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11.26
Wed
福島第1原発 地下トンネルを特殊なセメントでふさぐ作業開始
(14/11/25)

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福島第1原発の地下トンネルに高濃度の汚染水がたまり続けている問題で、
25日から、­特殊なセメントでトンネル全体をふさぐ作業が始まった。

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作業が始まったのは、2号機の建屋につながる「トレンチ」と呼ばれる地下トンネル。
地下トンネルには、建屋や地下から流れ込んだ高濃度の汚染水、およそ5,000トンが­たまっている。

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東京電力では、これまで建屋との接続部を凍らせたり、隙間を埋めたりする作業を進めて­きたが、
完全な止水には至らなかった。

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このため、25日から特殊なセメントを流し込んで、トンネル全体をふさぐ、新たな止水­の作業が始まった。
東京電力では、2015年の3月までには、作業を終えたいとしている。

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「氷の壁」温度10度上昇 福島第1原発 
コンクリでの埋設も現実味

産経ニュース 2014.11.1 05:07

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東京電力福島第1原発の海側のトレンチ(地下道)に流れ込む汚染水を遮断するための「氷の壁」が半年たっても凍らない問題で、東電は31日、未凍結部分に止水材投入後も、一部で温度が約10度上昇していたことを明らかにした。全体的に温度は低下傾向にあるとしているが、11月中旬までに止水材投入に効果がないと判断すれば、トレンチをコンクリートで埋め、氷の壁を断念するという。

この日の原子力規制委員会による検討会で、東電側が報告した。東電は4月末、凍結管を通して周囲の水を凍らせる氷の壁を導入したものの、氷やドライアイスを投入しても約1割が凍らないため、10月初旬から止水材を入れて未凍結部分を間詰めする工事を実施してきた。

間詰め後に温度は一時、マイナス15度近くまで下がったが、10月30日に計測したところ、再び10度近く上昇していたことが判明。東電は「水位が高い所で温度が上昇しており、熱量の流動のデータを見て吟味している」と話し、原因を究明中だという。

間詰め工事は10日まで行われる。当初は、凍結止水した上で、汚染水を移送し、トレンチに閉塞(へいそく)材を充填(じゅうてん)する方針だった。氷の壁で止水効果が確認できない場合、トレンチ内の水を抜き取るのではなく、汚染水ごと水中不分離性のセメント系材料で埋める方策に移行することがこの日の検討会で確認された。

トレンチには高濃度の汚染水が約1万トン以上滞留しており、津波などによる海への漏洩(ろうえい)が危険視されている。

この日の検討会でコンクリ埋設の案について、会津大の角山茂章・教育研究特別顧問が「リスクの高い汚染されたコンクリートが増えるだけだ。かなりの量になると推定できる」と懸念を示した。




福島第1原発 トレンチの止水効果、不完全な可能性高まる
(福島14/11/18)
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福島第1原発の地下トンネルから高濃度の汚染水を抜き取るため、東京電力が進めている­汚染水の流れを止める作業は、不完全である可能性が高いことがわかった。

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2号機の地下にある「トレンチ」と呼ばれるトンネルには、およそ5,000トンの汚染­水がたまっている。
このトンネルから汚染水を抜き取るため、東京電力は当初、建屋とつながる部分を、氷や­ドライアイスで凍らせる方法を試みたものの、うまくいかず、セメントなどで固める方法­に切り替えた。

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東京電力は、効果を測るため、17日、200トンの汚染水を抜き取ったが、水位は想定­した80cmに対して、20cmほどしか下がらなかった。

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東京電力は、測定の結果をくわしく分析し、新たな方法を検討する方針。





2014年9月
<凍らない氷の壁>
更田委員「凍らないなら汚染水をコンクリートなどでそのまま固めるほうがいい」


<凍らないけど>「われわれは全く諦めて­おりません」8/20東京電力広瀬社長

<凍土壁ありき!?>
そもそも「流れる水は凍らせる事はできない」というのは学会の常識だ8/19報道ステーション文字起こし


<凍らない凍土壁>
東電「 数字と考察はセットです!」8/14東京電力記者会見・木野さん質問部分文字起こし


<凍土壁>氷を入れてもドライアイスを入れても「凍らない!」
2014年8月7日と8月11日の東京電力記者会見の文字起こし

<東京電力福島第一原発>凍らない凍土壁→1日15トンの氷を投入

1.凍らない凍土遮水壁<福一>大竹まこと ゴールデンラジオ7/9(文字起こし)
&第24回特定原子力施設監視・評価検討会(一部文字起こし)


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