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12.03
Sat

敵基地攻撃能力の保有について
私は室井佑月さんの意見に大賛成なので
その部分を文字起こししました。

大竹まことのゴールデンラジオ 2022年12月2日

15:38〜


まず最初は 朝日新聞の社説からです。
自民公明両党が今日、敵基地攻撃能力の保有について正式に合意します。

これを受けて社説の見出しは「敵基地攻撃合意へ 専守防衛の空洞化は許せぬ」とあります。
防衛費増額進展の一方で 東京新聞の一面には
「子供予算倍増何時に  道筋財源先送り  政府少子化加速に対応鈍く」と。
これが東京新聞の一面にあります 。



24:25
室井:
ウクライナ・ロシア問題があって、急に大きく防衛の方に傾いて、そこが加速していってる感じはしますよね 。
相手方もいることだし、どこまで、それはすごいお金が無尽蔵にあったらすごいたくさんやるべきだけど、
国の財布って一つで、その中でどこまでをやるべきか?っていうことがきちんと私は話し合われてないと思うのね 。
で、それをすごく知りたいと思うわけよ。
やっぱり税金で、しかも今 武器とかって、そういうのってリボ払いで買ってくって。
予算も増やすって。
そして削ってるところがあるわけじゃん。

ー略ー

室井:
私が言いたいのはそのトマホークを買うって、用意するって言ってる。
同じ 国で同じ時代でだよ。
東京と大阪にもう困窮者が増えてるから「米の配給する」とかって言ってるわけでしょ ?
そうやって支えるって。
それって同じ時に起こってることなんだけど 「おかしくない?」って。


大竹:
まあ、だから室井の意見を拡大すれば、
防衛にだけお金どんどん積み込んで他の庶民たちが困窮していくのは、
どっかの国みたいにほっとくのと同じ構図じゃないかと言ってるわけだよね。

28:05
青木:
僕、そのどっかの国にかつて何度も行ったんですけど、
普通の人たち、我々と同じように普通の市民がそれでも歯をくじばって生きている。
だけど餓えや貧困に、あるいは言論の自由なんか全くない。
だからまあ、日本とそういう意味では比べるのはちょっと違うんだけれども、
でも 普通の市民が困窮しってるっていうのに 自分の体制を守るために、核やミサイ に富を集中させる。
っていうのが、どかの国であるとするんだったら、
ある意味で今の日本の状況っていうのは、それと相似系のところがあるんじゃないですかと。
で、これはこの先にあるものっていうものが本当に地域の平和と安定がもたらされるんですか?と。
さっき言ったように日本が戦後守ってきた享受を乗り越えて、
それも大した議論もなく乗り越えていくことが、
例えば、韓国もそうですけれども北や中国からどう見られるのか?
むしろ軍拡競争に陥りかねないんじゃないか?っていう問題もあるし。
だからね、議論はないっていう意味では、敵基地攻撃能力の保有っていうのは年末までに改定される「防衛安保関連の3文書に盛り込む」っていう話になってるわけですよ。
で、そこで大いに議論して盛り込んだ上で「さあ、じゃあどうしましょうか」っていうんだったらまだともかく、
その前段で、もうトマホークっていう数千キロ中国の主要都市が射程に入る トマホークミサイルを、
巡航ミサイルを500発ももう購入することを打診してるって。
どうなってるの?
というような今年の、2022年のこの年末っていうのは、
ある種本当に日本のこう、戦後の防衛のあり方?
しかもこれ、まあ皆さん ご存知の通り僕もこれはこの番組でも申し上げましたけど、
さっき言った 教育とか子育てはOECD(経済協力開発機構)の平均以下なのに、
防衛はすでにもう 世界9位なんですよ。
これが本当に倍増し たら世界3位!
アメリカ中国に次ぐ軍事大国になる。
「そんな憲法だったっけ?」っていうね。
これは本当に一人一人真剣に考えて「これでいいのか?」っていうのを
突き詰めておかないと、本当にどこかの国みたい国の形になりかねないと思いますよね。

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