学)は、アメリカが認定しようとしまいと内閣法制局が認定しようとしまいと関係なくそもそも日本国憲法に違反している内乱罪組織となる。なぜなら憲法15条に従って選出された政党所属議員はすべて納税された公金から俸給を受け取る「公務員」であり、憲法99条で「摂政および国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員」に最高法規として憲法擁護遵守義務が科されているからだ。

第15条 2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。

つまり前記の「公務員」が権限を用いて特定の個人や一部の宗教団体や一部の企業団体や犯罪組織パチンコ屋や暴力団や風俗営業や外国人のために1銭でも国の公金を償費することは憲法99条に違反する刑事犯罪すなわち内乱罪となるのである。


◎日本国憲法前文「正当な選挙」の憲法規定は以下の通り

日本国憲法第3章 国民の権利及び義務
第15条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
3 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
4 すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

第16条 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。

第17条 何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。

第18条 何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

日本国憲法 前 文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

日本国憲法 第2章 戦争の放棄
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


◎「解釈改憲は憲法96条違反98条違反なのでできません。」

第9章 改 正
第96条 この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
2 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。

第10章 最高法規
第97条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

第98条 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。
2 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。


「公務員は憲法99条に従い告発義務を遂行すべき」
刑事告発の義務
http://www.eonet.ne.jp/~ombudsman/naibukokuhatu-3kouhatugimu.htm

公務員は職務執行にあたり犯罪の事実を知ったときは告発しなければならない
 職務遂行に際して発見した犯罪には告発義務がある
 刑事訴訟法では、何人でも、犯罪があると思料するときは告発することができ、また、告発するか否かは本人の自由である(239条1項)。
 しかし公務員については、「官吏又は公吏がその職務を行うことにより犯罪があると思料するときは告発しなければならない」と規定されており、告発が義務付けられている(239条2項)。また、その「職務を行うことにより」とは、必ずしもその犯罪事実の発見そのものが職務内容であることは必要でなく、「職務執行に際して」と広義に解釈することが通説であるとされている。
 
 公務員が職務執行に際し犯罪事実を発見した場合に、必ず告発しなければならない拘束をうけるかどうかについては、通説は「義務規定」であるとしているが、「訓示規定」であるとする立場もある。
 
内部告発に応用できること
 役所内部での不正、行政が放置している不正
 公務員としての告発義務を遂行すべき
 
役所内部での不正が犯罪に該当すると考えられるとき、例えば上司が議員に入札価格を教えている(入札妨害罪)ような場合は、公務員として刑事告発の義務を果たすべきです。
 また、行政が民間業者や団体の不正行為、例えば、虚偽の申請で補助金を不正に受給(詐欺罪)を放置しているような場合、場合も、本来は行政当局が行うべき刑事告発を行わないような場合は、これも公務員個人として告発義務を遂行すべきです。

「日本国憲法」第10章 最高法規
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#s10
第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
 
  刑事訴訟法上、告発とは、捜査機関に対し他人の犯罪事実を申告し、犯人の訴追を求める意思表示です。告発は捜査の端緒となるものです。

日本国憲法第10章 最高法規
第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。