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質疑応答2 武田邦彦氏他。自民党(内容全て書き出し)5/18文科省。

衆議院文部科学委員会2011.5.18

質疑応答 2






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馳委員 放射性廃棄物の処理、いわゆる放射線を浴びた物質の処理についてお伺いしたいと思います。

こうして放射性物質が降り注いでくる中での日常生活というのは、我が国が戦後初めて経験をした事態でありまして、
当然、放射線を浴びた物質、あるいは被災地においては、実は御遺体がまだそのままなんですね。
瓦れきもそのままです。
家畜は今後安楽死させますけれども、石灰をかぶせてブルーシートをかけるだけでありまして、
最終的な処理の方針というのは、まだ実は決まっておりません。

私は、早く議論の上、最新の科学的な知見に基づいて処理方針を決めて、その場所も設定する
埋設をするのか焼くのか、その方式はどうするのかということを、懸念されることを
これはやはり政府として早く出すべきであり、
調整がつかないなら、議員立法ででも、やはりどんどん政府のしりをたたいていく必要があると私は思っています。

その必要性について武田参考人の御意見を伺うのと、

もう一つ、仁志田市長、プールのお話をされましたが、今後、夏が近づいてまいりますと、暑いですね。
私は、せめてクーラーは、すべての幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校、これはやはり設備として必要なのではないかと思っていますし、
その予算的な措置はしなきゃいけないと私は思っています。

運動場に出て一時間以内、また、市町村によっては校外での活動を自粛しているところもあります。
そう考えると、クーラーの施設設備というのは必要性を感じます。
それについての御意見がありましたらお伺いしたいと思います。

武田参考人、仁志田参考人の順で答弁をお願いします。

武田参考人 
放射性物質というのは、今回のことで、ソ連の次に日本が汚染されたわけです。
ソ連は何もしなかったので、現在でもチェルノブイリはコンクリートをかぶって、
そこの中にある遺体も回収できない状態でありますし、汚れたところには人が住んでおりません。

しかし、日本は、工業力もあるし科学的な力もあるし、
もしも日本国挙げて、要するに、現在福島県が汚れているというのは、
あれは十年、二十年全然使えない汚れじゃなくて、単に放射線を出す粉が表面にあるだけですから、
ですから、その粉を取れば、福島というのは一年ぐらいで住めるようになると僕は思うんです。

今、汚れているところをそのままにして野菜をつくったり、
汚れているところをそのままにして二十ミリシーベルトで頑張れというのは、いかにも方策がなさ過ぎると思うんです。
取れるものなんですから、土の上にただぱらぱらと乗っているものです。

チェルノブイリでは、大体、放射性物質というのは二十年間で二十センチしか沈んでいないわけですよ、
余り雨が降るといけないんですが。

現在のところ、例えば梅雨の前であれば、放射性物質というものは表面にしかないんですよ。
それをローラーのように取ってしまえば、言ってみれば掃除機でいいわけです。
事実、郡山の小学校で土が三・三マイクロシーベルトからぐっと五分の一ぐらいに下がったわけですから。
それは何をやったかといったら、ブラシでわあっとかきまぜて、その表土をさっと取っただけなんですね。

したがって、日本の国土は非常に重要だし、技術的には取り得るので、
放射性物質で汚れたから十年、二十年は郷土に帰れないとか、二十ミリで我慢しなさいというのは一切やめて、
できるだけ早い機会に放射性物質そのものを取ってしまう。
取って、福島原発の近くに返してしまえばいいわけです。

要するに、事態としては、福島原発にあった放射性物質、これは物質ですから、粉ですから、
粉が散ったんですから、その散った粉は三十年間放射線を出し続けるわけですから、

これはもう技術的に単に集めて福島原発に返してあげればいいだけのことで、
これは、日本の国土が非常に重要だということもあって、できるだけ早くやるべきだ。

梅雨が来まして雨が降りますと、下の方にしみていきます。
そうすると、五センチ、十センチ取らなきゃいけないということになって、
これは不可能であるということになりますが、現在では全く不可能じゃないわけです。
残念ながら、その放射線を出す粉が自分の目に見えないのでふこうという気が起こらないというだけですので、
ぜひ早目に取って、福島がきれいになることを非常に期待しているんです。

仁志田参考人 
最初に廃棄物の問題ですけれども、廃棄物については、
先ほど申し述べましたように、何とか早く基準を示していただいてこれを最終処分しなければならない、
このように思っておりますし,

校庭の表土のみならず、私は衛生処理組合の管理者でもあるんですけれども、
最終処分場に持ち込まれたそうした廃棄物にも放射能が降り注いでいて、
環境省から現状においては移動差しとめの指導を受けておりまして、改めて指示するまで移動してはならない。

これは原発地域のいろいろな津波による廃材も全く同じでありまして、
会津地方程度ならばいいというふうに環境省からは言われているというふうに報告を受けておりますけれども、
こうしたことについて早く国からの御指示をいただきたいというふうに思っているところでございます。

それから、プールの件に……(馳委員「クーラー」と呼ぶ)
クーラーも含めて、
要するに、先ほども申し上げましたように、三・八という標準は、別にその三・八であればいいというものではなくて、
下げるべき努力をするというのは当然のことだと思うんです。

それで、表土をはぐことによって一マイクロシーベルト以下にできるということ、
それから、窓枠のほこりを払ったり、もちろん閉め切っておくこともいいわけですから、
当然それは先生言われるように、クーラーなどの設置をしていかなければならない。
そうすることによって、年間累積放射線量を幾らかでも下げることができるという可能性はあると思うんです。

ですから、結果として、今、年間累積で二十ミリシーベルトといって国の方の標準が示されておりますけれども、
そうしたことをすることによってそれを下げるということは可能ではないか。
つまり、クーラーも必要ではあろうというふうに思っております。

プールにつきましては、まだ実際にはどのぐらい放射性のものがあるのかということは、
私どもの方では実はわかっていないんですね。
これにつきましては県に測定を依頼しているところでございます。

ただ、今の段階でも父兄が騒いで、
騒いでと言うと表現は適切でありませんけれども、
父兄からはプールはやめてほしいとか、あるいは校長もやめたいとか、そういうふうに言っている実態にあります。

その理由には二つありまして、
一つは、もちろんプール自体が汚染されているということもありますけれども、
プールの水というのは、冬は張っておきますので今も張ってあります。
これをシーズン前に抜いて、また新たに入れるわけです。
この抜いた水が田畑に入る。
そういうことはまかりならぬという農家の皆さんからの意見があって排出できない。

もちろんこれについては今調査をしておりますけれども、
田んぼに入らない水系でもって流れるものは抜くことはできると思うんです。
抜いて入れれば新しい水ですから、問題がないのではないか。

それから、コンクリートとかそういったところは、
経験的に言うと、水洗いすれば放射性物質は大分流れていくということですから、相当程度低くできるんではないかと。

ですから、私はプールは使用可能ではないかと思っておりますけれども、
現状は、今の段階では、ことしの夏のプールはやめたいとかやめるべきだとか、そういう情勢にあるということで、
私としては遺憾に思っているところでございます。

馳委員 終わります。どうもありがとうございました。


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