川内原発1号機でトラブル 




川内原発1号機でトラブル 出力上昇延期へ
産経新聞 8月21日(金)11時5分配信

 九州電力は21日、11日に再稼働させた川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の復水ポンプ付近でトラブルがあり、21日に予定していた出力上昇を延期すると発表した。25日には原子炉の熱をフル出力する「定格熱出力一定運転」を予定していたが、遅れる見通し。

 1号機は現在、通常の75%の出力で運転しており、21日中に95%へ上昇させる予定だった。現在、75%の出力を維持したままトラブルの原因を調べている。

 復水ポンプは、蒸気が発電タービンを回した後に蒸気を冷やし水に戻して循環させる装置。

 九電によると、ポンプの出口で水質を監視する「電気伝導率」の数値が上昇した。伝導率は冷却水に海水などの塩分が混入した場合に上昇するという。

 川内1号機は11日に再稼働した後、14日に発電、送電を開始。出力は16日に50%、19日に75%に達し、トラブルもなく順調に推移していた。




九州電力ホームページ プレスリリース

平成27年8月21日
九州電力株式会社

川内原子力発電所1号機の出力上昇の延期について
(復水ポンプ出口の電気伝導率の上昇)
 川内原子力発電所1号機は、本年8月14日に発電を再開し、電気出力75%で調整運転をおこなっていたところ、8月20日14時19分に、パラメータの揺らぎであるレベル1に該当する、放射性物質を含まない2次系の復水ポンプ出口の「電気伝導率高低警報」が発信しました。

 関連機器や水質の調査を実施した結果、復水器内に微量の海水が混入しているものと推定されましたが、復水脱塩装置で除去できており、運転継続に支障はありません。

 なお、今後の運転に万全を期すため、本日予定していた出力上昇を延期し、電気出力を75%に保持した状態で、入念な点検を実施することとしました。

 本事象による環境への放射能の影響はありません。

 当社は、引き続き、安全確保を最優先に、一つひとつの工程を慎重に実施してまいります。

以上




川内原子力発電所概略系統図
川内原子力発電所概略系統図


用 語 等 の 解 説
○電気伝導率
電気の流れやすさを示すもので、水分中に塩分等の不純物が多いと電気が
流れやすくなり、数値が高くなる。
原子力発電所においては、水質を管理し、海水の漏えい等を早期に感知する
ため、電気伝導率を監視している。
○復水器
タービンを回した後の蒸気を冷やして水に戻すことにより真空状態をつくり、
タービン効率を高めると同時に、この水(復水)を回収して再び蒸気発生器へ
と循環させるための設備。
○復水ポンプ
復水器の下部に溜まった復水を、系統へ送水するためのポンプ。
○復水脱塩装置
復水器で凝縮した水(復水)を、再び蒸気発生器へ送水する際に、復水に
含まれる不純物を樹脂によって除去する機器。
○レベル1
当社が今回の川内原子力発電所の再稼働工程を進めるにあたって、想定され
る事象と対応について、プラントへの影響の程度によって、レベル0からレベ
ル4にケース分けをしていたもののひとつ。
レベル0:通常操作等の際に、発生が予期しえる警報
(運転操作等により発生)
レベル1:警報発信等の事象が発生した機器を監視強化
(パラメータの揺らぎ等により発生)
レベル2:再稼働工程を継続しながら、必要な対応を実施
(機器の不調等により発生)
レベル3:発電を停止(または負荷降下)し、必要な対応を実施【2次系】
レベル4:原子炉を停止し、必要な対応を実施【1次系】
以 上




「復水器に微量の海水が混入している」っていうのはどういうことなのか?
小出先生に教えていただきました。


小出裕章先生 2015年6月25日

復水器に微量の海水が混入しているとの件は復水器の熱交換用の細管に穴が開いたためです。
どの細管に穴が開いたかを調べ、その細管に水が流れないように栓をして殺すことになります。
結構大変な作業で、数日は必要でしょう。
でも、それが終われば、九州電力は出力アップに向かうでしょう。
また別のトラブルが出るのではないかと思いますが、彼らは何とか再稼働の実績を作ろうとするでしょう。
 
目が離せません。




小出先生ありがとうございました。
再稼動の実績は作らせたくないです。
とても怖いです。
九州電力川内原発、目が離せません。


九州電力のホームページに点検の結果が出ていました。

平成27年8月25日九州電力株式会社
川内原子力発電所 1 号機の状況について《日報》
(8月25日12時現在、復水器細管点検結果及び出力上昇予定)

・復水器の点検を実施(8月21日より開始)
¾ 海水混入の原因として特定した細管は、5本以外にないこと
を確認
¾ 予防施栓を含め、計69本の細管(A水室全数の約 0.5%)
に施栓後、復水器の復旧を行い、8月27日に出力上昇予定
川内原発825




27日から出力上昇するようです><

平成27年8月26日 九州電力株式会社
川内原子力発電所 1 号機の状況について《日報》(8月26日10時現在)


・復水器の点検(復旧)を実施
・8月27日 発電機出力上昇(75% ↗ 95%)
川内原発826






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