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福一作業員の被ばくと5号機 5/30 たねまきJ 小出裕章氏 (内容書き出し、参考あり)

5/30月曜日 福島原発事故の現状について
京都大学原子炉実験所小出裕章助教授に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]

【福島原発】5/30/月★「ただちに影響は出ない」と言う言い方 1/2


【福島原発】5/30/月★「ただちに影響は出ない」と言う言い方 2/2



<参考>

被ばく限度超の恐れ「入院必要なし」
JNN(30日21:00)
 
福島第一原発で限度を超える放射線を浴びた可能性がある東京電力の社員について、
診察を行った放射線医学総合研究所は、
「急性症状などはない」としながらも、
「甲状腺への取り込みを防ぐヨウ素剤の服用時期が不適切だった可能性がある」と指摘しました。

30日、放医研で診察を受けたのは、福島第一原発で働く東京電力の30代と40代の男性社員2人です。

放医研によりますと、2人はホールボディカウンタや甲状腺モニターを使った精密検査を受けましたが
高い線量を浴びた際に出る急性症状が出ていないことなどから、
入院や投薬などの治療は必要ないということです。

一方、甲状腺に取り込まれた放射性ヨウ素が高い値を示したことについて、
放医研は「甲状腺への取り込みを防ぐヨウ素剤の服用時期が不適切だった可能性がある」と指摘しています。

精密検査の結果は今週中に出るということですが、
2人が浴びた放射線の線量を確定させるため、放医研では来週も再検査を行う予定です。


5号機冷却一時停止 炉内水温100度に迫る

2011年5月30日 東京新聞 朝刊

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東京電力は二十九日、
福島第一原発5号機の原子炉や使用済み燃料プールを冷やす仮設の海水ポンプ一台が故障し、
半日以上冷却できなかったと発表した。

二十九日昼に予備ポンプを起動させて復旧したが、
原子炉内の水温は一時、安定した停止状態の上限とされる水温100度に迫った。
東電は故障を発見してから半日、トラブルを公表しなかった。

5号機では「残留熱除去系」と呼ばれる冷却設備を使い、
原子炉と使用済み燃料プールを十二時間ずつ交互に冷やしている。
この切り替え作業のため現場へ行った社員が28日午後9時14分に故障を確認した。
モーターの絶縁不良が原因とみられる。

故障発見時の水温は原子炉内が約68度、プールは約41度だったのが、
29日午後1時前に冷却を再開するまで、それぞれ94・8度、46・0度まで上昇した。
その後、温度は低下傾向になっている。

炉内の水温が100度を超えて放置すれば水位が低下し、燃料損傷につながる危険性もあった。

東電は故障発見から半日後の29日朝まで公表していなかった。
松本純一原子力・立地本部長代理は
「国と福島県などの関係自治体には28日夜に連絡した。
水温はコントロールできると思い、公表が遅れた。情報公開への配慮が足りなかった」と述べた。


続きを読むに内容書き出し





【福島原発】5/30/月★「ただちに影響は出ない」と言う言い方 1/2

飯館村の事なんですけれども
飯館村ではこれまでの積算量の放射線量が20ミリシーベルトを超えたという事です
これはどういう値ですか
何度かこの番組でも聞いていただきましたが
普通に日本に住んでいる方は1年間に1ミリシーベルト以上被ばくをしてはいけないと決められているのですね
私のようにごくごく特殊な人間だけが1年間に20ミリシーベルトまで我慢をしろというのが日本の法律でした
でも、すでに福島の原子力発電所の事故が起きてしまって
1年間に1ミリシーベルトという被ばくでは
到底もう、普通の方がたも住めないという状況になってしまっています
そこで日本の国は普通の方にも1年間で20ミリシーベルトまで我慢をさせると言いだしているのですね。今。
ただ、飯館村のような猛烈な汚染を受けてしまった人たちは
すでにもうそれすらも越えてしまうという被ばくをしてしまったということです

この被ばく線量はチェルノブイリの時と比べるとどうなんでしょう
チェルノブイリで強制避難させられた人たちが40万人ほどいたのですけれども
その人たちよりはすでに上回ってしまっています

チェルノブイリで強制避難させられて人たちよりもい今の時点でもう上回っているんですか?
そうです

2ヵ月半でこの値20ミリシーベルトですが
この状態でずっと生活を続けていくと積算量は増えていきますよね
もちろんです

村外に出た方がまた戻ってきたいという希望もだいぶいらっしゃるのだけど
この線量が出たという事で戻って来にくい数値だと思うのですが
もう無理なのでしょうか
チェルノブイリの時ももともとはもっともっと大量の方を避難させなければいけなかったのですけれども
とにかく汚染げひどすぎるという事で、ある汚染以上の所を強制避難させたのですね
強制避難と言う事はとても苦痛を伴う事で
ずっとそこで生活してきた人にとっては何とか戻りたいと思うのはもちろん当たり前のことなんですけれども
やはり、あまりにも被ばくが強すぎるので避難させるしかないという事で
チェルノブイリの時も避難させたのですね
飯館村もそのレベルに達してしまっているので
それでもどうしても帰りたいという方がいる事は私にはよく分かりますので
そういう方が国の規定を振りきって帰るという事になるなら支援をしなければいけないと思いますけれども
でも、あまりにひどい汚染ですので
被ばくというものを避けたいと私は強く願いますので
やはり、避難をしていただく以外にないと思います

たとえば、今すぐ飯館村に残る人たちに出来る事
土壌をさらうという事や計測している高さが非常に高いところでしているとも聞くのですが
何かすぐできることってないのでしょうか
土壌をはぎ取るという事は大変有効な手段ですけれども
たとえば、学校の校庭の表面の土を削るとかは出来ると思いますし、
是非ともやらなければならないと思いますけれども
飯館村のように酪農をやっているあるいは農業をやっているというところで
表面の土をはぎ取るという事は、その地域の生きる手段そのものを奪い取るという事につながってしまうと思いますので
自主的にはできないと思います
そうなると被ばくを覚悟でそこに住み続けるか
あるいは何処かに永住するかの選択しかないと思います

それから、今回東電の男性の二人の作業員が大量の内部被曝をしていたのではないかという話が伝わってきました
この二人は数100ミリシーベルトの放射線を浴びていた恐れがあるという発表です
この数100ミリシーベルトと言うのはどのように感じたらいいですか
今聞いていただいたように
普通の人々であれば1年間に1ミリシーベルト以上は被ばくしてはいけないと決まっているし
私の様な特殊なものでも20ミリシーベルト以上は被ばくしてはいけないという法律の基準gああるのですね
でも、福島の原発の事故を収束させるためには
わたしのような特殊な人間に許して来た1年間に20ミリシーベルトと言う被ばくの限度でも
そんなものは到底守れないという、それほど厳しい事故になっている訳で
今日本の国は福島の原発で作業している人たちに対しては
この作業に限ってだけ250ミリシーベルトまで許すというふうに決めたのです
それ自体私は途方もない事だと思いますけれども
もう、それをすでに超えてしまっているだろうと思われるだけの被ばくをしている

癌を発症するリスクが100ミリシーベルトを超えると少し高まるという情報もあるんですが
それは違っています
100ミリシーベルトを超るところまでは確実にがんにの発生が高まっていると証明されているということです
100ミリシーベルト以下では疫学的には学問では証明できないということなのですけれども
でも現在の学問の到達している知識を総合して考えると
100ミリシーベルト以下でも癌がでると考えるべきというのが今の学問なのです
ですから50ミリシーベルトであろうと10ミリシーベルトであろうとあるいは1ミリシーベルトであろうと
がんは増えると考えなければいけません

この二人の作業員の方は当初マスクもしていなかったと
3月13日になってようやく用意されたと
東電の発表は「直ちに健康への影響はなく緊急時の医療は今は必要ない」のだと
素人から見てもそれでいいのかと・・
おっしゃるとおりだとおもいます
事故が大変過酷だという事はもう11日の時点で気が付いているはずですし
全ての作業員にはマスクを最低限させなければいけなかったと思います
そして、もし、その時点でマスクをさせていなかったのであれば
すぐに内部被曝がどれだけあったかという事を調べなければいけなかったとおもいますし
もうすでに2ヵ月半も経ってから限度を超えているなんて事を発表するなんて事は
随分ずさんなやり方だようと私は思います

【福島原発】5/30/月★「ただちに影響は出ない」と言う言い方 2/2

それからすぐには影響が出ないというのはそれは当たり前の事です
私達が心配しているのは何年かして、あるいは何十年かもしれないけど
そういう人たちに癌の発生率が増えるという事を心配しているのであって
もともと枝野さんが「直ちに影響がない」と言っていましたけれど
そんなような言葉で言ってはいけないような被害を問題にしなければいけないのです
被ばくというのは・・・

お二人の外部被ばくの数字は出ているんですが
内部被曝の量は「多い可能性が高い」というふうな言い方で
実際のところ内部被曝がどのくらいあるのかまだ分かっていないようなんです
内部被曝ってすぐに分からないのですか?
評価の仕方がものすごく難しいのですね
今日発表されたのはホールボディーカウンターという身体の中にどれだけの放射能を取り込んでしまったのかという
それを計測した結果が初めて公表されたのですね
そうすると後は、身体の中に取り込んでしまった放射能から一体どれだけの被ばくをするのかということは
計算によって評価するしかないのです
ですから外部被ばくというのは被ばくした時にすぐに測定することが出来るのですけれども
内部被曝というのは測定すること自体にもかなり時間がかかりますし
そのうえ計算で評価するしかないという難しい問題があるのです

内部被曝を測定するのはどんな作業があるので時間があかかるのですか?
外部被ばくというのは外から放射線が飛び込んできますので
身体の外に放射線の測定器を身に付けておけばs折れで直ちに身体に被ばくしているというのが分かるわけですけれど
身体の中に取り込んでしまった放射能を測ろうとすると
全身測定器という非常に特殊な測定器を使って
身体の中から飛び出してくる放射線を測らなければいけないという
放射性測定という原理的なものなのですけれども
かなり手間暇のかかる事をしなければいけません

全身測定器というのはいろんな処におかれている物ではないのですか?
はい。ありません
かなり特殊なところに、特殊な目的に限って使うというそういう装置ですので
なかなか、そこで測れないという事でここまできたのだと思います

にもかかわらず厚生労働省は今回、福島第一原発の作業をしていらっしゃる方々の被ばく線量の上限
リミットを撤廃することを決めたということです
それは多分・・多分報道で混乱があるのではないかと思っているのですけれども
もともと私を含めた放射線業務従事者というのは5年間で100ミリシーベルト
1年になおすと20ミリ以上の被ばくをしてはいけないという事なのです
でも、1年に限って言うならば50ミリシーベルトまではいいと
全体で、5年間で100にしろよというのが法律の基準だったんですけれども
5年で100なんていう基準は到底今は守れないから
今回の作業だけで250まで許すという事を決めたのは
3月の半ば過ぎ・・かなり早い時期だったと思います
簡単にこれは厚生労働省が変えてしまったのですね

実体としてもう変えているんですよね
そうです
すでに、ずっと前に変えてしまっています

今更上限を撤廃なんて言われたって、上限はないまま作業員の方は働いていらっしゃるわけですよね
そうです
それすらも守れないでもっと数値を緩めてしまうのではないかと私はずっと危惧をしてきました

それは・・事実上意味がなくなっている数字で会っても
やはり、そこにある数字であればある程度の歯止めになったかもしれないのですが
それさえも無くそうという事ですか
そうです

その事がどういったリスクを引き起こすと小出さんは心配ですか?
作業員の方たちがこれから癌で死ぬ可能性がどんどんどんどん増えていくと

厚生労働省というのは本来はそれを食い止める仕事をしてくれるはずですよね
本当はそうです
でももうそんな事を言っていられる状況ではなく、とてつもなくひどい現場になってしまった訳で
国にしても東京電力にしても現場が本当にひどいと
事故の進行がものすごくひどい状況にあるのだと
まずはそれを言わなければならないと思います

また、今回5号機の冷却が問題になりました
15時間停止状態が続いた訳ですけれど
5号機というのはこれは停止していたわけですから
点検のために・・・
私は安心していてノーマークだったんです
5号機の事さえも安心できないのですか?
もちろん
それは、停止していたという事だけであれば4号機も停止していました
それでもポンプが動かなくなったが為に4号機の使用済み燃料の中で燃料が溶けてしまって
水素爆発を起こしているというようなことになっているのですし
5号機に関しても、6号機もそうですけれど
ポンプが動かなくなって冷却が出来なくなれば同じ事になります

こういう事ってよくあるんですか?
よくあります
ポンプが壊れるなんて事は年がら年中あるのですから

よくあるんですか?年がら年中あるんですか!??
だから東電にしたら
「こんなこと発表しなくていいと思った」っていって
公表が半日も遅れたんですかね・・
そうかもしれないですね

えーーーーっ
別に変った事でもないので
通常であればありません。

あー。だけど、全体としてはありうる事なんですね
もちろんです
次々とありうることが、今つぎつぎと起こっているのですね

はぁーーー。はい、どうもありがとうございました




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