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チェルノブイリ原発近くで森林火災
NHK 2015年4月29日 9時16分

史上最悪といわれる原子力発電所の事故が起きた旧ソビエト・ウクライナのチェルノブイリ原発の立ち入り禁止区域で森林が焼ける火事が起き、この影響で森林に残っている放射性物質が周辺に飛散するのではないかという懸念も出ています。
ウクライナのチェルノブイリ原発から半径30キロ以内に設けられた立ち入り禁止区域で28日、森林から火が出て強い風にあおられて次々と燃え広がりました。ウクライナの内務省によりますと、これまでに森林400ヘクタールが焼け、火は原発から20キロの範囲まで迫っているということです。
ウクライナのヤツェニューク首相は地元メディアに対し、200人体制で消火活動に当たっていることを明らかにしたうえで、「1992年以降最も大きな火事だが状況は制御できており、破滅的ではない」と述べました。
ヤツェニューク首相によりますと、これまでのところ周辺の放射線量に変化はないということですが、火事の影響で森林に残っている放射性物質が飛散するのではないかという懸念も出ています。
火事の原因について、アバコフ内相は火元が複数あるとみられることなどから放火の疑いがあるという見方を示しています。





チェルノブイリ原発近くで森林火災
TBSNews 2015年4月29日
 
チェルノブイリ原発近くで森林火災です。

チェルノブイリ1
ウクライナ当局によりますと、86年に爆発事故があったチェルノブイリ原発の近くで、これまでに森林など320ヘクタールが燃えました。

チェルノブイリ2
鎮火に向かっていて原発まで被害は及ばないということですが、原発の周囲30キロの立ち入り禁止区域ではいまだに高い放射線を出している場所もあります。

チェルノブイリ3
放射性物質の拡散を懸念する声に、ヤツェニュク首相は、これまでのところ、「周辺の放射線量に変化はない」としています。火災については放火の可能性が指摘されています。(29日20:16)

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