<女川原子力発電所>信じられない!!点検記録不備がナント4,000件超も確認

第5回「原子力のあり方に関する有識者会議」の開催結果について
東北電力 平成27年 2月24日

社長挨拶:
ー略ー
さて、このように全社体制で原子力の安全への取組みを進めている中で、今般、大変残念な事象が発生いたしました。それは、本日のご報告テーマ「女川原子力発電所の点検記録不備問題」であります。
女川原子力発電所では地震後の設備健全性を確認するため、特別な点検をこれまで継続的に実施してきたところですが、昨年9月の保安検査におきまして、2号機の点検記録に一部不備があるとの指摘を受けました。その後、私どもで記録の全数を調査したところ、4,000件を超える大量の記録不備が確認されました。

ー略ー

私が特に危惧しているのは、今回の特別点検には、当社のみならず協力会社など多くの関係者が関与しているにもかかわらず、国の保安検査を受けるまで、当社自らが問題に気づき、直すことができなかった点であります。業務遂行にあたって品質保証という視点が弱かった可能性があり、このことを重く受け止め、深く反省しているところです。

ー略ー

今回のような問題に対して、当社自らが気づき、直す行動を強化し、教訓を風化させないための留意点などについて、先生方から忌憚のないご意見、アドバイスを頂戴したいと存じますので、よろしくお願いいたします。



2014年10月29日
<東北電力>点検さえまともにできない「女川原発2号機 記録管理15件の不備発覚」

昨年10月に15件の記録不備が発覚し、ニュースになったけど、
ナントナント記録不備が4000件を超えたという驚き!!!



で、で、有識者たちのアドバイスって…どんな!?

【出席委員の方々の主なご発言】
・東北電力は「気づく」「話す」「直す」との方針のもとで企業倫理・法令遵守、安全文化に関する取り組みを行っているが、今回の件では「話す」ことが不足していたのではないかと思われるので「話す」を深化させる取り組みが必要である。また、突発業務に適切に対応するという観点では、対応する者が、プロの技術者としての経験を生かし、慢心することなく、新たにスタンダード(基準)を作り上げていくという意識で対応することが必要である。

・再発防止対策の検討にあたっては、一般的に「遠慮」や「前例主義」という要因から「話す」ことの難しさがあるということを認識しておく必要がある。

・再発防止対策の実施にあたっては、その目的や趣旨を現場の方の認識として浸透させることが重要である。意識の浸透を行う仕組みとしては教育を活用することが考えられる。社内には「あのような人になりたい」と思わせる人材がいるはずであり、教育を通じてその人の思いを社内に浸透させることで、仕事への喜びを日常的に感じられるようになれば現場が強くなるはずである。

・再発防止対策を進めていく上で、「課題を掘り下げていく」という現場の方への動機付けとコミュニケーションの促進が非常に重要である。この場での経営層の問題意識を現場までしっかりと浸透させてほしい。

・どんな現場であっても、多くの人が関わっている場合には「ルール」を徹底することは大変なことである。このため、チェック機能を強化していくことも必要である。

・再発防止対策を策定する過程の中で、このような場を設け意見を取り入れようとする東北電力の企業姿勢は大事である。

・原子力においては、高い安全性を確保することはもとより、品質保証にしっかりと対応し、社会に対する説明責任を果たすということも仕事の本質の一つである。こうした意識をしっかりと持って仕事にあたることがプロの技術者としての責任であることを強く意識してほしい。



識者の方々のご意見についてどう思いますか?
点検記録って、機械を扱う者として基本の基本だと思うんですが…。
きちんと点検して、その都度記録していけば4000件を超える不備など出ないのではないでしょうか?
点検もしていないのに点検したことを装ったりするから不備が出てくるのだと思います。
または、点検がうまくいかないのに、いかにもうまくいったかのようにごまかそうとするから不備になるのでは?
嘘をつこうとするから不備になるんじゃないかな?
点検しなければならないものは真面目に正直にきちんと点検すればいいのだと思います。
点検した人が責任を持ってありのままを記録する。
点検の結果が思わしくないものだとしても、正直に記録する。
それだけのことじゃないでしょうか?
「話すことやコミュニケーションが不足している」というのとは違うのではないでしょうか?
やらなければならないことはきちんと責任を持って、ごまかさないでやるという、
当たり前の仕事をしていれば、このような不備はなくなると思います!

点検記録の不備って、隠蔽体質から起こってくるものとしか思えない。

こんなふうに基本のできていない体質の会社と、
「このような場を設け意見を取り入れようとする東北電力の企業姿勢は大事」
などと発言する有識者の会議に時間を費やしているような原子力発電は、
ますます信用おけない危険極まりない発電機だと、あらためて私は確信しました。


「原子力のあり方に関する有識者会議」の委員
≪委 員≫(五十音順)
浅利 靖 (あさり やすし)氏(北里大学医学部救命救急医学教授)
新野 良子 (あらの よしこ)氏(株式会社新野屋専務取締役)
北村 正晴 (きたむら まさはる)氏(東北大学名誉教授)
高橋 正典 (たかはし まさのり)氏(株式会社高政代表取締役社長/女川町商工会会長)
中村 葉志生(なかむら はしお)氏(株式会社ハリーアンドカンパニー代表取締役)
橋爪 秀利 (はしづめ ひでとし)氏(東北大学大学院工学研究科教授)
横山 速一 (よこやま はやいち)氏(一般財団法人電力中央研究所常務理事)
※ 橋爪委員は欠席
≪当 社≫
海輪 誠 (取締役社長)
安倍 宣昭 (取締役副社長)
矢萩 保雄 (取締役副社長)
井上 茂 (取締役副社長)
原田 宏哉 (取締役副社長)
向田 吉広 (常務取締役)
渡部 孝男 (常務取締役)
長谷川 登 (常務取締役)
笹川 稔郎 (常務取締役)ほか






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点検・保全・・何でもそうなんですが、
対抗する組織の相見チェックが無いと
有力と称する「有識者」を何万人並べても
美しい言葉立派な格好並べても何も効き
目はありません。

警官警察組織も組織外から対抗する監察
組織が仕事としてチェックし合わないと
だめ出し軍隊も実情を識る内部の兵士組
合が権利を守って日常チェックして初め
てインチキが判ります。判られるのが嫌
だから犯罪捜査が安保防衛に差し支える
とか空想言辞を用いてやらないための理
屈を並べてきますがポジショントークが
強い話しです。

肝心なのは対抗する組織があって相見が
出来ているかどうかがポイントです。
実情はともかくとして江戸時代には交代
制の南北奉行所とか何かの役職にも相役
とか目付とかインチキをしないようにな
っていた。経済政策の面でも今は株屋の
儲け口みたいなのが占いで風よ吹けみた
いにやっていますが、幕末の陽明学者
山田方谷の足下にも及ばない話しです。

信立たずんば何事もならず、山田方谷は
常に自分への対抗者を意識して身を清く
して経済政治を司っていたと理解してい
ましたから・・一面窮屈な時代とも言え
ますがね。

そもそも明治維新とかいうのは勝者の長
州が美しくプロパイダーやってそれがあ
まりにも強烈すぎて未だに学問科学レベ
ル生活万端に染みつきすぎて未だに害を
為しているのです。無論「しずのおだまき
」で、むかしを今に なすよしもがなです
から歴史の変化の由緒は良く捉えつつ、
そういう意味では明治国家体制は人工国
家で人の成り立ちとは異質過ぎて昭和平
成にも繋がっていますから、そういうレ
ベルの問題としてそこから今の原発・沖
縄・米国軍占領支配・・諸々を、危機管
理の点検業務さえ基本的に信頼出来なく
なった、全国津々浦々54基もの原発の
恐怖に陥っているプレート地震頻度の激
しい50年間?下の日本人を考えても良
いのではないでしょうか?

しかし、いまだに原発・沖縄・・こうい
う状況でしっかりした理論体系とか思想
体系でリードしたものが出てこないのが
哀しいし残念です。人間はやっかいなも
ので未来が見えていないと元気が出ない
ものなんですよ。