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02.23
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一時保管指定廃棄物総量「7%」試算 登米市長「数値に疑問」
(宮城16/02/22) FNNLocal

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宮城県内で一時保管されている指定廃棄物の総量が、2年後には「7%」にまで減少する­という専門家の試算を受けて、村井嘉浩知事は、「処分場の建設の是非に結びつけるのは­、拙速である」との認識を示した。一方、県内で最も多く指定廃棄物を抱える、登米市の­布施孝尚市長は、「あくまでも、国の責任で管理・処理されるべき」とコメントしている­。

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村井知事は「うちの担当の職員に聞いたところ、基礎データがあれば、それを単純に計算­していけば、(7%という)計算数値になることも、十分考えられるという説明だったの­で、あながち間違った数字ではないのかもしれない」と述べた。

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県内で一時保管されている指定廃棄物の総量をめぐっては、環境省の再測定の結果、基準­を超えるものが、当初の3,404トンから、3分の1以下の「1,090トン」まで減­少していたことがわかっている。

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さらに、専門家の試算などでは、2年後には、濃度がさらに下がり、総量は、当初の「7­%」にまで大幅に減少するという。

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村井知事も、処分場の建設の是非については、「十分な議論が必要」という認識を示した­。
村井知事は「量自体が、思った以上に減っているのは事実ですので、そういった事実も客­観的にとらえながら、今後、どうしたらいいのか、考えていくべきだとは思うが。処理場­が一切必要ないというのは、やや拙速ではないか。もう少し、よく考えていく必要がある­」と述べた。

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県内で最も多くの指定廃棄物を抱える、登米市の布施市長は、「7%」という数値に疑問­があるとしながらも、「突然、指定廃棄物ではないと言われ、市や町が処分の責任を負う­のは納得できない」と主張している。
そのうえで、「あくまで、国の責任において管理・処理されるべき」とコメントしている­。
村井知事は、2015年度中にも、市町村長会議を開いて、各自治体の意見を取りまとめ­たいとしている。


村井知事が今年度中に開催したいとしている市町村会議では、指定廃棄物の総量の減少が焦点になると予想されます。
さらに登米市の布施市長のコメントの中にもありましたが、「2年後に7%まで減少する」という、そういう数値への疑問も議論に上がると思います。
次回の市町村会議で、これらの減少に対して具体的な説明が求められます。



井上信治環境副大臣&村井嘉浩宮城県知事「一時保管していた8000ベクレル超の指定廃棄物の量が3分の1に減った」→一般処理して減らそう♪






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comment 2
コメント
環境省が、汚染物質の廃棄について更なる改悪を狙っているみたいです。
詳しくは
http://azarashi.exblog.jp/
をみて。


2月24日まで、パブコメを募集。
※「パブコメ」はこちらから意見出可能です。(個人情報の入力は任意)
◆「放射性物質汚染対処特措法施行規則第二十八条及び第三十条の一部を改正する省令案等の概要」に対する意見募集(パブリックコメント)について(e-GOV)

放射性物質は閉じ込めると言っていたのに・・・・。
ばら撒いて、いったい日本をどうするつもり?なのでしょう。



なう | 2016.02.23 12:36 | 編集
環境省が半年で3分の1に減ったと言って驚いたのも束の間、今度は謎の専門家が2年後に7%に減ると言い、村井知事も「うちの担当の職員に聞いたところ・・・」と同調。
じゃあセシウムの半減期が30年ってウソだったの?いわば世紀の大発見されたのですね、名も明かさぬ専門家殿。ノーベル賞級ですね。
古くさい常識に染まったおつむの悪い私にも分かるように、専門家さんよ、ちゃんと公の場に出てきて、氏名を公表して、データを示して、7%一気減り理論を教えてください。よろしくお願いします。
村井さんに戻りますが、「量自体が思った以上に減ったのは事実」と、事実を認めたのですね。名も知れぬ専門家から言われてすぐ信じ込む人ですね?大変失礼なことを言って、すみません。「村井さん、オレオレ詐欺に簡単に引っ掛かるタイプでしょう」そうじゃないと言うなら、村井さんと専門家さんにお願いします。公の場で7%一気減りの実験をして見せてください。
木庭丈 | 2016.02.23 15:31 | 編集
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