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2.内部被曝の重要性「呼気で被曝している可能性がある」テレビ朝日報道ステーション11/30第21回県民健康調査記者会見&当日の番組(文字起こし)




2015年11月30日 
第21回県民健康管理調査検討委員会 記者会見


内部被曝の重要性
文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/gFeIdWvv38E?t=6m55s

テレビ朝日 報道ステーション:
今清水先生がおっしゃったように、「多発の事実はあるけれども結論はまだ出していない」過剰診断か過剰発生か。
この段階で、この検討委員会の過去の議論とかも、ずっと内部被曝について調べてるのか調べないのか、調べているのかどうなのか?と、ずっと議論をされてきた。で、今日もされていますね。
それなのにそれは一切外部被曝だけで。
それは別個の話だと。
内部被曝は別個に書こうと。
「外部被曝は少ないとみられる」と、一部の調査をもとに「被曝の影響は考えにくい」と最初に書く。
ということは、ちょっと科学的におかしいんじゃないか?というような気がするんですね。

それは春日先生も前回の時におっしゃっていて、「『考えにくい』という表現はどうなのか?」と。
「『可能性は低いが否定できない』というふうな表現はどうか?」とおっしゃって、
星先生は「『考えにくい』というのは自分の考えを書いたまでで、表現は今後考えていく」とおっしゃっている。
でも今日は「考えにくい」としか書いてない。
その議論も今日はされていなかった。
「考えにくい」の議論はされていなかった。
内部被曝を、床次(とこなめ)眞司先生もずっとおっしゃっているんですけれども。

私も取材している過程で、食品では内部被曝をしていなかった可能性はあるけれども、
「私の子供はずーっと外にいたのよ」と。
「呼気で被曝している可能性があるじゃないか」
というような現場の声があるんです。
そういった内部被曝の重要性をよく検討しなければいけないんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか?


星北斗1
星北斗座長:
はい、ありがとうございます。
まさにその議論を私は今日したつもりでありまして、
えー、内部被曝の話が関係ないからよそに書けといったんじゃなくて、
基本調査のところは外部被曝の調査なんだから外部被曝という整理をしましょうと。
で、甲状腺のところでは内部被曝の話はやっぱり、非常にそのー、入り口は狭いけれどもきちんとしなければいけないよね。
一般論として知られているごく限られた人たちの集団と比べてみると、チェルノブイリと比べると非常に少ないので、まぁ「少ない」という表現をとったけれど、実際のところは、そう、そ、それで全てが終わっている話じゃないよね。
おっしゃる通りですよ!
ですから我々は、今外部被曝だけでな、なんとかしようという話をしているわけじゃなくて、できる限り内部被曝についても詳細に調べようと思っていますが、なにせ当時の内部被曝の線量をしっかりと、その把握した、あの、データというのは非常に限られているので、なかなかこの人が何mSv内部被曝を受けたのかということを、えーその、ひひひ、一つ一つの例について、え、同定することは非常に困難という中でやれることはやりましょう、ですからそういう議論をしたつもりだし、私はそう、そう認識していますよ。


テレビ朝日報道ステーション:
あのすみません、そうするとおかしいのは、今日の冒頭の質問でも、今日の数字についての把握について星先生は「被曝線量がチェルノブイリより低い」「5歳以下はウクライナの方が高い」そういった理由で「考えにくい」とおっしゃいましたけれども、そういったご回答じゃない、ない方が、


星
星北斗座長:
じゃあ、この質問だけお答えしますけれども、
私は今、その表現の変更についての具体的な議論を今回していませんのでこの具体表現についての変更の議論については、もちろん先ほど言ったように、あの、提案が提示されています。
でもその提案されていて議論して、しっかりとした議論にはまだ結びついていないのはおっしゃる通りです。
でもしていかなければいけないことでそのことはこの間記者会見で約束した話ですので、何もそれをうやむやにしようとものを書き込もうとは思っていませんので、そこは今日議論しなかったじゃないか今日言って変更がなかったじゃないかだってどういう変更しますかって議論してないでしょ?それな、そのその変更の議論なしに今私が勝手に何かを変更することにはなりませんのでみなさんの意見を知った上で私は代表としてお話をするということまでは私が考えた表現を使わせていただいているだけです。
(早口で一気にしゃべるので句読点をあえて入れませんでした)

テレビ朝日報道ステーション:
議論中だったらその回答も変わるんじゃないですか?
まだ結論は出ていないと、議論でも。


星無視
星北斗座長:無視 司会に目で合図(先の質問へ、行け!)

司会:はい。続いて


ーー11月30日放送 報道ステーション(内容書き出し)ーー

甲状腺がん または疑い
2回目検査で39人 事故の影響は


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小川:
こちら、ある検査会場なんですけれども、のぼりには「あなたの健康見守ります」とあります。
原発事故の影響はあるのか、ないのか?子供の甲状腺癌が増えたということがわかりました。


ナレーション:
甲状腺癌の”多発”は原発事故の影響ではないのか?
各分野の専門家を集めて開かれた福島県の県民健康調査検討委員会。
子供達の甲状腺癌について新たな数字が公表された。

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原発事故のおよそ半年後に事故当時18歳以下の子供を対象に始まった甲状腺検査。
1回目の検査はおよそ3年半かけて既に終了し、同じ子供達に対して2回目の検査が行われている。
その2回目の検査で新たにがんまたはがんの疑いとされた人数が39人(男16人 女23人)となった。

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原発事故前は甲状腺癌は100万人に一人か二人と言っていたことを考えるとはるかに高い割合なのだが。
(2回目の検査 約18万人中39人)


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福島県県民健康調査検討委員会 星北斗座長(福島県医師会 副会長):
我々が現在知り得ている情報の範囲において、えーー、これが直接放射線の影響で発生した癌だというという表現は、具体的に今日のところはまだ変更がございません。


検討委員会の星座長は甲状腺癌の増加について「放射線の影響は考えにくい」と説明した。

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福島県県民健康調査検討委員会 星北斗座長:
えー、被爆している線量が、ま、一般論としてっていいますか、知られている範囲で比べますと、チェルノブイリと比べて極めて低いという話と、当時の非常に感受性の強い子供達、小さな子供達からの発生が今のところ見られないという2点においてえ−、そう(放射線の影響)とは考えにくいというふうに判断しています。

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星座長は、チェルノブイリ原発事故後に起きた甲状腺癌の急増と比較。
福島の子供達の被爆線量が少ないことと。チェルノブイリで多発した事故当時5歳以下の甲状腺癌が福島の調査では見つかっていないことをあげた。

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福島では既に1回目の検査で114人が「甲状腺がんまたはその疑い」と認定された。
この1回目の検査について、実際に患者を診察する医師の間では次のような意見が多い。

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これまでは自覚症状が出るまで見つからなかった甲状腺がんについて福島県内の子供全員を調べることで、異変のある子供を掘り起こす形となり「数が多く見えるだけだ」というものだ。

検討委員会の委員で甲状腺の専門家清水一雄医師もその一人だ。

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福島県「県民健康調査」検討委 清水一雄委員(日本甲状腺外科学会 前理事長):
多いのは、38万人も一生懸命検査をしたわけで、いい機械を使って専門家が、一生懸命調べて見つかったので、多く出るのはある程度当然かなと僕らは思っていますね。
これだけの人数の患者さんといいますか、対象者がいますと、見つかってもそんなに不思議ではないかなと思いますけどね。


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その清水医師も2回目の検査でかなりの数の甲状腺がんが見つかっていること。
特に、そのほとんどが1回目の検査では全く異常が認められなかった人たちだということに首をかしげる。
(「がんまたはがんの疑い」…39人→うち37人が1回目の検査で”異常なし”)

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福島県「県民健康調査」検討委 清水一雄委員(日本甲状腺外科学会 前理事長):
その点に関しては、あのー、ちょっと僕も気になるなというところはあります。
1回目になんでもなかった方が2巡目で見つかったということに、その間3年か4年ですよね、長くてもね。
ですから、ちょっときになるなというところはありますね。


星座長も甲状腺がんが多発していることを今回初めて認めた。

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福島県県民健康調査検討委員会 星北斗座長:
今まで知られているものに比べると、「多い」というのはその通りだと思いますよ。
多発だということが、あな、すなわちなにかそのぉ〜、え、(放射線の)影響があってということには繋がらないよね、ということを申し上げているだけで。
しかしそれがゼロではないということを申し上げています。


果たして原発事故の影響はあるのか?
検討委員会の委員で被ばく医療の専門家、弘前大学の床次眞司教授によれば、その影響を確認するには甲状腺に害を及ぼす放射線ヨウ素に事故直後、子供達がどのくらい内部被曝したかを検証する必要がある。
だが、検討委員会で内部被曝について全く議論が行われていないのは問題だと指摘する。


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福島県「県民健康調査」検討委 床次眞司委員:
こういう患者さんが、どれくらいの線量を内部被ばくして受けたのか、甲状腺がどれぐらい受けたのか?っていうのはわからないわけですから、そこはもう現状では、答えが出ないですよね。

Q:内部被曝の検討が今、できていないんですかね、検討委員会の中で。

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福島県「県民健康調査」検討委 床次眞司委員:
検討委員会の中では議論されていないですよね。



福島市 午後4時過ぎ
Q:内部被曝の重要性をよく検討しなければいけないと思うんですけれども、いかがですか?

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福島県県民健康調査検討委員会 星北斗座長(福島県医師会 副会長):
できる限り内部被曝についても詳細に調べようと思っていますがなにせ当時の内部被曝の線量をしっかりと、その把握したデータというのは非常に限られているので、なかなかこの人が何mSvの内部被曝を受けたのかということを、えーその、一つ一つの例について同定することは非常に困難だという中でやれることはやりましょうと、そういう議論をしたつもりですし私はそう、そう認識していますよ。

異常とも思える数字が出ていながら、その原因がいつまでも検証されない現実。


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甲状腺検査に訪れた6歳の男の子の保護者:
影響は少ないと思うんですが、ま、それについて不安はありますけどね、はい。

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甲状腺検査に訪れた事故当時18歳だった男性:
体に害がないって聞くんですけど、実際どのぐらいのレベルで害がないのか、本当にないのかわからないので、ちょっと怖いっていうのはあります。




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古舘:
当然、福島の方々といっても意見はいろいろです。それはわかってます。
一生懸命ギリギリのところで前を向いて生きているのに、いろんなことを仮定で言うなというご意見が多くあることも承知しています。
しかしながら、不完全だったチェルノブイリの検査だけを、チェルノブイリの結果データだけを前提にしているかのように受け取られるというこのプロセスはなんなのかおかしいじゃないか。
他県でもあえて徹底的に調べて福島県と比較するっていうことができないのか、もっともっと詳しくという意味で。
木村さんはどうお考えですか?


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木村草太(首都大学東京准教授):
亜張りかけがいのない子供の健康のことですから、親御さんも心配だろうと思いますし、この問題を離れて例えば乳がん検診なんかを見ても検診有効性や治療方針についての議論を見ていると、がんという病気は本当に原因や治療法について専門家の間でも意見が分かれる難しい病気だと思いますね。
今回の事故については当時のはっきりした手掛かりのない中で、命に関わったり生活に関わる重大な決断をしなければならず、その心理的な負担はとても大きいと思いますし、
自分が癌になる確率が上がっているかもしれないというふうに考える、そう思うこと自体、心配すること自体が大きな負担になっていると思います。
で、その負担を和らげるためにやはり政府はきちんとした信頼ができる調査データを示すということが必要になってくると思いますし、事故の影響を受けていない他の地域との比較をすればわかることも多いかと思いますし、また、そのデータや政府の説明が、あるいは検討委員会の説明が信頼できるようなものになっていく、市民に信頼されるということが非常に重要だと思いますので、市民の疑問に丁寧に答えるプロセス、そしてそこにコストをきちんとかけていくということが重要だと思いますね。
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古舘:
莫大な費用がかかるというふうに言う人もいるんですけれど、そういう問題じゃないですよね、これは。


木村草太(首都大学東京准教授):
そうですね、やはり原発を維持するというのであれば、このコストを十分に把握しておかなければいけないですし、また今回の調査というのはやはり原発という政策を取ってきたこと、その帰結としてどうしても支払わなければいけないコストであるというふうに認識をしなければいけないと思いますし、政府は責任を持ってまた信頼の確保ができるデータを出して欲しいと思いますね。
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古舘:
「放射線とこの甲状腺がんの因果関係はわからない」んじゃなくて、「ない」と言うなら、
いったいなんのために1巡目2巡目と検査をやり続けているんですか?と。
なんのために。
子供や若者の命、このために、健康のためにと言うんだったら、
いろんな角度から「答えはまだ保留だ」なんとも言えない」というようなニュートラルなところから始めるべきではないですかね。




ーーー

甲状腺癌の多発について、きちんとした取材と報道をありがとうございます。
報道ステーションのスタッフに感謝します。

恵村さんがコメンテーターだったら、なんと言っただろうか?と考えながら木村草太さんの言葉を文字起こししていた。

甲状腺癌の多発が「どうしても支払わなければならないコスト」
現実にありえない数の甲状腺がんの子供が居るのに、「信頼のできるデータ」じゃないだろ、と私は思った。
久しぶりに報道ステーション文字起こししたけど、木村草太氏のコメント書き出していて、なんかイヤーな感じがした。
とにかく話している間じゅう下を向いていて、目が合わない姿勢も人間的にあれ?と思うけど、そもそもコメントの内容がが御用学者のように的がずれてて変な感じがした。(←個人の感想)

やっぱりなんか、4月以降コメンテーターの質がガタ落ちしたことが残念でなりません。




しかし

この日、NHKは全国放送で福島県県民健康調査検討委員会の新たな甲状腺がんについての報道はありませんでした。
NHK福島で現地での報道のみだったことをここにもう一度記しておきます。




<福島県民健康調査>悪性ないし悪性疑い 152人に!!「放射線の影響とは考えにくい」















第21回 福島県県民健康調査検討委員会関係ブログ

<福島県民健康調査>悪性ないし悪性疑い 152人に!!「放射線の影響とは考えにくい」

「慢性腎臓病の増加が推測される」橋本重厚福島医科大学教授11/30第21回福島県県民健康調査検討委員会

1.放射線の影響か?臨床症状はあったのか?多発?11/30 第21回県民健康管理調査検討委員会 記者会見(文字起こし)

2.内部被曝の重要性呼気で被曝している可能性がある」テレビ朝日報道ステーション11/30第21回県民健康調査記者会見&当日の番組(文字起こし)

3.秘密の会合 東京新聞11/30第21回県民健康管理調査検討委員会 記者会見(文字起こし)

4.血液像の値「変化がない」ではなく「低下傾向が続いている」という状況 11/30おしどりマコ 第21回県民健康管理調査検討委員会 記者会見(文字起こし)

5. 星「確かに調べたらいっぱい出てきましたよ」 11/30第21回県民健康管理調査検討委員会 記者会見(文字起こし)

6.津田論文に福島県立医大から反論・県立医大以外の手術結果は?・座長が県立医大関係者でいいのか?11/30第21回県民健康管理調査検討委員会 記者会見(文字起こし)

7完.「県立医大で手術を受けると切らなくてもいいものまで切られてしまう?」他11/30第21回県民健康管理調査検討委員会 記者会見(文字起こし)


「がんの多発」タブー視・議論後退・公平、公正な会議運営ができるか?12/20東京中日新聞



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コメント

非公開コメント

No title

 星北斗座長などがチェルノブイリと「比較して」という言葉で逃げているのが一番気になる。
逆に言えばその言葉で逃げる為に、事故時に詳細な検査をしなかった、という計画性だって言える訳で。
 どう考えたって政府は核発電を続けてきたなかで、こういう事故事件が『何時かは起こる』と想定していた筈としか思えない。
 だからこそ事故の責任を取らないで済むように法律を構築してきていたのだから。
 木村草太氏の発言は、『コスト』に集約しているから、そう感じるのだと思う。
 人間の命や生活の観念から逃げているのだろう。それは日本人の大部分が、自分とは違う場所で起きている事から逃げている事に通じる。沖縄問題やフクシマの問題から『逃げられる』と勘違いしている人全般を代表してしまっているのだろう。

No title

この日の報ステ、見なかったなあ。
きーこ様、文字起こし、ありがとう。
安保法制の時は活躍した木村草太さんですが、原発については無知なのかな?
安保法制に反対=原発反対では必ずしもないとは思うけど、木村さんの発言からは、福島の人々の不安や痛みを汲み取る姿勢が感じられないですね。
ん? もしかして、海外派兵にも賛成になっちゃった、なんてことはないでしょうね?
でも、都立大って、石原の息のかかった奴がいっぱいいるのではないかな。その連中に負けた、とか。ハハハ...。
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