06.11
Thu

福島第1原発 燃料の取り出し時期、2年から3年遅らせる方針(福島15/06/10)
FNNLocal 2015/06/10
福島第一原発です。
福島第1原発4号機を除く、1・2・3号機の使用済み燃料プールには、あわせて1,573体の燃料が残されています。
当初は、今年度(2015年度)からの取り出しが予定されていましたが、2年から3年遅れることになりました。
豊嶋:
今ゆっくりとクレーンで吊り下げられたノズルが下されまして、一番北側の屋根パネルを通りました。
内部で飛散防止剤の散布が始まります。
5月15日から、1号機で始まった建屋カバーの解体作業。
その後、放射性物質の飛散を防ぐ機材に不具合が見つかり、今も、作業は中断したままです。
こうした状況を受けて、政府と東京電力は、廃炉に向けた工程表を見直し、使用済み燃料プールから燃料を取り出す時期を、遅らせる方針を決めました。
がれきの撤去が進む3号機は、当初計画していた今年度(2015年度)の前半から、2年遅れて、2017年度に。
1号機と2号機は、2017年度から3年遅れて、2020年度に変更されます。
一方、事故で溶け落ちた燃料については、これまでと同じく、2018年度までに取り出し方法を絞り込み、2021年に取り出しを始めます。
政府は、工程ありきの考え方を改めて、全体のリスクの低減を優先させる方針で、今週中にも工程表を改定します。
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