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所在不明の800人死亡か 中間貯蔵の地権者 連絡先把握は全面積の8割
福島民報 2015年6月27日

東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設予定地の地権者で連絡先が把握できていない約1160人のうち、約800人が死亡しているとみられることが26日までの環境省の調べで分かった。同省は地権者に応じた対応方針を基に用地交渉を前進させる考えだが、相続人の把握などさらなる難航は避けられない見通し。連絡先を把握している地権者の所有地と、国などの公有地を合わせた面積が、予定地全体の8割を占めることも明らかになった。

地権者の内訳と対応方針は【表】の通り。26日に東京都内で開かれた放射性物質汚染対処特措法施行状況検討会の席上、同省が示した。
 
死亡したとみられる地権者のうち、死亡が判明しているのは約500人で、残りの約300人は登記記録の年代から死亡したと推測されると判断した。同省は、死亡した地権者の相続人の連絡先確認を進めているが、土地などが分割されて相続されるケースもあり、用地交渉件数がさらに増えることも予想されるという。
 
連絡先を把握している地権者約1210人の所有地の面積は合わせて約10.2平方キロで、国などの公有地の面積約2.3平方キロを加えると、予定地面積約16平方キロの8割を占める。同省は用地交渉の担当者を、連絡先を把握している地権者と、把握できていない地権者の担当に分け、連絡先を把握している地権者への説明を着実に進める方針。

( 2015/06/27 09:59 カテゴリー:主要 )

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全部の地権者が2365人。
そのうち連絡が取れない地権者が1160人。
800人が死亡で360人が連絡とれず。
現在連絡が取れない360人ももしかしたら重病か死亡している可能性だってある。

800人の地権者が死亡していることは言わないが、同じ内容の福島でのニュース。
ただ、上記の新聞記事では地域が特定できなかったが、↓でわかった。

竹下復興相、大熊町の復興拠点視察「廃棄物早期運び出しが必要」
FNNLocal (福島15/06/29)

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福島・大熊町の復興拠点を視察した竹下 亘復興相は、復興には、廃棄物の早期の運び出しが必要との認識を示した。
大熊町の復興拠点の建設予定地。

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大熊町大川原地区の復興拠点は、2015年内の着工を目指している。

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しかし、廃棄物を運び込む中間貯蔵施設をめぐっては、1,000人を超える地権者と連­絡が取れないなど、交渉が難航していて、除染で出た廃棄物は、置かれたままとなってい­る。
こうした状況を視察した竹下復興相。
復興拠点の整備を前に進めるためには、中間貯蔵施設の本格的な運用を急ぐ必要があると­の認識を示した。

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竹下復興相は「中間貯蔵施設をしっかりと動かして、除染で出た廃棄物の運び出しを急が­ないといけない。環境省の尻をたたいてでもやらないと、復興が進まない。なんとしても­やってくれと、要望を続ける」と述べた。
大熊町は、5年後をめどに、復興拠点を完成させる方針で、国や県などが、中間貯蔵施設­の地権者とどう交渉を進めていくか、 難しい問題が残されている。





大熊町だった。


大熊町では白血病で沢山死んでいる


あの、いまここにちょっと資料があるんですけど、
郡山市富久山町。
私の甥っ子も自主避難しています。
ここは、セシウム137は22万ベクレルです。
セシウム134は5.5万ベクレルです。
それで、ここに住めって言うんですか?
これは郡山の実態です。
あと福島も同じです

皆さん帰りに、私はプリントをしてきましたので。
間違えてカラーコピーしちゃったんでお金かかりましたけど。
だけどこれが、米沢も大変なんです。
米沢、福島、この実態で皆さん「帰れ」と言われますか?
自分の息子さんとか自分の娘さんとか、皆さん帰らせられますか?
いまはわからない。
だけど将来においてどのようなことになるかわからない。

たとえば大熊町なんか、いま私の周りでなぜか白血病が増えています。
白血病の方が女の人も男の人も死んでいます。
「これはどういうことですか?」と、私は言いたいです。


福島県が、大熊町が、勝手に原発を引き受けたんだから、あなた方はそのままそこにいろ、なんて話はないですし、
福島県をなくしたくないから、たぶん内堀(福島県知事)さんは「帰れ帰れ」と言われていると思うんですけれど、
ここの国の主権者は国民です。
主権者が悲しんで苦しんでいるのに、なぜ主権者の話にきちんと耳を傾けてくれないんでしょうか。

いまこの場で帰したら、あなた方本当に大変なことになりますよ。
これは罪ですよ、本当に。
罪と罰で、将来どのような罰を受けるか、これはわからないです。
大きくなった子供たちが、もしかしたら国に対してものすごく反抗する人を育てていくようなものじゃないかなと、私は常々思います。

住宅の、
線量がこんなに下がらないんだから本当に、きちんと補償してください、お願いします。


※上記動画はここから→避難者への無償住宅供与および避難指示解除方針に関する政府交渉
2015年7月2日
https://youtu.be/dtlH7tQaOys?t=3m37s


表に出てこないだけで、原発事故以降多くの人々が死んでいる。

浪江町でも、同じようなことが起こっているようだ。


和解前の死亡343人に 浪江町の原発事故ADR
河北新報 2015年07月02日木曜日
 
東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県浪江町約1万5千人が慰謝料増額を求め原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、町は2日、申立人のうち343人が5月末までに亡くなったと明らかにした。センターは賠償増額を認める和解案を示しているが、東電は拒否し続けている。
 
昨年11月末時点で申立人のうち238人が死亡しており、その後も高齢者や避難生活で体調が悪化した人ら、和解を見届けずに亡くなった人が増えた。町は速やかな和解案の受け入れを東電に求めている。




昨年12月〜5月末で105人死亡していることになる。

浪江町住民集団申し立て 東電、和解案あらためて拒否
FNNLocal (福島15/07/02)

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和解案について、東京電力があらためて拒否した。
福島・浪江町は、2日の全員協議会で、6月29日に行った東京電力との損害賠償の交渉­について、議員に説明した。

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これは、浪江町の住民およそ1万5,000人が、東京電力に対し、損害賠償の増額を求­めたもので、国の紛争解決センターは、現在の月額10万円に5万円の増額をする和解案­を示している。
しかし、東京電力は、この和解案について、あらためて拒否する意向を示したという。






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comment 3
コメント
あれ(3・11)以来、大変なことになっている。気がついている人も、気がついていない人も、これからますます大変になっていく。

逃げようにも逃げようがないほど追いかけてくる。
ああ、・・・・どうすることも出来ゃしない。
田中洌 | 2015.07.10 16:08 | 編集
土地の登記簿上の名義人が、震災前に死亡しているケースが多数あると思われます。また、一つの地所に、兄弟姉妹など複数の名義人がいるケースもあります。他の市町村で生活する地権者もいるでしょうし、震災後の熊町町民の死亡数と一致しないでしょう。
※参考資料
東日本大震災(地震、津波)被害状況専門サイト:サイトトップ
http://www.google.co.jp/gwt/x?gl=JP&hl=ja-JP&u=http://ranasite.net/%3Fp%3D9567&source=s&q=%E5%9C%B0%E6%A8%A9%E8%80%85+%E7%99%BB%E8%A8%98%E7%B0%BF%E4%B8%8A%E3%81%AE%E5%90%8D%E7%BE%A9%E4%BA%BA%E3%81%8C%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9
黒マグロ | 2015.07.10 22:50 | 編集
追跡もせず書くからこういう記事は信用されない。

津波以前から大半はつかまらなかっただけだろ。

あほらし。
123123 | 2015.07.14 00:35 | 編集
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