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08.02
Sat
2014年7月28日報道ステーション

関西電力、元副社長が証言「歴代総理に年2000万円」 投稿者 kotetsu1111


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さて、朝日新聞の1面トップに、朝刊に出たんですが、
こちらの方は関西電力で長年政界工作をですね、担ってきた元副社長の方が語られたんですが、
それによると1972年から18年間歴代総理7人にですね、盆暮れそれぞれ1000万円ずつ、
年間2000万円渡し続けてきた、献金してきたんだと語られて、
原資は全て電気料金であると。

齢(よわい)91。
元関西電力の副社長内藤千百里(ちもり)さん。


関西電力 内藤千百里元副社長(91)
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「正しいことは言うておかんといかんな」という、
そういう素朴な死を目にした気持ちじゃないですか。

「原子力発電所は安全」と思ったことがないんです。
時代に逆行することはできない。


  福島の原発事故を目の当たりにし、政府の対応はけしからん。
  長年築いてきた政・官・電力の関係に問題があったと思い立ち、
  多額の政治献金を電力料金でまかなってきた感電の歴史を詳細に語った。

記者:関電では誰が知っていますか?
内藤:んー、もうほとんど入らないでしょうね。一般の役員でも知らないですよ。

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  少なくても1072年から18年間にわたり、
  その当時の歴代総理7人や自民党有力者など政界に年間数億円献金していたというのだ。

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内藤:
既存の政治家、総理だとか幹事長だとか、官房長官それから通産大臣
そういう重要な政治家との付き合い。
田中の角さんも大平さん、福田赳夫さん三木さんも極秘中の極秘ですわな。


  電力各社は「政治献金分まで電力を支払いたくない」という世論を受け、
  1974年に企業献金廃止を宣言した。
  しかしその裏で献金を続けていたという。


記者:盆暮れ2回ですか?
内藤:2回。それぞれ。
記者:それぞれ。そうすると1年に・・・
内藤:2000万円。

  「原発政策の推進」がひとつの目的で献金の原資はすべて電気料金だった。
  そう内藤氏は明かしている。

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  内藤氏が献金したとされる歴代総理は、田中角栄氏から竹下登氏までの7人だ。



内藤:
(田中角栄元総理には)女帝の佐藤昭さん(昭子秘書)がちゃんと控えにおるものですから、
私が昭さんと話しとったら、奥の角さんの部屋から「おーいもらったよ~」と(笑)

  1000万円は紙袋や風呂敷で持っていった。
  総理の場合は人目につかない早朝に自宅を訪れることが多かった。
  その前の晩に、宿で現金を枕元に置いて寝たという。
  われわれは名前が出た歴代総理の事務所などに問い合わせた。

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  そのうち6人は献金を認めなかった。
  この中で存命中の中曽根元総理の事務所は
  「元総理本人は高齢のため確認していない」と答えている。


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内藤:ま~、中曽根さんも、やっぱ生きているうちにもうちょっとしゃべらせないかんでっせ。


  唯一取材に応じ献金を認めたのは元大平総理の金庫番だった小国宏氏(73)だ。


記者:内藤さんとお会いになったことは何度かあるんですか?

大平元総理の元会計担当秘書 小国宏氏(73)
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普通に、あの、内幸町(関電東京支社)に行っていましたから。
「用意できてるから、何日ごろ東京に入っているから内幸町にどうぞ」と。
だからそんなに具体的に「献金用意している」という言葉がなくても、
まぁ、時期的に用意してくれてるんだなと、こう思うわけで。

  「大平氏が総理になった後は献金は受けてないと思う」としながらも、
  総理就任前の現金の受け渡しについて具体的に語った。

小国:
そんなに難しいことはありません、もう、包んでくれているものをね、いただくだけですから。
白い封筒なら、一袋100万円入っているんですから、
それが5つあれば500万だ。


  そして、関電以外にもー。

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小国:
電力企業で経営基盤の弱い北海道(北電)や九州(九電)は(献金が)あまり無かったかもしれませんが、
ま、東京電力、中部電力、関西電力というこの3社が代表的な存在ですね。
(金額は)皆さん、大体足並みを合わされとったと思います。

  東電と中電は「1974年の企業献金廃止宣言後は一切献金を行っていない」とし、
  関西電力は元副社長内藤氏の献金の証言について、「事実関係を現在確認中」だとした。


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古館:
まぁ、地域独占の電力。
この会社の実態というものがあらわになってきた「観」があるんですが、
皆さんですね、今日語っておられる方もどこかあっけらかんと語ってられる印象を受けます。
それはかなり昔の話だからというところもあるかもしれませんが、
同時に元副社長のこの方はですね、
「漢方薬のようなものだから、効果は長くじわ~ッと効いてきて、今も・・・(てんてんてん)」
というようなニュアンスも語っていらっしゃるようなので、
現在もずーっとこういう形で続いてきたんじゃないかという様な推論も成り立ってくるんですよね。


ーーー



「原子力発電所を安全と思ったことが無い」と、関西電力の元副社長がハッキリと言っています!!




ーーー

※朝日新聞社知的財産管理チームより著作権侵害の申出があったため、これ以降の文章は削除いたしました。










<ちょっと調べた>
朝日新聞からの著作権侵害の申し出は、ブログをアップした途端にきました。
朝日新聞の記事は最近は載せないようにしているのに、この反応!はやすぎる!!
ものすごく暇なのかな?と思ってしまう位です。

どのような引用の仕方なら大丈夫なのか?アドレスを前面に出してもダメだし、やっぱり良く分からないので、
できるだけ朝日新聞はスル―するようにしていますが、
今回も含め、朝日新聞にしか書かれていない優良で大切な記事が時々あります。
そんなときはどうしてもその記事を残しておきたいと思ってしまいます。
いろんな場所で残しておいた方がいい事もあるのにな、と。
情報の拡散をすごく狭めてしまっているのではないかと、とてももったいないなと思っています。

「朝日新聞社知的財産管理チーム」ってどんなところなんだろう?
検索してみました。
「著作権侵害の申し出があった」とブログで報告している人が何件かありましたが、
それは全て私の様な、戦争反対の反原発系のブログでした。
他にも丸ごと記事を載せているサイトが沢山あるのに、
削除依頼をしているブログに偏りがある様で、なんでかな?ととても不思議です。

朝日新聞社知的財産管理チームでのお仕事、派遣の求人もありました。
時給    1700円
勤務地 築地市場駅からは徒歩0分。銀座駅・東銀座駅・新橋駅からも歩けます。
勤務曜日 週5日 
時給1700円は魅力的❤
「応募しよう!」と思いましたが、もう〆切っていました…、残念。
今度求人があったらぜひ中で働いてみたいです。

そして、私はまだ問い合わせたことがないけれど、
朝日新聞社知的財産管理チームに
朝日新聞の記事の転載についてメールで問い合わせた結果が書かれてあるサイトがありました。
そこで質問されていた内容は
1) 有償であれば、許諾されるのか?
2) 許諾条件は具体的に何かあるのか?
3) 許諾された場合、概算いくらくらいになるのか?
それに対して知的財産管理チームとししては答えられないようです。
ずーっと読んでみましたが、朝日新聞知的財産管理チームの回答は回答になっていないように思えました。
とても不思議。

ちょっと調べてみて、朝日新聞知的財産管理チームには、世間に広く拡散してもいい記事と
一応新聞記事にはしたけれど、拡散されたくない内容の記事とがあるように、私には思えてしまいました。
(記事を載せてもいいサイトとそうでないサイトを選んでる?)









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comment 2
コメント
きーこさんへ

いつも書き起こし有難うございます。
貴重な情報に触れるたびに問題の核心が
自分なりに整理できて本当に助かっています。
キーコさんも乙女なので、色々な問題はあると思いますが
これからも頑張ってください。

さて、今回の話題ですが、
内藤千百里元副社長は、マスメディアに対して電力会社と政府の中心人物が汚い裏金で癒着していたと告白していますが、一旦、お金を受け取ると福島原発事故の様な大惨事が起こっても、日本の政治の中枢にいる人々が、電力会社のポチとして国民を欺く答弁をやったとしたら、どのような惨事が引き起こされるのかを、もう一度、国民は再認識する必要があると思います。

現在の総理大臣は、安倍がやっていますが、安倍は、2006年にも総理大臣をやっていた人なので、福島第一原発事故に大きな影響を与えた人物である事を国民は、追及しなければなりません。

大津波による福島第一原発の爆発事故は、未然に防げていたのですが、安倍が電力会社から政治献金などを受け取って、国民の為に総理大臣としてちゃんと仕事をしなかった事が大津波が原因で電源喪失の事態をまねき、大爆発事故に至ったのは、自明の事実であります。
歴代総理大臣が金を受け取っていた事実が告発されているのですから、安倍も電力会社から献金を絶対に受けていたと思われます。

福島原発事故の真相は、安倍が政治献金を電力会社から受けていたので国会でその問題がもみ消されて引き起こされた人災である事を
国民は、再認識しなければなりません。

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-740e.html

吉井議員は、2006年12月13日にも、

「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書」

を内閣に提出し、原発の安全対策の不備に注意を喚起した。

しかし、安倍晋三首相は、

「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」


自民党の政治家が過去に多額の政治献金を電力会社から貰っていた為に、国会で津波による電源喪失の危険性を指摘されたにもかかわらず、福島原発事故は、実際に起こってしまいました。

安倍総理にも金を渡しましたと言う人が一日も早く現れて、福島原発事故の責任追及がなされる事を心からお祈りします。

いつも長くなってすみません。
パラレル | 2014.08.03 10:36 | 編集
★「東電幹部を有罪に持ち込む決定的な話が出てきた。 大津波の恐れ報告 東電元会長出席の会議:藤原直哉」(東京新聞) 2014/8/2 晴耕雨読
http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/333.html
http://sun.ap.teacup.com/souun/14870.html
https://twitter.com/naoyafujiwara
大津波の恐れ報告 東電元会長出席の会議
2014年8月1日 07時09分
 東京電力福島第一原発の事故が発生する約三年前、東電の勝俣恒久元会長(74)が出席した社内の会議で、高さ一四メートルの大津波が福島第一を襲う可能性があると報告されていたことが、三十一日に公表された東京第五検察審査会の議決で分かった。
 これまでの東電の説明では、勝俣氏は大津波の可能性を知らないとされ、本人も検察に同趣旨の供述をしていたが、検審は「信用できない」と否定、起訴相当と判断した。東京地検は同日、議決を受け、再捜査することを決めた。 (加藤裕治、加藤益丈)
 議決によると、この会議は二〇〇七年七月の新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発(新潟県)が被災したのを受け、〇八年二月に開かれ、福島第一の津波想定を七・七メートル以上に変更する資料が配布された。出席した社員から「一四メートル程度の津波が来る可能性があるという人もいて、考える必要がある」との発言もあった。
 検察側の捜査資料にあった会議のメモなどから、検審はより詳しい報告や議論もあったと判断。出席していた勝俣氏は大津波の可能性を知りうる立場にあり、「東電の最高責任者として各部署に適切な対応策を取らせることも可能な地位にあった」と結論付けた。
真実をもとめて | 2014.08.03 17:48 | 編集
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