<外務省とNHK>後藤健二さんはNHKのイスラム国への潜入取材直後に拘束されていた。

今朝は起きてから、とても辛い気持ちでいます。



イスラム国声明文

日本政府へ。
お前たちは邪悪な有志国連合の愚かな同盟国と同じだ。
我々はアラーのご加護によって権威と力を備えたイスラム教カリフ国家であり、
お前たちの血に飢えた軍であることを理解していない。

アベ。
勝ち目のない戦争に参加するというお前の無謀な決断のせいで、
このナイフはケンジを切り裂くだけではなく、
どこであろうとお前の国民を見つければ殺りくを引き起こしていくだろう。
日本にとっての悪夢の始まりだ。





後藤さんは何故イスラム国へ入ったのか?
たった一人で湯川さんを助け出すつもりだったのだろうか?
一番よく現状を知っている彼がそんなことができると思っていたのだろうか?

そして私は下記の記事を読んだ。
なるほどと思った。
外務省からの依頼を受け、NHKが日程の手はずを整える。
こういう状況ならば、使命感を持って出かけるのではないかと、
そう思った。



後藤健二とNHKと外務省の真実 - 「政府関係者」とは誰なのだ
yoniumuhibi 2015-01-27

後藤健二のイスラム国潜入がNHKによる依頼だったと暴露する記事が、1/23にネットに上がって話題になった。記事ではNHKと特定されておらず、「“御用メディア”として知られるテレビ局」という表現が使われているが、文脈からこれがNHKを指すことは常識で判断できるところだろう。NHKが後藤健二にイスラム国への潜入取材を依頼していて、同時に、そのミッションに湯川遥菜の救出もしくは安否確認が含まれていた。この事実を証言したのは「政府関係者」である。ネットで今回の事件を追いかけ、真実を追求しようとしている者は、この「政府関係者」なる者が今回の事件のキーパーソンであり、マスコミ報道をリード(情報操作)している影の主役であることに気づいているはずだ。事件が起きた直後、1/21の時点で、この「政府関係者」は、11月初めに後藤健二の家族にイスラム国から身代金要求が届いている事実もマスコミに公表していた。後藤健二のイスラム国潜入とその後の経緯についてマスコミに「説明」しているのは、同じ「政府関係者」である。この「政府関係者」が誰なのか、ネットの中で議論にならないのが私には不思議で、日本人のリテラシーの低さを証明しているように思われる。この「政府関係者」を推定することで、事件の真相は半分は明らかになるだろう。無闇に「陰謀論」の単語を振り回して思考停止するのではなく、ヒントになる小さな事実に食いついて、その切り口から推理を組み立てていかなくてはいけない。

前回も指摘したとおり、後藤健二のイスラム国潜入のミッションは短期計画である。10/22に日本を出国し、10/23にトルコに到着し、10/24にキリスから国境を越えてシリアに入り、10/25にマレアから自由シリア軍の検問所を超えてイスラム国支配地域に入り、根拠地(首都)のラッカを目指し、10/28にはトルコに戻り、10/29には成田に帰国しているという、わずか一週間のスケジュールだった。同じルートで往復するとすれば、マレアに10/27には帰還しないといけないから、イスラム国領域での活動はきわめてタイトな2泊3日の行程となる。その間に湯川遥菜に接触して安否確認をし、あるいは身柄の受け取りをし、さらにNHKから受注したビジネスであるラッカの撮影と取材をやり、ドキュメンタリー番組用のコンテンツを仕込まなくてはいけない。ラッカからマレアまでの移動距離もあり、これを2泊3日でこなすのは相当な強行軍だ。予めイスラム国側と打ち合わせて準備が整っていて、複数の支援者がチームで動き、何から何までお膳立てができていなくては、とても時間内にこなせない作業であり、行き当たりばったりの単独行動で消化できる仕事量ではない。当然、後藤健二にミッションを依頼した者が、巨額のカネを出し、イスラム国側と綿密なネゴをし、全体のプランを組んで組織的にプロジェクトを動かしていたと考えられる。後藤健二は、その組織的な動きの実行要員であり、任務を請け負って派遣された者(政府工作員)なのだ。

いったい誰がイスラム国と交渉をし、後藤健二を派遣するからよろしく頼むと言い、このプロジェクト全体を手配したのか。おそらく、NHKの取材依頼というのは、プロジェクトの一部であり、表面上の理由(口実)であり、重要な目的は湯川遙菜との接触・安否確認・身柄引き取りの方だったのだろう。このプロジェクトを企画して後藤健二を潜入させたのは、外務省であり、外務省とNHKの大がかりな共同事業だったと私は推測する。イスラム国とここまで計画を調整できるのは、政府機関以外に考えられない。事件後にマスコミ報道に頻繁に登場する「政府関係者」こそが、このプロジェクトの統括責任者であり、(表向きはNHKの取材依頼という形式にして)後藤健二にミッションを委託し、事件の一部始終を知る司令塔なのだろう。この男が早い段階でマスコミに「真相証言」を始め、11月初に身代金要求のメールが届いていた件を暴露し、すなわち、政府が2か月以上も人質の件でイスラム国と交信状態にあった事実が表に出たことは、私には何とも意外だった。なぜなら、この事実は政府の急所であり、国民には知られたくない機密事項だったはずだからだ。この事実が漏れれば、当然、人質を押さえられているのに中東に出かけてイスラム国を挑発し、対イスラム国有志連合を支援する中東外交をアピールした安倍晋三の失敗が問われる。世論から叩かれる。現に古賀茂明と金平茂紀が、競うようにこの失政を根拠にした正論で、安倍晋三を猛然と批判する論陣を張った。

そこから推測できるのは、この「政府関係者」なる者が外務官僚で、早い段階から安倍晋三の対イスラム国挑発外交に懸念を示していて、二人の人質に配慮した慎重な外交上の振る舞いを安倍晋三に献策していたのではないかという裏側だ。つまり、昨年からイスラム国と交渉していた責任者である外務官僚の、今回の動画公開事件を発端とした安倍晋三への造反劇である。霞ヶ関の中でも、いわゆる安倍カラーが最も濃いとされる集団が外務省だが、そこから造反者が出たらしいことが私には意外だった。さらに推理を続け、事件の内奥と深層をイマジネーションして探ってみよう。この後藤健二のミッションが外務省による湯川遥菜救出作戦だったとしたとき、背景として視界の中に入ってくるのは、例の、北大生のイスラム国渡航未遂事件であり、警視庁公安部による中田考への家宅捜索と事情聴取である。事件が起きたのは、昨年の10月6日。そして、中田考が湯川遙菜の裁判に立ち合うべくイスラム国に赴いたのは、その直前の9月のことだった。私の推理と仮説は、湯川遥菜の解放について中田考に主導権を握られたくない日本政府が、中田考の動きを妨害して、そしてまた中田考からその「任務」を引き継いで、政府の手で湯川遥菜の解放を実現しようと図ったのではないかという結論である。北大生の事件が起きず、イスラム国側に空爆のアクシデントが起きず、順当に湯川遥菜の裁判が行われ、中田考が現地で弁護人として立ち合っていれば、中田考が自然に政府とイスラム国との仲介に入り、フランス・スペイン型の身代金解決が図られていた可能性が高い。

ただ、それを政府が黙認してしまうと、中田考(と同志社スタディーズ)にイスラム国との外交の主導権を握られ、また日本の若者がジハードの戦士としてイスラム国に潜入する例が頻発する事態も起きかねない。政府として、イスラム国とのチャネルは自ら管理統括する必要があり、湯川遙菜の解放についても自ら前面に出て解決を図ろうとして、北大生事件を契機に中田考を排除し、NHKと後藤健二を使ったプロジェクトを立案したのではあるまいか。中田考を事情聴取したときに、誰と接触すれば湯川遥菜の件で巧く交渉できるのか、その辺りの詳細な情報も聞き出して把握したのではないかその上で作戦計画を立て、後藤健二を派遣工作員に指名し、10月下旬に行動に着手したものと思われる。イスラム国側には、今後は中田考ルートではなく政府(外務省)を窓口にしてくれと、そういうメッセージを送ったはずだ。その実務を外務省の代行でフロントでやっていたのがNHKで、だから、1/21から1/23の間、NHKのニュースでは、イスラム国の広報担当者なる者のアラビア語のメールが紹介され、NHKの質問に回答する形での人質への対応の刻々が返信されていたのだ。あのニュースでイスラム国の広報担当者として紹介された者は、おそらく、10月末の外務省・NHKのプロジェクトのイスラム国側のカウンターパートだったのだろう。だから、NHKはメールアドレスを知っていて、いつでも交信ができるのである。と同時に、これはNHK(外務省)の専有の秘密事項で、他のマスコミには教えてない情報なのだ。

NHKのメールの交信相手であるイスラム国の広報担当者なる者は、昨年10月に、後藤健二の潜入ミッションが遂行されるとき、NHK(外務省)と調整し、何日の何時にこの場所に行けとか、誰と接触しろとか、ラッカでの宿泊はこうだとか、取材撮影の対価は何ドルだから現金を用意しとけとか、そうした指示を細かくNHK側に伝えていたものと思われる。今、ネット上で、1/21-23にNHKが放送したイスラム国広報担当者とのメール交信について、それを考察したり検証しようとする議論がない。そのことも、日本人一般のリテラシーの弱さのように私には感じられる。この報道の裏にあるものを疑わず、意図と作為を突き止めようとせず、想像力によって真実を仮説化する営為をせず、それを試みた者に「妄想」だの「陰謀論」だのと罵倒を吐き散らす。罵倒してネタにして愉悦する。いつから日本人はこれほど劣化したのだろう。後藤健二に対する美化報道の先頭に立っているのがNHKで、これでもかというほど「ジャーナリスト後藤健二」を賛美しまくっている。民放がそれに追随している。それは、NHKがこの事件の当事者だからだ。後藤健二を送り込んだのがNHKで、NHKに責任があるから、その責任追及を回避するべく、ひたすら後藤健二を英雄にして持ち上げ、偶像崇拝を図って世論を扇動しているのである。(件のテレビ局がNHKであったら)NHKは隠している。10月の後藤健二のミッションの全貌を知りながら、実務の一切を手配した当事者であり、どれだけ費用をかけ、それを無駄にした計画かも知りながら、そのことを国民に秘匿している。

最後に、この局面では勇気の要る議論だが、なぜ後藤健二のミッションが成功せず、NHk・外務省の湯川遥菜救出プロジェクトが破綻し、後藤健二が拘束されることになったのか、その理由について推理を述べたい。それは、おそらく湯川遥菜が拷問で自白をしていたからだ。自身の素性について、後藤健二の正体について、湯川遥菜が事前に自白をしていたから、イスラム国がNHK・外務省からのメール・コンタクトの文面を信用せず、後藤健二の正体を信用していなかったのだろう。事前に打ち合わせたプログラムどおりに対応せず、後藤健二に容疑をかけて逮捕し、湯川遥菜がこう証言しているが本当はどうなのだと、尋問に持ち込まれたのに違いない。マスコミ報道では、拘束後に後藤健二はシリア人ガイドに電話をして、イスラム国側のガイドに騙されたと語ったという説明になっている。この情報も怪しむべきだろう。イスラム支配国領域に足を踏み入れる時点で、後藤健二は携帯電話をシリア人ガイドに預けている。イスラム国側に監禁された状態で、自由に外のシリア人ガイドに電話連絡できたとは思えない。この話はストーリーで、おそらく「政府関係者」による辻褄合わせの作り話だ。マスコミに登場するシリア人ガイドは、すべて外務省から指示されたとおりにカメラの前で「証言」していると考えていい。そもそも、あのイスラム国の支配領域で、自由にジャーナリストを案内してラッカの司令部に道案内するガイドなる民間人が存在するだろうか。商売のガイドかと思ったらイスラム国の兵士だったという報道も、実にバカげていて、それを鵜呑みにする者のリテラシーの低さに唖然とする。

「政府関係者」とは誰なのだ。そこを明らかにすることが、この事件の真相解明の第一歩だ。




後藤健二さんのイスラム国潜入はNHKによる取材依頼だった


政府がイスラム国との秘密交渉に失敗していた!? 後藤氏を雇ったテレビ局も関与か
リテラ  2015.01.23

「イスラム国」による日本人人質事件への対応をみていると、政府の本気度が少しも感じられないのは筆者だけだろうか。
 政府は、身代金「2億ドル」の支払い期限を「日本時間23日午後2時50分」と宣言し、関係各国と連携して対応に追われているといった様子が新聞・テレビを通じて伝えられてきた。
 しかし、安倍晋三首相といえば、イスラム国への強硬姿勢で知られる英国のキャメロン首相やオーストラリアのアボット首相と電話会談し、「日本はテロに屈することなく、国際社会によるテロとの戦いに貢献していく」などとイスラム国を刺激する発言ばかりが報じられる始末。イスラム国との交渉ルートを探る本格的な動きは一向に伝わってこない。
「しかも、イスラム国の警告から72時間の猶予期間がありながら、政府は肝心要のNSC(国家安全保障会議)を一向に開催しようとせず、期限ぎりぎりの23日午後まで持ち越している。NSCの開催結果を受けて、外務・防衛・警察の各当局が対応を決める手はずだが、これでは時すでに遅しなんだよ」(大手紙政治部記者)
 実は、ここにきて、ある重要な情報をキャッチした。ある政府関係者が打ち明ける。
「安倍政権の中枢は昨年10月末ごろ、『フリージャーナリストの後藤健二がイスラム国に誘拐された』との情報をすでに把握していたようだ。その後、外務省の一握りのスタッフだけで水面下の秘密交渉を続けたものの、失敗したと聞いている」
 これが本当なら、安倍首相は人命のかかった人質解放交渉を途中で放棄し、昨年12月にあの“大義なき”衆院解散・総選挙に雪崩れ込んだことになる。
 当時の経緯を振り返ってみよう。昨年10月8日、後藤氏は民放の情報番組に出演し、知人である湯川遥菜氏の人質事件を振り返った。その後、シリアに取材に向かっている。ところが、12月6日に仙台市で予定されていた後藤氏の取材報告会は中止になっていた。すべては、この2ヶ月間に秘密が隠されている。前出の政府関係者が続ける。
「実は、“御用メディア”として知られるテレビ局が10月下旬ごろ、シリア入りする前の後藤氏と接触し、取材依頼をしたようだ。当然、取材経費の話もするだろう。後藤氏はいわばテレビ局に特派された格好。ところが、数日たっても一向に連絡がない。どうも後藤氏はガイド役に内通されて、イスラム国に差し出された疑いが出てきた。慌てたテレビ局は、いち早く政権中枢に相談したという流れのようだ」

一部には、「後藤さんは政府の意を受けてイスラム国側にわたった」という真偽不明の情報が流れているが、これは後藤氏に取材依頼したテレビ局が“御用メディア”として知られることに由来するのかもしれない。
「実際、このテレビ局は、後藤氏の消息にまつわる独自の情報をつぎつぎと伝えている。自社がどう関わったかという肝心な点は一切明かしていない」(前出・政府関係者)
 こうしたテレビ局の鉄面皮ぶりもさることながら、人質事件が発生しているにもかかわらず、政府機能が停止する解散・総選挙に雪崩打った安倍首相の無責任さこそ、空恐ろしさを覚えざるを得ない。
 そもそも安倍政権は、“テロ国家”による拉致事件の全面解決をうたい、北朝鮮とねばり強い交渉をしてきたとうそぶいた過去がある。交渉が本格化した昨夏には、数百人規模の拉致被害者が帰国するとまで言い切る側近たちの声も伝えられたが、北朝鮮から届いた調査報告書は「帰国者ゼロ」。これでは「消費増税による景気の冷え込みを打開するための政権浮揚策には使えない」と万歳し、閣僚スキャンダルの噴出と相まって解散・総選挙に逃げ込んだ。
「今回、イスラム国の人質事件も交渉決裂とみた安倍政権は、早々に投げ出したね。その証拠に、首相をはじめ外務大臣と防衛大臣もともども同時に外遊に出かけ、日本を空っぽにした。そんな政権の生ぬるさを見透かして、身代金要求映像が公開されたんだ。情けないことに、安倍首相が自ら設置したNSCすら開催できず、全ては後手後手に回ってしまったんだよ」(前出・政治部記者)
 そもそも、この政権は、国民の人命を守る意思など持ち合わせていないと言っていい。その証は、今回の人質事件を通じて、早晩明らかになることだろう。
(田部祥太)



11月初めに後藤健二さんの家族にイスラム国から身代金要求が届いている事実


イスラム国邦人人質:後藤さん家族に身代金10億円メール
毎日新聞 2015年01月21日 00時04分(最終更新 01月21日 19時00分)

 ◇昨年11月に「イスラム国」側から届く

 イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」とみられるグループが、昨年シリア入りして行方不明になった千葉市の湯川遥菜さん(42)とジャーナリストの後藤健二さん(47)とみられる2人を拘束している映像がインターネット上で公開された問題に絡み、昨年11月に「イスラム国」側から後藤さんの家族に約10億円の身代金を要求するメールが届いていたことが分かった。政府関係者が明らかにした。




イスラム国とのチャネル


イスラム国邦人人質事件 政府は解放交渉の有力ルートを無視
NEWS ポストセブン 1月26日(月)16時6分配信

 1月20日、イスラム過激派組織・イスラム国が拘束しているジャーナリスト・後藤健二氏と民間軍事会社代表・湯川遥菜氏の殺害予告を行ない、2億ドルの身代金支払いを要求した(24日には湯川氏が殺害されたとする映像が公開された)。この件で、本誌は外務省関係者から昨年、後藤氏解放に向けて身代金交渉を行なっていたたものの、不調に終わったとの証言を得た。

 日本政府は、湯川氏の解放交渉でも大失策を犯していた。本誌は昨年11月、日本で唯一、イスラム国の幹部と直接交渉するパイプを持つイスラム法学者の中田考・元同志社大学客員教授への独占インタビューを掲載した(12月5日号)。

 その中で中田氏は、昨年8月、イスラム国司令官から、湯川氏をイスラム法による裁判にかけるために通訳を依頼され、救出するチャンスだと考えて行動したが、外務省の非協力的な姿勢で現地入りに大幅に時間がかかった結果、米国による空爆が開始され、湯川氏に会えないまま帰国せざるを得なかった経緯を証言した。

 しかも、政府(警視庁)は昨年10月、テロリストの協力者という疑い(私戦予備・陰謀容疑)で中田氏の滞在先を重要参考人として家宅捜索した。中田氏はサウジアラビアの日本大使館専門調査員を務めるなど、イスラム諸国との外交に協力してきた人物だ。

「外務省は私にイスラム諸国とのルートがあることを十分に知っています。今までそれを利用しておきながら、今回、湯川さん救出のためにイスラム国に行った私を見捨てたわけで、まったく理解に苦しみます」と中田氏は語った。政府は人質解放交渉の有力なルートを使おうとしなかったばかりか、妨害までしたのである。

 その後、警察から“容疑者扱い”を受けた中田氏はイスラム国司令官との連絡を一切絶っていたが、邦人2人のビデオ公開を見て緊急会見し、「72時間は短いので時間が欲しい。私自身、イスラム国に行く準備がある」と呼びかけた。

 安倍晋三首相は今回の中東訪問でパレスチナ自治政府のアッバス議長に邦人救出への支援を要請したが、なぜ中東諸国への協力要請をもっと早い段階でしなかったのか。今回の歴訪でも、それを言い始めたのは1月20日の殺害予告ビデオ公開の後からである。

 はっきりいえば、これまで救出をサボタージュしてきた関係各省や安倍氏が、最後になって「全力で」「あらゆる手段で」「人命が最優先」などといってみせても白々しく許し難い。

※週刊ポスト2015年2月6日号



NHKニュース アラビア語のメール


「イスラム国」 日本外務省の見解把握か 
NHKニュース 2015年1月23日

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日本人2人を拘束したとするイスラム過激派組織「イスラム国」の広報担当の男NHKの取材に対して、
期限とする72時間が迫るなか、「しばらくしたら声明が出るだろう」という見通しを示しました。
また、「中東地域への日本の支援は非軍事分野のものだ」とする日本外務省の見解を把握していることも明らかにしました。

ヨルダンの首都アンマンの日本大使館で、現地対策本部を指揮する中山外務副大臣は、72時間の期限が
迫るなか23日、報道陣に対して「中東への非軍事分野での協力を行うことについて、その信念は変わっていない」と述べ、
日本の中東政策について、あらゆる手段を講じて情報発信に努める考えを示しました。
一方、「イスラム国」は22日、広報担当の男がインターネット上の音声通話などによってNHKの取材に答え
「日本人は『イスラム国』と戦う不信心者だ」と非難するとともに「しばらくしたら声明が出るだろう」と話しました。
この男は同じ取材の中で、「2億ドルは人道支援とインフラ開発のためのもので、非軍事分野での支援だ」と
する英語とアラビア語の文章をチャットの画面に示しました。

男は、文章を示した意図について言及しませんでしたが、この文章は、日本の外務省が今月20日に発表した
「邦人殺害予告事案に対する日本からのメッセージ」の一部と表現が同じで、「イスラム国」が日本政府が
発信する情報を把握していると強調するねらいがあるものとみられます。



後藤さん「裏切られた」トルコ知人に連絡


イスラム国拘束:後藤さん「裏切られた」トルコ知人に連絡
毎日新聞 2015年01月21日 15時00分(最終更新 01月21日 18時57分)

イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるメンバーに拘束されたジャーナリストの後藤健二さん(47)が昨年11月上旬、「シリアに同行したガイドに裏切られ、武装グループに拘束された」などとトルコ在住の知人に電話で連絡していたことが、政府関係者への取材で分かった。また、別の関係者によると、後藤さんは、一緒に拘束されている千葉市の湯川遥菜さん(42)を捜すためイスラム国支配地域へ行くと話し、出発前に「起きることの責任は自分にある」との映像証言を残していたという。

 政府関係者によると、知人への電話連絡があった後に後藤さんとの連絡が途絶えたという。日本の公安当局は、このガイドがイスラム国などの武装勢力の関係者だった可能性もあるとみて情報収集を進めている。

 政府関係者などによると後藤さんは昨年10月22日ごろ日本を出国し、トルコ経由でシリアに入国。現地でシリア事情に詳しいとされる男性ガイドを雇い、北部の中心都市アレッポに向かったとされる。イスラム国の支配地域で取材を行うことなどが目的で、周囲には「約1週間で日本に戻るつもりだ」などと話していたという。

 後藤さんがトルコに住む知人のシリア人男性に電話をしてきたのは同11月1日ごろで、「ガイドに裏切られ、武装グループに拘束されてしまった」などと説明した。当初、後藤さんはこの知人にガイドを依頼したが、知人は「危険すぎる」などと断ったという。

 この電話があった数日後の11月上旬には、東京に住む後藤さんの家族に「イスラム国」の関係者を名乗る人物からメールが届き、約20億円の身代金の支払いを要求してきた。【岸達也】




後藤健二さん最後のツイート


後藤健二 @kenjigotoip
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【告知:information】
イスラム国 vs シリア・クルド人+米国有志連合。世界のメディアが国境の田舎町の動静を注視。戦いで生まれる新たなシリア難民18万人はどうする?
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/news/features/201410220810.html
7:12 PM - 23 Oct 2014

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ここで後藤さんが紹介しているNHK Worldのページはもう存在していない。
調べてみると、この放送を見ていた人がいた。

後藤健二さんのNHKWorldを見ていた人の書き込み


Confusing, conflicting info about the US assisted attacks on Isis forces in Kobani (Syria)

I just saw a news reporter interviewing some fresh Syrian refugees who had to flee Kobani and cross the Turkish border.
Besides the fact that there is absolutely NO help or place for them to stay (thousands taking shelter in a concrete building under
construction) the men said something very curious. They said that although the US has been dropping defensive bombs and dropping weapons for the Kurds, The Islamic State troops were rapidly gaining ground. They said there was absolutely no one defending them (the town's residents) and that they were all forced to flee across the border by Islamic State troops that (here's the weird part) didn't seem to speak any Arabic but rather were speaking French. They said they would appeal to them but these troops didn't seem to understand what they were saying and would kill anyone who didn't follow their orders


http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/news/features/update/movie201410220810.html

Massive Exodus from Syria
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/news/
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Why would ISIS troops be speaking French?

(PC翻訳)

Kobaniでイシス軍に米支援攻撃に関する紛らわしい、矛盾する情報(シリア)

私はちょうどKobaniを逃げるとトルコの国境を越える必要があったいくつかの新鮮なシリアの難民にインタビューニュースレポーターを見ました。
彼らが滞在するために何の助けや場所は絶対に存在しないという事実以外にも(何千人もの下のコンクリートの建物に避難を取って
建設)男性は非常に好奇心に何かを言った。 彼らは、米国が守備の爆弾をドロップし、クルド人のために武器をドロップしたが、イスラム国家の軍隊が急速に地面を得たと述べた。 彼らはそこにそれらを守る誰(町の住民は)絶対になかったと彼らはすべての(ここで奇妙な部分はだ)は、任意アラビア語ではなく、フランス語を話していたを話すようには見えなかったことをイスラム国家の軍隊によって国境を越えて逃亡を余儀なくされたと述べた。 彼らは、彼らがそれらにアピールすると述べたが、これらの部隊は、彼らが言っていたかを理解していないようでしたし、その命令に従わなかった人を殺す

http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/news/features/update/movie201410220810.html

シリアからの大規模なエクソダス
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/news/
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なぜISIS軍はフランス語を話すでしょうか?




番組名が「Massive Exodus from Syria 」ということなので探したら、


Islamic State Threat
Oct. 22, 2014
Exodus from Syria
Freelance journalist, Kenji Goto reports from Syria, where the northern city of Ayn al-Arab, or Kobani in the Kurdish language, is the latest focus of international efforts to halt Islamic State extremists.
The city sits on the border with Turkey, and Kurds make up the the majority of its population. Kurdish forces are trying to defend the city with help of the US-led coalition. Residents have been fleeing the violence and taking refuge on the other side of the border.
The city of Ayn al-Arab is just a stone-throw's away from the Turkish border town of Suruc.
Nearly 180,000 people from Syria have poured over the border since the Islamic State militant group started attacking their hometown. Since there's no official refugee camp, people are scattered everywhere.
50 year old Yusef Talubini says he fled Syria 2 days ago with 14 other families. "Islamic State fighters suddenly appeared and took away all our belongings and land," he says. "They killed men, women and children.
We had no choice but to flee."
120 people are taking shelter in an unfinished building with bare concrete floors. Since they were not able to bring much with them, residents have have given them mattresses and tarps. They get water from a nearby mosque. "I never imagined I would be sleeping at a construction site," Talubini says. "I heard on the news that the US and France were helping the Kurds. But we receive no help."
On an important Muslim holiday, some of the refugee women were cooking mutton they managed to find. "In our village we were safe and sound," says Nagam Talubini. "Now, children ask for this and that, but we cannot give them what they want."
US coalition forces have been bombarding Islamic State targets. The US military's Central Command says the air strikes appear to have slowed the militant group's advance. On Sunday, the US military air-dropped weapons, ammunition and medical supplies to Kurdish forces defending the city on the ground.
Men from the area say the coalition strikes have achieved little. They have also say many of the Islamic State fighters they encounter appear to be foreigners. "They hardly spoke Arabic," says Ashraf Muhmood. "Many were speaking French. Even if we pleaded for help, they did not understand us. They refuse to listen to women and children. Anyone who did not obey their orders was killed."
Islamic State's advance is pushing more people out of their homes. The number of refugees is increasing, creating a new humanitarian crisis.

(PC翻訳)
イスラム国家の脅威
NHKWorld Oct. 22, 2014
シリアからのエクソダス
フリーランスのジャーナリストは、後藤謙次がクルド語でアイン·アル·アラブ、またはKobani北部の都市シリアから報告し、イスラム国家の過激派を停止する国際的な取り組みの最新の焦点である。
市はトルコとの国境に位置していて、クルド人は、人口の大多数を占めています。 クルド軍は米国主導の連合の助けを借りて街を守るためにしようとしている。 住民は暴力を逃れと国境の反対側に避難を取ってきた。
アイン·アル·アラブの都市はSurucのトルコの国境の町からわずか石投げの距離です。
イスラム国家過激グループが自分の故郷を攻撃し始めて以来、シリアからほぼ18万人が国境を越えて注がれています。 公式難民キャンプがないので、人々はどこにでも散らばっている。
50歳のユセフTalubiniは、彼が14他の家族との2日前シリアを逃れたと言う。 「イスラム国家の戦闘機が突然登場し、すべての私たちの持ち物と土地を奪った」と彼は言う。 「彼らは、男性、女性と子供を殺した。
私たちは逃げるしかなかった。」
120人が裸のコンクリートの床に未完成の建物に避難を取っている。 彼らは彼らと多くを持って来ることができなかったので、住民は彼らにマットレスと防水シートを与えている。 彼らは近くのモスクから水を得る。 「私は建設現場で眠っているだろう想像もしなかった、「Talubini氏は述べています。 「私は米国とフランスはクルド人を助けたニュースを聞きました。しかし、我々は何の助けを受けていない。」
重要なイスラム教徒の休日に、難民の女性のいくつかは、彼らが見つけることができた羊肉を調理した。 「私たちの村では、我々は安全かつ健全だった、「Nagam Talubini氏は述べています。 「今、子どもたちはあれやこれやを求めるが、我々は、彼らが望むものをそれらを与えることはできません。」
米連合軍は、イスラム国家目標を砲撃されています。 米軍の中央司令部は、空爆が過激派グループの進歩を遅らせているように見えると言う。 日曜日、米軍のエアドロップされた武器、弾薬や医療用品上の地面に街を守るクルド力に。
エリアから男性は連合のストライキは少しを達成していると言う。 彼らはまた、彼らは外国人のように見えるが発生するイスラム国家の戦闘機の多くを言うている。 「彼らはほとんどアラビア語話をしない、「アシュラフMuhmood氏は述べています。 「多くはフランス語を話していた。私たちが助けを懇願した場合であっても、彼らは私たちを理解していなかった。彼らは、女性や子供に耳を傾けることを拒否する。彼らの命令に従うしませんでした誰もが殺された。」
イスラム国家の進歩は、自分の家の外に多くの人々を推進している。 難民の数は、新たな人道的危機を作成し、増加している。


NHKWorld.png
放送日は日本時間での2014年10月23日







この時期に後藤健二さんがイスラム国へ行ったことに関してNHKが絡んでいたことは事実です。
けれどNHKはそのことに関しては一言も触れていない。


そして、安倍政権の責任はとても重い。
メディアはそもそもの安倍の行動、そしてこれまでの政府の対処方法などを言及すべきだ。
「後藤さんが素晴らしい人だ」ということだけを報じるのではなく、
その裏にある、政府や外務省の責任を強く問うべきだと思う。


これからの日本のために、
このまま安倍を放置していたら、大変なことになると、私は思っています。




後藤健二さんはアベノミクスにとって邪魔な存在だった?


日本の政府にとってもNHKにとっても、湯川さんを救出できなかった以上、
後藤さんが帰ってきて事実を話したら、とても困ることになる。
だから、安倍はヨルダンに圧力をかけてまで後藤さんを助け出そうとはしなかったのか…








ー追記ー


後藤健二さん:世耕氏「外務省が計3回、渡航中止を要請」
毎日新聞 2015年02月02日 23時08分(最終更新 02月03日 10時39分)

 ◇BSフジで明らかに

世耕弘成官房副長官は2日、BSフジの番組で、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に殺害されたとみられる後藤健二さんに対し、外務省が昨年9〜10月に計3回、シリアへの渡航をやめるよう要請していたことを明らかにした。

政府関係者によると、後藤さんの渡航計画を把握した同省は電話で2回、直接面会して1回、渡航中止を求めたという。しかし、後藤さんは10月末にシリアに入国した後、行方不明になった。これに関連し、世耕氏は「命を守れなかったのは政府の責任だ。自己責任論には立たない」と述べた。【高橋克哉】



真実は?











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