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06.15
Wed
・「原発さえなければ」と相馬市の酪農家自殺について
・厚生労働省「作業員の内部被曝100ミリシーベルト限度」を東電に指示について
・福島第二原発汚染水3000トン海へ放出について
・佐賀県の松葉から放射性セシウムが検出された事について

6月14日火曜日 
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]

【福島原発】6/14/火★深刻さの認識が足りていない



<参考>
相馬の酪農家自殺、「原発なければ」と書き残し

福島第一原発の事故で、牛を処分して廃業した福島県相馬市の酪農家男性(50歳代)が
「原発さえなければ」と書き残して自殺していたことが13日、わかった。

関係者によると、男性は今月11日、小屋で首をつった状態で見つかった。
小屋の壁に白チョークで「仕事する気力をなくしました」「残った酪農家は原発にまけないで」と記していた。

男性が住む地区は当初、加工前牛乳が出荷停止となり、男性は乳を搾っては捨てていた。
今月初旬までに約30頭を処分した。
男性は親の代から酪農を続けており、
姉は本紙の取材に「(弟の死は)子どもたちのことを思えば話したくない。しかし、原発の件は訴えたい」と語った。

酪農家仲間だった男性(51)は
「避難区域ではないため、補償はないだろうと繰り返していた」といい、
農業男性(53)は「連絡をとるたびに『原発ですべてを失った』と悩んでいた」と話した。
(2011年6月14日03時09分 読売新聞)




福島第1原発事故 作業員の内部被ばく、100ミリシーベルト限度

 ◇厚労相、東電に指示

東京電力福島第1原発の緊急作業で、
被ばく線量が限度の250ミリシーベルトを超えた東電社員が新たに6人判明し、計8人となった問題で、
細川律夫厚生労働相は14日、内部被ばくで100ミリシーベルトを超える作業員を作業から外すよう東電に指示した。

同省は13日に内部被ばくと外部被ばくを合わせて200ミリシーベルト超の東電社員ら計12人を外すよう指示しており、
東電は厚労相の指示を受けてさらに20人前後を作業から外す見通し。【井上英介、岡田英】

細川厚労相は14日の閣議後会見で
「250ミリシーベルトを超えるような方がさらに増えたのは大変遺憾に思っている」と不快感を表明した。
同省は今後も、内部被ばく100ミリシーベルト超で緊急作業から外すよう東電を指導していく。

緊急作業での被ばく問題で
同省は、東電の40代と30代の男性社員2人の被ばく線量計が
精密検査で600ミリシーベルト台だったとして10日に是正を勧告。
さらに13日、
震災発生時から緊急作業に従事していた東電社員や協力会社員2367人の簡易検査結果の報告を東電から受け、
この中で内部被ばくと外部被ばくの合計で250ミリシーベルト超が新たに6人判明した。

報告ではこのほか200ミリシーベルト超~250ミリシーベルトが6人
▽150ミリシーベルト超~200ミリシーベルトが21人
▽100ミリシーベルト超~150ミリシーベルトが67人。
合計200ミリシーベルト以内でも内部被ばくだけで100ミリシーベルト超の該当者は20人前後に上った。

厚労相は内部被ばくが深刻に影響しかねない点を考慮し厳しく指導する姿勢を示したとみられる。

同省によると、原発事故を収束させる緊急作業には、震災以降これまでに計約7800人が従事。
東電は、このうち線量が高いとみられる震災直後から従事していた3726人について
暫定的な被ばく線量の確定を急いでいる。
しかし、震災発生から3カ月が経過した13日の時点でも報告は2367人どまりだ。

今後の作業への影響について、
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は会見で
「全面マスクなど放射線管理はしており、作業員が足りなくなる事態にはない」との見方を示した。

==============

 ■解説
 ◇防護策の徹底求め

厚生労働省が作業員の「内部被ばく」の線量が
100ミリシーベルトを超えた場合、緊急作業から外すよう東電に徹底させたのは、
緊急時の特例として引き上げられた線量限度250ミリシーベルトを超えた作業員8人のうち、
内部被ばく量だけで上限を超えていたのが6人に上るなど、東京電力の管理の甘さにある。

内部被ばくは、放射性物質を吸い込むなどして体内で継続的に被ばくする。
時間と共に排せつされ、排せつも含めた「半減期」は成人ではヨウ素131で約7日、セシウム137で約90日だが、
白血球の一時的な減少や、がんの発生確率がわずかに上がる恐れがあり、健康への影響が心配される。

内部被ばくは「ホールボディーカウンター」という機器で測定する。
しかし、福島第1原発にある4台は空気中の放射線量が高すぎて正確に測定できず、
主に福島県いわき市の東電施設2台でしか検査できない。
結果が判明するまで約1週間もかかるなど実態把握が遅れている。

今回の厚労省の指示は、東電の管理体制が不十分なためのものだが、
検査や対策に手間取れば今後の作業への影響が懸念される。
東電には長期にわたっての健康管理はもちろんのこと、再発防止のため防護策の徹底が求められる。【奥山智己】
(毎日新聞 2011年6月14日 東京夕刊)


福島第2でも汚染水放出検討=30億ベクレル、東電打診-保安院

経済産業省原子力安全・保安院は8日、
東京電力が福島第2原発の原子炉建屋などにたまった放射能汚染水を海に放出することを検討していると発表した。
総量は約3000トンで、放射性物質は30億ベクレルとみられ、
保安院や自治体、漁業関係者に打診している段階という。
 
保安院によると、第2原発のたまり水は東日本大震災の津波で建屋内に浸入した海水。
含まれる放射性物質はマンガン54やコバルト58、60などで、配管のさびなどが海水に含まれたためとみられ、
ヨウ素やセシウムなどは検出されていない。
 
このうち、コバルト60の濃度は1立方センチ当たり0.3ベクレルと、
水中の濃度限度として定められている同0.2ベクレルよりも高い。

汚染水を放置しておくと、設備の腐食などが進む恐れがあるため、
東電は放射性物質を検出されないレベルまで除去した上で、放出したいとしている。
(時事ドットコム2011/06/08-12:58)



佐賀・唐津で松葉から放射性セシウム 県「福島の影響」

佐賀県は13日、同県唐津市内で採取した松葉から微量の放射性物質を検出したと発表した。
同県は、約1100キロ離れた東京電力福島第一原発事故の影響と考えられると説明している。

県環境センターによると、検出されたのは
放射性セシウム134が1キログラム当たり0.20ベクレル、137が同0.25ベクレル。

松葉は食用ではないが、野菜類の放射性セシウムの摂取制限値に比べると、1千分の1以下で、
人体への影響は無いという。
(朝日新聞2011年6月14日1時50分)

続きを読むに内容書き出しました




ー内容書き出しー


原発がなければと書き残しているんですけど
全く痛ましい事だと思います。でもその方にとっては自分が育てた家畜、牛たちは子供のように大切な存在であっただろうし
その家畜たちを自分の手ではどうにもできないという状態に追い込まれてしまった訳で
その方だけではなくて、多分沢山の酪農家の方たちが今、同じような思い出いるだろうと思います

本当に痛ましい話なんですけれども
その他に福島第一原発で作業員が相次いで250ミリシーベルトを超える被ばくをしたとみられる問題で
厚生労働大臣が内部被曝の暫定値が100ミリシーベルトを超えた場合
一時的に作業から外すように東京電力に指示した事を明らかにしました
内部被曝だけでも100ミリシーベルトを超える人が20人以上も出ているそうなんですけれども
これを小出さんはどうごらんになりますか
もともと一般の人の被ばくの限度
これ以上被ばくしてはいけないという限度は1年間に1ミリシーベルト
私のようなごく特殊な放射線業務従事者の場合は
5年間の積算で100ミリシーベルトというのが限度になっています
ただし、1年間に限って言えば50ミリシーベルトまではまぁ仕方がないだろうと言われてきたのですが
今回のような事故が起きたらとてもそんな基準は守れないという事で
もともと1回の作業に限って100ミリシーベルトまで許すというふうに決まっていたのです
でも、今度の事故があまりにひどすぎるので100ミリシーベルトさえ守れない
だから250ミリシーベルトまで許すと言って一気に引き上げられてしまった訳で
それを超えた作業員がたくさん生じるという事になってしまっている
被ばくの管理と言うのはもっともっと厳密にしなければいけなかったのだろうと思います
100ミリを超えてしまった人たちに対してはもちろん従来な被ばくをさせしまったのですから
そういう人たちを作業から外すという事は当然の処置だと私は思います

また、内部被曝と言うものは正確に測るのも難しいのですよね
はい
とても難しいのです。でも、今回のような事故になった場合には
外部被ばくよりも内部被曝の方が深刻になるという事が当然予想されますので
本来であればもっと早くから内部被曝の測定をして作業員を守らなければいけなかったと思います

福島原発周辺は線量が高くてホールボディーカウンターの数字が正確に読み取れないということで
4台あるものがほとんど使えなくて県内に2台しかないというのが現地から届いているんですけれども
あまりにもひどいですね。
そうですね

これは全国的にはホールボディーカウンターというものは集めようと思ったら集められるんですか?
ホールボディカウンターといっても色々な種類がありまして
簡易型のホールボディーカウンターから大がかりで精密な測定が出来るホールボディーカウンターまであるのですが
精密な測定が出来るホールボディーカウンターは大掛かりな装置になってしまっていて
全身が入れるような部屋を全て鉛で囲うような構造になっています
それはもう、移動すること自身が事実的には無理だと思います
簡易型のほうはもちろんそういう構造になっていないのですけれども
その場合には今度は周辺からの汚染を受けてしまうと言う事になりますので
どっちも一長一短だと思います
ただし、各原子力発電所にそれぞれの簡易型があるはずなので
本当にやる気になればそれを車か何かに載せてまだ、汚染の少ない場所まで移動させて
作業員の人をそこに行ってもらうと言う事は可能だったでしょうし
むしろやるべきだったとおもいます

3か月経ってそれがまだやれていないのが本当に驚きですよね
そうなんですけれども
いま、みなさんがどこまで深刻に思われているか私には分かりませんが
本当に戦争を起こしているのと同じようなひどい状態になっていると私は思います
そのことの認識がまだまだ足りていないという事なんだろうなと私は思っています

それからもうひとつ
事故の状態にはなっていない福島第2原発の話なんですけれども
ここでも津波で入ってきた水が発電所内にたまっていて放射性物質に汚染されているんですが
それを海に流すという計画があるんです
原発が運転されている時と同じくらいの濃度に下げてから流すという事なんですけれども
その量は3000トンもあるというように言われているんですが
大変誤解を招きかねない表現で申し訳ありませんけども
そんな事はほっておけばいいと思います

はぁー
法令の濃度限度というのがもちろん決まっていますし
それより低い濃度まで処置が出来るのであれば
もちろんこれまでも海に流すことが認められてきたわけです
すでに福島第一原発では法令の限度の何百倍というような放射線廃液を
もう、入れる場所がないからと1万何千トンも流してしまったという実績すらあるわけで
法令の限度を守るということであればそれこそ今の段階で何の問題にする事はないと思います
いまは、先程も聞いていただきましたけれども
とてつもない戦争状態なのです
そういう中で本当に今何が大切なのかという事をしっかりと考えていただきたい

なるほど・・・それからもうひとつショッキングな話として伝わってきているものに
佐賀県の松の木の葉からセシウムが検出されたというニュースが伝わってきているんです
佐賀県と言いますと福島からおよそ1100キロもはなれた場所なんですけれども・・
それも私から見れば当たり前の事です
1200Kだってたいした距離じゃない訳で米国にも福島原発事故の放射能が届いているし
ヨーロッパにも届いているし
福島原発の事故の放射能はもう、全地球を汚染するという程に広がってしまっているのです
そういう中で私達は生きざるおえないというところに追い込まれてしまっているのです
3月11日を境に私達の世界が変わってしまったという事を
皆さんに知っていただかなければいけないと思います

1200キロも離れた場所から放射性物質が発見されるのもそれは・・・もう
そういう状態になるのは分かっていたという事ですね
もちろんです
1986年にチェルノブイリというソ連の原発で事故が起きた時にも
8200キロ離れた日本にだってもちろん放射能は飛んできたし
その時にも全地球に放射能汚染が広がりました

驚くべきことではないという事ですね
そうです




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