<フクイチ超高濃度汚染水漏れ>床の穴から汚染水が建屋地下に流れた可能性あり、漏れた全量は不明〜ストロンチウムなど3200万ベクレル


配管から汚染水漏れ 第1原発2号機・原子炉建屋内
福島民友 2015年11月06日 10時06分
 
東京電力は5日、福島第1原発2号機原子炉建屋内で、建屋地下にたまった高濃度汚染水を移送する配管から汚染水が配管周辺の建屋内に漏れたと発表した。
東電によると、漏れた汚染水は少なくとも225リットルに上るという。既に漏れが収まり、汚染水が建屋内にとどまっていることから東電は「環境に影響はない」としている。
配管の外観に目立った破損は確認できず、今後原因を詳しく調べる。

東電によると、同日午前0時10分ごろ、建屋内で汚染水漏れを知らせる検知器が作動したため、2号機と3号機の原子炉建屋内からの移送をそれぞれ停止した。

作業員が確認したところ、配管の外側を覆うビニール製のシートから汚染水が滴状に落ちていて、床に設置された検知器周辺の囲いや囲いの外側に汚染水約225リットルがたまっているのを発見した。
床に空いた穴から汚染水が建屋地下に流れた可能性もあり、漏れた全量は不明という。
移送停止してから約2時間20分後に滴の落下は止まった。

床から採取した汚染水の濃度は、放射性セシウムが1リットル当たり250万ベクレル、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が同3200万ベクレルだった。






福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】
2015年11月6日 東京電力株式会社

※11月5日午前0時9分頃、2号機タービン建屋に設置されている滞留水移送設備の漏えい検知器が作動した。
このため、午前0時11分に2号機タービン建屋から高温焼却炉建屋への滞留水の移送を停止、午前0時12分に3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋への滞留水の移送を停止した。
当社社員が現場確認した結果、滞留水移送配管の下部に設置してある約2m×5m×5cmの堰内に高さ約2cmの水たまり、堰外に約5m×5m×1mmの水たまりを確認した。
また、当該配管は塩化ビニールシートで覆われており、そこから数秒に1滴程度、堰内に滴下していたが、配管を覆っている塩化ビニールシートには、水が残っているものの、午前2時30分現在、水の滴下は停止している。
確認された水たまりは、2号機タービン建屋内に留まっており、環境への影響はないと考えている。
 
水溜まりが確認された箇所の現場調査を実施し、水溜まり箇所の上部には、4本の滞留水移送配管が敷設されていた。
そのうち3本の配管に巻きつけていた塩化ビニール製シート※内に水が溜まっていることを確認した。
水溜まりのあった床面および塩化ビニール製シート3箇所の水のサンプリング結果は以下の通り。

    セシウム-134 セシウム-137 全ベータ (単位:Bq/L)
床面   2.5×106   1.1×107   3.2×107
配管A  4.0×106   1.8×107   5.5×107
配管B  2.2×106   9.5×106   5.1×107
配管C  3.2×106   1.4×107   4.0×107

※塩化ビニール製シート
配管からの漏えいを速やかに検知するため、漏えいした水を漏えい検知器に導く目的で、あらかじめ設置したもの。当該シートは4本の配管全てに設置している。

※3号機使用済燃料プールにおける燃料交換機の操作卓等の落下事象について、11月5日採取した使用済燃料プール水の放射能分析結果は以下の通り。

・セシウム-134  1.1×105Bq/L
・セシウム-137  4.9×105Bq/L
・コバルト-60   6.7×102Bq/L

前回と比較して有意な変動はなく、燃料破損の兆候は確認されていない。






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コメント

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失礼します。

余りに怖い内容に驚いたので皆様に。

http://haradatakeo.com/?p=60502

元・在スイス日本大使・村田光平【安倍晋三総理大臣への公開書簡。 (連載「パックス・ジャポニカへの道」)】