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06.12
Fri

「安保法制よりも安倍首相がヤバい」 宋 文洲さん(51)
アエラ 6月15日号:宋文洲氏

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いま、安保法制が成立したからといって、日本が軍国主義になるとは私は思いません。
ただ、私を含め、多くの中国人が安倍首相を信用できないのは、ああいう人が国防を語ることです。

国会で日本の侵略戦争を否定するような発言をし、時の政府が侵略戦争を認めたポツダム宣言を「つまびらかに読んでいない」などと答弁しました。
そうした過去の歴史に向き合おうとしない人間が国の政策を進めることはヤバいと中国人は理屈抜きに考えるのです。

これは企業と一緒。
お互い協力して何かを始める時、何を信用するかといえばその人の人柄です。
「あなたが言うなら信じましょう」という場面は多くあります。

しかも、安倍首相の祖父の岸信介氏は、A級戦犯の容疑者でした。
もちろん、戦犯の子孫であっても戦争が大嫌いな人はいますが、彼は違う。
自分の政治は祖父とイコールだと言っています。

私を含め中国国民が安倍首相と過去の戦争とをリンクして考えるのは自然なことだと思います。

我々から見えば、安倍首相は非常に「私心」、つまり「こだわり」の強い人です。
世論を無視し、自分の進む道はこれだと突き進んでいます。

企業において経営者がそういうことをすれば、その会社は潰れます。
民主主義の悪い点はそこです。
首相は国の株を持っているわけではなく、やめればもう関係ない。
任期中、好きなことだけができます。
そして仮に日本が将来戦争をするような国になったとしても、
「私の時は正しいことをした。悪いのは、いまの政権だ」と開き直ることができるのです。


安倍首相には子供がいませんが、私はあえて問いたい。
仮に子供がいたら自分の子供を戦場にやれますか、と。



宋文洲氏は文中で「中国人はそう考える」と述べていますが、
この文中の「中国人中国国民」の部分を、「日本人の私」と書き換えて、全くその通りです。

私は日本人ですが、「安倍首相はかなりヤバい」と思っています。






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comment 3
コメント
戦争は実は何でも解決するんです。
戦争自体が目的であるような書き出しを最近の論説に多く見かけますが、大きな勘違い。戦争とは通常では解決できない問題を解決する暴力手段です。戦争は戦時経済を基盤にします。

更に大規模な国債と日本銀行券を発行し、最終コーナーで信用経済をひっくり返し、預金口座封鎖を実施し1000兆円を越える国の国民からの借金を事実上踏み倒せます。円為替は暴落ですから、米国も大もうけです。現在日本国民は買弁政府を持っていますから。

CIAが米国大統領にレクチャー本を出していますが、そこには先進各国の内日本だけは没落、2030年、国の借金が巨額で非通常手段でしか解決不可能とあるようでした。

来年には国民総背番号制で名寄せです、予言者でもないし極めて合理的な戦争政策選択なんです。
simpleズ | 2015.06.12 21:25 | 編集
僕は安部総理を支持してます
もっと深いところまで見ればとても素晴らしい方だとわかると思いますよ
あくまで政治家の中での話ですが
名無しの日本人 | 2015.06.13 06:44 | 編集
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| 2015.06.16 01:14 | 編集
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