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報道機関にご馳走し、報道機関に圧力をかけ続ける安倍自民党。

サイテーです!

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※画像 【衝撃スクープ】安倍政権が在京キー局に報道圧力 メディアは一切報じず
2014年11月26日(水)【ノーボーダー編集部】より※


選挙報道の公平についての自民党の要望書

2014年11月28日 大竹まことのゴールデンラジオ 室井佑月

太田:
これは各紙載っているんですが、毎日新聞の記事を紹介します。
自由民主党がNHKと在京の民放キー局に対して
選挙報道の公平中立などを求めている要望書を渡していたことが、昨日わったという記事なんですね。
街頭インタビューの集め方などで、番組の構成について細かに要請するのは異例ということなんですが、
実はこの要望書、解散の前の日の20日付けで、もうテレビ局に送られていました。

萩生田光一自民党筆頭副幹事長、福井照報道局長の二人の衆議院議員の連盟で送られてきていたんですね。
街頭インタビューをめぐっては、今月18日に、たとえばTBSの報道番組に出演した安倍総理が、
アベノミクスの市民のちょっと政府の姿勢を批判するような意見が流れた映像を見た後、
「これ、全然声が反映されていませんけど」と、不快感を示していたケースもあったりしております。

それから要望書では、
過去にはあるテレビ局が政権交代の実現を画策して偏向報道を行って
大きな社会問題になった事例も現実にあった、とも記していまして、
1993年の総選挙報道が国会の証人喚問に発展した、テレビ朝日の椿問題と言われる事例を挙げて各局の放送姿勢を牽制しているということなんですが、
実際に4つの項目をご紹介したいと思います。

1.出演者の発言回数や時間を公平にする
2.ゲスト出演者の選定についても中立公平を期すこと
3.テーマについても特定の出演者への意見が集中しないよう公正を期すこと
4.街角インタビューなどの映像で偏った意見にならないよう公正を期すこと

こういった4項目。
まぁ、こういう項目は公示前は非常に珍しいと。
ま、各政党送ってくることはあるらしいんですけど、公示前は珍しいと。

ある民放幹部は「ここまで細かい指示を受けた記憶はちょっとない」と言っていて、
また別の民放幹部は「確かに萎縮効果、やや身が縮まるような効果はある」というふうに語っていると、毎日新聞は報じています。


大竹:あれだね、これ「メディアが一切報じず」というYahooニュースの見出しが付いていたけれども、

太田:そうですね、20日付けで送られてきたにもかかわらず、
すぐには報道せずに、サイトとかでジャーナリストが報じたことを受けて、昨日新聞の取材に答えて明らかにしたと。

室井:
これは噂でちょっと、
街頭インタビューとかも、白と黒と意見があるとしたら、半々ずつとか
そういうのを厳しくなるっていうふうに言われているっていうのを、ちょろっと聞いていたんだけど、
でもなんか、私一個「あ、よかったな」と思うのは、これが着たっていうことがきちんと報道されて、
少し遅れてたけどさ、でも報道されるというのはまだ、ちょっと安心した。

大竹:なるほど。

室井:
だって一番怖いのが、こういうことがあってもだよ、
全然一切それがなかった、怖いからさ、もう脅されてだよ、
「無かったことになる」っていうのが一番こわくない?

大竹:
あの、でも公平にしたいといろいろ思うけどさ、
例えば新聞だったらさ、右に寄ったり左に寄ったり中立だったり、と、いろいろあるわけじゃない。
公平の意味が俺ちょっとだけわからなくなってきちゃっていて、

室井:わかる。
だって新聞って、記者クラブの人たちが結構仕切っているから、
だから結局政府のリーク記事が多いわけだよね。
毎日ね、一般の時ね。
そうすると、反対意見があったりする、何かしてっていうのは交互にして、
政府の一面のリーク記事っていうのは広報みたいなもんじゃない。
新しいことやるって言ったら。
その次に反論一枚でも私は公平だと思うんだけどね。


大竹:そうだよね。

室井:
だってやっぱり与党が強いんだからさ。
だって新しいことを決めたりするのはそうなんだもん。

大竹:
番組で例えば町の街頭インタビューの声があったとするじゃない。
これはあくまでたとえばだよ。
例えば原発の問題で、反対が7推進が3だったとするじゃん。
これを公平にメディアが放送しようとすると、どうなるわけ?



室井:それはすごい多分問題があるんだよ。

大竹:反対の声も、賛成の声ものせるっていうのが公平なの?

室井:
じゃあ、例えばだけど、解散総選挙をするっていうふうに言ってから、
安倍総理がいろんな番組に出てたけど、
これまで安倍さんの会見っていうのは必ずテレビでやってたんだから、
もうそうなったら野党の人たちもいっぱいやるべきだと思わない?

大竹:ま、それはそうだよね。だからね、あとこう、

室井:むずかしいよ、公平って。

大竹:公平は難しいよね。

室井:あ、きたの?この番組には

大竹:きたの?

太田:いや、この番組というか文化放送にはきていないと思いますね。

室井:
なんかさ、きたらきたでちょっと腹立つけどさ、こなきゃこないで腹立つね。
どういうこと?
大竹さん、どういうことなの?こないって。

大竹:こないって、こないってどういうことなの?

室井:
ね、それはそれで。
きたらきたで凄くビクビクするだろうけど、

大竹:
まあね、
ま、それプラスαだけど、ゲスト出演者の選定についても中立公平。
どうするんだろうね。
やっぱし、なんかこう、政権に対していろんなことを、ね。

室井:
だから結局、
「政権が正しいと言うことの反対のことは、あんまり載せるな」っていうことに聞こえるけど。
ちがうのかな?

大竹:うーん。
それだったら、メディアの役目は果たせなくなっちゃうよね。

室井:そうなんだよ、権力の監視ってね。

大竹:
いろんな声が、いろんな小さな声があるのを届けるのが仕事なんじゃないの?
しらないけど。
さ、今日も始めましょ。




<衆院選>自民 テレビ局の選挙報道で細かく公平性要請
毎日新聞 11月27日(木)20時25分配信

萩生田光一
萩生田光一・自民党筆頭副幹事長
 
自民党がNHKと在京民放テレビ局に対し、選挙報道の公平中立などを求める要望書を渡していたことが27日分かった。街頭インタビューの集め方など、番組の構成について細かに注意を求める内容は異例。編集権への介入に当たると懸念の声もあがっている。

要望書は、解散前日の20日付。萩生田光一・自民党筆頭副幹事長、福井照・報道局長の両衆院議員の連名。それによると、出演者の発言回数や時間▽ゲスト出演者の選定▽テーマ選び▽街頭インタビューや資料映像の使い方--の4項目について「公平中立、公正」を要望する内容になっている。街頭インタビューをめぐっては今月18日、TBSの報道番組に出演した安倍晋三首相が、アベノミクスへの市民の厳しい意見が相次いだ映像が流れた後、「これ全然、声が反映されてません。おかしいじゃありませんか」と不快感を示していた。

また要望書では、「過去にはあるテレビ局が政権交代実現を画策して偏向報道を行い、大きな社会問題になった事例も現実にあった」とも記し、1993年の総選挙報道が国会の証人喚問に発展したテレビ朝日の「椿問題」とみられる事例をあげ、各局の報道姿勢をけん制している。

この日の定例記者会見で、テレビ東京の高橋雄一社長は「これをもらったから改めて何かに気をつけろというものとは受け止めていない」と述べた。NHK以外の各民放は文書が届いたことを認め、公平中立な報道を心がけるとしている。

こうした要望は、選挙のたびに各政党が行っているが、公示前は珍しい。ある民放幹部は「ここまで細かい指示を受けた記憶はない」と話し、また別の民放幹部は「朝日新聞バッシングなどメディア批判が高まる中、萎縮効果はある」と語った。

毎日新聞の取材に対し自民党は「報道の自由を尊重するという点は何ら変わりない。当然ながら公正な報道を行っていただけるものと理解している」と文書でコメントした。【望月麻紀、須藤唯哉、青島顕】

◇服部孝章・立教大教授(メディア法)の話

放送法の文言をひいて「公平中立」を求めているが、実態はテレビ局への恫愒(どうかつ)だ。しかも、以前のテレビ局の報道を「偏向報道」と批判している。アベノミクスに批判的な識者を出演させないよう予防線を張っているともとれ、焦りも感じる。政権担当者は批判されるのが当たり前なのに、自分たちの都合のよい報道を求めるのは危険な行為だ。



2014年11月18日 TBS報道番組

大阪駅前
Q:景気回復の実感

1

女性1:全然アベノミクスなんか感じてない。

女性2:分からへんね。多分大企業しかわからへんのちゃうかな。

2

安倍晋三総理大臣:
これはですね、街の声ですから、皆さん選んでおられると思いますよ、もしかしたらね。
だって、国民総所得というのがありますね。

3

エーー、我々が政権を取る前は40兆円に減少しているんですよ。
我々が政権を取ってからプラスになっています。

4

マクロでは明らかにプラスになっています。
ミクロで見ていけばですね、いろんな、いろんな、いろんな方々がおられますが、

5

中小企業の方々でですね、小規模事業者の方々で、
名前を出して、テレビで「儲かっています」っていうことを答えるのはですね、相当勇気がいるんですよ。

6
(人差し指の指差し)

指差し
それは納入先にですね、間違いなく、これはどこにって常識ですが、納入先にですね、
「それだったらもっと安くさせてもらいますよ」と言われるのは当たり前ですから、

7
え、しかし、事実6割の企業が賃上げしているんですから。
これ(インタビュー)は全然声が反映されていませんが、これおかしいじゃないですか!



ーーー

<ひとりごと>
※私も、この4月から時給が10円UPしました。
けれどその後、勤務時間の短縮をしつこく言われ、実際大幅に1日の勤務時間をカットされ、
結果、受け取る給料は減額になっています。
時給が上がったとしても、実際はこんなもんです。

私はインタビューに答えていた大阪女子の発言が今の大多数の声だと思うんだけど。



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comment 2
コメント
 「儲かってます」って皆が言えるようにするのがアンタの仕事だよ。
安倍さん!
 大企業が「じゃあ安くして」って言う様な世の中じゃしょうがないでしょ!
 それじゃあ大企業だけが、儲かるってことだろうがぁ~
公平公正って言うならば、世の中の声の比率差を忠実に表現することじゃないのかい?
全てを1:1で表現したら公平公正じゃあないと思うけどなぁ。
違うかい?安倍さん?
hotaka43 | 2014.11.30 23:13 | 編集
所得の上がったひと、それは輸出大企業とFXなどの為替取り引きをやっている人達。
知り合いがFXでなにもしなくても毎日金が入ってくると言ってました。その人は一般人なので儲けていると言っても元手は10万単位くらいで運用してますから一年だと数百万(それでも凄い)ですが、
アベノミクスの目的を初めから知る人、元手がたっぷりある人は一体どのくらい濡れ手で粟なのでしょうか…

報道はされてませんが儲けているひとはかなりの額を儲けていると思います。安倍氏が儲けているひとはそうとは言わない、と言っているのは実は本当のこと。元手がある人は儲けて、しかもそれを人には言いません(苦笑)
つまり自分たちがコッソリ大儲けしていることを安倍氏はうっかりバラしているのです。

日本人全体から見たら数%の人が非常に、非常に儲けて平均を押し上げたのが実態ではないか。

ふざけた話です
| 2014.12.01 08:59 | 編集
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