トリチウム海洋放出か!?〜生命体へのトリチウムの影響〜4/20原子力規制委員会文字起こし

原子力規制委員会 定例記者会見(平成28年04月20日)
トリチウムの海洋放出
https://youtu.be/WnvAFvjxtw4?t=34m48s
朝日新聞;
それから、昨日経済産業省のトリチウム水タスクフォースの方で、まだ最終報告は先なんですけれども、一応そのトリチウムの分離記述が実証試験結果で極めて困難だということと、5つの案の中では海洋放出が比較的期間が短く費用も安くできるという検討結果が示されたんですけれども。
これに対してのお受け止めがあればお願いいたします。

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田中俊一委員長:
まぁ、受け止めですか。
ごく当たり前のことに落ち着いたと思うんで。
ま、5つの案に対して私は、安全上の問題の評価を是非してほしいと思いますけれども。
あのー、私どもとして「5つの案どれでも大丈夫です」とは申し上げられませんね。
そういう感じ、そういう印象です。


5つの案↓
地層注入、海洋放出、水蒸気放出、水素放出、地下埋設


福島・汚染水
海洋放出が最も短期間で低コスト

毎日新聞2016年4月19日 06時30分(最終更新 4月19日 09時27分)

毎日新聞
汚染水の貯蔵タンクが並ぶ東京電力福島第1原発=本社ヘリから喜屋武真之介撮影

 東京電力福島第1原発事故の放射性汚染水問題について、浄化処理で取り除けない放射性トリチウム(三重水素)の処分方法を検討している経済産業省が、海へ流すことが最も短期間で低コストで処分できるとの試算結果をまとめたことが分かった。19日開催の専門家部会で提示する。同部会は処分方法の決定は見送る方針だが、試算結果が国や東電の判断に影響を与える可能性がある。

 同省は、海洋放出のほか、(1)地下に埋設する(2)水蒸気化する(3)水素ガスに還元して大気放出する−−など五つの処分方法を検討。それぞれについて、トリチウムを含む水の総量を80万トン、1日の処分量を400トンなどと仮定し、処分期間やコストを計算、比較した。

 試算結果はトリチウム濃度によって変動するが、海洋放出は最長7〜8年で処理することができ、最大でも35億〜45億円程度のコストで、五つの中でも最も低かった。一方、地下埋設は最長76年の管理が必要で、コストも高かった。

 汚染水は、汚染水を処理する多核種除去設備「ALPS(アルプス)」で62種類の放射性物質が除去されるが、トリチウムだけは取り除けない。トリチウムを含む汚染水は敷地内のタンクに貯蔵されて日々増え続けており、同部会で処分方法を検討してきた。【岡田英】





地球環境と生命体への影響を考えればコスト(金)の問題ではないと思うのだけど。
日本では、福島第一原発事故前にはトリチウムが及ぼす健康被害に関しての研究もされていました。


トリチウムが人体に与える影響 放医研実験結果など

トリチウムによる染色体異常~ヒト培養リンパ球での実験結果~

<両棲類と哺乳類のトリチウム取り込み比較>「トリチウム水投与後10日目では脂肪組織に最も多く、 次いで脳、睾丸、肝の順」放射線医学総合研究(内容書き出し)

トリチウム水の魚卵発生に及ぼす影響~「孵化稚魚の眼径は有意に小さい」放射線医学総合研究所資料集(書き出し)

<トリチウムの動向ー動物系>数時間で全身にほぼ一様に拡散分布 /脂肪組織、脳、筋肉に高いトリチウム残留(放射線医学総合研究所資料集書き出し)

<トリチウムの動向ー植物>部位によるトリチウ摂取量の違い/トリチウム水蒸気の葉からの取り込み(放射線医学総合研究所資料集書き出し)

フクシマ原発からの放射能漏洩はトテツモナイ量に! 全く報道されない「トリチウム」の危険性(ダイヤモンド社より)

<福島第一原発>タンクに入っている地上の汚染水〜トリチウムの処分方法「薄めて海洋へ放出or地下深くに注入して地下水として」2015年4/13 NHKラジオ 後半(文字起こし)

トリチウム関係ブログまとめ




経済産業省が考えるトリチウムの捨て方

トリチウム水タスクフォース(第14回)
平成28年4月19日

トリチウム水タスクフォース(第14回)が開催されました。

議事次第(PDF形式:205KB)PDFファイル
3. 議題 :
(1)トリチウム水の取扱いに係る各選択肢(評価ケース)
についての評価について
(2)トリチウム分離技術検証試験事業について
(3)トリチウム水タスクフォース報告書 骨子について

名簿(PDF形式:196KB)PDFファイル
平成28年4月19日時点 トリチウム水タスクフォース

主 査:
山本 一良  名古屋大学 参与・名誉教授、名古屋学芸大学 教授(汚染水処理対策委員会委員)

委員員:
柿内 秀樹  (公財)環境科学技術研究所 環境影響研究部 研究員
高倉 吉久  東北放射線科学センター理事
立崎 英夫  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所 被ばく医療センター センター長
田内 広   茨城大学理学部教授(生物科学領域)
野中 俊吉  協同組合コープふくしま専務理事
森田 貴己  国立研究開発法人水産研究・教育機構 中央水産研究所 海洋・生態系研究センター 放射能調査グループ
山西 敏彦  国立研究開発法人 量子科学研究開発機構 核融合エネルギー研究開発部門 
      六ヶ所核融合研究所 ブランケットシステム研究開発部長
山本 徳洋  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所 所長(汚染水処理対策委員会委員)

規制当局:
今井 俊博  原子力規制庁原子力規制部東京電力福島第一原子力発電所事故対策室長

オブザーバ:
竹葉 友記  水産庁増殖推進部 研究指導課長
村山 綾介  文部科学省研究開発局原子力課 廃炉技術開発企画官
臼井 将人  外務省軍縮不拡散・科学部 国際原子力協力室長
藤原 博次  技術研究組合 国際廃炉研究開発機構 理事
今津 雅紀  原子力損害賠償・廃炉等支援機構 技術グループ審議役
松本 純   東京電力ホールディングス(株)福島第一廃炉推進カンパニー バイスプレジデント
菅野 信志  福島県危機管理部 原子力安全対策課長


資料1 トリチウム水の取扱いに係る各選択肢(評価ケース)についての評価(案)
本資料の位置づけ
 トリチウム水タスクフォース第8回会合において、成立しうる最終的な処分の在り方として、地層注入、海洋放出、水蒸気放出、水素放出、地下埋設の5つの選択肢(前処理(希釈・同位体分離)を含めると11の選択肢)の洗い出しを行った。(参考1、参考2)

 トリチウム水タスクフォース第13回会合(前回会合)において、地層注入、海洋放出、水蒸気放出、水素放出、地下埋設の各選択肢を同様の条件下で比較検討するための条件設定※を行い、これに基づく概念設計の検討を実施した。
(※これらの条件は、比較検討のため便宜的に設定。実際の処分条件を意図するものではない)

 今回、事務局において、各選択肢の評価ケースについて、当該概念設計に基づき、処分に必要な期間、コスト、施設規模、処分に伴う二次廃棄物の発生量、処分に伴う作業員被ばく等の評価結果を整理した。

資料1別紙 各評価ケースの評価結果一覧

資料2 トリチウム分離技術検証試験事業 事業概要報告

資料3 トリチウム分離技術検証試験事業 総括及び評価







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トリチウム(三重水素)染色体異常起こす
放射線研で突きとめる 原発廃棄物に警鐘


原子力発電所などから大量に排出されるトリチウム(三重水素)は
ごく低濃度でも人間のリンパ球に染色体異常を起こさせることが,
放射線医学総合研究所中井さやか遺伝研究部長らによって突き止められ,
七日から徳島市・徳島県郷土文化会館で開かれた日本放射線影響学会第17回大会で堀研究員が発表した。

低い濃度のトリチウムが人間の遺伝にどのような影響を与えるのかを明らかにしたのは初めてで,
今後原子力施設から排出されるトリチウムの量がふえるのに伴って大きな問題になりそうだ。

トリチウムは普通の水素より三倍重い水素。
天然にもわずかに存在するが,原子炉や核爆発などによって多量につくられ、
普通の水素と同じように酸素と化合して水になり、生物の体にも取り込まれる。

体内に入ったトリチウムはベータ線を出して生物を傷つけるが、
半減期が約12年と長いことや,普通の水から分離するのが困難なため、
再処理工場,原子力発電所にやっかいな放射性廃棄物。

現在わが国では、
原子力施設からの排水中のトリチウムの許容量は1ccあたり0.003ピコキュリーに規制されている。

しかし低い濃度のトリチウムが生物にどんな遺伝的影響を及ぼすかを調べたデータはほとんどなく、
人間については皆無。


許容量自体もはっきりした根拠によらずに決められているという。

中井部長らは、人間の血液から分離した白血球を種々の濃度のトリチウム水で48時間培養。
リンパ球に取り込まれたトリチウムが放射線を出すために起こる染色体異常を細かく観察した。

その結果、トリチウム水の濃度が1ccあたり0.01ピコキュリー以下では、
染色体異常が見つかった細胞の頻度は普通(4ー5%)と変わりがなく、
それ以上5ピコキュリーまでは染色体異常の・・・






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