<レーザー核融合発電>2月から稼動を開始〜浜松ホトニクス株式会社〜浜名湖のうなぎの危機!

[概要]
トヨタ自動車が大株主の浜松ホトニクスという一般企業が、
浜名湖のほとりにある研究所でレーザー核融合の研究施設を国から多額の補助金をらって建設。
2015年、今年の2月から稼働を開始するという大変重要な問題です。
一般企業なので、岐阜のD-D核融合研究開発所で平成25年に行われたようなパブリックコメントとか、リスクに関する説明などは一切ありません。
なので情報が非常に少ないのです。
近所に住む人々はこのことを知っているのでしょうか?






浜松ホトニクス、レーザー核融合発電研究のための新レーザー照射棟を竣工
---反応可能性が50倍以上に

日経テクノロジー 2014/11/07 19:57

浜松ホトニクスは2014年11月7日、レーザー核融合発電の基礎研究を行うために、同社の産業開発研究所(浜松市)に建設していたレーザー照射棟が完成したとして竣工式を催した。新しいレーザー照射棟は、現在開発中の大出力レーザーを設置する第1研究棟に隣接している。従来よりも出力の大きなレーザーを用いるのに加え、光学系を改良するなどエネルギー損失を低減する工夫を施した結果、核融合反応の起こる可能性を50倍以上に高めたという。2015年2月に稼働する予定。
佐藤 雅哉=日経ものづくり





世界最強100ジュール級の応用研究に向け、レーザー照射棟が完成
2014/11/06 浜松ホトニクス株式会社
浜松ホトニクスは、レーザー核融合発電を目指す大出カレーザー開発部の拠点である産業開発研究所(浜松市西区)に、世界最強の100ジュール級超高出力半導体レーザー励起高繰り返し全固体大出カレーザーの応用研究に向けて、第1研究棟西側新造成地にレーザー照射棟を建設していましたが、この度完成し、来年2月から稼動を開始します。
ホームページ
来年2月とは、来月のことです。(2015年2月)

レーザ核融合(大出力レーザ応用技術)
1
2
リスクは全く書かずに、いいことばかり書いています。
「太陽の恵みを人間の手で」
太陽を作るという試み、恐ろしいです。

大株主はトヨタ自動車です。
3


浜松市西区ってどこ?
浜松ホトニクス小

浜名湖に面しています。
浜岡原発もすごく近い。(ちょっと上には岐阜の核融合研究所があります・下記地図参照)

浜松ホトニクス 産業開発研究所


もっと大きくしてみると、
大

画像で見てみると、
浜松ホトニクス

浜名湖の水はトリチウムで汚染されることでしょう。
そして、浜名湖のうなぎは確実に汚染されてしまう><。

と…いうか…うなぎだけの問題だろうか


東海地域からの「国家戦略特区」への提案
(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・名古屋市・静岡市・浜松市)      
【連絡先】 愛知県知事政策局企画課 主幹(企画) 水野達也

※一部抜粋

4)光のグローバル拠点の形成
プロジェクトの内容
光には無限の可能性がありながら、我々はまだ、そのほんの一部しか利用できていない。また、光はあらゆる産業の基盤技術になりうるもので、様々な産業分野の革新的高度化に寄与する。光のグローバル拠点では、世界トップレベルの光の研究者や技術者が集い、光の本質を解明し、光を自在に操るべく基礎・応用研究を行うとともに、人類が望む、人類の生命や文化、産業や環境、社会システムやインフラに必要不可欠な光製品/光技術を次々に開発する。また、光技術を活用したベンチャー・中小企業等が活発に活動し、産学官金が強固に連携して、光のおもしろさ、光の無限の可能性を若い世代に向けて発信し、世界をリードする教育を行う。

想定される実施主体
浜松・東三河地域イノベーション推進協議会への参画機関(産学官金16機関)
静岡県、愛知県、浜松市、豊橋市、静岡大学、豊橋技術科学大学、浜松医科大学、光産業創成大学院大学(※浜松ホトニクスの敷地内にある大学)、浜松商工会議所、豊橋商工会議所、(公財)浜松地域イノベーション推進機構、㈱サイエンス・クリエイト、静岡銀行、浜松信用金庫、遠州信用金庫、豊橋信用金庫)


具体的提案
●地域イノベーション戦略推進地域「浜松・東三河ライフフォトニクスイノベーション」は国際競争力強化地域に指定されており、浜松・東三河地域で行われる様々な技術開発や革新製品を生み出す光関連企業の法人税実効税率を最大で20%台(少なくとも25%まで)へ引き下げ
●「浜松・新ものづくり特区」を含む「浜松・東三河ライフフォトニクスイノベーション」のエリア内における新規設備投資に対する投資税額控除
世界中でだれもが真似のできない未知未踏の技術・製品の技術開発及び標準化活動等への中・長期にわたる積極かつ継続的な支援
●革新技術の実用化・製品化や国際標準化に向けたグローバルな知的財産の出願及び保護方策のさらなる充実
●ベンチャー企業や大学等の革新技術・製品のグローバル展開におけるマーケティング支援及び信用保証制度やエンジェル税制のさらなる充実
●産業技術総合研究所等の国の研究機関の設置


エネルギー

キ モノづくりを支える新たなエネルギーシステムの研究開発に対する重点的な支援
概要
次世代産業を含むモノづくりには、莫大なエネルギーが必要であるが、東日本大震災をきっかけに日本のエネルギー供給は不安定となり、新たなエネルギーシステムの開発が急がれている。
 
現在、研究されているエネルギーのどれもが小電力であり、産業に使用するためにはそこで作られた電力をまとめるような新たなシステムづくりが必要である。
 
また、最先端の技術では、発電所並みの出力が得られて、かつクリーンなエネルギーを作り出すレーザー核融合によるエネルギー供給システムが研究されており、実用化が熱望されているところである。
 
日本の産業の国際競争力の強化や、国内産業の育成のためにも、世界に誇る浜松ホトニクスのレーザー技術等を活用し、こうした新たなエネルギーシステムの開発を加速化させ、災害等に左右されない安定的な電力供給が早期に可能となるよう、新エネルギーシステムの研究開発に対し、集中的な支援を行う。

具体的提案
●国家レベルでの電力問題を解決するレーザー核融合の研究開発と実用化に対し、国の総力を結集して支援する。
 ・必要となる研究開発費の確保と優先的配分
 ・研究開発のために必要となる施設や設備に対する資金的支援の充実
●複数の発電システムをつなぐスマートグリッドの研究開発に対する支援といった、国や国の研究機関などの積極的な関与と、その成果の実用化、普及に対する支援の充実

想定される実施主体
レーザー核融合:浜松ホトニクス株式会社、学校法人光産業創成大学院大学
スマートグリッド:電力、ガス、上下水道、電気通信事業者、道路管理者、高速道路会社など、網としての社会資本を所有する者




原子力規制委員会
放射線障害防止法の対象事業所一覧(平成24年4月1日現在)
この表に出ている浜松ホトニクス

浜松ホトニクス株式会社 PETセンター
434-8601 静岡県浜松市浜北区平口5000

浜松ホトニクス株式会社 豊岡製作所
438-0193 静岡県磐田市下神増314番の5

浜松ホトニクス株式会社 産業開発研究所
431-1202 静岡県浜松市西区呉松町1820番地

浜松ホトニクス株式会社 本社工場
435-8558 静岡県浜松市東区市野町1126番地の1








ーー核融合ーー
たねまきJ「トリチウム・雪・福島講演」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)2/2
<一部抜粋>

小出:
そのために核融合が出来れば「クリーン」だと言ってきたのですね。
ところがその核融合というのは、実はトリチウムを燃料にするんです。
自然界にあったものの何百倍というようなもののトリチウムを、
毎年毎年、燃料に使うという様な技術が核融合という技術でして、
なんか、皆さんは夢のエネルギー源だと思われているかもしれませんけれども、
そんな事をやったら、もう、地球が放射能まみれになってしまうと私危惧してきました。


千葉:えっ、じゃ核融合をやるためには大量のトリチウムを作らなければいけない訳ですよね。
小出:そうです。それが燃料なんです。
千葉:ええええぇぇぇ!!!
まず、そのトリチウムありきで核融合が行われるということなんですね。

小出:
まずは、てんかする前にはトリチウムを集めておかなければいけませんし、
一度核融合をてんかした後は自分でトリチウムをどんどん、どんどん生み出しながら、
それを燃料にするという、そういうシステムにしなければいけないのですが、
水素というのは閉じ込める事が大変難しいので、多分大量に漏れてくる事になりますし、
核融合という事をやれば、トリチウムが最大の放射能の被ばく源になるだろうと私は思います。

千葉:そうですよね、環境に出たら水と同じだから回収する事は全然出来ないという事なんですものね。

小出:そうです、はい。

藤田:トリチウムというのはかなりの有毒物質であるという事は間違いがないんですよね。

小出:
放射性物質というのは山ほどあるのですけれども、
放射性物質の中の毒性でいうとあまり高くはないのです。
ただし、他の放射性物質は閉じ込める技術がさまざまにあるのですけれども、
トリチウムは水素ですので、水になってしまう。
そうすると、もう、水の中からいくら放射性物質を取り除いて、綺麗にしたつもりでも、
水そのものが、要するにトリチウムで汚れているわけですから、
閉じ込めようがないのです。
ですから、六ヶ所再処理工場というのが、今、動くか動かないかの瀬戸際にあるのですけれども、
トリチウムに関する限りは、全量放出するという事になります。


千葉:うわぁ~




核融合「D-D実験」ってなぁに?岐阜で実験開始!パブリックコメント受付中

(4)トリチウムと中性子の発生量について
1 D-D実験によるトリチウムの年間最大発生量を1.5キュリー以内に抑制するとした理由について
調停委員会の場において、申請人側の
「(受忍量として)中性子及びトリチウムの発生量を計画の10分の1まで下げる。
または、現在の日本原子力研究所での発生量を超えない範囲ということを検討している」との意見を踏まえ、
研究所においてこれを基準として検討することとなり、真摯な検討の結果、以下の工夫により、
日本原子力研究所のJT60並の基準をクリアできると判断し、当初計画を譲歩して受諾しました。
即ち、10キュリーを予定していた最終年の実験を3年間に分けて行えば、
実験結果を入念に解析して解析結果を次年度の実験計画に活かせること、
また、中性重水素粒子入射加熱装置運用の短期集中化を図ること等によって、
当初計画と同等な成果が得られると判断したためです。

トリチウムの年間平均生成量について
調停案に従って、最初の6年間のトリチウムの年間最大発生量は1キュリー、
中性子は2.1×1019個以内で、
残り3年間の年間最大発生量は1.5キュリー、
中性子は3.2×1019個以内となるように実験を行う予定です。

捕集できなかったトリチウムは、水の形態で空気中に放出されるため、排水には含まれない。
捕集されなかったトリチウムは
研究所の管理値 0.0002 Bq/cm3 3ヶ月平均(法令値:0.005 Bq/cm33ヶ月平均)以下であることを確認の上、
排気塔から放出される。

岐阜の核融合研究所の位置
20130125111300cc3s_20150106161839e88.jpg





放射線医学総合研究所資料集より
トリチウムに関しての研究 昭和48年〜
トリチウムによる染色体異常~ヒト培養リンパ球での実験結果~


放射線医学総合研究所資料集より
昭和48年〜昭和52年 トリチウムの植物―動物系における動向
<トリチウムの動向ー植物>
部位によるトリチウ摂取量の違い/トリチウム水蒸気の葉からの取り込み
(放射線医学総合研究所資料集書き出し)


放射線医学総合研究所資料集より
昭和48年〜昭和52年 トリチウムの植物―動物系における動向
<トリチウムの動向ー動物系>
数時間で全身にほぼ一様に拡散分布 /脂肪組織、脳、筋肉に高いトリチウム残留
(放射線医学総合研究所資料集書き出し)



放射線医学総合研究所資料集より
昭和48年〜昭和52年 海産魚の胚発生に及ぼすトリチウム水の影響
トリチウム水の魚卵発生に及ぼす影響~
「孵化稚魚の眼径は有意に小さい」放射線医学総合研究所資料集(書き出し)



放射線医学総合研究所資料集より
昭和48年〜52年 メダカ胚核酸におけるトリチウム代謝
<両棲類と哺乳類のトリチウム取り込み比較>
「トリチウム水投与後10日目では脂肪組織に最も多く、 次いで脳、睾丸、肝の順」
放射線医学総合研究(内容書き出し)




<トリチウムによる健康被害>
西尾正道氏「原発を稼働させるだけで、事故が起こらなくても健康被害となりえる」「被ばく列島」より


<トリチウム>「決定的なのは水の惑星である星をトリチウムで汚してしまえば、 全部がその影響を受けて引きずっていくことになるだろうなということです」小出裕章氏12/13(文字起こし&音声)

トリチウム関係ブログまとめ






続きを読むに↓つづく



原発と違って核分裂反応が起きないため、臨界状態になって暴走する危険がない?



阪大・浜ホト・トヨタが挑む「夢の発電設備」 レーザー核融合
 

2011/9/6 7:00
日本経済新聞 電子版

 
 3月11日に発生した東日本大震災と原子力発電所事故は、世界のエネルギー政策に大きな影響を与えつつある。特に欧州では反原発の動きが広がり、風力や太陽光など再生可能エネルギーの需要が増える可能性が出てきた。ただ、こうした状況の中で、遠い将来をにらんだ「夢の発電設備」として「レーザー核融合」の研究も進められている。核融合と言っても、原子力ではなく、光を増幅させて強力なレーザー光線を作り、そこで生じるエネルギーを取り出す発電技術だ。核分裂反応を利用する原発よりも安全性が圧倒的に高いとされ、米国のオバマ政権も力を入れている。この分野では日本も負けていない。実は浜松ホトニクス、トヨタ自動車、大阪大学などが次世代技術の開発を急いでいる。

 まず、レーザー核融合の仕組みについて説明したい。これは、重水素などで構成する燃料に強力なレーザーを照射して一気に圧縮させ、原子核同士が融合する際に発生するエネルギーを取り出す。技術的に説明するのは難しいが、簡単に言えば、太陽のエネルギーと同じ仕組みだ。それゆえ、「地上に太陽を」を合言葉に、人類未踏のエネルギーの獲得に向け、世界のレーザー研究者たちが研究に取り組んでいる。

 世界的に知られるのが核兵器開発の拠点として知られる米ローレンス・リバモア国立研究所(カリフォルニア州)だ。2009年に、レーザー核融合を研究する新たな施設が加わった。米政府が約4000億円を投じて建設した「国立点火施設(NIF)」だ。オバマ政権も新エネルギー戦略に沿ったものとして、その後も強力に後押ししてきた。

 NIFでは12年に計画する「点火」へのカウントダウンが始まっている。192本のレーザービームを直径数ミリの燃料に注ぎ込み、太陽の中心部分と同じように核融合を発生させる。

 実現すれば史上初の快挙となる。取り出したエネルギーを熱に変換し、蒸気タービンを回せば発電への道が開けてくる。原発と違って核分裂反応が起きないため、臨界状態になって暴走する危険がないという。レーザーを止めれば核融合の反応もすぐに止まるので、地震に対する安全性も高いとされる。発生する放射線量も微量という。

 まさに「究極のエネルギー」と言え、米国では2030年をメドにレーザー核融合炉を商用化するロードマップを描く。ただ、実用化には解決すべき課題も多い。

 NIFのレーザーは「中心点火」という方式を採用し、一度の照射で点火に導くのが特徴だ。そのため高出力のレーザーを発生させる巨大な設備が必要で、NIFでは建屋面積がサッカーコート3つ分ほどと大きい。発電用に実現するには大きすぎるとの見方がある。

 こうした課題の解決策となりそうなのが、日本のレーザー核融合研究の総本山である大阪大学が中心になって研究する「高速点火」という技術だ。「中心点火」に比べて使用するエネルギーが小さいため、設備を10分の1程度に小型化できるという。

光産業創成大学院大学では、光技術の事業化を目指す人材育成を進めている(浜松市)

光産業創成大学院大学では、光技術の事業化を目指す人材育成を進めている(浜松市)

 阪大レーザーエネルギー学研究センターの疇地宏センター長は「発電コストを1キロワット当たり10円以下に抑え、経済的な核融合炉の開発を目指したい」と意気込む。もちろん、高速点火を実現するには課題もあったが、浜松ホトニクスが中心となって、大阪大学などと協力、世界を驚かす成果をいくつも出してきた。

 浜松ホトニクスはレーザーなど光分野の技術では世界でも突出した存在だ。創業者の昼馬輝夫会長が企業理念とする「未知未踏を追求せよ」という掛け声のもと、レーザー核融合分野の研究も進めてきた。阪大の研究を支援するだけでなく、2005年には自ら私財を出し、浜松市内に光産業創成大学院大学を設立した。阪大のレーザー研から北川米喜教授らを招いた。そして、トヨタ自動車も研究に参加している。

浜松ホトニクスの産業開発研究所に設置されたレーザー核融合の実験施設(浜松市)

浜松ホトニクスの産業開発研究所に設置されたレーザー核融合の実験施設(浜松市)

 これまで最大の課題の1つは、連続照射に耐えられるレーザーの光源だった。従来はフラッシュランプを使っていたが、照射するたびに熱を取る時間を要し、繰り返し照射するのに不向きだった。浜松ホトニクスが半導体レーザーを独自開発し、一気に連続照射への弾みがついた。レーザーを励起する「媒質」についても、神島化学工業がセラミック結晶を開発。従来のレーザーガラスに対して熱伝導度を数百倍に高め、冷却性能が大きく向上したという。

 浜松ホトニクスの菅博文取締役(開発本部大出力レーザー開発部長)は「レーザーを照射し、そこで(核融合エネルギーの源となる)中性子を連続して発生させることには成功している。世界でも例はなく、そのために必要なレーザー関連技術などを蓄積してきた」と胸を張る。米国のNIFでの実験が注目されているが、「それが成功すれば、実用化への動きが加速する。我々の(レーザーなどの)研究成果が生かされる可能性がある」とも指摘している。

 また、トヨタがレーザー核融合の研究に参加しているのは意外と受け止める向きもある。ただ、トヨタの藤根学・先端材料技術部長は「どこまで研究をやるのかは決めてはいない」としながらも、「核融合はクリーンで将来のエネルギーになる可能性はある。自動車メーカーとしてサステナブルモビリティを目指しており、その一環として研究を進めたい」と強調する。トヨタは、核融合の研究で学んだ技術が水素をエネルギーとする自動車などの開発にも役立つと見ている。

レーザー核融合の研究で世界をリードする光産業創成大学院大学の北川教授

レーザー核融合の研究で世界をリードする光産業創成大学院大学の北川教授

 もちろん、レーザー核融合を使った発電技術の確立には長い時間がかかる。光産業創成大学院大学の北川教授は「今の技術を組み合わせても、発電は可能だろうが、20~30年かけて効率を上げる技術などを確立し、しっかり実用化したい。原発の安全性が疑問視され、再生可能エネルギーの活用が必要とされているが、やはり経済性を考えれば、将来的にレーザー核融合が日本経済を助けるはず」と指摘する。

 阪大の疇地センター長は6月、全米科学アカデミーのレーザー核融合の検討委員会に出席し、日本の取り組み状況を説明した。およそ20人の委員全員から熱心な質問攻めにされ、米国も日本の技術に注目を示しているという。

 もっとも、日本の研究体制は十分とは言えない。国内での核融合研究は「磁場とじ込め核融合」という方式が主流で、レーザー方式を研究するのは阪大などに限られている。研究予算も限られている。中国もNIF並みの研究拠点の建設を進めているとされ、急速に追い上げつつある。

 国内でレーザー核融合発電を実用化するにも、学術研究が目的である大学の範ちゅうを超える。来年のNIFの点火実験が成功すれば実用化に大きく前進するだけに、「国内でもレーザー核融合に力を入れるべきだ」と、疇地センター長は強調する。

 レーザー核融合は確かに遠い未来の話かもしれないが、浜松ホトやトヨタのような日本を代表する企業が参加し、世界でも注目される研究成果を出してきた。こうした流れをどこまで政府レベルで支援できるのか。究極のエネルギーであることは間違いなく、日本にとっては負けられない分野だと言えそうだ。

(浜松支局長 大西穣、産業部 牛込俊介)






浜松ホトニクス、浜松市の産業開発研究所レーザー照射棟が完成
日経プレスリリース 2014/11/06

世界最強の100ジュール級
超高出力半導体レーザー励起高繰り返し全固体大出カレーザーの応用研究に向け
産業開発研究所レーザー照射棟が完成
竣工式は11月7日


 当社は、レーザー核融合発電を目指す大出カレーザー開発部の拠点である産業開発研究所(浜松市西区)に、世界最強の100ジュール級超高出力半導体レーザー励起高繰り返し全固体大出カレーザーの応用研究に向けて、第1研究棟西側新造成地にレーザー照射棟を建設していましたが、この度完成し、来年2月から稼動を開始します。
 竣工式は11月7日に執り行います。

 新しい照射室は、現在の照射室より約4倍広く、容積比で約9倍になります。レーザー照射室では、100ジュール級の本レーザーを用いて、高繰り返しレーザー核融合発電に向けた基礎研究をはじめ、レーザーによる電子加速とプラズマ工学の基礎研究、レーザーによる超高圧発生と新材料創生に関する基礎研究、レーザーによる高繰り返し量子ビーム発生の基礎研究と医療への応用研究などを実施します。本レーザーは、ターゲット上での照射効率も高く、従来に比べ、核融合反応が50倍以上発生する可能性があります。

<本実験の世界的な位置づけ>
 レーザー核融合発電は、高効率、安全、無尽蔵な燃料資源、クリーン、低コストを実現するものです。レーザー核融合発電に用いるレーザー装置には、パルス当たり出力エネルギーがブルー光で100万ジュール(以下MJ)以上、繰り返しショットが1秒間に10回(10Hz)以上、電気光変換効率が10%以上という性能がすべて揃ったドライバーレーザーが必要とされています。
 世界の主要レーザー核融合実験施設では、原子力発電所並みのプラント規模が想定された実験が、米国ローレンスリバモア国立研究所の国立点火実験施設(以下NIF)(間接照射方式:1.8MJ・192ビーム・351nm)や大阪大学の激光XII号(高速点火方式:爆縮用5kJ・12ビーム・530nm・0.1-4ns/点火用1kJ・1.05μm・0.5-1ps)で行われています。また、フランスのLMJ(Laser Mega-Joule)(間接照射方式:1.8MJ・240ビーム・351nm)では、施設を建設中で、英国、中国、韓国、ロシアでもプロジェクトが立ち上がり進展中です。
 これらは、いずれもランプ励起によるMJ級のドライバーレーザーを構築して、入力電力に対して出力電力を100倍程度に大きくする高利得達成に向けた実証実験やレーザー建設の途上にあります。
 NIFでは今年3月初めに、核融合で放出されたエネルギーが、燃料に照射されたエネルギー10kジュ-ルを上回る自己加熱に成功し、約30kジュ-ルの利得約3を達成し、発電に向けて少しずつ前進しています。しかしながら、現時点では、電気光変換効率が高い高繰り返しMJ級の高出力レーザーができていないため、1日数回のショットに限られています。
 当社は、2005年から、発電の鍵となる高繰り返しレーザーを構築し、2008年から、光産業創成大学院大学、トヨタ自動車株式会社などと共同で、当初はMJの10万分の1の10ジュールレーザーで、レーザー核融合発電に向けた基礎研究を開始し、爆縮による高繰り返し核融合反応実験をしてきました。最近は、爆縮高速点火による高繰り返し核融合反応の研究ならびに、レーザーによって超高圧状態を、発生させて、新材料を創生するための基礎研究を進めています。
 竣工式などの詳細につきましては以下の通りです。

<竣工式>
 式典名称:浜松ホトニクス株式会社産業開発研究所レーザー照射棟竣工式
 日時:2014年11月7日(金)午前10時00分~
 場所:浜松市西区呉松町1820番地産業開発研究所レーザー新照射棟1階110開発室

<新棟概要>
 建物名称:産業開発研究所レーザー照射棟
 建築場所:浜松市西区呉松町1820番地産業開発研究所内
 建築工期:2013年10月着工、2014年11月竣工
 稼働開始:2015年2月予定
 建築構造:鉄筋コンクリート造 地上2階建
 建物面積:建築面積885m2、総床面積1,195m2
 施設構成:1階 レーザー照射室(長さ2,160cm×幅1,020cm×高さ870cm)、クリーンルーム、検査室、制御室
       2階 展示ルーム、空調機械室
 総工費:約12億7500万円


以上


● 関連資料 参考画像
資料



ーーー


どこにもリスクについては書かれていないけど、……
この施設が稼働したら、浜名湖のうなぎが食べられなくなる。







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コメント

非公開コメント

浜名湖の鰻に危機感を持つのなら、その相応しいタイミングはとっくに過ぎ去っております。既に赤信号です。
浜松市では汚染瓦礫の焼却が行われており、最終処分場の排水が浜名湖に流れています(汚染瓦礫灰が湖畔に埋め立てられた。地下水もアウトだ)。
また、養殖鰻の餌は魚介類を粉砕したものです。
例えば九州のカツオから放射性核種が検出されたことがありましたね。

【鹿児島湾(錦江湾)の養殖カンパチからセシウム検出】
今年1月に行われた自主検査
鹿児島湾 養殖カンパチ から 14.00Bq
http://ameblo.jp/pochifx/entry-11150998515.html
【鹿児島産のカツオのたたきからセシウム検出!】
かつおのたたき 鹿児島県枕崎港 2011/8/26水揚 4.46Bq/Kg
グリーンコープ 放射能測定結果一覧(6月5日公表分)
http://www.greencoop.or.jp/genpatsu/img/kensadata/kensa1


餌が汚染されていたからです。養殖魚全体のリスクです。
そうでなくとも湖と直結している太平洋側に汚染がありましたし、内陸部もEUの汚染地図ではダメです。

それに、日本中どこも暗黙の内にやっているように産廃の環境中への直接投棄もあります。

全てが狂っていますよ。

このサイトは事実誤認が多い

私、ある学校の物理系、原子力系(二重学位)の学生です。レーザー学の派生で核融合について習いました。
この記事があまりにも科学的な見地から外れているように感じたので調べなおしてみましたが、物理的な見地から見てもこのサイトはやはり嘘しか書いてませんので、もう少し下調べをしてから書いた方がいいと思ってコメントしました。

知識がない人たちから見ると先にコメントしている方のように14Bqが危険な値であるように見えるのかもしれませんが、人間の体の放射能が4000~6000Bqであることを知っていれば正常な判断ができるので、まずは勉強することをお勧めします。

むしろ、それだけ無知でほんとにこんな量の記事が書けるのかと驚いておりました。

反証としての発言を残させていただくと、核融合発電は原子力発電と似たような原理で発電できるとされているもので、研究分野としてはほぼ原子力発電と同じです(もちろん実現が難しいし原理も違うのですが)。
原子力発電所だって、知らないかもしれませんが、一般の人が見たら十分すぎるほどの安全対策(結果的に津波が考慮できなかったわけでありますが)を施してあります。国の基準もあるけれど、その基準よりはるかに高い基準で設計されています。
そういう意味でサイト主様がいうように湖に放射性物質を垂れ流しにするような技術は稼働する認可が降りるわけがないんです。核融合の仕組みは少し調べればいくらでも出てきますし、調べれば密封が難しい、みたいな話をするのはよくわかってない人だと判断することもできるでしょう。

これだけ大きなサイトで嘘が書かれているのは痛ましく思います。ぜひぜひ、思いつきの批判であっても科学的見地に立った意見をお願いしたいです。

学生さんへ

あなたの過信に満ちたコメントに危険を感じたのでコメントさせてもらいます。

あなたは人間の体の放射能の種類を知らないわけではなかろう。
カリウムであれば人間はある一定量で均衡を保てるが、セシウム等の原発由来の核種はそうはいかない。
つまり、蓄積されていくわけで、決して安全ではない。

貴方がそれを安全だと言うなら、是非是非根拠を示して欲しい。

国は今の政策を仕方なくやっているだけです。
国には国の立場があるのです。

結局、自分のことは自分で守るしかない。
学生さん、そういう人の立場に立った正確な情報を期待してます。