Eさん「都営住宅の無償提供が打ち切られます」〜自主避難の現状〜東京電力福島第一原発事故避難者の声



本日は指名にて、簡単ですがお話しさせていただきます。
福島県いわき市から江戸川区に避難生活をしております。

私が住んでおります都営住宅では84世帯の被災者が避難生活を送っています。
そのうち8割が福島で残り2割が宮城岩手で被災した方です。
早い方で来年の2月には現在の都営住宅から転居しなければならないというお話しを伺っています。

避難されてきた方々の多くが津波で田や土地を流され、帰る場所を失ってしまいました。
経済的な問題ではなく、高齢や病気の問題もあるため、スムーズな転居が難しい状態です。
私自身も4人の子どもと90歳を過ぎた高齢の両親とともに現在生活を送っております。

東京へ避難してきた当初は何度か転居を繰り返し、やっとの思いで今の江戸川区に落ち着くことができたのです。
慣れない土地で何度もつまづき、病気も抱えながら暮らしてまいりました。
また子供達も、奨学金とアルバイトをしながら学校へ通っております。
私たち夫婦は生活するだけで精一杯で、子供達には何もしてやることができません。
親としての義務も果たすことができません。

私たち自主避難者も高額な賠償金が支払われていると思われておりますが、実際にはそういった援助はあまりにも少ないものでした。
こうした各自がギリギリの生活を送っている中、平成29年3月には現在の都営住宅の無償提供が打ち切られます。
震災から4年ほどの月日は経ちましたが、未だ生活が立ち直っていません。
悩みや不景気の問題は10人10色ですが、混乱する被災者世帯全員が願うのは家を追い出さないで欲しいということです。
どうか、安心なところで少しでも長く住まわせてください。
「もう大丈夫です。ありがとうございました」と言えるまで、家から追い出さないでください。
どうか、どうか、よろしくお願いいたします。

最後にお集まりの皆様、諦めず団結して頑張っていきましょう。
以上です。





















<ディスカッション>「避難を続けたい避難者が追い出されてしまうかもしれない」現在避難者がおかれている状況(文字起こし)

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