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たねまきJ「水道水の安全性・汚泥・キュリウム」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)6/13

・厚生労働省の水道水の安全性についての報告について
・福島原発汚染水から出る汚泥について
・海外の脱原発の流れと日本について
・福島県大熊町で発見されたキュリウムについて

6月13日月曜日 
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]

<参考>

水道水“問題ないが検査維持を”
VHK 6月13日 17時10分 動画あり

水道水に含まれる放射性物質への対策を話し合う厚生労働省の検討会は、
現時点では水道水の安全性に問題はないものの、
梅雨や台風によって降水量が増えるこれから数か月の間は現在の検査態勢を維持すべきだという意見をまとめました。

この検討会は、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、
福島県や茨城県などの一部の水道水から国の指標を超える放射性物質が相次いで検出されたことを受けて、
厚生労働省が設置したもので、放射線の専門家などが検査態勢や対応策を検討しています。

検討会では、これまでの検査結果から、放射性物質が国の指標を超えたのは3月中旬から下旬にかけてで、
4月以降は超えていないことから、
今後、福島第一原発から再び大量の放射性物質が放出されるなど、大きな変化がないかぎり、
水道水の安全性に問題はないとしています。

そのうえで、梅雨や台風によって降水量が増えるこれから数か月の間は、
大気中の放射性物質が雨とともに降り注ぐ可能性があることから、
原則として自治体や水道事業者などが週1回から毎日行っている現在の検査態勢を維持し
、安全性の確認を続けていくべきだという意見をまとめました。

また、水道水に含まれる放射性物質の濃度が上昇した場合に除去する方法については、
放射性セシウムは浄水処理の際に泥を取り除くことでほとんど除去できるほか、
放射性ヨウ素は浄水処理の初期の段階で塩素と活性炭を入れることで放射性物質を減らすことができるとしています。
厚生労働省は13日の意見を基に、近く報告書をまとめ、ホームページで情報を提供していく方針です。

汚染水処理後の放射性物質、汚泥1立方センチに1億ベクレル
毎日新聞 2011年6月10日 東京朝刊

◇福島第1原発事故 東電、工程表に含まず


東京電力は9日、福島第1原発の敷地内にたまっている、高濃度の放射性物質を含む汚染水処理システムの概要を、
経済産業省原子力安全・保安院に報告した。
この作業で発生する廃棄物の汚泥は、1立方センチ当たり1億ベクレルの高濃度の放射性物質を含む。
増え続ける汚染水の処理を急ぐ一方、
こうした汚泥の保管方法や最終的な処分先について東電は工程表に含めておらず、新たな課題となっている。
【比嘉洋、関東晋慈、八田浩輔】

15日以降に始まる汚染水の処理作業では、
放射性物質除去の実績がある米キュリオン社製や仏アレバ社製の特殊な装置を使用。
水と放射性物質を含む汚泥を分離させる。
汚泥には汚染水に含まれる放射性物質が凝縮されるため、高濃度になる。

東電は、この作業で年内に発生する汚泥の総量を約2000立方メートルと見込んでおり、
集中廃棄物処理施設の一部に保管する方針だ。
ただ、施設には平常時の運転で生じた放射性廃棄物が既に保管され、1200立方メートル分の容量しか残っていない。
東電は、発電所敷地内に汚泥を保管するための専用施設を新設する。

問題は、汚泥が高線量で管理が難しいことだ。
アレバ社も「毎時1000ミリシーベルトを超える汚染水から出るスラッジ(汚泥)は扱ったことがない」と認める。

平常時の放射性廃棄物は青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場に移送されているが、
今回の原発事故で発生した廃棄物は処分先も決まっていない。

汚泥の処理について、原子力安全・保安院の西山英彦審議官は9日、
「(汚泥は)日本でも出たことがないので、研究開発からやらないといけない。安全規制、現実の処理の方法、法律上の処理を考えると、長いプロセスになると思う」と難航する見通しを示した。

東電の松本純一原子力・立地本部長代理は
「保管する容器をどう作るのか、どう処分するのかは決まっていない」と述べた。

 ◇15日稼働 1日1200立方メートル処理

東京電力が9日、原子力安全・保安院に報告した福島第1原発の高濃度汚染水の処理システムの概要によると、
1日1200立方メートルの汚染水を最大1万分の1の濃度に下げ、原子炉の冷却水として再利用する。
既に主要機器の設置工事を終え、15日ごろの本格稼働を目指すとしている。

一方、原子炉建屋地下などにたまった汚染水は地表レベルに迫っており、綱渡りの状態が続いている。

システムは、集中廃棄物処理施設に移送した汚染水を
(1)油分の分離
(2)放射線レベルの低減
(3)海水分の塩分除去--の3段階で処理する。

最も重要な過程である(2)では、鉱物のゼオライトでセシウムを吸着させた後、
汚染水をかき混ぜながら薬剤を入れて沈殿させ、上澄みを抜き取る。
米キュリオン社と仏アレバ社の技術をそれぞれ採用した。
10日にも低濃度の汚染水を使いシステム全体の試運転を始める。

汚染水の総量は10万立方メートル以上で、原子炉への注水によって現在も増え続けている。
一連の処理で濃度が1000分の1程度まで下がらない場合は「汚染水をもう一度循環させて対応する」とした。

しかし、処理能力が半減するため、
収束に向けた工程表が遅れる可能性があるほか、汚染水が外部に流出する恐れが増す。
東電は、こうした場合や大雨で汚染水の水位が増した場合には、汚染水を他の施設に移送してしのぐことも検討している。

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イタリア、原発再開を凍結へ 国民投票が成立
朝日新聞2011年6月13日23時53分

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閉鎖されたイタリアの原発

原発再開の是非を問うイタリアの国民投票は、
投票最終日の13日、投票率が50%を超えて成立した。

開票が始まり、原発反対派が9割を超えて圧勝し、
新規建設や再稼働が凍結される見通しとなった。投票不成立を目指したベルルスコーニ政権への大きな打撃となった。

イタリア内務省は投票が締め切られた13日夕、暫定投票率が約57%に達したと発表。
全国約6万カ所の投票所のうちの約2万カ所の暫定開票結果では、
原発凍結賛成票が約94.5%を占めた
原発再開を模索していたベルルスコーニ首相は13日午後の記者会見で
「イタリアは原発にさよならを言わなければならない」と敗北宣言をした。



6.11100万人アクション小出裕章In神戸(内容書き出し)

神戸市での小出先生
「・・・でも、実はそれも嘘なんです
日本中の原発を今即刻全部止めたとしても、日本の電気の供給は何の支障もないというだけ
日本には水力発電所も火力発電所もあるのです。
何としても即刻原子力発電所は廃絶させたいと私は思っているし
停電の不安を感じで原子力が必要だと思っている様な方には
是非とも「そんな事は無いんだと原子力は止めても何も困らないんだ」という事にまずは気付いて欲しいと思います
ただし、私が言いたいのはそんな事ではありません
電気なんて足りようと足りなかろうと原子力なんてやってはならないということなのです」


大熊町から新たな放射性物質=キュリウムなど、微量検出-文科省
時事ドットコム2011/06/13-22:52

文部科学省は13日、
福島第1原発から2~3キロ程度離れた福島県大熊町の2地点から、放射性物質キュリウムを検出したと発表した。
同省の調査で検出されたのは初めて。
いずれも微量だが、同省は「体内に取り込まれると、内部被ばくの可能性があり注意が必要」としている。
 
半減期が約162日と短いため、同原発から放出されたと考えられるという。
 
検出されたのは、いずれも原発から西南西に2~3キロ程度の大熊町夫沢。
約2キロの地点で5月1日に採取された土壌から1キロ当たり0.032ベクレル
約3キロ地点で4月29日に採取された土壌から同0.0093ベクレル検出した。
同地点からは、別の放射性物質アメリシウムも同0.028ベクレル検出されたが、
同省は「微量で、(外国が行った)過去の核実験に由来しているとみられる」としている。


続きを読むに内容書き出しました






福島第一原発の事故で水道水から放射能が検出された問題で厚生労働省の検討会が
新たな大量の放射性物質の放出がなければ今後水道水の安全性に問題が生じる恐れは少ないとする報告書をまとめた
これからいわゆる水道水は安全であるという事なんですが
半減期30年の放射性セシウムが心配されていたんですが
今の水道水の設備で除去する事が出来るという事になったんですが
放射線の被ばくという事に関しては安全とか大丈夫という言葉は使わないでいただきたいと思います
国の方で決めた基準値があるわけですけれども
基準値より上だから直ちに危険になって基準値より下になったから直ちに安全になるというようなものではありません
被ばくはどんなレベルでも危険だというようにまずは思わなければいけないと思います
ただ、今回の事故の場合には3月の中頃に大量の放射能が出てきて
それによって水道水が汚れたわけです
今後大量の放射能が出ないような事に収まってくれるなら
3月の中頃にあったひどい汚染は多分ないという。そういうことです

今、梅雨の時期ですので雨で放射性セシウムが川に流れ込んで濃縮するという事は考えられませんか
ありますけれども
原子力発電所からセシウムが大量に、ストロンチウムもそうですけれども
大量に出たのは3月の中頃なんですね
爆発が何度も起きたという頃に大量に出まして
東京周辺も汚染されたわけですけれども
これからもしも大気中への大量の放射能の放出が無いという事にできるのであれば
水道水が今まで以上に汚染する可能性は多分ないと思います
ただそれは、安全とは違います

浄水処理で放射性セシウムは除去できるというように厚生労働省は言っているんですけれども
これは沈殿させるという事だと思うので
そうです

そうしたら沈殿させた泥は放射性物質で汚染されたままなんですよね
そうです
こんどは、だから汚泥の方にセシウムが行きますので、それをどうするかという事が問題になります

今、原発の汚染水についても最大の問題だと言われていますけれども
この汚染水の処理システムが間もなく稼働すると、ここでも放射性物質の入った泥が出ることになりますよね
そうです
いずれにしても放射性物質そのもの自体は決して消えませんので
何処かに移すという以外ないのですね
だから水が汚れていた物を水をきれいにしようとすれば
放射能物質自体は移して取るという事以外ありませんので
じゃあ取っちゃったものは一体どうするのかという事が次の課題になります

この汚染水から集められた放射線の泥って1立方センチ当たり1億ベクレルということなんですが
これは人の体にどのくらい影響のある放射線量なんでしょうか
それは・・
そこに近づいたならすぐに急性の症状が出るというぐらいに大変な放射性物質です

それが汚染水の処理で25メートルプール4杯から5杯は多分出てくるということなんですが・・・
そうです
どんどんそれが出てきてしまいます

それ保管するっていっても・・
東京電力は集中廃棄物施設の一部に保管する方針だという事なんですが
それで、きちんとした保管をずっと続けていくという事は出来ないですよね
もちろんできないです
これから何十年何百年という長さできちんと保管をしなければならない訳で
今、暫定的に集中処理建屋に移動したとしてもそれで終わりではありません
これから本当にどうするのかなという長い長い仕事が残っています
少なくてもそれこそ何十年何百年という単位でこの汚泥は保管していかなければいけないわけですよね
そうです


えーーーま・・気の遠くなるような話なんですが
そうですね

それからもう一つ先程ニュースのなかで
この間ドイツが脱原発を表明したんですがイタリアでも福島の原発事故以降
世界初の国民投票による国民審判で原発を拒絶する可能性が非常に高くなっているという状況なんですけれども
小出さんはこの動きをどうご覧になりますか?
うれしいです

やはり、そういう動きがヨーロッパでも大きくなってきたという事ですよね
はい

ドイツ、イタリア、そしてスイスでも動きが出ているという事なんですけれども
週末に全国で大きな反原発の運動があって
先生も神戸の方にお出かけの時に
先生が登場した途端にものすごく大きな拍手が湧きあがって何か手ごたえみたいな
そういういわゆる反原発、脱原発みたいなことを感じられますか?
私は40年前から原子力を廃絶したいと思っていた人間ですけれども
これまで結局できないまま
福島原発の事故を防げないまま居間に至っているのですから
あんまり、なにか、楽観的な見通しを取りたくないのですけれども、
何か、確かに違ってきているというふうには思います
いままでは、労働組合の運動ですとか組織の運動があって
ずっと続いて来てもちろんありがたい事だと思ってきましたけれども
そうではなくて、先週末の集会でも
本当にこの人たちはどうやってこの場に来たんだろうかと思うように
一人ひとりが自立して選択して来てくれている。
その場にいるということをとても私は新鮮に感じましたしありがたいことだと思います

それから、福島県大熊町で微量のキュリウムという物質が検出されたというニュースが今日伝わっているんですが
私達が超ウラン元素と呼ぶ一群の放射性核種の一つです
ウランが中性子を吸収するとまずプルトニウムになるのですけれども
そのプルトニウムがまた中性子を吸収するとキュリウムになるというふうに
次々と新しい原子核が出来ていくのです
ですから使用済み燃料の中に溜まっていたかなり出にくい放射能。
揮発しにくいし水にも溶けにくいというそういうものまでがすでに環境に出てきてしまっているという事を示しています

かなり出にくい放射性物質がもう環境に出ているという事を示しているというのがこのキュリウムなんですね
そうです

わかりました。小出さんありがとうございました



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