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「川内原発の危険性&桜島レベル4」広瀬隆氏8/18上杉隆のニューズオプエド(文字起こし)

上杉隆のニューズオプエド
2015年08月18日

「川内原発の避難計画には実効性はない」ニューズ・オプエド. 投稿者 kotetsu1111

上杉隆(アンカー)/成瀬久美(アシスタント)
広瀬隆、川内博史、


201508181
上杉:
九州電力の川内原発。
事故当事国がまだ原発事故の収拾も何もしていないうちに再稼動を率先してやったと。
世界に先駆けて。
どうですか?

201508182
広瀬:
信じられないんですが、この意味をちょっとお話ししておきますと、
川内原発は1号2号があるんですけれど、2011年、東日本大震災があった年に2基とも運転を停止したんですね。
っていうことは4年以上止まってたわけです。
ということは今、このあいだ11日に再稼動、起動しましたけれど、
もし起動しなければ、今仮に鹿児島で大噴火があっても、大地震がきても、大津波がきても、大丈夫なんですよ。
大丈夫だったんです。
つまり、完全に燃料が冷えていたんですよ、崩壊熱がね。
だから助かったのを、そこにもう一回火をつけたわけです。
だから今、日本一危険な原発に変わったわけですよ。
そういう意味なんです。

201508183
上杉:
川内原発の場所をあらためて。
これはですね、オプエド試験放送時代に川内さんに出ていただいた時にハザードマップの話をしました。
発表の時にちょうどその資料を持ってきていただきまして、ここの端っこに見えるここが桜島ですね。
いま噴火レベルが4まで上がった桜島が爆発した時にどうやって火砕流が広がるか?っていうので、なんと不思議なことにこの川内原発のところだけは避けて火砕流が流れるという。
日本の英知を結集すると、そういうこともできるんだな、と。
(笑)



<火砕流が川内原発を避ける>
九州電力 報告書類
火砕流シュミレーションの検討
hirose39.jpg

危ない!川内原発「鹿児島の皆さん本当の事を知って下さい」 広瀬隆氏文字起こしより一部



広瀬;
それは活断層もそうですよ。
そこに来ると無くなっちゃうんです。

上杉:原発だけは避けるんですね。

広瀬:ええ。全部無くなります。

上杉:
やはり神の国はさすがですね。
ということで今回も同じシミュレーションに基づいて再稼動が行われたんですが、
本当に火砕流は原発のところを避けるんでしょうか?

川内:そんなことは有り得ないでしょ。はい。

上杉:でも政府のエリートで頭のいい人達が作った

川内:だから頭のいい人達が集まるとバカになるんですね(笑)

広瀬:
というよりね、
私はちょっといまずっと報道を見ていて言いたいことがあるんですけど、
それは、ま、東京新聞は完全に反原発の論調ですけれど、
それでもね、実を言うとはっきり言って私が心配していることは何も書いていないんです。
それはいま上杉さんも仰ったように、まず姶良カルデラのカルデラ噴火っていう言葉がすぐに出てくるでしょ。
私が心配しているのはそれではないんですよ。
普通の噴火なんです。

だからいま起こっているような噴火で、桜島から川内原発に普通の火山灰が飛んで行っただけで、送電線が全部ダメになるんです、大噴火になったら。
いわゆるカルデラ噴火じゃなくていいんですよ。

上杉:
これ、「50kmって結構あるじゃないか」と思いきや、飯舘村だって42〜3kmだったわけですし、
さらにもっと言えば50kmっていうと、原発の30kmから20km僅かに離れただけで、

川内:
東京丸の内を桜島とすると、ま、埼玉ぐらいですからね。
要するに通勤圏ですよね、東京で言えばね。
近いわけですよ。

上杉:
直線距離でいうと江ノ島が40km強なので、そこのちょっと先ぐらいに原発があると考えていただくと、
東京にお住いの方はわかりやすいのかな、ということで。

広瀬:
だから外部の送電線がダメになるでしょ。
そうすると電源がなくなるでしょ。
そうすると内部の非常用の発電機しかない。
そこに今度は火山灰がくるでしょ。

で、発電機は自動車と同じでエンジンですから、空気を入れて冷やしながら回さないとダメなんです。
そこにみんな、フィルターが目詰まりしちゃうんですよ。
だから福島と同じ「全電源喪失」になるんです。
それが怖いんです、私は。


上杉:
電源喪失の過程を政府がいう火砕流とそれから破局噴火あるいはカルデラ噴火と言っているんですけど、
そうではなくて、要するに別の理由の。
つまり灰でやられてしまうんですね。

広瀬:そうそう。
だから霧島の新燃岳もね、2011年に大噴火した。
あの時は向こう側、宮崎県に流れたんです。
だけどあれだってこっちに来てたら、あれ(川内原発)は福島の前にやられてたかもしれないんですね。

川内:そうですね。

上杉:
お二方、鹿児島というと川内さんは選挙区ですよね。
そして広瀬さんもこの前現地での反対集会にまた行かれたということなんですが、
どんな様子でした?

広瀬:
一つは、驚いたのは「現地」と言っても本当に原発の前の現地集会だったんですよ。
鹿児島市じゃなくてね。
そこに2000人もの人が。
実数ですよ、これは。

上杉:
「すごい田舎」って言っちゃ悪いんですけれども、

広瀬:
だって海岸ですからね。
我々も歩いていて、デモをやっていて、本当に死のこうぶんみたいなね、戦時中の。
あれを思い出してみんな歩いたぐらい、ひどい猛暑の中で。
10日が予定日だったので我々は10日に飛行機で帰らなければならなかった。
翌日から川内さんが入って、ちょうど入れ違いになったんですけど、
でも、本当にね凄まじいデモでした。
そういう意味では、これ、今本当にスイッチを入れちゃいましたけど、制御棒を抜いて。
だけど、我々は絶対に止めるっていう意思をみんな持っているんです。
で、予感としては私は、これはすぐに止まるんじゃないかな、っていう予感がするんです。
それはトラブルなんですよ。

上杉:トラブル、原発の。

広瀬:
原発。
要するに4年止めていたんですから、
部品、もう何万何千とある物を組み合わせたのが原子力発電所っていうものだから、
そこへ制御棒を抜いて加熱をし始めて大量の高圧、高熱になって初めて、テストになるんです。
だから今我々は、今日は18日、1週間でしょ。
1週間というのは、まだ我々は生体実験にかけられてる。

上杉:要するに原発はぶっつけ本番しかないわけですね。

広瀬:
そうなんです。
パーツは点検できます。
だけどそれは何の意味もないんで、動かさないと全体的なシステムとしては

川内:全体が生き物だから

広瀬:
そうなんです。
だからそれを今必死でやっていますけれど、私は元金属のエンジニアだったんで、
4年間止めていたら、もう部品はいたるところ山のように。
今トラブルが起こっています。
それは表には絶対に出さないだけで起こっているんですよ。

上杉:
これ実際に柏崎にしろ浜岡にしろ、配管の故障というかトラブルというものは、しょっちゅう頻発していたわけですから、
それを考えると川内原発だけが健全なまま、

広瀬:
そんなこと有り得ないんですよ。
だから「点検漏れ何万カ所」なんてよくあるでしょ、中部電力とか。
そんなレベルなんですから、

成瀬:
なんかおととい、これ質問できているんですけど、
おととい午前中に長時間にわたる川内原発の煙についてどのようにお考えでしょうか?と。

広瀬:
煙はインターネットで流れているのを見ましたけど、
ちょっと不気味な感じがして「やめてくれ」っていう気持ちになりましたけど、
一応向こうは「ただ蒸気が余ったのを外に出しているだけだ」って九電が言っているそうですけど、
わかんないです。
だから私はこの現地に行って、演説で言ったことは、
一番大事なことを新聞が書いていないっていうのは何か?っていうと、
これは加圧水型なんです、福島とタイプが違って。
福島は沸騰水型。
沸騰は原子炉のお釜から直接沸騰させてそれをタービンに送る、蒸気をね。
そういうタイプなんですけど、これは加圧水型といって沸騰させないんです、原子炉で。
原子炉で沸騰させなかったら蒸気は出ないでしょ。
じゃあどうするか?っていうと、
一回高圧にして、要するに圧力釜のようにして150気圧ぐらいっていう、
福島の2倍ぐらいのとてつもない圧力をかけて、水を沸騰させないんですよ。
じゃあどうしたらいいか、っていうと
その高圧の水を送った先に蒸気発生器、そこで蒸気を発生させる。
蒸気発生器っていうのは原子炉よりも大きな巨大なプラントなんです。
そのプラントが、上杉さんご存知ない?
2012年、3年前にアメリカのサンオノフレ原発で事故を起こした。
三菱重工製。
同じものです。
川内原発で使っているのはそれなんですよ。


上杉:その事故の検証っていうのは終わっているんですか?

広瀬:
アメリカのサンオノフレ原発が納入されたのは2009年と10年なんです。
2基。
どういうものか成瀬さんに説明するとわかる。
高温の水を蒸気発生器に送り込んで、そこで相手側の水に熱を伝えるんです。
自動車のラジエーターみたいに、熱交換器。
ということは、熱を交換するためにパイプの中へ熱水を通している。
向こうも周りに水が通っているわけ。
そのパイプっていうのは薄くないと熱を伝えられないでしょ?
だから1.3mmですよ。

紙みたいなものじゃないとダメなんです。

それが何本あるか?っていうと、
1機で、川内原発は3機あるんですけどね、蒸気発生器が。
1機に3000本以上で、3つ合わせて1万本以上の配管なんです。
細ーい配管。
で、高圧でしょ。
これは必ず壊れていくんです、細管が。
1991年の2月9日にその細管が破綻した事故が美浜で起こったんです。
福井県の。
それはギロチン破断だったんです。
私が怖いのは、三菱重工が作ったものが、たった今アメリカで事故を起こして廃炉になったんですよ。
それを使っているんですよ。
「そういう原発だ」っていうことは新聞のどこを読んでも書いてないでしょ?
私なんか技術的に見て一番怖いのがそれなんです。
しかも4年止めていたわけですから、
金属材料っていうのは、
要するに原発っていうのは海岸線にあるんで塩を浴びるんでね。

上杉:劣化する可能性がある。

広瀬:
とにかく腐食しやすいんで、一番怖いんですよ。
だからそういう意味でここに地震が来るとね、もう、ちょっと一カ所バーンって穴が開くと、
150気圧の圧力で水が噴出するんだから、鉄砲玉みたいな力を持っているんですよ。
水じゃないんですよ、もう。


川内:150気圧ですからね。

広瀬:周りが多少圧力があるから、差し引きでも数10気圧はかかっていますから。

上杉:普通に今の工業技術でも、「水で鉄を切る」っていうのが普通ですからね。

広瀬:
だから連続破断する可能性が。
これは実際にイギリスで連続破断っていうのが起こっているんですよ。

上杉:
そういう意味では不備っていうか、これは原発の宿命なんですけど、
それが解決されていないにもかかわらず、

川内:
私が3.11の後、「火力を十分に運転すれば原発はなくてもいいのではないか」ということで、
休止火力を一生懸命見に行ったんですよ。
で、その時に電力会社の方がおっしゃったのは、
いやぁ、もう、3年止めていると動かせませんよ

とか言って、一生懸命休止火力のことを説明するんですよね。
一緒ですからね。

上杉:
より危険度が増しますよね。
ま、火力だけで実は足りたわけですから、
ところが点検中だとかやりがなら盛んに言っていたのが、計画停電も含めて、
「電力不足だ」と。
「停電が起こる」「節電してください」って言っていたのを、
考えてみると最近聞かないですよね。

広瀬:そんなことはもう全部証明されていますから。

上杉:
あれは結局どうなったんですか?政府の。
節電節電って言っていましたけど、ここ1年間は、
まさに去年の夏も今年の夏も原発が1基も動いてないで乗り越えたじゃないですか。
これは何か特別な技術が開発されたんですか?

広瀬:
いやいや、これは原発が止まった時から言ってるんですけれど、
日本は今はガス火力が中心で、ガスと石炭で8割近く、78%ぐらい、今賄ってきているんです。
ガス火力の中心は、もう川内さん。
ガスコンバインドサイクル発電という原発の2倍の熱効率のものを、今どんどん電力会社に普及しているところなんです。
だから、電力会社の全員が悪いんじゃないんですよ。
優れた技術者たちもいるんです。
その人たちはみんな技術を、今言った三菱重工の人たちもいいのを作っているんです。
それを使って今やっているんです。
それが一つの理由です。

それから基本的に、今4分の1が大企業が、
トヨタやホンダにしろ、みんな大企業が電力会社を信用できなくなったので、
みんな自家発電、自社発電して、


上杉:六本木ヒルズもそうですよね。

広瀬:そう。
ま、六本木ヒルズは昔からですけど、
そうじゃなくて大工場がみんな自家発電を始めた。
それがもう、電力会社の電気をどんどん食い始めて、今はもう4分の1食っちゃっているんですよ。
だから今出ている数字、新聞に出ている数字は電力会社の数字だけなんです。
もう凄まじい勢いで自家発電がガーーーッとふえて。
だからそこに私は最大の希望があったんですよ。
それからもう一つは今の時間帯ね、
だいたい2時から4時のところでピークになるでしょ。
その時に、今ガスヒートポンプエアコンっていうのが大普及しているの。
なぜかというとこういうオフィスビルの、驚いたことに40%はエアコンなんですね、電気の。

上杉:電気の消費量。

広瀬:ええ。
驚いたことで、それは使いすぎなんだけれども、それは置いておいても。
それをね、ガスヒートポンプエアコンを使うと、今まで電気を使っていたのをそれに変えるとなんと9割減っちゃうんです。
だからもう、40%の9割だから、36%減っちゃうんですよ。
ピーク電力がですよ。
だからね、電力不足っていうのは100%起こらない状態なんです。
今その勢いがどんどん、今言ったように自家発電が全部増えていますから、
だからこれからますます原発は必要ないし、
はっきり言っておきますけれど、九電も関西電力も必死になっていますけれど、
この二社が電力を大幅に値上げしているでしょ。
彼らは(自分の)首を締めてますよ。
みんながどんどんどんどん離れて行っているんですよ。

上杉:
なるほど。
電力会社離れがついに起こり出したと。

広瀬:
しかも値上げした会社ほどその勢いがすごいんですよ。
だから自殺ですよ、彼らは。

上杉:
なるほど。だけどそうは言っても原発っていうのは政府が「エネルギー政策上ベースロード電源」などと言ったりして、
「原発は絶対にやるんだ」と、特に安倍政権は言い続けていますよね。
ここから脱却するっていうのは、どうやったらいいんでしょうか?

広瀬:
だってもともとベースロード電源っていうのは、朝運転を始めてずーっと出力を変えないでいるのをベースロード電源って言っているんですよ。
だけど、地震が来たら普通の地震で止まるように原発っていうのは作られている、危ないから。
っていうことは、普通の地震でベースロードがなくなっちゃうんだよ。
ですから一番怖いんですよ。
産業界にとっても一般の家庭にとっても、原発に頼るっていうことは普通の地震で止まる発電所なんですよ。
だから日本は、もうみんな「そういうことはやめよう」という、最大の教訓が、4年前の大震災だった。
だから小さな電力にできるだけ細かく分けておこうと。

201508184

上杉:
それがまさに最大の危機管理になるんですけど、政府はちょっと逆を行っていると。
そして改めて川内原発に話を戻しますが、
今回、そうは言っても再稼動が今始まっています。
で、時を同じくしてというか、なぜか桜島がレベル4ということになりました。
ところがこの桜島が噴火した時に対して、噴火自体のシミュレーション。
つまりハザードマップはあるんですが、「原発に与える影響に対しては一切特別な体制は取っていない」と発表していますがこれは大丈夫なんですか?

川内:
桜島の火山研究所の、京都大学がやっているんですが、
そこの井口先生という先生が、この桜島の予測をしてらっしゃるんですけれど、
1986年に大噴火をしまして、
桜島は常時噴火しているんですけれども、1986年に大きな噴火があったわけですね、いつもよりも。
その時に、これくらいのでっかい噴石が

上杉:1mぐらいですか?

川内:
直径1mぐらいの。
海のすぐそばまでドーンッと降ってきているわけです。

上杉:どっちの海ですか?

川内:
桜島の。
要するに入山規制とか今避難準備区域とかと言っている火口から3kmじゃなくて、
その3kmより外に。
だいたい5km、6kmありますからね。
そこまで飛んできているわけです。
で、その井口先生がおっしゃるには、
今回の噴火は1986年噴火の10倍ぐらいの大きさにはなるだろう」と。
要するにものすごい噴石、それから火山灰が火口から噴出されるということを意味するわけであって、
先ほど広瀬さんがおっしゃられたように、その火山灰は当然薩摩川内市まで飛んでいくし、
大量に飛んでいくわけです。
1986年のことを私は覚えていますけど、
鹿児島市内が真っ黒になるわけですからね、火山灰で。

成瀬:それは避難計画とかそういうのはまだ

川内:
だからその避難計画、
もし川内原発に何かあった時に避難計画のことが非常に大事になるわけですよね。
ところが政府がものすごくごまかしをしているのは、
平成25年の9月3日に原子力防災会議という、
これはすべての閣僚が入っていますから閣議決定と一緒なんですかれども、一昨年ですね平成25年9月3日。

201508185

で、「地域防災計画は、内容の具体性や実効性が重要」と書いてありますね。
地域防災計画というのは避難計画のことです。
「避難計画は実効性が大事だ」って言っているんですよ。
実効性が。
要するに「ちゃんとできなきゃダメよ」と、こう言っているんですね。
しかし、川内地域の避難計画をこの原子力防災会議が承認した時の議事録になんと出ているかというと、
望月担当大臣が「避難計画は合理的かつ具体的なものだ」と。
「実効性」という言葉が消えているんです


要するに「実効性はない」ということなんですね。

なぜかというと、伊藤鹿児島県知事は評判は悪いですけれど、
実は記者会見で「避難計画には実効性はないんだ」と白状していますから。


広瀬:
我々が入った時も、バスで行ったんですね、先週行った時。
で、バスの運転手さんに「避難する時はどうするんですか?」
「我々は行かないよ」って言ってました。
「事故があったら絶対行かないよ」って言ってましたから。
だから運転手さんが「行かない」って言っているんだから。

川内:行くわけないですよ、だってそれは。

上杉:行政も地域の人たちも実効性がない、つまり空想的な避難計画ということを認めているにもかかわらず、今回

川内:
原子力防災会議決定に違反するんですよ。
だけど、再稼働しちゃうわけでしょ。

広瀬:
いま川内さんが言った京都大学の人たちは山体膨張をずーっとやっているんですよ。
精密測定ね。
あれは、あれはもうね、あの人たちがなぜここで警告を出したかっていうと、すごいんですよ、山体膨張が。
それがなかったらあの人たちは出しませんよ、こんな警告を。

上杉:山体膨張をしているということは相当危険な状態ということですよね。

広瀬:
そうです。
要するにマグマが溜まっているんですから。
溜まって膨らんでいるんですから。
今ね、今、今日静かだからって、そういう問題じゃなくて、
どんどんどんどん溜まっているわけですよ。
だから、ね、静かな方が怖いですよね?

川内:
そう。
要するに今までずーっと活発に噴火し、火山性地震も起きていたと。
で、ここ二日ぐらいものすごい静かになったんですね。
「静かになった時が怖いんだ」と井口先生もおっしゃっているんです。

上杉:
まさに1986年の10倍となると、要するに規模も10倍。
物理の、例えば物体の落下法則に関してはy=xじゃないですけど、たとえば4倍とか、10倍かける4もありますよね。
そういう意味では破局的な噴火もあり得ると。

広瀬:
そういうことはね、本当はない方がいいんですけど、でもやっぱりそれは物理的なことですからね。
間違いなく、あの人たちがあそこまで警告を出したっていうことは、我々は本当に震え上がって、ちょっともう、原発なんかすぐ止めてもう他のことを考えないといけないですよね。

川内:
今現在僕はですね、九州電力の方に申し上げたいんですけど、
原子力防災会議の決定は、「避難計画は実効性がなければいけない」と言っているにもかかわらず、
「避難計画には実効性はない」ということは伊藤鹿児島県知事も認めているわけですよ。
それにもかかわらず「何にもしません」と。
「別に噴火の影響はないでしょう」と言ってですね、万万が一影響があったらこれは大変なことになりますからね。

上杉:
一つ質問なんですけど、
桜島が今レベル4になりましたよね。
たとえば1ヶ月間様子を見るために再稼働をストップするとか、
あるいはもう一回始まったのを止めるという判断はできないものなんですか?

川内:私はそうすべきだと。

広瀬:
それはね、今の安倍晋三からきている命令ね。
それが九州電力にきて、社長にきて、そこから所長に行っていますから、
内部の職員は、私は戦々恐々だと思うんです。
働いている人、九州電力の。
内部の原子炉に入っている人は。
こわいですよ。
彼らはね、我々よりもよく知っていますから、毎日のトラブルを見て必死になって対応していますけど、
彼らは怖い。
だけど言えないんですよ。
それを言うっていうことはね、自己否定。

上杉:
組織に対して刃向うっていうことになるんですよね、日本はね。
ということで、川内原発の再稼働。
それから桜島のレベル4ということについてやってきましたが、
とりあえずこの問題についてお二方のお話を伺いましたが、

成瀬:
コメント出来ている中で
「広瀬さんのお姿をライブで見れて感動です。いつまでもお元気で日本の世論をリードしてください」
励ましのコメントをいただきました。



桜島 ごく小規模な噴火 引き続き厳重警戒
NHK 2015年8月29日 18時52分

鹿児島県の桜島では、火山性地震が多発した今月15日以降、山体が膨張した状態が続き、29日もごく小規模な噴火が発生しました。
気象庁は引き続き桜島に噴火警戒レベル4の噴火警報を発表して、厳重な警戒を呼びかけています。

気象庁によりますと、桜島では今月15日に南岳の直下付近を震源とする火山性地震が多発したほか、山体が膨張していることを示す急激な地殻変動が観測され、噴火警戒レベルがレベル3からレベル4に引き上げられました。

その後、火山性地震の回数は減っていますが、29日も午後3時までに4回観測され、島内に設置した傾斜計などの観測データでは、山体が膨張した状態が続いているということです。また、午前2時半すぎと午前7時すぎ、それに午前11時40分すぎに、昭和火口でごく小規模な噴火が発生しました。

気象庁は、一連の火山性地震や地殻変動は南岳の直下にマグマが急激に入ったために発生したと考えられ、これまでのところマグマが火口近くまで上昇することを示す兆候は見られていないため、規模の大きな噴火が発生する可能性は低下しているとしています。

そのうえで、今後、地下に新たなマグマが入ってきた場合などには、火山活動の活発化が避けられないとして、桜島に噴火警戒レベル4の噴火警報を継続し、昭和火口と南岳山頂火口から3キロ以内の鹿児島市の有村町や古里町では、引き続き噴火に伴う大きな噴石や火砕流に厳重に警戒するよう呼びかけています。




また事故→カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発(放射性物質を大気中に放出)





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第2回 川内原発の真の恐怖とは? 白抜き黒枠データを公表する信じがたい

九州電力と原子力規制庁の正体


第3回 はたして日本の原発に、テロ対策は存在するのか?


第4回 フクシマ原発からの放射能漏洩はトテツモナイ量に! 全く報道され

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第5回 フクシマ原発事故被害者の賠償を放置したまま、再稼働など許されるか


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第7回 電気が足りているのに、なぜ原発を動かす必要があるのか?


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第13回 9300億円の訴訟を起こされた三菱重工!! 日米原発報道での一番の

違いとは?――広瀬隆×堀潤対談<中篇>



※ 現在 最新掲載が 第13回です。

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