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04.09
Thu
2015年4月9日東京電力定例会見


七尾(ニコニコ動画):
確認なんですけれども、2号機で格納容器に設置された一部の温度計が先週から急上昇している件なんですけれども、現状はどのような状況でしょうか?

川村(東京電力):
えっとあの、まず結論から申し上げますと、1個だけ非常に高い値を示したものがあったわけですけども、周りの温度計があれ確か20度ぐらいを指していたということで、そもそも「故障しています」ということを言っていた温度計だったものですから、あの間違った

ー隣の東電の人、首を横に振るー

川村(東京電力):
あ、失礼しました。
「参考扱い」としていた温度計なものですから、あの、データが間違っていたと。
実際には、あの周りの、他の温度計がたくさんあるので普通の温度計の20度前後だったという、あの、評価で決断をしております。


七尾(ニコニコ動画):
じゃあ、「故障」ということで結論はもう出来ているということですか?
今、問題になっている温度計に関しては「故障である」という結論でよろしいですか?

川村(東京電力):
あ、申し訳ありません。
正確に申し上げますと、今、点検評価中でして、まだ「故障だ」ということまでは申し上げておりません。

七尾(ニコニコ動画):それは大体どのくらいに結論が出る感じでしょうか?

川村(東京電力):
申し訳ありません。
あの、現場(2号機)の確認が要り用ですので、あの、ま、簡単、ではないと思いますが、
あの、なるべく早く、やりたいということで、あのー、お答えにさせていただければと思います。


七尾(ニコニコ動画):
これ、結構報道されているので、ま、県民の方で心配になっている方も結構いらっしゃるので、
えっとー、一応、ま、現状の形としては「故障の可能性が高い」という、そういう認識なのか、
それともそうではないのか、そこをちょっとハッキリしていただきたいんですけど。

川村(東京電力):
はいあの、認識としては「故障」の認識ですが、
あの、きちんと確認した上で「故障」ということで宣言をさせていただきたいということです。

七尾(ニコニコ動画):わかりました。


ふくいちプラントパラメータモニタ
2015年4月9日19時半

20150409.png
温度は緩やかに下降して現在80℃をやっと切った。


福島第一原発2号機 格納容器の温度計故障か
NHK 4月8日 16時29分

東京電力福島第一原子力発電所2号機で、原子炉を取り囲む「格納容器」に設置された一部の温度計の値が先週から急上昇していて、東京電力は、故障で異常な値を示している可能性が高いとみて監視を続けています。
今月3日の午前11時ごろ、福島第一原発2号機の格納容器内に設置された温度計の1つで、それまで20度前後だった値が70度まで急上昇したあと、5日の午後5時には88.5度まで上がりました。
その後は徐々に下がっていますが、8日の午前11時の時点でも依然として81.8度を示しています。
東京電力によりますと、2号機の格納容器には36か所に温度計が設置されていますが、原発事故のあと10か所は故障してデータを取っていないほか、8か所は正常な値を示さなくなっていて、問題の温度計はこのうちの1つだということです。
また、この周囲には動作が安定している温度計が8か所にありますが、いずれもおよそ20度を示しているということです。
さらに、問題の温度計はおととし2月にも周囲より30度も高い値を示したことがあったことから、東京電力は、値が上昇した原因は故障の可能性が高いとみて監視を続けています。
しかし、現場付近は放射線量が高いため修理は難しいということです。



東京電力の話としては、
現場(2号機格納容器)の確認が必要。
簡単ではないが、なるべく早く確認したい。
きちんと確認した上で「故障宣言」をさせていただきたい。


2号機には人が近づくこともできない。
なので、確認することなど不可能ではないか、と私は思う。



2014年
<福島第一原発>
どこが一番怖い?「たどり着くまでに死ぬかもしれない」3/22おしどりマコケン(内容書き出し)

より一部抜粋

マコ:
私が作業員の方に聞いて「どこが一番怖いの?」と聞いて、私はビックリしたんですけど、
「2号機がちょっと怖い」そうです。
(略)
というのは、命がけで、2号機の冷却システムが止まった時に配管を運んできても、
たどり着くまでに死ぬかもしれない」そういう線量が高いポイントがある
ので、
たどり着けないかもしれないので、
決死隊というよりも必死隊で「必ず死ぬかもしれない」とおっしゃってたんですけど、
「だから2号機の冷却システムが止まるという事が一番僕は怖い」とおっしゃっている方が何人もいました。
(略)
なんで2号機の熱電対という温度計が故障ばっかりしているのか?という事もね、
全然理由が分からないんですよ。

で、「分からないので評価する予定もない」みたいなことも言われて、何時もビックリするんですけど。
なので、2号機の冷却システムが壊れて止まる事が、冷却システムを失う事が一番怖いという事を教わりました。




<もう騙されない>
東京電力記者会見の今・原発再稼働・アンダーコントロール・2号機の謎 
おしどり・木野龍逸12/31報道するラジオ(文字起こし)

より一部抜粋

マコ:
結局2号機は爆発しなかったので、
原子炉の中の圧力が高くなってしまって、水が入れられなくなったんですよ。
なので、水を入れていたら原子炉の中の圧力が高くなって、
いったん水がまた抜けて、気体もちょっとずつ抜けて、
また燃料棒が露出してしまったから水を入れるっていうのを3回繰り返したんです。
なので他の号機と比べて3回水ジルコニウム反応を起こして、3回メルトダウンが進んだ
っていうのが2014年の8月に出てきたんです。



今日の会見を見て、東電には確認する気は無いように見えたし、確認することはできないんだろうと思った。
「故障」と言いたいが言えない。
「壊れていない」とも言える状態のようです。

モニタリングポストの数値が急上昇すれば、それも「不具合」と言われちゃうし、
時を同じくして異常が出ているのに、もっと真剣に調べてくれないかなぁ…><。


福島県、南相馬市内でモニタリングポストの緊急点検(15/04/08)

FNNLocal  2015/04/08

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福島県が設置したモニタリングポストの一部で、異常な数値が出ている問題を受けて、県­は8日、南相馬市内で緊急の点検を行った。

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南相馬市の住民は「全然動かなくなっちゃって」と話した。

23
住民も不具合を訴える、このモニタリングポストは、南相馬市原町区にあり、4月2日か­ら、ずっと同じ「毎時0.676マイクロシーベルト(μSv)」を示していた。

25
業者が調整をすると、ようやく別の数値に変わり、

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県の職員が持ってきた線量計の値と比­べ、問題がないことを確認した。

メーカーの担当者は
27
「状況を見ると、一時的な電波障害・通信障害が起きて、そこからず­っと、通信が途絶えていた状況。開発期間が短かったというのが、原因としてはあります­」と話した。

県によると、不具合の疑いがあるモニタリングポストは34カ所で、電気信号が影響を及­ぼしているケースや、人為的なミスのケースがあるという。



0.669マイクロシーベルト/時

「住民がいる」っていうことは、この線量のところで人が生活しているということ??




<福島第一原発>
危険注意!!「30カ所のモニタリングポストが一斉に不具合」
〜2号機の温度急上昇も温度計の故障!?






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