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06.24
Fri
・放射線量の高い庭の芝生をどうしたらいいか
・土壌の表土を5センチはぎ取ると安全になるのか
・ガンダーセン博士の言うホットパーティクルについて
・関西地方にも放射能は届いているのか
・もんじゅの落下装置引き上げについて


6月23日木曜日 
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]

【福島原発】6/23/木★高速増殖原型炉「もんじゅ」



<参考>

ドイツのリスナーの方がおっしゃっている博士の発言のYOUTUBE と内容です
「東京でも毎日10個ホット・パーティクルを呼吸していた」ガンダーセン博士

落下機器 引き抜き開始 もんじゅで作業進む
中日新聞2011年6月24日

PK2011062402100093_size0.jpg
燃料交換用機器の引き抜きを進める作業員ら。
右側のクレーンの下に機器の出し入れ口がある=23日夜、敦賀市のもんじゅで


高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の原子炉容器内で昨年八月、
重さ三・三トンの燃料交換用機器が落下した事故で、日本原子力研究開発機構は
二十三日午後八時五十分から、引き抜き作業を始めた。
早ければ二十四日朝までに回収。その後機器や原子炉容器の損傷具合を調べ、秋ごろの復旧を目指す。

機器は長さ十二メートル、直径四十六センチの円筒形で、落下の衝撃で変形し、出し入れ口から抜けなくなった。
PK2011062402100094_size0.jpg


機構はつり上げ装置を造って出し入れ口の内管ごと引き抜く方針を決定。
出し入れ口には原子炉容器内のナトリウムが空気と触れて発火しないよう、
外気と遮断する伸縮式の密閉容器を設置し、不活性ガスを入れる。
クレーンを使ってその中で装置を動かし一時間に一・五メートルほどのペースでつり上げる。
機器は冷却して搬出する。

事故は燃料交換終了後に発生。
機器を二メートル引き上げた際、落下した。
機構は昨年十月に二回引き抜きを試みたが失敗していた。 (立石智保)
準備長引き開始遅れる

日本原子力研究開発機構は当初、同日午後二時ごろにも引き抜き開始の予定だったが、
作業に遅れが出て夜にずれ込んだ。

この日は作業員二十三人で午前八時前から準備作業を開始。
機器に取り付けたつり上げ装置とクレーンを接続したり、機器の出し入れ口に付け、
内部を不活性ガスで満たした伸縮式の密閉容器にガス漏れがないかなど最終確認を進めた。

密閉容器は出し入れ口の筒形の台上に設置しているが、
台には引き抜き中に機器が左右にぶれた場合、外側から押して固定する長さ六十センチの棒が、
台と垂直に四本差し込んである。

三本は二十二日までに差し込んでいたが、
この日残りの一本を差し込む際、棒の取りつけ部をふさぐ消耗品のゴムが傷ついた。
密閉容器と同様に台も不活性ガスで満たされているため、
ガス漏れを防ぐゴムの取り換えなどが必要になり、引き抜き開始が遅れた。



もんじゅに関する説明
もんじゅ・・・23日に引き揚げ作業開始

もんじゅ内部の映像と避難地図
もんじゅの引き上げ、何もない事を祈ります。




続きを読むに内容書き出しました





今日はリスナーからの質問を中心にお聞きします
まずは、
実家は郡山市内の中で最も放射線量の高いところにあります
ガイガーーカウンターを借りて調べたところ
近所の公園から4,7μシーベルト
家の庭の芝から5,4μシーベルト
門から玄関までのスロープが2.7μシーベルト
庭の芝の数値が高いので、刈る事も出来ずに雑草がどんどん生えてきています
どの様に対処したらいいのでしょうか
触れずにそのままにしておくのか、芝生に触れないように刈るのがいいのか教えてください
むずかしいですね
普通の日本の環境で言うと
いわゆる空間のガンマー線量が一時間当たり0.05μシーベルト位が普通です
ですから、ほぼ100倍近い事になっている訳で
福島原発の事故で飛んで来た放射能が降り積もっているわけですね
もしそこで、子どもさんがいて遊ぶという場所であるなら
私はもちろん芝生は刈らなければいけないと思うし、
むしろ芝生を全部はぎ取った方がいいと思います
そうではないなら、
もしお年寄りだけなら、諦めてそのまま過ごすという選択もあると思います

除去しようと思うなら芝生をはぎ取るという形でもと
子どもさんがいるならば必ずはぎ取って欲しいと私は思います

それに関係して東京都の方からの質問
20日の放送を聞いての質問です
福島の校庭の土を5センチはぎ取るとおっしゃっていましたがとても重要な事と思います
本当なら福島の人全員を避難させたいともおっしゃっていましたが
土の除染でどのくらい大丈夫なんでしょうか
今のご質問の中に大丈夫という言葉がありましたけれども
被ばくに関しては大丈夫という言葉を使ってはいけません
安全だとか安心だとか大丈夫だとか
そういう言葉は絶対に使わないように注意して欲しいと思います
どんな被ばくでも必ず危険があります
ですから、どこまで受け入れざるおえないかというそれだけの判断です
私はとにかく今、子どもが遊ぶ場所の表土をはぎ取って欲しいと言っているので
それが出来れば被ばくの量は多分10分の1に減ると思います
その場所ですね
ですから、子どもが何時間か泥まみれになって過ごすという場所は
多分、5センチはぎ取れば10分の1になると思います
今汚れているのは3月の中頃に大量に福島の原子力発電所から放射能が放出されて降り積もった結果です
これからまた大量に放射性物質が大気中に放出される事態になるかどうかは私には分かりません
なってしまえばまた表土が汚染されるわけですからまた表土をはぎ取らなければならなくなるかもしれません
今は3月の半ばごろのように空気中から沢山降り積もるというようなことは無くなっていますので
まずははぎ取って欲しいと私は願っています


ドイツからです
アーノルドガンダーセンという人がこんなことを言っています
今も福島原発の原子炉と露出された炉心から何ミクロンもの
セシウム ストロンチウム プルトニウム同位体などの
ホットパーティクル放射性物質の微粒子が放出され続けているのだ
科学者たちは日本のいろんな処で、東京でもこのホットパーティクルを検出している
自動車のエンジンやエアコンのフィルターにくっついているのだ
福島や東京では放射能汚染されたエアフィルターなんてごく当たり前で
遠いところではアメリカのシアトルでも放射能汚染エアフィルターが見つかっている
小出先生、私達はこの事をどう理解したらいいのでしょうか
福島の原子力発電所は要するに壊れてしまったのですね
壊れてしまって、大変に高温になった状態で
沢山のいろんな種類の放射性核種が空気中に出てきました
それの殆どはものすごく細かい微粒子になって空気中に飛び出してきて
それが風にのってあちこちに汚染を広げているのですね
その細かい微粒子の事を私達はホットパーティクルと呼んでいて
もしそれを呼吸で取りこんでしまうようなことになると
たとえば肺なら肺の吸い込んだ粒子がくっついたところに局所的な大量の被ばくを与えるという
そういう事になりかねないという事で昔からこの事は危惧されています
特にプルトニウムというのはα―線という放射線を出すのですけれども
そのプルトニウムがくっついた組織近傍だけを大量に被ばくさせますので影響が大きいという
そういう推定もあります
注意はしなければならないし
特にそのα―線を出すようなものについてはどれだけあるかという事をしっかりと調べておく必要はあると思います
ただ、今現在で言えば
私はそのプルトニウムの被ばくよりは
やはり、事故が起きた直後はヨウ素
現在はセシウム
そしてこれからの事を言うならセシウムとプルトニウム
その核種の被ばくが中心になるだろうと思います
原子力発電所の近傍はまたプルトニウムが問題になる場所があるかもしれませんけど
距離が遠く離れた場所という事であるならば
やはりセシウムとストロンチウムに注意をするというのが一番良いと思います

今度は奈良県の方から
わたしは奈良に住んでいるんですが周りには原発に無関心な人が多い気がします
特に私の母は70歳を超えているんですが
日本で起きているこの大変な出来事を全く人ごとのように暮らしています
先日も私が関西にも放射性物質が降り注いでいると言ったら
母は「家の中では言いがそれを外で言うな」という始末です
わたしの頭が変になったと思われています
そこで先生に質問ですが、ここ関西でも放射性物質は飛んできていると思うんですが
その認識は間違っているんでしょうか
いや、あっています
それはもちろん関西だけではありません。九州だって沖縄だって
もっと言うなら米国にだってヨーロッパだって
全部の地球に福島の原子力発電所からの放射能が広がっていってしまっています

ですよね、
この方が言っているように関西にも放射性物質が降り注いでいるというのは間違いじゃないですよね
ただし、降り注いでいる量というのが
福島の原子力発電所周辺はものすごい濃密であるし
関西に飛んできている量はそれに比べれば随分薄まっているという
そういうことなのです
ですから、もちろんちゃんと注意をしなければいけませんけれども
注意をする時に自分の身が心配なのか
あるいは、奈良なら奈良の子どもたちが心配なのか
あるいは、もっと言うなら福島の子どもたちが心配なのか
きちんと、何が一番大切な事なのかを考えて欲しいと思います

もうひとつ別の奈良県の方ですが
もんじゅの落下装置23日にも引き抜きという報道がでましたが
その作業は果たしてうまくいくんでしょうか
また、もし作業が失敗した場合爆発する危険性はあるんでしょうか
大変心配です。
というメールがきていますが
はい。私も心配です
もんじゅという原子炉は大変特殊な原子炉で
福島の原子力発電所を含めて殆どすべての原子炉は炉心という部分を水で冷やす事が出来るんですが
もんじゅという高速増殖炉という名前の原子炉ですけれども
それは原子炉を冷やす時に水が使えないという宿命を持っていまして
冷やすためにナトリウムという物質を使っています
その物質は大変 化け学的な活性が高くて
空気に触れると火事になりますし水に触れると爆発するというそういう物質なのです
それで原子炉を冷やそうとしたわけですけれども
その冷やすためのナトリウムがある場所に
燃料を交換するための中継装置というのが・・もともと使うのですけれども・・それを落としてしまったのです
それを引き出そうとするのですけれども
空気中に引き出すとナトリウムが火事を起こしますので
引き出す場所全体を覆うような特別の部屋を作らなければならなければいけないし
中継装置全体を引き出そうと思うと、重量が多分10トン近くなると思いますので
かなり力のあるクレーンでないとそれを引き出すことが出来ないということで
本当にそういう作業を全く空気に触れないまま出来るのだろうかということは
とっても難しいし
もちろん配慮をしながらやるのでしょうけれども万一空気に触れてしまえば それで火事になる
福島の場合なら燃料が溶けそうだと水をジャァジャァかけることができましたけど
もんじゅの場合には水をかけることすらできないのですね
ですからほとんど手をこまねいて見ているしかないという事になりますので
大規模な火災に発展するという事はあると思います
何とかそんな事にならない事を願っています

福島よりもさらに難しい状況になってしまう事もあるという事
そうです
もし、事故が起きれば
もう、
福島の比ではありません

95年にはナトリウム漏れ事故がありましたけれども
そういう意味では潜在的な恐ろしさというのは本当に他の原子炉とは比較にならないと
そうです
もう、とてつもなく扱いにくい原子炉です







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