白斑「遺伝的影響・放射線の影響”があるという目印」ティモシー・ムソー教授<福島とチェルノブイリの野生生物・2>9/21第5回 市民科学者国際会議(文字起こし)

第5回 市民科学者国際会議
~東京電力福島第一原子力発電所事故の放射線被ばくによる
健康影響を科学的に究明し、防護と対策を実現するために~
2日目 日時:2015年9月21日(月・祝)




<福島とチェルノブイリの野生生物・1>ティモシー・ムソー教授「低用量曝露によって遺伝的損傷が起こるということが示されているのです」9/22第5回 市民科学者国際会議(文字起こし)の続き

26:49
ムソ−15

特別変異が集団によって高まるということですが、その結果確率として何が起こるのか?
動植物でこのような地域に住むものにとってどのような帰結が起こるのか?ということを見ていきました。
これが二つ目の質問です。
15年前です。
協力者ディモーリスト先生と1991年以降研究しています。
従って非常に長い研究ということになりますが、一つ始めに気がついたのは、もう目ですぐわかるんです。
鳥が飛び回っていますよね。
あんまり人を怖がらない、鳥というのは近寄ってきます。
特にツバメはそうです。
巣がドアの上に作られたりとかでたくさんの方が鳥を目にすると思います。
常時子どもはどうなっているのかな、ツバメの家族はどうなっているのかな?なんて見てらっしゃる方もいると思います。

ムソー16

これはツバメですけれども、このように白い羽が斑点紋状に出てきたということがわかりました。
どのレベルでも、どの頻度でも、どこを見ても、チェルノブイリ以外ではこのような斑紋のある白い羽を持つツバメは一切認められません。
おそらく有意な変化といえましょう。

これを手掛かりに他のチェルノブイリで手に入るものは全て研究しました。

ムソー17

多くの鳥類、こちらの方もやはり白い、白化(はっか)という異常が起こっています。
鳥だけではなく、難しいかもしれませんが、
メスの鳥を見て、難しいから割愛させていただきますけれども、
統計的有意を持って白化が起こっているということが認められました。

ムソー18

これはマーカーです。
つまり「遺伝的影響がある」ということ、そして「放射線の影響がある」ということがマーカーなのです。


福島は7月から関わり始めました。
そこで対象としたのはツバメです。

ムソー19

2012年7月に白化したツバメが認められました。
福島のツバメです。
私どもは継続して協力しながら、地元の市民団体、日本の野鳥団体という活発な団体と協力しながら、こう言ったツバメを福島中で検証してきました。

ムソ−20

毎年毎年私どもの方で見つけられる、こういった白化があるツバメの数は増えてきています。
繰り返しになりますけれども、こちらは放射線被ばくのマーカーとなっています。

おそらくそれ以外のことも示唆しているのではないか?
それ以外の重要なことも示唆しているのではないかということが推察されます。

そして浪江町の牛ですけれども、牛でも白斑が認められました。

ムソ−21

これが同じ机上で起こっているのかどうかはわかりません。
これと机上との関係はわかりません。
偶然かもしれませんが、このような形で動物の中には白斑を示すものが出てきています。
通常よりもずっと明るい色を示す動物が増えてきてしまっているのです。


つづく


ーーー関係ブログーーー

ツバメの巣から放射性物質〜21 都道府県中、1 都 12 県の巣から放射性セシウムが検出

<謎の眠り病>動画を見て気になったこと

「身体の一部が白くなるアルビノと呼ばれる突然変異」ネズミや鳥になにが?高放射線量地域生物に異変TBS(内容書き出し)

<黒毛和牛の白い斑点>「被ばく調査の生きた標本。 生きた証拠です」希望の牧場・ふくしま9/13スーパーJチャンネル(内容書き出し)

<被ばく症状>アルビニズム白色症 ・アルビノそして白斑

内部被曝に迫る ~チェルノブイリからの報告~(内容全部書き出し)

<被ばく症状>アルビニズム白色症 ・アルビノそして白斑

<三重県鳥羽市で次々見つかる奇形生物>お腹が横に紅白色分けの伊勢エビ・白いナマコ・雌雄の特徴が混在する伊勢エビ 

白いマグロ

ピンク色のバッタ

<縁起がいい?>「幸運を呼ぶ金のヒラメ」と「ラベンダー色のタラバガニ」

<福島のお母さんに記者の質問>「鼻血以外の症状って?」「どんな発疹ですか?」5/21(文字起こし)
あと息子の肌が、白斑って言うんですか、白く抜けた感じが何カ所かに見られました。
傷みも痒みもないみたいです。

鮭もアルビノ








第5回 市民科学者国際会議文字起こしブログ

「CTスキャンによる低線量被ばく後の発がんリスク」ジョン・マシューズ9/21第5回 市民科学者国際会議(文字起こし)

津田敏秀教授9/21第5回 市民科学者国際会議(文字起こし)

キース・ベーヴァーストック(東フィンランド大学環境科学学科)原発事故による甲状腺がんの発症と被曝時の年齢9/21第5回 市民科学者国際会議 2015

<福島とチェルノブイリの野生生物・1>ティモシー・ムソー教授「低用量曝露によって遺伝的損傷が起こるということが示されているのです」9/21第5回 市民科学者国際会議(文字起こし)

白斑「遺伝的影響・放射線の影響”があるという目印」ティモシー・ムソー教授<福島とチェルノブイリの野生生物・2>9/21第5回 市民科学者国際会議(文字起こし)

無精子「だいたい40%の鳥が全く無精子状態であった」ティモシー・ムソー教授<福島とチェルノブイリの野生生物・3>9/21第5回 市民科学者国際会議(文字起こし)

腫瘍・白内障「汚染度が高い地域にはこれは非常に高い」ティモシー・ムソー教授<福島とチェルノブイリの野生生物・4>9/21第5回 市民科学者国際会議(文字起こし)

小頭症「特に小頭症というのが放射能の高い地域ではよく見られています」生態系の異常他 ティモシー・ムソー教授<福島とチェルノブイリの野生生物・5>9/21第5回 市民科学者国際会議(文字起こし)

質疑応答 ティモシー・ムソー教授<福島とチェルノブイリの野生生物・6完>9/21第5回 市民科学者国際会議(文字起こし)

「広島、長崎、ハンフォード、そして福島のデータを再分析」濱岡豊慶応大学教授 9/21第5回 市民科学者国際会議(文字起こし)





関連記事

コメント

非公開コメント

No title

白化だけなならまだしもなんだな。その内繁殖減が顕著に表れないことを祈念するね。特に自然界での奇形は死に直結だからね。
福島の人間様はどうも死亡率が上がっているよ。10年度比較で会津地方を除いて2,3%前後高くなっているんだな。そりゃあ高齢化で死亡率自身は高くなっていくだろうけど、地域に因って変化したら変だよね。
後子供の出産で男女差が逆転している地域が出たりもしているね。
ところがこういうデータは個人ブログ位でしか公表されない。公的機関だけではなく新聞なんぞも一切掲載しない。
きっと関東の山沿いは病気率や死亡率が上がってきているだろうな。この件は13年半ばには懇意にしている歯科医との間でも共通認識だったんだ。医学を勉強した人にとって放射能とはそういうものという認識が有るんだよね。そして俺みたいに光(レンズ)工学をちょっと学んだ人間にとってもそういう知識として定着しているんだ。

白斑と聞いたら、人間の場合は、医師のブログで原因不明だが、甲状腺異常から来る可能性がありと見ました。
私の知り合いで、近くに重金属の廃棄物の出る鍍金工場があり(垂れ流し)、彼女は子供の頃、白斑病と悪性でない皮膚腫瘍。付近住民の子供達にアトピー。働きに行っていた人に癌死する方がたくさんでました。
因果関係不明で、結局うやむやになりました。
汚染地帯で、浜通りからの大型車両が走りまくる道路の近くの窓を開けっぱなしで仕事をしている金融機関で、白斑病の女性を見かけました。
精神的に不安定で、だんだんひどくなり、いつの間にか異動になりました。
被曝で甲状腺異常で人間に白斑病…あるかもしれません。
動物、虫も、見たことない奇形が、ごろごろしています。家の害虫も減り、誰かも言っていた、次にいなくなるのは人間だと思いました。
汚染地帯が広がっていくので、体を休めに遠くに押しかけ泊まりに行くことが増えました。