原子力規制委・田中委員長vs南相馬市・桜井市長(2015.10.29)
https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=1h4m59s
南相馬市・江口副市長:
繰り返しになりますけれども、我々のほうで今日はどうしても話があったのは、安心がどうしても必要である。
住民に直面する市の●。
それは市ではどうしても及ばない安心について規制委員会の姿勢というのにはものすごく大きいところがあって、
そこに先ほど言われた規制を超えた部分の配慮とは別に●として、
国の安心な基準というのをやっぱり明確に示してほしいなというのが我々の願いです。
これは先ほどもありましたけれども、繰り返しになりますけれども。
20ミリという基準もあります。
避難指示の区域が基本的に20mSvでになっていますので、いま。
避難指示等の判断基準が。
で、長期的には1ミリっていうのもあるんですけど、その間についてはこれはなかなかどこが安心というのはできないから、現場現場で個人個人で判断してもらうしかないというところだったと思うんですけれども、これが本当に個人の自由だとか市サイドから
規制委・田中委員長:

いや、それはないし、事故が起きた時の避難の基準ではありますけど、参考レベルっていうのは。
そこは正確に理解していただきたいなと思いますけど。
防災指針でいう20ミリっていうのは、1週間で20ミリっていうのはOIL 2っていうレベルであって、あの、ま、それを我々が介在するっていうんですけれども、だからそこはね、正確に理解していただきたいなとおもいます。
南相馬市・江口副市長:
防災指針というよりも、今現在行われている避難指示区域の解除については、年間20ミリというところを基準にしていますよね。
規制委・田中委員長:

基準値がいくらかだとか。
参考レベルっていうのは先ほどから2回ほど説明したけど、そういうことはありませんよ、ということですよ。
「20ミリ以下になった時に初めてどのレベルで避難を…あの、帰ってくるかどうかは、みんなで関係者で、住民の方を中心によく相談して決めてください!」って言っているんです。
だから、「いや、私は3ミリでも、5ミリでも帰るよ」という人もいるし、「やだ1ミリじゃないと帰らないよ」だっているでしょ。
だからそこはどういう風に。
「じゃあ、帰れる人から帰りましょうか」とかね、そういうことだってあるわけですよ。
だからそこのところはちゃんと正確に理解しないと、自治体のリーダーシップ、これ、多分できないと思いますよ。
南相馬市・桜井市長:

あの、私は国のみなさんができないことまでやってきました、正直言って。
住民との向かい合いで、「警戒区域を解除しますよ」という時には国の人間は一切入れずに私が住民との間で「解除しますよ」と。
その理由については産業も含めて復旧することが前提だからということで、一箇所に700人ぐらいずつもの住民に来てもらって、集まってもらって、それを4箇所で、ある意味叱責だらけの中でそういう説明をしてきました。
でも国が今回の解除にあたって、「避難指示を解除する理由は20ミリ」って言うんですよ。
そしたらもう「何言ってるんだ」って。
今、多分後問題になるだろうことを例示すれば、「労災認定を年5ミリで出たじゃないか」
これに対して我々、「20ミリで避難解除だなんて言うのか」こういう問題は必ず出てくるんですよ。
だからこそ、我々としては「どこまでであればみなさん大丈夫なんですよ」って言いたいわけですよ。
南相馬市・江口副市長:
それは、国ができないことを自治体にやりなさいっていうのは、それは無理ですよ。
規制委・田中委員長:
そんなこと言ってないで、あのー、申し訳ないけど市長が言っているのはある意味わかりますけど、あなた(副市長)がおっしゃっていることについてはちょっと違うと思います。
南相馬市・江口副市長:
私が申し上げているのは、
規制委・田中委員長:
あの、若いのでどうぞ勉強してください。
南相馬市・江口副市長:
いや、そこを「自治体で判断してくださいね」というのは、どう勉強しても判断でき
規制委・田中委員長:
(副市長の発言を遮って)桜井市長の言っている意味はよくわかります。
必ずそういう問題が出てくると私も理解しています。
南相馬市・桜井市長:
だからもう出ているんですよね。
実際にもう、今でも避難解除についての懇談会とか各地域ごとにやっているし、例示しましたように、学校の保護者会レベルでも「みなさんの不安ってなんなんですか?」と。
で、「学校を再開したいんですけどどうですか?」とか、結構相談しているんですよね。
その際に必ずそれが出てくると思うんです。
規制委・田中委員長:
そういうことを踏まえて、いわゆる相談員制度を活用して、いたってそういうことを丁寧に対応していただくようにということなんで。
「これは国がどうこうしたからって解決する問題じゃない」っていうのを十分に議論した上でそういう風になっていますんで、そこのところは是非ご理解いただいて、それをうまく活用していただきたいと思います。
南相馬市・桜井市長:
一応理解できないわけじゃないんですが、「市長が本当に責任取れるのか」最後はこうですよ。
規制委・田中委員長:
いや、それは同じことを私もなんども言われていますので、あのー。
南相馬市・桜井市長:

ですよね。
やっぱり我々としてやっぱり国が例えば当時100ミリ、20ミリとか、ま、基準は1ミリとかっていう、実際には説明できないことの連続の中で住民に説明せざるを得ない状況に追い込まれていて、「除染もじゃあ、1ミリ以下にするんだろ」というふうにお叱りを受けるわけですよ。
規制委・田中委員長:

あのー、そういった線量の基準については我が国は遅れていて混乱しています。
法的にも遅れています。
だからそれについては我々も一つの主張がありますので、今後長期的に議論をして、きちっと国際的なレベルをスタンダードに考えていきたいと思います。
これがね、最大の混乱の原因かもしれないというのもつくづく感じてますので、それはそういうことで。
ただここですぐにそれを、答えを出すっていうのは私の一存で答えを出すわけにはいきませんので、それを是非ご了承いただきたいと思います。
あの、もう時間なので。
南相馬市・桜井市長:
食物について言えば、当時500ベクレルの暫定基準出したりとか、その後100にしたりとかという中で、最初にですね、国民がそういう問題について理解されていれば、「ま、大丈夫なんだろう」と理解できたと思うんです。
ところが最初高いレべルから500に下げて暫定だよ、実際は100なんだというふうになるわけでしょ。だから現場で説明できないし。
空間線量について言えば、「20ミリまでは暮らしてもいいんだよ」と言われていて、急にお母さんがたがわーって言ったら、「1ミリ以下を目指します」みたいな形だから、現場では大混乱するわけですよ。
規制委・田中委員長:
ま、そうですよね。
南相馬市・桜井市長:
だから、本来はこれは全体的な、原子力推進であれば、同時に原子力に対する理解が共通の中でなければいけないですね。
規制委・田中委員長:
ま、そうですね。
南相馬市・桜井市長:
それから安全であったり、クリーンだと言って、テレビで脅しまくってきたから
規制委・田中委員長:
わたしはそのことについてはいろいろここで申し上げるつもりはありませんけれども、そのいろんな混乱の原因について、いろんな基準が場当たり的に変化したことについてはわたしも当時の現場にいましたから、非常に怒りを持って国に対しても申し上げました。
あまりにもど素人であまりにも配慮がなさすぎることについて、その気持ちは皆さんと変わらないですけれども、いま規制委員長としてなにができるのか?ということで、今日はお話をしていますので。
あの、いろいろお話を伺いましたし、本音もずいぶんお伺いしましたから、それは肝に銘じてやっていきたいと思います。
南相馬市・桜井市長:
本当にお忙しいときにこれだけの時間を取っていただきまして、田中委員長にも率直にお話を伺いまして、御礼を本当に申し上げます。
ありがとうございました。
今後我々としてはこの問題に、原子力災害に向き合っていかなければならないという現実がありますから、是非我々市民全体の不安とかいうものを前提にして、頭に本当に入れていただいて、いろんな規制委員会の仕事に励んでいきたいなと、これから
規制委・田中委員長:
わかりました、はい。
どうもありがとうございました。
避難区域解除・年間20ミリシーベルト基準〜南相馬市 毎日新聞&東京新聞の記事より
<子ども被災者支援法基本方針改定>竹下亘 復興大臣「あ??…?ちと私は細かいことはわかりません」7/10(文字起こし)
(年間20mSv以下の地域)自主避難の人もそうでない人も原則として帰っていただきたい。
ーーー
江口副市長のおっしゃっていることは何も間違っていないと私は思うのだけど…
「自治体のリーダーシップはできない」とか、「若いんだから勉強しろ」という発言がどこから来るのか、私には理解できない。
また、「桜井市長の言ってることはわかる」のならば、江口副市長の言っていることも本当ならわかるはずじゃないのかな?
この会談を聞いていると、当たり前のことだけど「帰還するにあたって安全です」と言える数値は無いようだ。
「これは国がどうこうしたからって解決する問題じゃない」から
「20ミリ以下のどのレベルで帰還するかは、自治体と住民で決めてください!」と田中委員長は言っている。
安全な基準なんか無いんだから決められない。
住民が帰ってこなきゃ困るんだから自治体で勝手に決めろ。
それができないならリーダーになれない。
逆ギレかな??
なんていうかな…こんなこと言ったら不謹慎かもしれないけど、田中委員長の「どうしようもないんだ」という気持ちもわからなくもない。(1000ミリとかは極端すぎるけど)
桜井市長もものすごく頑張っている。
けど、もともと根本のところで無理があるから、こんなふうにどうしようもなく苦しくなるんだろう。
原子力発電所の事故というのは人間の生活と共存できないということをまざまざと感じさせられる会談だった。
2015年10月
田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長文字起こしブログ
1「なんで100bq/kgに下げたんだ、500bq/kgで良かったじゃないか」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
2「放射線被曝は生涯で1000mSvという考え方がある」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
3「無責任かもしれないけれども、最後は人の心の問題ですから」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
4「イチエフの安全についてはある程度責任を持って確保してまいります」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
5「ヨウ素はもう出ません」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
6「避難計画を作るエネルギー政策に対して今後とも推進しろなんてどうして言えるのか?」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
7「除染にかかる費用 自殺 過疎化交付金」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
8完「国ができないことを自治体にやりなさいっていうのは、それは無理です」江口副市長vs田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
福島県視察後の原子力規制委員会委員長の記者会見文字起こしブログ
年間5mSvで白血病は労災なのに…「年間20mSvで生涯1000mSvという国際的基準がある」田中俊一原子力規制委員長記者会見10/28(文字起こし)
”もんじゅ”設置許可取り消し?「原子力機構の児玉理事長のお考えを思う存分聞いた上で判断するのが礼儀」田中俊一委員長10/28原子力規制委員会記者会見(文字起こし)
https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=1h4m59s
南相馬市・江口副市長:
繰り返しになりますけれども、我々のほうで今日はどうしても話があったのは、安心がどうしても必要である。
住民に直面する市の●。
それは市ではどうしても及ばない安心について規制委員会の姿勢というのにはものすごく大きいところがあって、
そこに先ほど言われた規制を超えた部分の配慮とは別に●として、
国の安心な基準というのをやっぱり明確に示してほしいなというのが我々の願いです。
これは先ほどもありましたけれども、繰り返しになりますけれども。
20ミリという基準もあります。
避難指示の区域が基本的に20mSvでになっていますので、いま。
避難指示等の判断基準が。
で、長期的には1ミリっていうのもあるんですけど、その間についてはこれはなかなかどこが安心というのはできないから、現場現場で個人個人で判断してもらうしかないというところだったと思うんですけれども、これが本当に個人の自由だとか市サイドから
規制委・田中委員長:

いや、それはないし、事故が起きた時の避難の基準ではありますけど、参考レベルっていうのは。
そこは正確に理解していただきたいなと思いますけど。
防災指針でいう20ミリっていうのは、1週間で20ミリっていうのはOIL 2っていうレベルであって、あの、ま、それを我々が介在するっていうんですけれども、だからそこはね、正確に理解していただきたいなとおもいます。
南相馬市・江口副市長:
防災指針というよりも、今現在行われている避難指示区域の解除については、年間20ミリというところを基準にしていますよね。
規制委・田中委員長:

基準値がいくらかだとか。
参考レベルっていうのは先ほどから2回ほど説明したけど、そういうことはありませんよ、ということですよ。
「20ミリ以下になった時に初めてどのレベルで避難を…あの、帰ってくるかどうかは、みんなで関係者で、住民の方を中心によく相談して決めてください!」って言っているんです。
だから、「いや、私は3ミリでも、5ミリでも帰るよ」という人もいるし、「やだ1ミリじゃないと帰らないよ」だっているでしょ。
だからそこはどういう風に。
「じゃあ、帰れる人から帰りましょうか」とかね、そういうことだってあるわけですよ。
だからそこのところはちゃんと正確に理解しないと、自治体のリーダーシップ、これ、多分できないと思いますよ。
南相馬市・桜井市長:

あの、私は国のみなさんができないことまでやってきました、正直言って。
住民との向かい合いで、「警戒区域を解除しますよ」という時には国の人間は一切入れずに私が住民との間で「解除しますよ」と。
その理由については産業も含めて復旧することが前提だからということで、一箇所に700人ぐらいずつもの住民に来てもらって、集まってもらって、それを4箇所で、ある意味叱責だらけの中でそういう説明をしてきました。
でも国が今回の解除にあたって、「避難指示を解除する理由は20ミリ」って言うんですよ。
そしたらもう「何言ってるんだ」って。
今、多分後問題になるだろうことを例示すれば、「労災認定を年5ミリで出たじゃないか」
これに対して我々、「20ミリで避難解除だなんて言うのか」こういう問題は必ず出てくるんですよ。
だからこそ、我々としては「どこまでであればみなさん大丈夫なんですよ」って言いたいわけですよ。
南相馬市・江口副市長:
それは、国ができないことを自治体にやりなさいっていうのは、それは無理ですよ。
規制委・田中委員長:
そんなこと言ってないで、あのー、申し訳ないけど市長が言っているのはある意味わかりますけど、あなた(副市長)がおっしゃっていることについてはちょっと違うと思います。
南相馬市・江口副市長:
私が申し上げているのは、
規制委・田中委員長:
あの、若いのでどうぞ勉強してください。
南相馬市・江口副市長:
いや、そこを「自治体で判断してくださいね」というのは、どう勉強しても判断でき
規制委・田中委員長:
(副市長の発言を遮って)桜井市長の言っている意味はよくわかります。
必ずそういう問題が出てくると私も理解しています。
南相馬市・桜井市長:
だからもう出ているんですよね。
実際にもう、今でも避難解除についての懇談会とか各地域ごとにやっているし、例示しましたように、学校の保護者会レベルでも「みなさんの不安ってなんなんですか?」と。
で、「学校を再開したいんですけどどうですか?」とか、結構相談しているんですよね。
その際に必ずそれが出てくると思うんです。
規制委・田中委員長:
そういうことを踏まえて、いわゆる相談員制度を活用して、いたってそういうことを丁寧に対応していただくようにということなんで。
「これは国がどうこうしたからって解決する問題じゃない」っていうのを十分に議論した上でそういう風になっていますんで、そこのところは是非ご理解いただいて、それをうまく活用していただきたいと思います。
南相馬市・桜井市長:
一応理解できないわけじゃないんですが、「市長が本当に責任取れるのか」最後はこうですよ。
規制委・田中委員長:
いや、それは同じことを私もなんども言われていますので、あのー。
南相馬市・桜井市長:

ですよね。
やっぱり我々としてやっぱり国が例えば当時100ミリ、20ミリとか、ま、基準は1ミリとかっていう、実際には説明できないことの連続の中で住民に説明せざるを得ない状況に追い込まれていて、「除染もじゃあ、1ミリ以下にするんだろ」というふうにお叱りを受けるわけですよ。
規制委・田中委員長:

あのー、そういった線量の基準については我が国は遅れていて混乱しています。
法的にも遅れています。
だからそれについては我々も一つの主張がありますので、今後長期的に議論をして、きちっと国際的なレベルをスタンダードに考えていきたいと思います。
これがね、最大の混乱の原因かもしれないというのもつくづく感じてますので、それはそういうことで。
ただここですぐにそれを、答えを出すっていうのは私の一存で答えを出すわけにはいきませんので、それを是非ご了承いただきたいと思います。
あの、もう時間なので。
南相馬市・桜井市長:
食物について言えば、当時500ベクレルの暫定基準出したりとか、その後100にしたりとかという中で、最初にですね、国民がそういう問題について理解されていれば、「ま、大丈夫なんだろう」と理解できたと思うんです。
ところが最初高いレべルから500に下げて暫定だよ、実際は100なんだというふうになるわけでしょ。だから現場で説明できないし。
空間線量について言えば、「20ミリまでは暮らしてもいいんだよ」と言われていて、急にお母さんがたがわーって言ったら、「1ミリ以下を目指します」みたいな形だから、現場では大混乱するわけですよ。
規制委・田中委員長:
ま、そうですよね。
南相馬市・桜井市長:
だから、本来はこれは全体的な、原子力推進であれば、同時に原子力に対する理解が共通の中でなければいけないですね。
規制委・田中委員長:
ま、そうですね。
南相馬市・桜井市長:
それから安全であったり、クリーンだと言って、テレビで脅しまくってきたから
規制委・田中委員長:
わたしはそのことについてはいろいろここで申し上げるつもりはありませんけれども、そのいろんな混乱の原因について、いろんな基準が場当たり的に変化したことについてはわたしも当時の現場にいましたから、非常に怒りを持って国に対しても申し上げました。
「なんで100bq/kgに下げたんだ、500bq/kgで良かったじゃないか」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
あまりにもど素人であまりにも配慮がなさすぎることについて、その気持ちは皆さんと変わらないですけれども、いま規制委員長としてなにができるのか?ということで、今日はお話をしていますので。
あの、いろいろお話を伺いましたし、本音もずいぶんお伺いしましたから、それは肝に銘じてやっていきたいと思います。
南相馬市・桜井市長:
本当にお忙しいときにこれだけの時間を取っていただきまして、田中委員長にも率直にお話を伺いまして、御礼を本当に申し上げます。
ありがとうございました。
今後我々としてはこの問題に、原子力災害に向き合っていかなければならないという現実がありますから、是非我々市民全体の不安とかいうものを前提にして、頭に本当に入れていただいて、いろんな規制委員会の仕事に励んでいきたいなと、これから
規制委・田中委員長:
わかりました、はい。
どうもありがとうございました。
避難区域解除・年間20ミリシーベルト基準〜南相馬市 毎日新聞&東京新聞の記事より
<子ども被災者支援法基本方針改定>竹下亘 復興大臣「あ??…?ちと私は細かいことはわかりません」7/10(文字起こし)
(年間20mSv以下の地域)自主避難の人もそうでない人も原則として帰っていただきたい。
ーーー
江口副市長のおっしゃっていることは何も間違っていないと私は思うのだけど…
「自治体のリーダーシップはできない」とか、「若いんだから勉強しろ」という発言がどこから来るのか、私には理解できない。
また、「桜井市長の言ってることはわかる」のならば、江口副市長の言っていることも本当ならわかるはずじゃないのかな?
この会談を聞いていると、当たり前のことだけど「帰還するにあたって安全です」と言える数値は無いようだ。
「これは国がどうこうしたからって解決する問題じゃない」から
「20ミリ以下のどのレベルで帰還するかは、自治体と住民で決めてください!」と田中委員長は言っている。
安全な基準なんか無いんだから決められない。
住民が帰ってこなきゃ困るんだから自治体で勝手に決めろ。
それができないならリーダーになれない。
逆ギレかな??
なんていうかな…こんなこと言ったら不謹慎かもしれないけど、田中委員長の「どうしようもないんだ」という気持ちもわからなくもない。(1000ミリとかは極端すぎるけど)
桜井市長もものすごく頑張っている。
けど、もともと根本のところで無理があるから、こんなふうにどうしようもなく苦しくなるんだろう。
原子力発電所の事故というのは人間の生活と共存できないということをまざまざと感じさせられる会談だった。
2015年10月
田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長文字起こしブログ
1「なんで100bq/kgに下げたんだ、500bq/kgで良かったじゃないか」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
2「放射線被曝は生涯で1000mSvという考え方がある」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
3「無責任かもしれないけれども、最後は人の心の問題ですから」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
4「イチエフの安全についてはある程度責任を持って確保してまいります」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
5「ヨウ素はもう出ません」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
6「避難計画を作るエネルギー政策に対して今後とも推進しろなんてどうして言えるのか?」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
7「除染にかかる費用 自殺 過疎化交付金」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
8完「国ができないことを自治体にやりなさいっていうのは、それは無理です」江口副市長vs田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)
福島県視察後の原子力規制委員会委員長の記者会見文字起こしブログ
年間5mSvで白血病は労災なのに…「年間20mSvで生涯1000mSvという国際的基準がある」田中俊一原子力規制委員長記者会見10/28(文字起こし)
”もんじゅ”設置許可取り消し?「原子力機構の児玉理事長のお考えを思う存分聞いた上で判断するのが礼儀」田中俊一委員長10/28原子力規制委員会記者会見(文字起こし)
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コメント
>今後長期的に議論をして
そんな余裕ないのが、今の櫻井さんの所なのに、こういう事平気で言っちゃう田中氏、、。
だから副市長に突っ込まれたら怒りだすし、、
逃げるんだなァ、、(怒)
逃げるなら話し合いになんか来たって意味ないし、規制委員会委員長やってる権利もない。
どうも『もんじゅ』は廃炉にしたがっているように見えるが、それだって何所か落とし所を探りながら遣っている。
キッパっとやれよ!
イライラするなァ、、。
まぁ、それが政治の世界じゃあ当たり前なんだろうけどね、、。
そんな余裕ないのが、今の櫻井さんの所なのに、こういう事平気で言っちゃう田中氏、、。
だから副市長に突っ込まれたら怒りだすし、、
逃げるんだなァ、、(怒)
逃げるなら話し合いになんか来たって意味ないし、規制委員会委員長やってる権利もない。
どうも『もんじゅ』は廃炉にしたがっているように見えるが、それだって何所か落とし所を探りながら遣っている。
キッパっとやれよ!
イライラするなァ、、。
まぁ、それが政治の世界じゃあ当たり前なんだろうけどね、、。
武尊43 | 2015.11.05 16:35 | 編集