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05.29
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石川のニュース 【5月27日03時02分更新】北國新聞社 富山新聞社

放射性物質吸い取る細菌 タンザニアで発見


田崎和江金大名誉教授は26日までに、
タンザニアの首都ドドマ近郊で、ウランなどの放射性物質の濃度が高い土壌中に、
同物質を吸着する細菌が生息していることを発見した

福島第1原発事故後、放射性物質で汚染された土壌の処理が大きな課題となる中、
「微生物が放射性物質を固定して拡散を防ぐ『ミクロ石棺』として役立つ可能性がある」としており、
今月中に福島県で土壌調査を実施する。

2009(平成21)年3月に金大を退官した田崎名誉教授は、
昨年11月にタンザニア・ドドマ大に赴任し、今年4月まで地質学担当として教べんを執った。

講義の傍ら、世界的なウランの大鉱床があるドドマ近郊約50キロの町バヒで、
これまでまとまった研究がなされてこなかった土壌中の放射性物質濃度などの調査に乗り出した。

手始めにタンザニア全土の約100地点で計測し、
バヒと周辺で放射性物質濃度が顕著に高いことを確かめた田崎名誉教授は、バヒの水田土壌を採取して調査した。

電子顕微鏡による観察では、
体長数百マイクロメートル(マイクロメートルはミリの1千分の1)の細長い糸状菌の生息が確認された。
菌体の周りには粘土鉱物の塊が多く付着しており、
この粘土は周りの土壌に比べて極めて高濃度のウランやトリウムなどの放射性物質を含んでいた

福島第1原発事故の後、現地周辺では、
放射性セシウムなどが高濃度で検出された土壌の除去、保管の方法について議論されている。
田崎名誉教授は、土壌中の微生物の生息状況を調べるため、今月中に福島県飯舘村などへ入って調査を始める。

田崎名誉教授は1997(平成9)年のナホトカ号重油流出事故後、
石川県沖における調査で石油分解菌の海水浄化作用を確認
した。

08年には北國新聞社の舳倉島・七ツ島自然環境調査団副団長として、
輪島市沖の七ツ島・大島で、大気汚染物質を取り込む微生物被膜を発見している。

福島での調査に向け、田崎名誉教授は
「自然の中にはもともと大きな環境修復能力が備わっている。
微生物の力を生かした汚染土壌処理の可能性を探りたい」と意気込んでいる。

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これは信頼性のあるニュースでしょうか?
色々な微生物を発見していらっしゃる先生のようです
けれど、「自然の中にはもともと大きな環境修復能力が備わっている」という言葉には
なぜか、その通りだと思える自分がいます。

参考までにこのニュースを載せました。

これが実用化されたらと、希望が湧きます。
続きを読むに田崎和江金大名誉教授の「研究者情報」転記します。


研究者情報より

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田崎 和江
タザキ カズエ

理工研究域 自然システム学系
理工学域 自然システム学類

教授
理学博士
1944年03月生まれ
電話 076-264-6512
FAX 076-264-6545
kazuet@kenroku.kanazawa-u.ac.jp

■学歴
[出身大学]
・1968 東京学芸大学教育学部理科

[取得学位]
・理学博士

■職歴
・ 1980-1982 カナダ地質調査所堆積学石油地質学研究所 カナダ政府客員研究員
・ 1982-1984 マッギル大学(カナダ) 研究員
・ 1984-1985 ウエスタン・オンタリオ大学 (カナダ) リサーチアソシエイト

■専門分野
地球環境科学 / 粘土鉱物学 / 電子顕微鏡学
■研究課題
・重金属(Au,Cu,Hg,Sruなど)を高濃度に含んだ温泉バイオマットの海外学術調査
・バクテリアによる生体鉱物化作用
・微生物による汚染環境の浄化作用

■研究可能テーマ
・温泉バイオマットの生成
・汚染環境の浄化作用
・ダム堆積物が下流に与える影響
■研究業績
[著書・論文]
・ Microbial formation of halloysite Clays and Clay Minerals 53巻223-232頁 2005 学術雑誌(2)
・ 井戸揚水管外壁に形成されたZn-SバイオマットとFeバイオマット [共著(2)] 粘土科学 44巻4号176-190頁 2005/06 学術雑誌(2)
・ Transport of carbon-bearing dusts from Iraq to Japan during Iraq`s war [共著(2)] Atmospheric Environments 38巻2091-2109頁 2004 学術雑誌(2)
・ 迅速・簡便な染色方法に用いた湖底土の特徴 粘土科学 44巻2号68-80頁 2004 学術雑誌(2)
・ Microbial controls on As-mineralogy in pH 7~8 natural solutions [共著(2)] Laguna 11巻1-15頁 2004/01 学術雑誌(2)

■教育担当科目等
[学部講義]
・ゆったり湯学 (2004)
・地球学概論 (2004)
・地球環境学特論 (2005)

[大学院講義]
・地球環境物質学 (2004)

■所属学協会
・地質科学国際研究計画 世界科学審査員 2003
・国際粘土学会AIPEI 評議員 2001
・日本地質学会 評議員,各党選考委員長 1993

■学会開催等
・金沢大学21世紀COE 第1回国際シンポジウム
・第13回国際粘土会議ワークショップ
・第13回国際粘土会議
■講演可能テーマ
・ 温泉バイオマットの科学

・ 温泉学「ゆったり湯学」

■受賞歴
・ Internal Clay Conference, France, The best three Woman Clay Mineraloginst Aword (1989/09)
・ 日本鉱物学会 応用鉱物学賞 (1996/06)
・ 日本地質学会研究奨励賞 (1974/04)

■研究分野
・ 地球環境学
・ 粘土鉱物学
・ 電子顕微鏡学

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