県警捜査2課の40代警部補、南相馬市の山中で自殺
(福島14/11/13)
FNNLocal
県警察本部捜査2課の捜査員が、南相馬市内の山中で自殺していたことがわかった。
捜査2課での自殺者は、これで3人目。
自殺したのは、捜査2課の40代の男性警部補で、
12日夕方、南相馬市内のダム近くの山中で、首をつって死亡しているのが見つかった。
警部補の車には遺書が残されていて、家族に宛てて、
「泥棒はしていません、これだけは信じてください」などと、つづられていたという。
捜査2課では、2013年から今月にかけて、机に保管していた捜査費が、相次いで盗まれる事件があり、
警察が捜査を進めていた。
捜査2課では、2014年4月に、上司のパワーハラスメントなどが原因で、
捜査幹部2人が相次いで自殺していて、自殺者はこれで3人目。
県警察本部捜査2課で3人目の自殺者 社会部デスクの解説です。
(福島14/11/13)
FNNLocal
福島県警察本部捜査2課の捜査員が12日、山中で自殺していたことがわかりました。
捜査2課での自殺者は、これで3人目となります。
2014年4月、幹部2人が、当時の課長からのパワーハラスメントなどが原因で自殺しました。
そして、10月には、捜査費5万円が盗まれました。
複数の捜査員が、2013年から同様の被害に遭っている中、
この捜査が行われている中、3人目の自殺者が出ました。
今の情報を踏まえた上で社会部デスクの岡田 健太郎氏の解説です。
Q:本当に穏やかでないこの状況、捜査2課の内部で何が起きているんでしょうか?
岡田:
自殺した警部補は、主に選挙違反などの捜査を担当する捜査員でした。
勤務態度もまじめで、最近、特に変わった様子はなかったといいます。
Q:
変わったところがなかったとうことですが、捜査2課ではただ、
捜査費が相次いで盗まれる事件が発覚しましたが、これとは関連というのはあったんでしょうか?
岡田:
警察は、内部犯行の可能性も含めて、捜査を進めているんですけれども、
今のところ、容疑者は特定されていないとしています。
一方で、遺書には、「泥棒はやっていない」と関連を強く否定する言葉が残されていて、
疑惑の目が自分に向けられていると、悩んでいたことがうかがえます。
Q:
「泥棒はやっていない」という遺書の内容からは署内が今どんな状況なのか不安が広がるんですが、
捜査2課では、今年(2014年)に入って3人目の自殺者ということになりますが、
今後捜査への影響というのはあるんでしょうか?
岡田:
同じ捜査部門で自殺者がこれだけ続くというのは、異常事態と言わざるを得ません。
捜査2課は、詐欺など知能犯罪を担当する捜査部門の要です。
なりすまし詐欺などの被害が過去最悪のペースで急増する中、
捜査部門のこうした混乱は、今後の捜査態勢や捜査員の士気に影響を与えかねません。
それだけに、警部補の自殺の動機とともに、組織そのものの立て直しが急がれます。
はい、ここまで岡田デスクに聞きました。
捜査費が盗まれた事件と今回の警部補の自殺は関連はあったんでしょうか?
一刻も早く、組織内で起きている問題を解決してほしいと思います。
2014年5月
福島県警の幹部2人 相次ぎ自殺「仕事に疲れた」「部下を守れなかった」
- 関連記事
-
- なのに…。夫婦漫才「おしどりケン・マコ」のスケジュール帳には空白が目立つ。1/3東京新聞朝刊1面
- 日本全国の山が動いている
- 12月6日開通 常磐自動車道の浪江 - 南相馬の18.4km
- 白いマグロ
- 除染作業健康診断書偽造ーひらた中央病院ー
- 川内原発再稼働へ 浪江町長「周辺自治体の意見も」
- 飯舘村比曽地区の住民、帰還困難区域と同様の賠償求め申し立て(福島14/11/07)
- 福島県警捜査2課 今年3人目の自殺者
- <東北電力>点検さえまともにできない「女川原発2号機 記録管理15件の不備発覚」
- <福島第一原発>ワイヤー下敷き労災事故で、工事の元請け会社と元現場責任者男性が略式起訴
- <福島第一>地下水バイパス揚水井 No.11に藻のような生物が大量発生!汲み上げ停止中
- <脅し?>大越「再生可能エネルギーの普及には私たち消費者も一定の覚悟が必要」10/8NHKニュースウオッチ9(内容書き出し)
- <再生可能エネルギー買い取り中断>「火力を下げて、送電の容量を調整すればいいだけの話じゃないの?」10/3大竹まことゴールデンラジオ(文字起こし)
- 年収200万円以下が全体の4分の1もいる今の日本って・・・
- 東海再処理施設 廃止の方針