6「避難計画を作るエネルギー政策に対して今後とも推進しろなんてどうして言えるのか?」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

原子力規制委・田中委員長vs南相馬市・桜井市長(2015.10.29)

https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=50m26s
南相馬市・桜井市長:
ありがたいといえばありがたいんですが、少なくても国も県も機能しなかったんですよ、福島の震災の場合は。



規制委・田中委員長:
いや、現実にはそうです。


南相馬市・桜井市長:
桜井5

で、機能しなかった最大の原因は、「10km圏外は避難計画を作っちゃいけない」と言われて指導を受けてきたんです、旧原町時代は。
それは「住民に不安を与えないために」と。

でも現実的には10kmとか20kmとか30kmとか線引きしたところで関係ないんです、起こっちゃえば。
住民はすぐに逃げ出します。
我々としては経験値を踏まえて、ましてや病院も30km圏内に入院患者を置いていけないと言われましたから、国が。
みな30km圏外の33kmにある厚生病院まで入院患者をゼロにしろと言われましたから。

これによってバタバタと死にました。
6ヶ月間で250人死んだんですから、ここは。

それぐらいの医療拠点だったんですよね。
介護もそうです。

ですから、こういう住民の命を預かる立場からすれば、原発という問題について言えば、もう危ないレベルとして考えているんです。
住民も全くそうです。
その時に「危なくないんだ」とどこまで言えるのか?

避難計画を作らなきゃいけないようなエネルギー政策に対して今後とも推進しろなんていう事をどうして言えるのか?というのがよくわからないんです。
教えていただきたい。




規制委・田中委員長:
田中5

いやー、それはですね、私どもはそういう事故が起こらないようにという事を、福島の事故とかを踏まえて規制していく立場で、それをどうするか。
「原発を使うのか使わないのか」っていうのは、住民とか事業者とか国とかの判断でやっていただく事で、これは私の方から申し上げて、私の立場から「使うべきだとか使わないべきだ」とかっていう議論をするような状況にはないので、そこはこれ以上議論をしても多分何も起こってこないという事をご承知おきいただきたい。



https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=52m46s
南相馬市・桜井市長:
はい、それについてはありがとうございます。
例えば官房長官の「委員会が(OKを)出したから大丈夫なんだ」
委員会では「安全性については判断しない」ということですよね?

これに対してどこが、我々は根拠としてじゃあ、この原発の問題を考えていったらいいんですか?



規制委・田中委員長:
いやあの、その「安全性について判断しない」っていうことなんか言ってませんよ。
あの、「福島の事故のような過酷な事故が起こるような可能性があるんだったら、私は原子力発電はやめるべきだと、使うべきではない」ということを国会でも再三申し上げました。
総理の目の前で申し上げています。

ですからそういうことが起こらないレベルまでの規制ですよ。
そのためにごにょごにょぐらいごにょごにょです。
多分事業者は大変な、「ここまで●でなんでそんなことを」っていう抵抗がすごいですよ。
でもやっぱり、それはやっぱり「福島で事故を起こしてしまったでしょ」っていうことで、我々としてはそういうつもりでやっています。

「でもやっぱり心配だから嫌だよね」っていうことでやめるかどうか、っていうことは、我々はそこまでは判断しないっていうことなんです。
ですから、「規制」っていう名前だからってそういうことっていうことなんです。
ぜひそこはご理解、正確にご理解いただきたい。

あのどうも、言葉を端折っていろいろ報道されますので、そういうことが、市長がおっしゃるような理解が一般的だというこのも知った上で今もうしあげています。
ただ直接今目の前におられるので、そういうことを聞かれたので。







2015年10月
田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長文字起こしブログ

1「なんで100bq/kgに下げたんだ、500bq/kgで良かったじゃないか」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

2「放射線被曝は生涯で1000mSvという考え方がある」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

3「無責任かもしれないけれども、最後は人の心の問題ですから」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

4「イチエフの安全についてはある程度責任を持って確保してまいります」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

5「ヨウ素はもう出ません」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

6「避難計画を作るエネルギー政策に対して今後とも推進しろなんてどうして言えるのか?」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

7「除染にかかる費用 自殺 過疎化交付金」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

8完「国ができないことを自治体にやりなさいっていうのは、それは無理です」江口副市長vs田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)





福島県視察後の原子力規制委員会委員長の記者会見文字起こしブログ
年間5mSvで白血病は労災なのに…「年間20mSvで生涯1000mSvという国際的基準がある」田中俊一原子力規制委員長記者会見10/28(文字起こし)


”もんじゅ”設置許可取り消し?「原子力機構の児玉理事長のお考えを思う存分聞いた上で判断するのが礼儀」田中俊一委員長10/28原子力規制委員会記者会見(文字起こし)



関連記事

コメント

非公開コメント

最低の言い訳

>私は原子力発電はやめるべきだと、使うべきではない」ということを国会でも再三申し上げました。
総理の目の前で申し上げています。
 だったら稼働申請来ても、許可出すなよ。死ぬ心算で抵抗しろよ。田中さん、あんたがすることはそう言う事だろうに。
名前は申し訳ないが忘れてしまったが、「子供達に被曝させる訳にはいかないから、避難させないという対応に反対し、委員長辞めさしてもらう。」と涙ながらに会見した学者先生も居たよね。
あの先生何所行っちゃったのかなぁ、、?きっと活躍する場を奪われ、最早二度と世間には出て来れない場所に押し込められているんだろうなァ、、。
この発言では、あんたはそうなりたくないから許可出してる、という事になるんだよね。
  こういうのを『保身』という(怒)!!!
自分達が行ってきた事に大きな瑕疵が有ったのに、反省しているフリをしながら未だにじぶんの居場所を確保しようとしている、という自己中心的考えの、最低男(人間・鬼)だあ!!