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イラクで核物質奪われる…IAEA「等級低い」
読売 2014年07月11日 08時07分

【ウィーン=石黒穣】
国際原子力機関(IAEA)は10日、イラク政府から、同国北部モスルの大学で核物質が奪われたとの連絡を受けたと発表した。

核物質の種類や量は明らかにしていないが、「低い等級のもので安全上の問題は小さい」としている。

ロイター通信によると、奪われたのは研究用ウラン化合物約40キロ・グラム。イラクの国連大使が8日、潘基文(パンギムン)国連事務総長あての書簡で、「テロリストグループに奪われた」と伝えたという。イスラム教スンニ派の過激派「イスラム国」のメンバーが押し入ったものとみられる。





IAEA、「ISISの手中にある核物質はそれほど危険でない」
イランラジオ 2014/07/10(木曜) 20:56

IAEA・国際原子力機関が、「テロ組織『イラクとシャームのイスラム国』が入手した核物質は、それほど危険なものではない」としました。


ロイター通信によりますと、IAEAのジル・チューダー報道官は、書簡の中で、「IAEAは、この問題に関する詳細については、イラクに伝えるだろう」と語っています。
また、「初期段階の情報によれば、問題の核物質は、危険性の低い核物質であると思われることから、これらの物質が人々の健康や安全に、それほど危険を及ぼすとは考えられない」と述べました。
イラクのハキム国連大使は、国連のパン事務総長に宛てた書簡の中で、「ISISのメンバーは、イラク北部・モスルの大学で、学術研究に使用されていた核物質を手に入れた」としています。
ハキム大使は国連に対し、こうした核物質が、テロリストによってイラク国内外のテロリストに使用される危険を阻止すべく、措置を講じるよう求めました。
テロ組織「イラクとシャームのイスラム国」は、今年の6月から開始した攻撃において、イラクの北部と西部の一部地域を占領しています。





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イラクで研究用核物質が奪われる
NHK 7月11日 6時46分

IAEA=国際原子力機関は、イスラム過激派組織が制圧したイラク北部の都市で、大学に保管されていた研究用の核物質が奪われたことを明らかにし、現時点で深刻な危険はないという見方を示したうえで、イラク政府と連絡を取りながら事実関係を確認していくことにしています。

IAEAは10日、声明を発表し、イスラム教スンニ派の過激派組織が制圧したイラク第2の都市モスルで大学から核物質が奪われたと、イラク政府から報告を受けていたことを明らかにしました。
詳しい状況は公表されていませんが、ロイター通信は、大学に研究用に保管されていたおよそ40キロのウラン化合物がテロ集団に奪われたとしていて、イラク政府は国連に対して国内外でテロに使われないための協力を求めたと伝えています。
IAEAは「現段階の情報から判断すると、核物質は低レベルで深刻な危険はもたらさないだろう」との見方を示したうえで、研究に使われる核物質が奪われたことについては懸念を表明し、イラク政府と連絡を取りながら事実関係を確認していくことにしています。



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