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3「補償問題」★美味しんぼ「鼻血問題」に答える 雁屋哲氏(文字起こし)

2015年12月23日

https://youtu.be/lFmzea9a9BM?t=46m10s

122331
もう一つ福島で非常に問題になっているのは「補償問題」なんですね。
補償問題の限度に避難区域を3つに分けています。
避難指示解除準備区域
居住制限区域
期間困難区域

避難指示解除準備区域というのは「年間積算線量が20mSv以下になるのが確実と確認された場所土地」
先ほど言った相馬も小高も来年(2016年)3月になると解除されるでしょう。普通にみんながそこに住めるんですね。
今のところは区域内への立ち入りは柔軟に認められていて、私も入ることができました、前は大変だったんですけど。
だから住民の一時帰宅、1泊、2泊が可能であって、しかし特例であれば今でも宿泊することはできる。
あと、病院、福祉施設、店、事業というのは可能であると。

私は2012年に南相馬の小高に行った時に小高の町が綺麗ないい町なんです。
店がたくさん並んでいます。
ところが全然。人っ子一人いない。
そこで信号が点滅、赤と青と黄色とに点滅している。
人が誰もいない。
全くゴーストタウンだと思いました。


そしたら私たちよりちょっと前にそこに行った当時の民主党の大臣が(鉢呂大臣)「ゴーストタウンだ」と言って、彼はクビになりました。

「死の町」発言。本当のことを言って何がいけないの?(大手メディアのご意見サイトあり)

鉢呂大臣・「死の町」&「放射能つける」問題に国民の声届けたい。

記者会見「鉢呂辞任」9/10に思う。いろんな事も見えた。(ほとんど文字起こし)

速報!大スクープ!!鉢呂大臣辞任会見での「やくざ記者」が誰なのか判明しました。動画あり・写真あり

報道の在り方を考える。鉢呂大臣インタビュー9/13

「死の町」と言ったのは鉢呂大臣が最初じゃなかった。



僕はどこからどう見てもこれをゴーストタウンと呼ばないのはおかしいじゃないかと思う。
行っている自分はちゃんと「ゴーストタウン」と書きました。

このあいだ行ったら、そのゴーストタウンの中に一軒床屋さんがありました。
例のブルーと赤のぐるぐる回る棒がありましたのでやっていました。
しかしこれが3月半ばからみんなが住んでいいというけど、僕はとてもそういうところに住むというのは、先ほどの低線量の問題からしていいことではないと思う。


居住制限区域というのは年間積算線量が20mSvを超える恐れがあって、引き続き避難の継続が求められる地域。
期間困難地域というのは年間積算線量が50mSvを超えて、5年たっても年間積算線量が20mSvを下回らない恐れがある。そういうところは引き続き避難を求める。

で、こういうものに対していろんな賠償を行うわけですが、
田畑に対する在地に関わる補償、個人法人事業主への損害賠償などがあります。
しかしこれが…場所の区切り方によって、まるでひどい矛盾が生じてくるんですね。

例えば川内村(福島県双葉郡川内村)の場合、村の東の部分が第一原発の20km圏内に入り、残りは第一原発から20km圏内に入らないんです。
そうすると、20km圏内のところは補償を受けられます。
これは2018年3月まで、ひと月あたり精神的賠償というのが10万円支払われる。
一方20km圏外の場所は、2012年8月にもう打ち切られました。
そうしますと、ここからここまでが20km範囲、ここからここまでは20km圏外と、どうやって皆さん、目でわかるんでしょうか?
楢葉の中でもそういう風な差別があるので、村という一つのコミュニティーが非常に破壊されている。
こういうところではやはり、人間の尊厳というものが失われてしまう。

勝手に東電とか国が線引きすることによって、補償を受けられる人とそうでない人が決まってしまいます。

楢葉町でも同じことが行われています。
楢葉町の西部の一部は20km圏外。
これは楢葉町は特別に賠償金を払うのを認めています。
全く国とあれが勝手に決めてしまいますので、一つのコミニュティの中で争いがあって成立しない。

もう一つ小高村で聞いたことなんですが、
「来年(2016年)の3月に解除になってみんな戻ってくるだろうか?」
そこの住民で長いこと住んでいるよく知っている方が非常に悲しそうに言いました。
8割から7割。
「そんなに多く来るんですか?」って言ったら、
「8割から7割は戻ってこない」

福島の人たちは「土地に愛着がある」とか、「土地から離れたくない」とか、そういうことをおっしゃる。
「愛する土地を離れたくない」
家に対する愛着。
そんなものがあるなら帰ればいいじゃないかというんですね。
でも現実問題として小高村の一つの話を聞くと、
水田や農作をしている場所はいいけれども、スーパーから遠い、病院から遠い。
で、一旦避難してそれ以外の土地に行ってしまうと、もう戻る気がしない。

なんで「土地に対する愛着がある」とかなんとか、みなさんそんな綺麗なことをいうんですか?
そんなことあるわけないじゃないですか。
だから僕は自分の漫画の中で、国はできるだけ外に出るように補償するべきであると描きました。

現実に楢葉町では除染が終わったという場所があるんですが、そこでは住民一人当たり2億円かかったそうですよ。
そしたら最初から2億円差し上げてね、「どこか安全なところへ行って住みなさい」それで済むじゃないですか。
まだろくに除染なんかもできないところに、なぜいつまでも残しておくんですか。
それは一つは市とか村とかそういうものの人数が減ってしまうと自治体が成り立たないという問題があるからでしょ。
だけど、それが全くおかしいし、
あとは、除染工事をして儲けたいという人が沢山いるからですよ。










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★美味しんぼ「鼻血問題」に答える 雁屋哲さん 文字起こしブログ
1「国土の破壊のさらなる破壊」★美味しんぼ「鼻血問題」に答える 雁屋哲氏(文字起こし)

2「低線量被ばくを放っておく限り福島での人間の復興というのはあり得ない」★美味しんぼ「鼻血問題」に答える 雁屋哲氏(文字起こし)

3「補償問題」★美味しんぼ「鼻血問題」に答える 雁屋哲氏(文字起こし)

4「食べて応援」★美味しんぼ「鼻血問題」に答える 雁屋哲氏(文字起こし)



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コメント

非公開コメント

要するに福一事故は取り返しがつきません

福一の近くは見た目キレイでも放射能まみれでしょう。
同じ町の中で区域を分けても放射能汚染の程度がちょっと違うぐらいでしょう。
チェルノブイリで除染したけれど、すぐまた線量が上がったって、きーこさんか誰かの以前の記事で見た記憶があります。それなのに除染してキレイになったから帰れですって。除染の費用があるなら、業者の儲けより住民への補償金に使ったほうが良いでしょう。とにかく、福一事故は取り返しがつきません。そうなら、流動性のある現金支給が一番ですよ。かつて石原二世議員、確か環境大臣だったと思いますが、「どうせ金目でしょ」発言は受ける印象はともかく、内容的には正しいと思います。金をもらって安全な遠くへ逃げるしかありません、長生きしたいなら。


No title

全然違うサイトで避難者に批判する奴らにこう書いた事がある「そうだ!俺も賛成する一人100億円払ってやればイイじゃん!」サイトに全てを消された!(怒)
雁屋氏の2億円の話全くもって正論ですよね。住民が帰りたがっている訳じゃない。そりゃあ本心は帰りたいでしょう。でも帰れないのも分かっている人が7,8割居るんですから、今からでも遅くはない。お渡しして他所で暮らしていけるようにするのが、本当の行政の仕事だと思うし、居残りたい人もそれを妨げてはいけないんだと思うのですがね。どうも島国根性なのか、妬むんだなぁ、、。
行政は国も県も市町村も消滅したくないだけで、役人が闊歩しちまってる!まぁ、戦争時と同じ構図な訳で、、。

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