福島県のモモに異変 感染病「せん孔細菌病」が広がるおそれ(15/06/10)
FNNLocal
福島の名産に、異変が起きています。
こちらは毎年夏に、わたしたち、そして観光客などを楽しませるモモです。
全国2位の生産量を誇ります。
しかし、こちらのモモ。
真ん中に黒い斑点が広がっていますが、
これは「せん孔細菌病」と呼ばれる果物の病気に感染したモモです。
今、この感染病が広がるおそれが出てきています。
木谷真也:
福島県を代表する果物といえばモモですが、今、そのモモをむしばむ病気が広がりつつあるります。
県内有数のモモの産地である国見町。
来月(7月)からの収穫期を前に、今、モモの木に、ある異変が起きています。
竹田茂義さん(国見町のモモ農家):
これが普通さ。これは葉が付いていないから、もう。
ここの部分が今言った病気、これ。
枯れて黒く変色した枝を差し出す、モモ農家の竹田茂義さん。
全国的に猛威を振るう、「モモせん孔細菌病」に頭を悩ませています。
せん孔細菌病は、雨や風で傷ついた枝から感染した細菌が引き起こす、モモ特有の病気。
まん延すると、葉に穴が開き、大切な実にも斑点ができてしまうため、商品価値がなくなってしまいます。
2014年秋の天候不順や、2015年4月上旬の長雨などが要因とみられ、被害拡大の前兆となる枝の変色が、例年の1.5~5倍と、高い割合で発生しています。
消毒や枝の切除など、できるかぎりの対策を講じていますが、不安は尽きません。
竹田さん
(病気が)広がらないでほしいね。
(人間の)がんくらいの重い病気と聞くんですけどね。
一番早くて、収穫は7月末ごろだと思うんだけれども、まだ、1カ月ちょっとある。
それまでに、そういう病気になってほしくないですね。
こうした事態を受けて、福島市にある県の果樹研究所では、せん孔細菌病の対策を最優先に、原因となる細菌の効果的な消毒方法などを研究しています。
県農業総合センター果樹研究所の安部 充所長
”モモの病気”ということで、あのー、人間に対して影響があるような、あの細菌ではございませんもんですから、
(しかし)なかなか、これといった技術対策にまで、結びついている現状にはありません。
調査を重ねて、また、いろいろな情報については、現場の方にお流しして、
あのー、少しでも被害を少なくできるように対応しているところでございます。
モモの収穫まで1カ月余り。せん孔細菌病との戦いが続いています。
アナウンサー:
このせん孔細菌病。
心配なのは、どんな影響があるか、ということになりますが、取材にあたった木谷真也記者です。
この、真ん中にありますモモの黒い斑点がせん孔細菌病ということですが、
これによってどんな問題があるんでしょうか?
木谷真也記者:
まず、皆さんに抑えていただきたいのは、見た目はこのような(斑点)状態ですけれども、味が変わったり、ですとか、
あと、健康に影響が出ることは一切ありません。
ただ、出荷には、見た目や色づきが大変重要ですので、感染してしまったモモは出荷できなくなります。
アナウンサー:
では、過去にこの病気が流行した時期がありました。
こちらは過去4年の県内のモモの収穫量ですが、
流行した2012年に、例年に比べて1,500トン以上、収穫量が落ちています。
やはり今年も収穫量に影響が出そうですか?
木谷真也記者:
そうですね、福島県によりますと、
そもそもこの細菌は、降水量が多いと、非常に感染しやすくなりますので、
現在の状況というのは、2014年秋の天候不順が大きな要因とみられています。
ですので、これから迎える梅雨で、さらに感染が広がるおそれがあります。
福島県では、防風ネットを設置するなど、対策を検討しています。
ヒトの病気も原発事故後増えているけど、モモだって生きているものね…
4年間の全国医療機関診療実績結果(2010年度〜2013年度)
・急性白血病
・心筋梗塞
・甲状腺の悪性腫瘍
・新生児乳児の先天性心奇形
・手足先天性疾患
・リンパ節リンパ管の疾患
・骨髄異形成症候群
ー追記ー
「薬剤の散布」
モモせん孔細菌病がまん延のおそれ 国が対策に乗り出す(福島15/06/16)
FNNLocal 2015/06/16 に公開
モモの収穫期を前に、全国的に被害が広がるおそれがある「モモせん孔細菌病」。こうした事態に、国も対策に乗り出した。
6月14日、福島・桑折町(こおりまち)のモモ畑を訪れた、農林水産省の担当官。
県内でも、流行のおそれがある、せん孔細菌病の調査を行うためだった。
「せん孔細菌病」は、雨や風で傷ついた枝から細菌が入り、葉や実に感染が広がる、モモ特有の病気。
まん延すると、実に斑点ができて、商品価値が失われ、樹木自体を弱らせて、収穫量の低下を招く。
病気のまん延を食い止めようと、薬剤の散布も行っているが、耐性を持つ菌が確認されるなど、十分な封じ込めには至っていない。
桑折町のモモ農家・亀岡吉徳さん
「このままいけば、産地存亡というと、(話が)大きくなっちゃうんですけど、そのぐらいの現状かもしれません」と話した。
危機感を募らせる農家。
農林水産技術会議の西郷正道事務局長
「中長期的な対応と、すぐできることは何かといったことを、専門家の目で峻別(しゅんべつ)してもらって、できることから手をつけていく」と語った。
国は、7月2日に、福島市で緊急の検討会議を開き、専門家も交えて、効果的な対策を検討するとしている。
わぁ〜〜っ><!
薬剤散布されたモモ、怖くて食べたくない〜〜!!
モモって飾り物じゃなくて食べるものだから、薬まみれのモモより見た目斑点がある方がいいです。
薬まみれ…こわ〜〜〜い!!!
モモに薬を大量にぶっかけたって病気が治らないなら、
こんなことしない方がいいと強く思ったので追記しました。
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その後、周辺の雰囲気がおかしいな、と思ってやめましたが。今も、セシウム134と137は、福島米を覗いて、全数ではなく、あくまで、抜き打ちか抜き取りで検査はしていますが、ストロンチウム90に対しては、膨大な検査費用と、結果が出るまでの時間がかかるということで、どの農水産品も、国が検査していないと言う事実があるからです。産地偽装や、混菜が無いことを祈念して、できるだけ、西側の食品を選ばざるを得ない。私が、被災地にも行き、いろいろと支援し、短期間、”食べて応援”していた時にも、東北道を通る時にも、福島・宮城県境の、国境と言うSAだったかな。美味しそうなももやブドウを売っていたのを思い出します。と、いうことで、また、今日も、
別な健康データを載っけておきます。
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8882/f9eb596c5546c8147fc12ffc2be9ec66.jpg
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8882/1034b724536d945ac483583e09cfacc8.jpg
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/63/10/1160004548-aa9bf8168659440b07ac8241af7a40bc/47/ac1fd89e291bcc5a49c015e6ecea5bda.jpg
ここに来て、
各地で、植物や昆虫、それにネコの奇形、
また、人間でも、東日本を中心に各種病気や奇形が検知されているので、桃もさもありなんと言う処でしょうか。何れにしても、チェルノブイリの場合は、1986年4月に、事故が起こって、旧ソ連政府は、半年で、石棺を作り上げ、放射能を、
それ以上には出ないように、封じ込めたようです。フクシマの場合、4.3年経っていますが、収束が見えない状態ですね。やってる責任者や作業員、それに東電社長までが、安倍さんには、奇を遣って言わないだけで、収束など、出来っこない、と思っているかもしれませんね。今日、見直しがあった東電からの報告書でも、剥き出しの凍土壁を進行させて(東電と国は、修復コストをケチっていて、チマチマたかだか、1ロット数十億円の工事を、繋ぎでしたいようで、大盤振る舞いで、最初から、とどめを刺す、全封鎖の石棺を作ろうとしない)、出来るのか、どうなのか、デブリの取出しに2年はかかるし、廃炉まで40年でしょう。日本では、石棺や地下ダムがベストなんだけども、それもやろうとしておらず、汚染水垂れ流しです。なおさら、被害が拡大して来ないか、(各種病いの健康被害が、高値を維持する期間が、チェルノブイリよりも長引くのではないか)懸念しています。5輪など諦めて、全部さらけ出し、100兆円単位の投下(ドイツは、フクシマ含めて、一旦原発が、レベル7で事故れば、その全健康被害と、事故現場の修復に、800兆円はかかると、算出して来ているからです)と、海外に支援を頼んだ方が早いような気がします。
果物類ではほぼ無理ですが有機栽培って言ってる栽培方法ですら農薬は使っていて、収穫量自体も農薬使用の有無で変わって来る事もわかっています。
それと、せん孔細菌病の映像見たでしょ?あんなのがいっぱい付いてるモモ買う人いるわけないと思いますよ。
良く考えてもらいたいのは自宅なんかで普通に使っている殺虫剤なんか農薬に使っている成分とほぼ変わらないものなんかがたくさんあるってこと。だからといってそれらを農作物に使うと農薬取締法違反です。
そして、農薬の基準は医療用人体薬、動物薬と比較しても登録時の試験の数も多く基準も厳しいので本当に体にヤバいものは登録できないってこと。
ちなみに、収穫前何日前までにしか散布できないなどそれぞれの農薬成分と作物の特性で制限もついています。しかもその基準は1/100万単位の数値での話です。
更にそれに加えると、残留農薬の検査はほとんどの果物で食べることがない表皮部分を計測する事がほとんどである為果肉部分では更に残留していないのが普通です。
ご存知かどうか家畜・家禽への薬剤投与の方が基準値甘いですからね。しかも動物故に血液に乗って体中に拡散しますので基本体の隅々まで薬剤は移行し検査でもしっかり検出されます。そしてその成分は農薬に使われているものとあまり変わらないものもあるようですよ。しかも農作物に撒くより濃いものを…。
まあ、中国が舞台になった残留農薬事件なんかで農薬に対しての風当たりが強いのはよく理解できますが、これなくして日本の農作物って成り立たないのも事実。もうチョット自給率を上げておいた方が良いと言われている現代では必要不可欠なものにならざるを得ないと思っている農家寄りの発言でした。
福島ではありませんが自分の地域も
せん孔細菌病に悩まされています。
桃のあたまに2つ点があるだけで
普通に出荷できず、格外に
なってしまいます。
病気にかかった木は次の年も
発症すると言われています。
本当に危機的状況です。
それから、薬の散布は
果物を作るのには欠かせません。
せん孔の防除だけではありません。
害虫防除などの薬の散布も
年に何度もします。
じゃないと果物は作れません。
食べたくないと言われてしまうと
とても悲しいです。
どの園もとても苦労して作っています。