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5.環境省・除染汚染土再利用(文字起こし)

FoEJapan http://www.foejapan.org/

【緊急署名】全国に被ばくを強い、環境を汚染する「8000ベクレル/kg以下の汚染土を全国の公共事業で利用」方針に反対
資料と解説 https://foejapan.wordpress.com/2016/05/02/8000bq_problem-3/

2016年5月2日 資料 https://foejapan.files.wordpress.com/2016/05/8000e38399e382afe383ace383abefbc81efbc9f.pdf

中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会(第3回)
環境省資料→減容処理後の浄化物の安全な再生利用に係る基本的考え方骨子(案)
平成28年3月30日 環境省



50261

https://youtu.be/N7WAonTEFS0?t=45m51s



クリアランス制度

原子炉施設のクリアランスレベルについて短いまとめが書いてあります。
これは平成16年にエネルギー庁のエネルギー調査会原子力安全・保安部会廃棄物安全小委員会において報告書を取りまとめまして、平成17年、2005年に原子力等規制法に下部の規則として盛り込まれたものです。

クリアランス制度と言っているんですが、クリアランスっていうのは規制免除みたいな日本語を使いますが、「これ以下だったら放射性廃棄物じゃなくていいよ」というレベルで、当時も「あまい」という、大変な批判があったそうです。

このクリアランスレベルを算出するための線量の目安が10マイクロシーベルト/年だったんですね。
で、今の瀬川さんの話にあるように、多核種、33核種です。

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国の検認と言いますが、検査するのをに段階で行って、「大丈夫だよ」というような確認をするという制度でした。
で、あるんです。
今もあるんです。

クリアランス確認

ですからおかしなことなんですが、原子炉施設の敷地内では100ベクレル/kg以上というのは放射性廃棄物として厳重管理されているのに、なぜか原子炉施設の外に出ると、一般のゴミとして埋められ、さらには今後は「公共事業などに構造材として使っちゃえ」というダブルスタンダードが今生じています。

この時にクリアランスレベルが100ベクレル/kg(セシウム134と137で100ベクレル/kg)と決まって、その線量目安が10マイクロシーベルト/年だったのに、なぜか今回8000ベクレル/kgの評価では、環境省は10マイクロシーベルト/年が確保できる」というようなことを言っているから、ちょっと頭がごちゃごちゃになっちゃうかもしれないんですけど、非常に矛盾しているということですね。

きちんとした評価とか体験に基づいてやっていないんじゃないか、と、大いに疑われます。


ここに今回環境省に出した質問が書いてあります。

環境省への事前質問と交渉のポイント
2016 年 5 月 2 日 FoE Japan

<事前質問>
環境省「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」第3回会合において、8,000ベクレル/kg 以下の除染土を公共事業での再利用可能という方針が出された。道路・鉄道盛り土、防潮堤、水面埋め立てなどが想定されている。

1.原子炉等規制法第61条の2第4項に規定する規則では、再生利用の基準は放射性セシウムについて 100 ベクレル/kg 以下となっている。今回の環境省方針は、同法に矛盾するのではないか。

2.「8,000 ベクレル/kg 以下の除染土を公共事業での再利用可能」とする根拠は何か。

3.当該方針を実施するための法的手段はどのようなものか(改正する法律名・規則名など)

4.建設作業員、周辺住民の被ばく限度は、年間何マイクロシーベルトを想定しているか。

5.「1~4」の計算根拠を示されたい。ほこりの吸い込みによる内部被ばくを考慮するか。

6.大雨、地震や津波などにより崩壊・流出は考慮されているか。

7.検討会のもとにおかれた「放射線影響に関する安全性評価ワーキンググループ」のメンバー、議事録は非開示とされている。
環境省は、非開示の理由について、「ワーキンググループ関連資料は、ワーキンググループ委員による率直な意見交換を確保・促進するため、また、検討段階の未成熟な情報・内容を含んだ資料を公にすることにより、不当に国民の誤解や混乱を生む可能性があるため」としているが、非公開では、どのようなプロセスや根拠で本方針が導かれたのかガわからない。
匿名をいいことに、無責任な発言や決定が行われる可能性もある。
1)改めて、ワーキンググループのメンバー、資料、議事録の開示を求める。
2)ワーキングメンバーの選定はどのように行ったのか。
3)今後は、本件に関する国民の強い関心にかんがみて、当該ワーキンググループは、公開の場で開催すべきであると考えるがいかがか。

8.工程表に、「低濃度土壌の先行的活用」とあるが、具体的にはどのようなことか。

9.「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略」の 2016 年度予算額およびその内訳を示されたい。

10.本方針は、そもそも大量の除染土(最大約 2,200 万 m3)の存在が前提となっている。住民の意向に沿っていない無理な帰還政策や、それに伴う無理な除染のあり方そのものを見直すべきではないか。



概ね今の説明でカバーされているのではないかと思いますが、まず1番のポイントは原子力規制法の定める100ベクレル/kg、「再生利用の基準は放射性セシウムについて100ベクレル/kg以下」となっているんですが、今回の環境省の方針はこれに矛盾するんじゃないか?という点です。

2番はその根拠について行っています。

3番は、これは一体どうやって、どういう法律をいじってどういう規則を作るんだ?

4番が被曝限度です。環境省の想定についてもう一度聞きましょう。
10マイクロシーベルト/年とか、1ミリシーベルト/年とかというような数字が書いてありますが、もう一度どういう想定をするのか聞きましょう。

5番はその計算方法ですね。
また、内部被曝の考慮についても聞いています。

6番は、今回のように大災害、大地震、大雨、津波などの影響というのは考慮されているのかどうか?

7番、今マコさんが話した放射線に関する安全評価ワーキンググループの話ですね。
これを改めて公開を求めていきましょう。
何もなしに「安全だ」と言われても、それは本当に人を馬鹿にした話だと思うんですね。
一番これが重要なんじゃないかと思っています。

8番、9番は低濃度土壌の先行活用とか、今年度モデル事業として色々と進めようとしているんですが、その予算とか内容について聞いていきましょう。

10番、これが私はこの問題の肝なんじゃないかと思っているんですが、そもそも大量の除染土、 2,200 万 m3の存在を前提としているわけなんですが、今福島で進められている住民を無視した、あるいは被曝のリスクを無視した無理な帰還政策
で、住民の方を納得させるがために、アリバイ作り的に進めている無理な除染というものの、この根本を変えない限りこの話というのはなかなか解決が難しいのかなと思っています。
10番はこれだけ聞いただけでは解決が無理な内容なんですが、ただ、私たちの認識を整理するためにもこれを聞いて、環境省の話を正していきましょう。

というのが今回のポイントになるかと思います。





質問
https://youtu.be/N7WAonTEFS0?t=52m2s

質問:
私が思うにはゴミの山の一部分だけ取り出して測っても、ゴミの山がすべて8000ベクレル/kgになっているわけはないのであって、濃淡のブレが相当あるんじゃないかと。
だから、濃淡のブレをどうやって捕まえるのか?というところが一つポイントとしてあると思いますけど、ご意見なりご存知のことがあったら教えてください。

マコ:
再生利用する資材になった場合には、ある程度資材として均一にならして使っていくのではないか。
これはでも想像の範囲です。
で、今あるフレコンバックの汚染土壌についての測定なんですけど、それもおっしゃるとおり、私は一度調べたことがありまして、福島県飯舘村の2011年度のモデル事業の時はフレコンバックそれぞれの汚染土壌は一つずつベクレル/kgの値をちゃんと計測していたんですね。
でも現在の除染のやり方では、「それぞれのフレコンバックでベクレル/kg」ではなく、「表面線量をマイクロシーベルト/時」で管理して、それぞれのフレコンバックにタグを貼っていっています。

なので、現在大量にある様々なフレコンバックに入っているものというのは、それぞれの汚染度合いをベクレル/kgでは、少なくとも福島県飯舘村では量が多いので管理はしていないということでした。

で、今の状態と、資材で再生利用するとなった場合の測定の仕方というのは変わっていくのではないかと思うのですが、私が1回取材した範囲ではそういう感じになっています。


質問:
たとえばおしどりさんが8000ベクレル/kgだとすると、私はここにいますけれども、わたしは何シーベルトぐらい浴びてるんですか?

瀬川:どれくらいの期間?

質問:例えば1時間ぐらい

瀬川:
8000ベクレル/kgだとどの程度のものか?っていう話ですよね。
平米になおすと、だいたい農水省とかは65倍するんですよ。
そうするとだいたい52万ベクレル/平米とかになって、チェルノブイリで55万5000というのが強制避難とか避難の義務という区域だったので、8000ベクレル/kgというのは、8000ベクレル/kgがその辺にあると、そういう量ではあるんですが。

質問:
これから道路の下とか公園の下とかに撒いちゃうような形をとりたいわけでしょ?
そうすると、例えば子供がね、上で遊んだり

瀬川:
「土を念入りにかぶせるから1年間でも10マイクロシーベルトを超えませんよ」って、言い張る。
だから裸の状態だったらチェルノブイリの強制避難並みというのが。
多分検討会ではそれをどうやって確認するのかという話は、何かとしてはいるようですから、環境省に聞いてみるかという。

マコ:
いちおう8000ベクレル/kgを埋めたとして、そこの近所の家に住んでいるという図があるんですけど、具体的にどういう影響を受けるのか?というのは資料としては載っていないです。
無いです。

満田:
なんか、絵はいっぱいあるんですけど、私たちが求めているのは絵じゃなくてその計算の根拠なんですが、そういうものはなかったですね。

マコ:その隣に住んでいた場合という絵はあるんですけど、影響は具体的には書いて無いですね。

満田:
むき出しで地面にあった場合はチェルノブイリ法に基づく避難の義務ゾーンの、ちょっと下というか、ほぼ同等という、そういうことですね。
ただ環境省は、この資料では「供用時」という言い方をしていますが、工事が終わって実際の利用される時には10マイクロシーベルト/年をできるみたいなことを言っていますが、そこらへんがちょっと、よくわからないんですが…。


質問:
そもそもを知りたいんですけど、前から100ベクレル/kgだったものを8000ベクレル/kgまで上げるという、環境省。
今年の4月11日に国会で山本太郎さんが省令で変えてしまうということを取り上げて質問したんですね。
これをメディアが全然報じなくて、、1日遅れて14日に東京新聞がやっと報じたんですね。
8000ベクレル/kgとしか言っていないので、一般の人はたくさんあるからしょうがないなぐらいなことで、実際は100ベクレル/kg以上は管理しないといけないというポイントには触れていないんですね。
ですから山本さん以外はどういうスタンスなのかということに関して、そしてメディアも沈黙を守っている、この背景をちょっと知りたいんですけど。

マコ:
背景を私が今御説明できるほどの情報はないんですけれども、具体的に検討会に取材に来ている方が少ないということと、先日山本太郎議委員が質問されてというのは、ものすごくぶっちゃけますと、ここには国の方もおられるのかもしれませんが、私が彼に説明して質問していただいたという経緯もありまして、それで本当にこの再生利用の問題というのは私はすごく重要なこととだと思うのですが、おっしゃるようにすごく難しい問題でもあるので、きちんと経緯や何が問題でどこが重要なのかというのをわかっていただくというのがすごく難しいのではないかと思っています。
で、山本太郎議員はいつもアンテナを張ってらして、そのことについて質問してすごく聞きたいという形になりましたので、。

質問:
メディアはなんで黙っているんですか?それが不思議ですよね。8000ベクレル/kgと省令を変えちゃってね、国会で審議なしにできるんでしょ、これ。

マコ:そうです。
おっしゃる通りだと思います。
質問の時に彼と一緒に色々調べたんですけれども、事故前では100ベクレル/kg、原子炉等規制法のクリアランスレベル以上のものはどうしていたか?というのを調べたんですね。
で、低レベル放射性廃棄物というのは、事故前はきちんと決まった処分方法があり、今の問題は原子炉等規制法で指す低レベル放射性廃棄物をきちんと以前は処分方法が定めていたにもかかわらず、埋設処分なんですけどね。
きちんとコンクリート遮蔽なり、ドラム缶遮蔽なりをされて埋設処分が決まっていたところが、もう本当に土を土で埋めていくということになったというのはとても問題だと思います。


しかしこれを問題視するには以前からの経緯や、なぜICRPでこうなっていて、なぜそれじゃダメなのかということを指摘していく執拗があるので、少し面倒くさいのかな、と思うんですけれども。


満田:
ちょっと一点訂正なんですが、まだこれは省令として決まってはいません。
今お話があった省令として決まってしまったというのは、おそらく8000ベクレル/kg以下を指定解除して一般の廃棄物と同様に処分できるようにしたということだと思うんですが、
今日問題にするのは、さらに8000ベクレル/kg以下の除染土を再生利用することができるという方針にするということ
なので、
おそらく環境省はこれからこれを省令などに盛り込んで、これからパブリックコメントにかけようとすると思います。
ですからまだ撤回させるようなことも可能なんじゃないかと、頑張れば、と思っています。

https://youtu.be/N7WAonTEFS0?t=1h2m32s
フリーランス:
補足をさせていただければと思うんですが、
今満田さんが言ったように、8000ベクレル/kgというのは前は放射性汚染物だったんですけど、3・11後は環境省の方で「燃やしていい」ということで、今実は福島県内では何十という焼却炉をつくって、バンバン燃やしてしまっていて、今度はそれを解体するという、そういう段階にもうきていて、それをこれを機に話したいのと、
それからクリアランスレベルの話なんですけれども、原発の中で放射性を管理している、これはどういう管理をしているかというと、ベクレルという単位で管理をしているんですね。
で、今回8000ベクレル/kgに大幅にあげるということがあるんだけれども、国民に説明する時に10マイクロシーベルト/年だからいいんだという説明を持ってきているんですが、そもそも内部被曝が問題なので、距離で私は汚染しているということが問題なのではなくて、そこに高濃度のものがあるというのが問題で、原発の中の管理はベクレルで管理するというのはそれが舞い上がってきた時に吸っちゃう、そういうことが問題なので、距離で何シーベルトじゃなくて、そこに何があるかということが一つです。


質問:
土を盛った汚染度は雨とか集中豪雨で海へ流れてロシアあたりにいくということは環境省は想定しているんでしょうか?
韓国とか海を伝って汚染があり得るんじゃないか、中国とか、

満田:
海へ流れてしまうんじゃないか、ということですか?
それは大いに懸念されることだと思っています。
環境省はなんだか、「セシウムは土に吸着しやすいから大丈夫だ」的なことを検討会の中では説明していたんですが、おっしゃるとおり環境中に、水とか、あるいは土壌とかに飛散してしまうというのは当然考えるべきことだと思います。
https://youtu.be/N7WAonTEFS0?t=1h5m45s



(途中だけど、文字起こしここまで)



1.環境省「8000ベクレル/kg以下の除染土を全国の公共事業で再利用する」について(文字起こし)満田さん〜おしどりマコケン

2.環境省・除染汚染土再利用「いかに安全に」ではなく「いかに国民に受け入れさせるか」 おしどりマコさん(文字起こし)

3.環境省・除染汚染土再利用「福島県の人たちが自分の手で除染をして、住み続けることが重要だ」おしどりマコさん(文字起こし)

4.環境省の除染汚染土再利用 「さらに8000ベクレルを全国にばらまく」 瀬川嘉之さん(文字起こし)

5.環境省・除染汚染土再利用(文字起こし)





2016年5月2日  UPLAN
「8000ベクレル/kg以下の除染土の公共事業への再利用」方針をめぐる院内集会と政府交渉

【FoEJapan】
環境省は、3月30日、東京電力福島第1原発事故後の除染で出た汚染土に関し、8,000ベクレル/kg以下の汚染土を、全国の公共事業で利用できる方針を決定しました。
この問題をめぐり、集会と抗議署名の提出、政府交渉を予定しています。
ずっと取材を続けてきた、おしどりマコさんもお話し予定です。
ぜひ、お誘いあわせの上、ご参加ください。
内容:
集会
…今回の「8000ベクレル以下の除染土を再利用」という環境方針の内容と問題点について
共有します。
お話/おしどりマコさん(予定)
署名提出
政府交渉(調整中)

8000ベクレル!?放射能汚染土再利用方針は止められるのか
FukurouFoeTV

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