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7「除染にかかる費用 自殺 過疎化交付金」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)


原子力規制委・田中委員長vs南相馬市・桜井市長(2015.10.29)


https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=54m53s
南相馬市・桜井市長:

南相馬の除染の問題について言えば、金額的にも直轄の20km圏内と20km圏外、市が除染しているんですけれども、合わせて多分3000億を超えるんですよね。

規制委・田中委員長:
それはもう多分「兆」の単位ですね。

南相馬市・桜井市長:
ここで単独だから、単独でそのくらい。
飯舘では4000億ぐらいになるって僕は聞いていますが、その範囲です、多分。
ま、こういう可能性のある問題ですからね。
現実的には我々はその問題に対応せざるを得ない状況に追い込まれている立場ですから。
それと、住民の生活を立て直す、生活を再建させるということと共存していかなければいけない話なんですよ。
この除染というか、線量を低下させる問題で。
だからここはあくまでも、起こってしまった現実と、我々生活を再建しなければいけない側の立場からすれば、規制委員会として今後のあり方についてもやっぱり議論すべきじゃないんですかね?


規制委・田中委員長:
あの、言わんとしていることは理解できないことはありませんけども、やっぱり一つの我々が与えられた法律で与えられたミッションというものがありまして、その範囲を超えてやるっていうわけにはいきませんので、範囲内で出来ることをやるっていうことしか申し上げられない。
で、あのー、現実にこの事故によって環境がこれで汚染されたっていうことも事実です。
ですからこれをどういう風に、できるだけですね、元どおりには戻らないけれども、その中でどうするか?っていうことで我々なりに協力をしてきたっていうところを、今日はお話しさせていただきました。

でも、ま、「それでもなおかついろいろ言いたいことがあるよ」っていうことは、それはよくわかります。




https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=57m2s
南相馬市・桜井市長:
桜井7

絶対的な全体的な問題の除染についてお話ししますけれども、
先ほど委員長の方から出していただいたように、放射線相談員の問題だとか、国庫基金の問題であるとか、あれですね、人間を立て直す心を再生する問題と、当然向き合っていかなければならないわけですね。

南相馬は多分、自殺者。
全体的にはこの原発事故によって増えた自殺者が一番多いんです。

これは、たとえば20km圏内で我々みたいな世代であっても、たとえば50代の世代であっても、家庭を支えていかなければならない人たちが与えられる賠償金、ある程度もらえる中で生活できるんじゃないかと思っても、精神的にはストレスを抱えて残念ながら自殺をしてしまうという現実もあるわけですね。

こういうことに対するケアっていうのも、起こった事故だからこそ起こらないようにしていかなければならないし、今だって孤独死の問題とか、仮設での孤立死の問題というものについても、我々は日々、相談員というか、支援という形で回っていてもそういうことが起きるんですよ。
だからこういうことはやっぱり二度と起こしてはならないし、これ以上自殺者なんて出してはならないし、そういうことがこの事態の中で起きたという現実を踏まえて、やっぱりもっと心の問題、市民の生活再建に向けての心の問題に対しても、国に対して言って、指導というか、すべきではないんでしょうか?



規制委・田中委員長:
田中7

おっしゃる意味から言えば、具体的に言えば、安心安全の施策を検討させていただいた時も、心の問題に寄り添うということも含まれているわけです。
だからそれをどう捉えていただくか、というのはぜひそういう我々の趣旨を理解してやっていただきたい。
現実に起こっていることはその通りだと思いますし、それを否定する根拠も何もありませんので、そういうことなんです。

それで、規制委員会というのは小さな役所ですし、ある程度の●は限られています。
でもまあ、たまたま国会議員で私がこう言ったのをいただいたのをあって、こういった相談制度とか、過疎化交付金というのを具体化できたというのについては、私は良かったと思っています。

個人的に言えばこっちでボランティアで除染のお手伝うをしたりいろんな相談に乗らせてもらった時の方が楽だったです。
でもそうはいかない。
それだけじゃ多分福島はだんだん汚染されるだろうという考えもあって向こうの職を受けたっていうのもあります。
そういう個人的なものを言えばきりがありませんので、それはそういうつもりで。
わたしも72になりましたから、いつまでもそんなに働きたくはないんですけれども、そういうところもあります。
これはちょっと余計なことです。



https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=1h21s
南相馬市・桜井市長:
ミッションとしては委員長も私も同じミッションの中にあるんだろうと思います。
現場が違うだけで。

市民の生活、命を支えなければいけない。
国の原発政策に対して意見を述べていかなければいけない。
結果的には国民なり市民の安全を守っていかなければいけないという理由では同じミッションにあるんだと思います。

そこで先ほど委員長の方から過疎化交付金の話を出していただきましたけど、
過疎化交付金があれば本当に使い勝手が良くて、住民の生活を再建するために絶対にこれは自治体に優先権をあげて、実際の思いのまま使わせるような制度に、本当にしていただきたいなと。
これは多分他の自治体からも出ているんだと思いますけれども、

規制委・田中委員長:
おっしゃる通り、国のお金で、交付金といえど、なかなか●も大変だし使い勝手も悪いんだ、それはぜひそういうことを具体的に言っていただきたい。
それでいま「それはダメですよ」とは言わないで、「こういうふうにすれば使いますよ」というような知恵を出すことは、これから生活支援チームに対しても申し上げたいと思いますけれども。
それは、そういうことはぜひそういうことを訴えて伝えていただきたいと思います。



https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=1h1m50s
南相馬市・桜井市長:
桜井8

ありがとうございます。
なぜこういうことを申し上げたかっていうと、
一番最初に私が申し上げたように20km圏内の避難指示解除にあたっては、最も住民に対して安心感を持っていただけるような政策展開、事業展開をしていかなければならないんですね。
ですので20km圏内は一番、ある意味で不利益を被った住民なので、この人たちが「再建していくんだ」っていう気持ちになるようなものにしていかなければならないし、特に私は子供の、子育て世代が、例えば双葉未来学園に象徴されるように、「子供たちがここで勉強した方が有利な勉強ができる」とかですね、そういうことも含めて、教育予算にドンとこれ(過疎化交付金)が使えるとか、というものになっていかないと、行政、たとえば福島に避難したりとか仙台とか、郡山とかのほうが環境がいいじゃないか。
わざわざここまで戻ってこなくてもいいよという人たちがいるんですね。

だから、本来であれば、ここに来たほうがもっともっと有意義な子育てができる。
ま、全体的に放射線量の問題はあると思うんですよ。
我々は要望も了解したのはそういうことなんですよ。
他ではできなくてもここだったら子育てが皆さんできるでしょ。
そういう具体的な、お母さん世代が安心できるような使い方がこの交付金によってできれば、我々としてもスーパーteacherをどんどん呼んで、ここで、例えば福島や仙台でできないような教育者を招聘して、私はそこで勉強したいと思えるような事業展開をしたいんですよね。
こういうことも含めて、やっぱり被災はしたけれども、ここでやっぱり生きてたほうが良かったねって言えるようなものをあげていかないと、求心力になっていかないし、
ぜひ、委員長のほうからもこういうことを考えている我々、若い世代を戻したいという思いでやってますので、


規制委・田中委員長:
私もそういうつもりでこういうお金を使っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
で、なにかありましたら、随時は●くんが福島におりますので、一緒にぜひごにょごにょ。









2015年10月
田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長文字起こしブログ

1「なんで100bq/kgに下げたんだ、500bq/kgで良かったじゃないか」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

2「放射線被曝は生涯で1000mSvという考え方がある」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

3「無責任かもしれないけれども、最後は人の心の問題ですから」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

4「イチエフの安全についてはある程度責任を持って確保してまいります」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

5「ヨウ素はもう出ません」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

6「避難計画を作るエネルギー政策に対して今後とも推進しろなんてどうして言えるのか?」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

7「除染にかかる費用 自殺 過疎化交付金」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

8完「国ができないことを自治体にやりなさいっていうのは、それは無理です」江口副市長vs田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)





福島県視察後の原子力規制委員会委員長の記者会見文字起こしブログ
年間5mSvで白血病は労災なのに…「年間20mSvで生涯1000mSvという国際的基準がある」田中俊一原子力規制委員長記者会見10/28(文字起こし)


”もんじゅ”設置許可取り消し?「原子力機構の児玉理事長のお考えを思う存分聞いた上で判断するのが礼儀」田中俊一委員長10/28原子力規制委員会記者会見(文字起こし)



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