川内村に放射線に関する相談受けつける支援センター開所
FNNLocal (福島15/07/09)
大学などと連携し、放射線被ばくの対策や、住民の相談を受けつける新たな支援センターが、福島・川内村にオープンした。
長崎大学の高村 昇教授:
福島の震災からの復興の1つの、ま、あーー、
住民と、行政と、ま、専門家がですね、一体となって復興を進める、
ひとつの、ま、モデルケースとしてですね、評価を、あ、していただいております。
新たに開所したのは、東日本大震災後、県内で放射線対策や支援を行っている長崎大学と、公益財団法人が協力して設立した支援センター。
センターには、村で2台目となるゲルマニウム半導体検出器が導入され、住民たちが農地の土壌や水を持ち込んで、詳細な調査を行うこともできる。
また、コミュニティースペースとして、住民に利用してもらい、放射線に関する、さまざまな相談を受けつけるという。
川内村には、震災後、長崎大学から派遣された保健師が常駐していて、今後はセンターとともに、住民の支援をさらに進めていくことにしている。
高村昇という方は山下俊一と一緒に
2011年事故直後から福島で「福島の線量は体に影響はない」と活動している人です。
福島市の広報紙「市政だより」4/21に疑問がいっぱいです
福島市の広報紙 2011年4月21日
ここに住み続けて大丈夫?
「健康リスクが出ると言われる100mSvまで累積される可能性はありません。
そして同じ100という線量でも、1回で100受けるのと、1を100回分けて受けるのとでは影響が全く違います。
少しずつならリスクははるかに小さいのです」
小学校の子供について
「1時あたりの空間線量が10マイクロシーベルト以下であれば外で遊ばせて大丈夫です。
もちろん普段通りの通学も問題ありません」
「洗濯物についても、取り込む時に少し丁寧に埃を払う程度で問題ありません。布団干しも同様に大丈夫です。
換気システムを切るなど神経質になる必要はありません」
事故直後の福島市の広報紙から現在に至るまで福島県の放射線健康リスク管理アドバイザーのままでいます。
福島民報の「放射線 放射性物質 Q&A」アーカイブでは、様々な質問に高村昇さんが答えていますので、どのようなことを言っているのか、見てみるのもいいかもしれません。
このような人に相談しても、何の解決にもならないだけではなく、さらに事態の悪化を招くだけだと私は思います。
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「1mSvの累積骨髄被曝毎に、12%の白血病過剰相対リスクが小児で観察された。累積線量が4.1mGyを越えると白血病の過剰発症が統計学的に明確になった。」
10μSv/hrは、その中で毎日2時間子供たちが遊んでいたら、約200日で白血病がほば確実に増加するという線量率だ。嘘つき学者に近寄ってはいけない。
子供は福島から逃がしてあげてください。
A record-based case-control study of natural background radiation and the incidence of childhood leukaemia and other cancers in Great Britain during 1980–2006
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3998763/
スイスで16歳未満の子供を調査。自然放射線0.1μSv/hr未満の被曝をコントロール群にして、0.1μSv/hr以上の被曝群での癌の発症危険率を研究したもの。1mSv毎の過剰累積被曝でハザード比が全癌で1.03、白血病で1.04、中枢神経系腫瘍で1.04になるというもの。0.13μSv/hrの線量率の差で、全癌、白血病、中枢神経系腫瘍の発生が統計学的に明確に高値になっている。
Background Ionizing Radiation and the Risk of Childhood Cancer: A Census-Based Nationwide Cohort Study
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4455589/
福島ではこの上に内部被曝も加わる。日本政府は大きな誤りを犯し続けている。