田中俊一委員長「熊本はマグニチュード7.3、川内原発は8.1で評価してる」←止めない理由(4/18記者会見文字起こし)

原子力規制委員長 川内原発の運転止める必要ない
4月18日 16時57分 NHK

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熊本県などで活発な地震活動が続いていることを受けて、原子力規制委員会の田中俊一委員長は、稼働中の川内原子力発電所について、「不確実性があることも踏まえて評価しており、想定外の事故が起きるとは判断していない」として、今のところ運転を止める必要はないという考えを示しました。

記者会見では、気象庁が今後の活動について正確な予測ができないとしていることから、予防的に止めることはないのかと質問が出されました。

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これに対し、田中委員長は、川内原発の審査の過程で今回の震源とみられる布田川・日奈久断層帯の地震を含め、不確実性があることも踏まえて評価しているとして、「川内原発で想定外の事故が起きるとは判断していない」と述べ、今のところ、川内原発の運転を止める必要はないという考えを示しました。

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今後の地震対応については、「法律上、安全上、懸念がある場合は止めることができるが、今のところ科学的根拠がない。大きな地震を起こす震源と原発の距離が重要で、原発の間近で大きな地震が起きたのであれば行政で止める判断もありえると思う」と述べ、今後の地震の動向を注視する考えを示しました。

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また、川内原発より震源に近い熊本県益城町では、防災科学技術研究所の分析で1580ガルの地震の揺れが観測されたことが分かっていますが、川内原発で想定される最大規模の地震の揺れが地下の岩盤の部分で620ガルとされていることについても質問が出されました。

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これに対し、原子力規制庁の担当者は、観測された場所や周辺の地質によっては揺れが増幅されることもあるとして、今後分析する考えを示し、これを受けて田中委員長は「地質構造などいろんなことが影響するので一概には評価できないが、今判断を変える理由はないと思う」と答えました。

川内原発の「基準地震動」とは
原子力発電所であらかじめ想定する最大規模の地震の揺れは「基準地震動」と呼ばれ、これを基に原子炉建屋や冷却設備など重要な施設の地震対策を取ります。
新しい規制基準では、原発の周辺にあるすでに存在が分かっている活断層による地震の揺れと、存在が分かっていない活断層による地震が起きた場合の揺れのいずれについても、過去の地震や周辺の地質構造を調べて、基準地震動を決めるよう定めています。
川内原発の場合、まず、存在が分かっている活断層による地震の想定では、熊本地震の震源とみられる布田川・日奈久断層帯を含めて検討が行われ、原発の南に20キロほど離れた断層を震源とする地震の影響が最も大きいとして、基準地震動を540ガルとしました。
また、存在が分かっていない活断層による地震の想定では、震源に近い観測点で比較的精度の高いデータが得られ、地質学的にもありうるケースの地震として、2004年に起きた「北海道留萌支庁南部地震」の記録を基に最大の基準地震動を620ガルとして妥当とされました。「北海道留萌支庁南部地震」のケースでは、震源に近い地表の観測設備で1127ガルという揺れが記録され、地下の固い岩盤の表面での揺れは585ガルと推計されています。九州電力はこの評価結果を参考に不確実性があることも踏まえて620ガルという値を導き出したとしています。
これに対し、川内原発の運転停止を求めて訴えを起こしている住民側は、日本の原発では過去5回、基準地震動を超える地震の揺れが実際に観測されているとして、「川内原発の基準地震動は過小評価されていて、安全性が確保されていない」などと主張しています。



原子力規制委員会 臨時記者会見(平成28年04月18日)


川内原発は620ガル規模の地震が何度も繰り返し起こっても平気?
文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/eL4uJuHQgSQ?t=5m44s

産経新聞:
安全上のレベルについて一点だけ伺いますけれども、今回川内では基準地震動水平加速で620ガルと出ていますけれども、例えばですね、このように1日2日で震度6レベルが6回続くというような形の地震が起きた場合、例えば620がるというレベルの揺れが何回も続いた場合
そういった時でも耐震設計で問題ないというような審査はされてるんですか?
私が審査を見た限りでは、「620ガルが来た時に安全だ」というレベルはあったんですけれども、それが何回も続くと、それは耐震上確認ができないままにどんどんくる、っていう形での審査はされているんでしょうか?

田中俊一委員長:それは●範囲内のアレでしょうから、ちょっとそっちからお願い

耐震総括官小林
小林 勝(長官官房耐震等規制総括官):
耐震総括官の小林です。
えーっと、今おっしゃられたところですね、
女川発電所ですね。
これは度々大きな地震に見舞われているのは多分ご存知だと思うんですけれども、そこでの評価ですけれど、工事認可とかいったところでですね、すこしその、建物の剛性、いわゆるその”しなり”とかですね、そういうのをすこし低めに見積もったような解析もしますんで、そういったことも加味したような評価、というのがありますんで、そういったものをやっていく、といったようなことになると思います。
いざこういった大きな地震動ですね、に、発電所が直接見舞われた場合なんですけど、そういったことは前例としてございますんで、ま、その辺十分評価していくっていうことでございます。

※「(東日本大震災で)女川が大丈夫だったことが前例としてある」ということのようだが、気象庁は「(熊本の地震は)前例のない地震だ」と会見で言っている。

産経新聞:
確認ですが、620ガルという基準地震動が数日間で何回来たとしてもこれは「耐えられるという審査はしている」ということなんですか?

田中俊一
田中俊一:
だから弾性範囲内での構造設計になっているから「耐えられる」ということですよね。
あのー、一般の家屋が何回も繰り返して、今回もそうですけど2回目の地震で倒壊したというのは、結局1回目で塑性変形弾性領域(そせいへんけいだんせいりょういき)を超えているということなんですよね。
ですから、あのー、原子力施設については、そういう設計はしていませんので、その620ガルっていうのは、そういう意味で、「弾性範囲内である」ということです。


川内原発を止められない理由
文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/eL4uJuHQgSQ?t=8m7s
フリーランス 山本;
今現在も、日本で唯一稼働中の原発の直近で地震が起こり続けている今、やっぱり国民最大の疑問は「なぜ止めることで予防しないのか?」ということだと思います。
福島においても「想定外のことが起こり得た」ということが最大の教訓だと思うんですね。
地震に関しても、水素爆発に関しても、核爆発ではないかと疑われている3号機の爆発に関しても。
そういういろんなことを考えても、今本当に最大の地震対策をすべきは、もちろん福島も、…
簡潔にまとめます。
なぜ止められないのか?
想定外のことを考えれば、止めることが最大の安全策であり、近道であり、地元の方への避難の大騒ぎを避けるためにも、理由だと思うんですが、
エネルギー需給のためも全く無いと思います。
「なぜ止められないのか?」
カメラの前で、ラジオの向こうで聞いている国民に向かって簡潔にお答えください。
止められない理由をお尋ねしたいです。

田中俊一1
田中俊一:
一応ですね、私どもは科学的、科学技術としての判断基準に基づいて、そのー、停止するか稼働に値するか、あの、停止させるかどうかっていうことを決めてるわけですね。
ですから、あのー、そういったものがあるから止めた方がいい、それも一つのお考えかもしれませんけれど、それは規制委員会とか我々の判断ではなくて、安全上の問題があるなら当然我々は止めなきゃいけないと思います。
でも「そういうことではない」ということなんですね。

山本:「安全上の問題はない」という?

田中:はい。
今は、今の段階でずっと見ている限りでは「安全上の問題はありません」

山本:それまでの…

規制庁:質問はちゃんと手を上げていってください!他にありませんか。

※フリーランスの山本さんは途中で質問をぶった切られた><;



原発近くの断層が動いても川内原発の安全は保たれる?
文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/eL4uJuHQgSQ?t=10m47s
朝日新聞くまい:
委員会の方でバン委員の方から世の中で懸念されているのは震源地の移動、特に南西方向への移動というのが懸念されているという質問がありまして、これに対して石渡委員の方からは、「川内近くの断層帯でマグニチュード8.1が来ても150ガル程度の揺れ」と。
つまり「原子炉の自動停止の設定値以内に収まる」ということで、一応原発の安全性は保たれるという理解でいいのでしょうか?

田中俊一委員長:
あのー二川、あそこの断層が全部動いたとして、最大で8.1位というふうに評価されています。
それで、それの影響として大体150ガル位の影響が、ま、地震動が原発のサイトに来るということです。
ですから当然そのレベルになりますと、場合によっては多分、原子炉が自動停止になるんですね?150ぐらいだとね?
ですから原子炉は止まります。
で、原子炉が止まるっていうことは、先ほどちょっと私も念のため確認したんですけども、まぁ言うなれば十分余裕を持って止めるわけですね。
ですからそういった意味では別に安全上の問題が起こるというわけではないというふうに理解しておいてもらっていいと思います。



文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/eL4uJuHQgSQ?t=12m31s
大地震が何度来ても大丈夫なように審査を見直す?
NHK しげた:
さきほど大きな地震が繰り返し起きているということで、そういった面も見ているという話だったんですけれども、再度マグニチュード6、7クラスが何度も起きても大丈夫というように審査を見直すということはありませんか?

田中俊一:
先ほどもお答えしましたけれども、あのー、”繰り返し”ってどういうことを言っているのか?
いま、ま、少なくとも間隔でいえば、構造物とかいろんな施設の剛性というのは失われるわけではありませんので、それを見直さなければならないということはないと思います。

繰り返し起こる大地震に備えた訓練は?
NHK しげた:
大きな地震が繰り返し起きているという今回の熊本地震なんですけれども、重大事故対策では屋外の作業、電源車を持っていくとか、ポンプを持ってくるとか、そういった作業が多く対策としてあげられていると思うんですが、
こういった繰り返し起きている想定で訓練をしているのかと感じているところなんですけど、そういった面を検査などで確認する必要とかあるとお感じでしょうか?
もしくはそういった対策を。
つまり、繰り返し起きた場合の対策も講じられているとお感じでしょうか?

市村和也
市村知也(原子力規制部安全規制管理官):
安全規制管理官の市村と申します。
今般の審査においてはですね、もちろんその繰り返し地震が起こっているときに地震が起こっているときにその、屋外の作業をするっていうことは、あのー、おそらくできないと思いますけれども、例えば地震が起きて、地盤が緩くなって、アクセスルートですね、想定したアクセスルートが使えなくなってしまわないか、とかですね。
あるいはそのー、保管している場所からですね、必要な機器が取り出せないようにならないか、とかですね、そういうことを含めて審査をしております。
そういうことも含めて、さらに保安検査で手続き、あ、保安規定で手続きも担保され、それも踏まえて訓練もやるということで、あのーー、おー、十分に対応ができるのではないかというふうに考えております。

※ふっと思い出したけど、川内原発には免震重要棟が無い。

NHK しげた:
繰り返しかもしれないんですけど、その点でいわゆる本震レベルが何度も起きた場合でも屋外の作業がスムーズに行える審査、もしくは検査をされているという理解でよろしでしょうか?

田中俊一委員長:
えっとーー、屋外の作業が一般に必要になるのは、ま、設計基準地震動を超えるような重大な事故が起きた場合、ということですが、そういう場合に、ま、多分屋外作業も含めて、あの〜、やることになります。
で、繰り返し起こるって、どれくらいの頻度でどれくらい起こるか、っていうことーですけれども、あのー、大きな地震が起これば繰り返しいままでも、余震なりなんなりとかという格好で起こりますので、そういったことを踏まえて、あのー、先程言ったように、いろんな、崖崩れがあったり、いろんなことがあってもそれに対応できるような、あの、準備をするということを求めていますので、あのー、特に今、あのーー、熊本のような地震の繰り返しが起こっても、今特に問題になるということは無いと思います。
それよりもまず、屋外作業を必要とするような重大事故に至る前に、きちっと原子炉は止めて対策をとると、そういうふうになってますので、あのー、そこんところはご心配いただかなくていいと思います。

「熊本は7.3。川内原発はマグニチュード8.1で評価をしている」
NHK しげた:
今回は14日に大きな地震があって、16日にさらに大きな地震があって本震とされたと。
専門家でもこういった地震の予測は難しいということが改めて浮き彫りになった形なんですけれども、こうした地震による不確定要素が多い中で、審査のあり方を厳しくしたりとか、変えていく必要性についてはどうお考えでしょうか?

田中俊一委員長:
エットーーー、予測、正確に余震があって本震が来るのか、本震があって余震が来るのか、ま、いろいろ順番はあるかもしれませんけれども、起こるという最大の地震動としては、先程もちょっと説明がありましたように、今回7.3でしたかね?本震がね。
で、8.1という評価をした上で評価していますので、かなりそういう意味じゃ、あのジュ十分な姿勢を持って見ていると思います。
8.1と7.3って言ったら、エネルギーにしてどのくらい違いますかね?
何十倍って違うはずですよね。

小林 勝(長官官房耐震等規制総括官):
単純に言うとですね、マグニチュードが2違うとですね2000倍というようなことになってますんで、
エネルギーがですね、そのくらい、ま、違うということ。

田中俊一委員長:
ですから、8.1と7.3っていうのはものすごい違いだというふうに思っていただければいいと思います。

NHK しげた:特に変える必要も今の所感じていないということで

田中俊一:ええ、あのー、どっちかというと、そんなに厳しすぎるんじゃないかという意見も、多々寄せられますけれども、私どもとしては、あの、保守的に安全サイドで評価をするということを貫いていますので、今かえら、かえなきゃいけないという知見は何もないと思います。


文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/eL4uJuHQgSQ?t=18m44s
福島民友 かんの:
そもそも基準地震動SSは陸域とか海域とかプレート間断層とか、いろんなものを想定して一番高いものに、その内容ということで、今回の川内原発は現在動いている日奈久(ひなぐ)断層帯も評価に入っているということですけれども、これを評価するときに91.7キロで全体が動いたらマグニチュード8.1動いてもSSの範囲内に収まると、そういうことでよろしんですよね?

田中俊一3
田中俊一委員長:
あのーー、距離も、今回のあのー、断層帯は30kmよりも遠いので、先ほども言いましたように、それも一応評価した上で150ガルぐらいですから、あの、ま、十分今の基準620ガル以下であるっていうことは確認しているっていうことです。

福島民友 かんの:
先ほど委員の方からもありましたけれども、現在八代までの長さにしておよそ3分の2ぐらいのものが動いて、最大のマグニチュードが7.3だということですけれども、気象庁が南西方向に震源域が伸びるんじゃないか、という予測をしているんですね。
これは想定でもなんでもなくて、実際動いているという話を聞きますけれども、細かい地震動が。
そうあった場合に、危機的に大丈夫かもしれないけど、マグニチュード8.1が起きる恐れがあるわけですよね。
まだ本震が終わっているとは限らないわけで。
それを機器が耐えられないから止めるということじゃなくて、予備的に止められないのか?というのが現在の議論だと思うんですけれども、そこはいかがでしょうか?

田中俊一委員長:
ん、それはあの先ほど申し上げましたように、あの安全上の問題があるということが確認できればあの、ってか、そういう判断をすればですけれども、わたしどもとしては、いまその、いまの状況の中で、あのーー、安全上の問題があるというふうには判断していないということです。
で、我々以外に政治的判断とかいろんなことがあるかもしれませんけれども、あのー、わたしどもとしては技術的に見てそういう判断をするだけのものには至っていないというふうに思っています。
気象庁が南の方に移っているということを含めまして、我々はそういうことを踏まえた上でそういう判断をしています。

福島民友 かんの:
情報発信の不備とか、国民に乖離ということがありますけれども、
まず、現在正しい情報を出しているのか?という不審の他に、やはり今後どうなるのか?というのが一番国民の心配事だと思うんですね。
その場合に「起きても大丈夫だ」っていうのとですね、また次元の違うお話なんです。
原子力規制委員会は安全上科学的に判断するんでしょうけれども、今後起きるかもしれないのに止めないのかというのが疑問のところであって、そこはもう規制委員会の範囲ではなくて、いわゆる原子力行政、政治の判断だということでしょうか?

田中俊一委員長:
いやあの、起きるかもしれないといういろんな想定はした上で、かつそれが起こったとしても、あのーいまの断層帯の中からの影響は発電サイトには、発電所には施設にはあの、安全上の心配をもたらすようなことはないという判断なんですね。

福島民友 かんの:
法的なたてつけとして、いわゆる「予備的に原子力発電所を止めましょうか」という法的な権限は規制委員会にはないということですね?

田中俊一委員長:
そうですね、あのーやはり原子力発電所は事業者が動かしているし、いろんな意味で社会的にも非常に大きなものですから、そのー、それを予備的に、特段の根拠がないのに止める、止めなさいというふうにはそう簡単には判断できないということはあります。




文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/eL4uJuHQgSQ?t=24m
日経新聞 あべ:
今日委員会で検査をして、これからなんですけれども、念のためにという意味でも、直接規制庁の方が現地での確認とか、そういうことはいまの時点でお考えになっていますか?

田中俊一委員長:それは検査官が入ってやっていますよね?ずっとね、はい。



丸川環境相の発言に対して
文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/eL4uJuHQgSQ?t=24m32s
フリーランス かみで:
今回、丸川環境相は「全面的に原子力規制庁が安全と言っているんだから安全だ」ということを言っています。
で、一方で田中委員長は日頃から「最終的に止めるのは政治的な判断だ」と言っています。
これは明らかに矛盾しているといえば矛盾しているわけです。
経産省は2030年原発の構成比率が22%。
このままだと、気象庁は「これからいったい、日本全国地震がどうなるかわからない」と言っていて、
これは根本的にやっぱり見直すべきじゃないかというふうに考えます。
これまでも何回も聞いていますが、そういうことはこの規制庁の役割じゃないと言っていますけれども、そういう提言をなさってもいいんじゃないかと思うくらいに国民は心配していると思っています。
これについて国民にわかりやすく説明していただけますでしょうか?

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田中俊一委員長:
まずあのー、丸川大臣の発言ですけれども、まぁ、あのー、私どもの、ま、判断というものをきちんと尊重して、あの、それを踏まえてという意味でおっしゃったんだろうと思いますので、私たちはあの、我々としては、今日も再三お答えしていますけれども、今止める、止めるべきという判断はしていないということですので、あとはそのー、止めるかどうかっていうことは別のファクター(要素。要因。因子。)もあるかと思いますので、それはここでま、何も言う必要はないと思います。

川内原発「停止の必要なし」=丸川担当相―熊本地震
時事通信 4月16日(土)13時26分配信

 丸川珠代原子力防災担当相は16日午前、熊本地震の非常災害対策本部で、運転中の九州電力川内原発(鹿児島県)について、観測された地震動が自動停止させる基準値を下回っているとして「現在のところ、原子力規制委員会は停止させる必要はないと判断している」と報告した。 

000782.jpg丸川珠代(まるかわたまよ)所属院 選挙区 政党:参議院 東京都 自民党
プロフィール:1971年1月19日生 初当選/2007年 当選回数/2回(写真提供:時事通信社)


それから、エネルギー需給のパーセントをどうするかということと、それから気象庁は「どこでどうなるかわからない」っていう言い方は、必ずしも私は、気象庁の今回はそういう意味でおっしゃっているんではないと。
もう少しきちっと科学的なベースに基づいて、どこがわからなくてどこがわかっているかということは相当はっきりとしていると思うんですね。
で、今回の地震だって2003年ぐらいにもう、「マグニチュード8ぐらいの地震が最大起こる」ということをもう評価しているんですよね。
それがたまたま時間的な予測よりは確率みたいなこと、パーセントみたいなことを多分出してたと思いますけれども、それがたまたま今回起こってしまったということ。
それから起こり方が今までの地震とはちょっと違うとか、そういう意味で専門的に見て、あの、わからないことが多いということで、そのことが即、すなわち原発の稼働に割合どうのということの、原子力エネルギーの原発の割合をどうこうするっていうことはもう再参かみでさんには申し上げていますけれども、私どもの範囲ではないと、所掌の範囲ではないということをです。
ただそのことと今の気象庁の地震についての見解ということは必ずしも一介のものではないということは申し上げられると思います。


文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/eL4uJuHQgSQ?t=29m52s
やまぐち:
要するに、震源地の方では1580ガルを記録したと。
ただ、川内原発の方は620ガルなので、基準地震動見直しを要請したいと。
ま、委員長が今おっしゃったように「それは場所が違うでしょ」というご回答になるかと思うんですが、こういう動きに関しての御見解を。

田中俊一委員長:
あのーー、650ガルっていうま、原子力施設の基準地震動っていうものは、解放基盤での値ですから、今その1200なんぼっていうのは(1580ガルだけど)地表面じゃないですかね。
ちょと、小林さんの方から。

小林 勝(長官官房耐震等規制総括官)
小林 勝(長官官房耐震等規制総括官):
あの、1500ガルを観測したのは多分あの、防災関係の地震計かと思うんですけれども、あれ自体は言って見れば地表面に置く場合もあれば、地中少し深い場合もあるし、いろいろあります。
で、今回のやつがですね、どの程度の地層の状態か、っていうのはまだ発表されていません、実は。
だからそういったことも分析した上で色々と評価していくことになろうかと思いますので。
ただ、一概にはやはり地表面での測定では多いんで、非常に地表面では増幅することが多いんでね。
例えば岩手宮城内陸地震なんていうのは、地表面で4000ガルとか想定されています。
あれはまさにそういうことでございますんで
、やっぱり分析してみなきゃわからないっていうことと、
今言えること自体はそういった地表面での測定じゃないかな、というふうに思っています。
ただ、あの、今後詳しい分析は必要だというふうに思っています。

やまぐち:そうすると今の所は今の基準地震動を維持していくというスタンス

田中俊一委員長:
まぁ、そうですね。
今までも地表面ではね、柏崎刈羽の時も地表、あの、上の方では非常に大きな揺れを記録していますので、だからそこはあのー、深さとか、地質構造とかいろんなことが影響してくるし、かつその上の建物もありますので一概には評価できないと思います。
で、今そういう点も踏まえて、あのーー、川内原発については評価を、地質も見て、評価してますので、今そこをなんか、判断を変えなきゃならない理由はちょっと私どもとしてはないと思っています。


文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/eL4uJuHQgSQ?t=32m41s
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フリーランス たなか:
気象庁が震源が西に広がっていっていると言っていまして、ずっとその質問が出ているんですが、
田中委員長は「危なくなったら止まるから、自動停止できるようになっているから大丈夫だと」お答えになっているんですが、これは、山火事がすぐそばまで迫っているのに花火大会をやってると。
で、本当に危なくなったらアラームがなって花火大会を中止させるような仕組みがあるから大丈夫だよと、これ、いっているに等しいですね。
それはどう思われますか?
はやくやっぱり花火大会をやめさせる時じゃないでしょうか。

田中俊一委員長:
あんまりそのたとえ話は私には全然実感としてわかりませんけれども、先ほどから入っていますように今の布田川(ふたがわ)だっけ、断層帯というのは、今南西方向にのびてるって言っても、先ほど石渡委員がおっしゃったように八代市あたりまでは来ていると。
それより南西には来ていないと。
仮に来たとしても、今の断層帯の南西の端から川内原発っていうのは30km以上遠いわけですよね。

たなか:私は行ったことがあるから知っています。

田中俊一委員長:
ですからそういうことを踏まえて評価しているわけです。
ですから今の花火大会と山火事との関係はよくわかりませんけれども、そういうことです。



つづく





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川内を止めちゃたら他が動かせなくなっちゃうでしょうに、という気持ちが滲み出た会見でした、、。

武田邦彦教授の見解

武田邦彦教授のブログをいつも見てます。4月23日のブログ「なぜ原発は危険だったか?(1)固有安全性の錯覚」で原発事故に関する見解を聞き、びっくりしました。
要点は、福一は地震ですぐ自動停止した。しかし、それだけでは爆発を防止できなかった。防止するには、浸水せず全電源がストップしないこと、詰まりなどなく海水取水口から取水できること、配管が破損せず配管内を海水が循環すること、それらのことによって原子炉内に残っている放射性物質が安定的に冷やされること。福一は自動停止したものの、電源などそれらの安全装置が働かなくなったので爆発に至ったと武田教授は言われてます。
川内原発が安全かどうかは、福一のそういう苦い経験を踏まえ、すべての安全装置が確実に稼働する保障が備わっているかどうかだと理解しました。
武田教授の12分間ぐらいのブログを、理系素人の私が理解したことは以上です。
原子力規制委員会がそういうことを配慮しているかは、川内原発の記者会見では分かりません。マグニチュードとかガルが高いか低いかも重要でしょうが、上記したようなことは点検されているのか、はなはだ疑問です。

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