覚えてますか?石原伸晃の「最後は金目でしょ」発言事件。
あれは、今年の6月でした。
それから2か月。
「最後は金目なのか、それともそうじゃないのか?」
「石原伸晃の金目発言はウソだったのか、それとも現実の事なのか?」
まずは、あの日のことを振り返ってみましょう。
「最後は金目でしょ」石原大臣 発言を撤回し謝罪(14/06/19)
ANNnewsCH 2014年6月19日

石原環境大臣はつい先ほど参議院の環境委員会で、
福島の中間貯蔵施設をめぐって、
「最後は金目でしょ」とした発言を撤回し謝罪しました。

石原環境大臣
お金で全てを解決するというような意図では全くございません。
しかし、いー、品位を欠き誤解を招く表現によりまして、
え、不快な、思いを、おー抱いた方が大勢いらっしゃる。
その事につきましては先般もお詫びを申し述べさせていただきました通り、
え、心からお詫びを申し述べさせていただき、撤回をさせていただければと思っております。
国会が、あー、会期延長なく終了いたしました後に、速やかに地元福島を訪ねさせていただきまして
直接!お詫びを申し上げる所存でございます。
福島県知事に謝罪 石原環境相「金目」発言
KYODO NEWS 【共同通信社】 2014/06/23 に公開


石原:
佐藤知事、●理事長におかれましては
議会開会中のお忙しい中に、本日お時間を頂きまして●に申し上げたいと思います。
まずは6月16日月曜日、
わたくしが官房長官を訪問した際のわたくしの発言に対しましてこの場をお借りしてお詫びいたします。
大変申し訳ありませんでした。
1:33
記者:今日は住民に対して直接の謝罪はありませんでしたけれども、理解は得られたと思っていますか?

石原伸晃:
あのー、ご承知の通り先週まで、正確に言うと日曜まで会議がありました。
今日は取り急ぎ、今、佐藤知事、平井理事長、
また、伊沢町長(双葉町)渡辺町長(大熊町)、また、あとの副委員長の皆様を訪ねまして、
わたくしの率直な気持ち、お詫びを申し上げさせていただいたわけでございます。

あのー、私もこれまで様々な機会をとらえてですね、
え、福島を訪れまして、
あのー、今、最大の焦点になっております中間貯蔵施設以外の問題についても多くの方のご意見をたまわり、
また、わたくしの考えというものもお伝えさせていただいています。
そして、2014年8月8日
石原伸晃は「3010億円でどぉ~?」ときいてみた。
佐藤福島県知事も伊沢双葉町長も渡辺大熊町長も、
「やっと金額を出したね」と、非常に好意的な雰囲気。
「最後は金目」発言は事実だったみたいだから、
謝まらなくてもよかったんじゃないの~?
中間貯蔵施設 石原環境相、30年間で3,010億円交付する考え
(福島14/08/08)
FNNLocal 2014/08/08

中間貯蔵施設をめぐり、石原環境相が、30年間で3,010億円を交付する考えを、初めて示しました。

石原環境相は8日午後、福島・郡山市内のホテルで、
佐藤雄平知事、それに、双葉町と大熊町の町長と会談しました。
石原:
課題として残っておりました中間貯蔵施設に関わる交付金等の財政措置について、
政府として対応を正式に述べさせていただいたところでございます。
この中で、石原環境相は、福島県が地域振興策として求めていた交付金について、
「30年間で3,010億円を交付する」と、初めて具体的な金額を提示しました。

そのうえで、石原環境相は、あらためて中間貯蔵施設の受け入れに理解を求めました。
佐藤知事や双葉・大熊の両町長は、「前進した」と一定程度評価したうえで、
持ち帰って内容を精査するとしている。


中間貯蔵施設 佐藤知事「内容を精査・確認していきたい」
(福島14/08/08)
FNNLocal 2014/08/08 に公開

石原:
町民や被災地地権者のみなさんのご理解を得ていきたいと。
あのー、そして、それも踏まえて、県、町としてですね、ご判断を頂きたい。

佐藤雄平福島県知事:
これ(金)が今日初めて提示された訳でね、
ま、その内容についてさらに精査をして、確認をして、ま、いきたいと思っています。
いままではね、こういうふうな(金の)提示がなかったんです。
そういうふうな中では「前進」という捉え方もあるかなと思います。

双葉町 伊沢史朗町長:
その大枠っていうか、今まで具体的な(金の)数字が出なかったという事に対しては、
今回(金の数字が)示されたことは評価しています。
ただ、中身については今後いろいろ検討協議しながら判断していきたいと、そういうふうに考えています。

大熊町 渡辺利綱町長:
んとね、今双葉町長が話された通りでございますして、
初めて規模感(金)について、えー、言及されました。
えー、まだ発表になったばっかりですし、
内容を精査しながらですね、これからしっかりと取り組んでいきたいとそんなふうに考えています。
中間貯蔵施設 地域振興策として「30年間で3,010億円を交付」
(福島14/08/08)
FNNLocal 2014/08/08 に公開

中間貯蔵施設をめぐり行われた、石原環境相と佐藤雄平知事、大熊・双葉両町長の会談は、
8日午後5時から、福島・郡山市のホテルハマツで、30分間にわたって行われた。
報道陣には、冒頭の10分間が公開されたが、その場で政府から示されたのが、地域振興策。
マスコミ向けに配られた資料には、これまで福島県などが求めてきた地域振興策について、
これまで福島県が求めてきた地域振興策。

30年間で3,010億円を交付すると明記されている。
午後5時、注目の協議が始まった。
石原環境相は
「課題として残っておりました、中間貯蔵施設に関わる交付金等の財政措置について、
政府として、対応を正式に申し上げます」と述べた。
石原環境相は、福島県が地域振興策として求めていた交付金について、
「30年間で総額3,010億円を交付する」と、初めて具体的な金額を提示した。

その内訳は、
中間貯蔵施設の影響を緩和するため、幅広い事業を行うための交付金が1,500億円。
福島県全域の復興を進めるための事業に活用する交付金が1,000億円。
それに、
従来からある電源立地地域対策交付金を、30年間で510億円増額し、交付するとしている。
8日の協議(金額の提示)で、福島県側が求めていた回答は、出そろったことになる。
東京電力福島第一原発が爆発したために、数百年かそれ以上、
本来ならは、人は住んではいけないし、作物は作れない位に放射性物質で汚染されている
双葉町や大熊町が大金を持つことにどういう意味があるのか、そしてどうするつもりなのかわかりませんが・・・
(そのお金で住民を避難させることは絶対にないよね)
あの歓迎ぶりを見ていると、結局「最後は金目」ということがはっきりとわかりました。
内訳の理由も意味不明だし、
交付金をどこがどんなふうに使うのかなんてすでに想像できそうな気がしますが、
住民が返ってこられない町でもお金がそんなに欲しいなら、大熊町と双葉町にもっともっとあげていいから、
栃木県や茨城県、千葉県、群馬県、東京都などの他県の汚染物質も、
もともとは福島県の東京電力ににあったものなので、
当然のことですが、全て東京電力福島第一原発の立地自治体に持って帰って欲しいと切に願います。
この件に関しても、2012年9月に石原伸晃が言った
東京電力福島第1原発事故で汚染された土壌の保管先に関して
「運ぶところは福島原発第1サティアンしかない」
「サティアン」という単語がオウムを思わせるから、いけなかったのかもしれないけれど、
話の内容としてはごく当り前で正しい意見だと思います。
(石原伸晃って、けっこう真実語ってるかも)
どう考えたって、福島から飛んできた放射性物質を
「つかまえたその自治体で保管する」っておかしいでしょ(╬◣д◢)!
「放射性物質は、もともとあった地域で保管して下さい」ということです。
「原発を誘致して潤っていた自治体が責任を持ってください」という事です。
その位の覚悟がなければ立地自治体として原発を稼働することに承認してはいけないんだと私は思います。
(川内原発も再稼働するなら立地自治体はここの覚悟を持つべきです)
双葉町と大熊町には30年間で一兆円だって払ってあげられそう。
他の都道府県に中間貯蔵施設つくるために
「最後は金目」としたら、トータルでその位の額は石原(政府)は考えてますよね。
お金はいくらだってあげるから、
8000ベクレル以上の汚染物は福島第一原発の立地自治体で引き取るべきだと思います。
私はお金よりも放射性物質に汚染されていない大地と水と海と空気が欲しい!!
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この交付金と汚染持ち込み先の話、巧く東電の加害責任とその補償責任を隠した形になります。なぜ当事者として東電が表に出ず国が全てを請け負ったのか?
その高額な交付金をなぜ東電に請求しないで済ませるのか?石原さん、東電を守りましたね。
⇒どう考えたって、福島から飛んできた放射性物質を
「つかまえたその自治体で保管する」っておかしいでしょ
東電は発電所外に拡散した放射性物質を「無主物」=特定な所有権も管理責任も無い物・・という判断を下した事はご存じですか。とりあえず原発の管理者は「福島から飛んできた」というより原発施設から漏らしてしまった物は「広がり落ちた自治体で判断すべき」としています。政府もそれについては認めているのか何も指導していません。
⇒「放射性物質は、もともとあった地域で保管して下さい」ということです。
⇒「原発を誘致して潤っていた自治体が責任を持ってください」
確かに合理的にも見えますが、縄張り外の地域に作らせた原発の事故悪影響を当事者の電力会社とその利用者=受益者が責任を取らずに済むという仕組みを認めてしまえば「原発はヨソに作ればよく、面倒事もヨソに回せる」という図式になってしまいます。
お目汚しをし失礼いたしました。
交付金とか言ったって、要は金で始末をつけたのです。
石原さん謝らなくてもよかったんじゃない。
全国の人は見てましたよ、やっぱりなって。
外に作るからややこしい話になる。今更だけどな。
原発を腹に抱えた自治体だって、まさか爆発するとは思うまい。
思ってたら建てさせないし、そんな危なそうな話は聞いてなかったはず。
「絶対安全」「事故なんて滅多にない」「事故があっても安全に停止できる」
的な話を聞いて、建てさせた。
で、事故が起きたら、建てさせた自治体が処理費用を負担しなきゃ
ダメだろうって考え方に至るのが狂ってる。
事故が起きたら原発から受益してた人達が、被曝地域に対して
賠償しなきゃダメだろ。原発を推進してきた国・東電・・福島原発から電力の供給を受けていた首都圏の企業や市民、自治体。
国と東電は金だすつもりみたいだけど、首都圏の自治体は関係無い顔して
何もしないだろうね。
だって電力受け取ってただけで、何も悪いことしてないもんね。
被害受けたから、お金くださいっていう人の方が金に汚くて、ずっと悪い人達なんだもんね。そんな人達にお金出す訳無いよね。