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07.01
Fri
・福島の子どもの尿からセシウムが検出された
・農林水産省、汚泥200ベクレル以下なら肥料にする
・簡易型線量計について

6月30日木曜日 
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]

【福島原発】6/30/木★低線量被曝の危険度


<参考>
未成年者の尿検査、全員から放射性物質…福島
(2011年7月1日01時15分 読売新聞)
福島県内の保護者らでつくる市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」(中手聖一代表)などは
30日、東京電力福島第一原発事故の影響調査で、
福島市内の6~16歳の男女10人の尿を検査した結果、全員から微量の放射性物質が検出されたと発表した。
最大値は、放射性セシウム134が8歳女児の尿1リットル当たり1・13ベクレル、
同137は7歳男児の同1・30ベクレル。

中手代表は「通常、子どもの尿に放射性物質は含まれておらず、原発事故の影響は間違いない」としている。
尿は5月下旬に採取し、フランスの放射線測定機関が検査した。



続きを読むに内容書き出しました



今日 福島市内の市民団体が6歳から16歳の尿検査をした結果
全員から微量の放射性物質が検出されたと発表しています
セシウム134の最大値が8歳の女の子で尿1リットル当たり1,13ベクレル
セシウム137の最大値が7歳の男の子で1,30ベクレルということですが
先生はこれをどうお考えですか
確実に福島原子力発電所から来たものです

ということは、内部被曝している可能性が高いという事ですか
可能性というか確実です

これは本来人の体からは検出されてはいけない・・
セシウム134は全く検出されないはずです
セシウム137のほうは基本的にはひとケタ少ないと思います。通常の状態であれば

とすると、もう非常に高い値が出ているという事とみて間違いありませんか
[emoji:e-63えっと、非常に高いというか
セシウム134は半減期が2年なんですね
基本的に福島の原子力発電所の事故が起きない限りは環境にはありませんので
それが検出されたということであれば
確実に福島原子力発電所から飛んできたものを吸い込んで内部被曝をしているという事になります
137のほうは半減期が30年で1950年代から70年代の大気圏核実験のために
地球上どこでもくまなく汚染されています
わたしは尿は測った事は無いのですが
環境資料のたとえば植物、松葉とかヨモギとか
そういうものであれば1K当たり0,1ベクレルか0,2ベクレル。せいぜいその程度の物です
ですからそれが1,3と今おっしゃったと思うのですけど
10倍程度かと思えます

これから身体に影響が出てくる可能性と言うのも考えられますよね
影響は必ず出るのですね
ただ、人間の体、あるいは尿の中にはカリウム40という放射性物質もあって
通常のこれまでの状態であればセシウム137の約1000倍程度ありました
現在セシウム137が10倍、多分その位だろうと思いますけれども
それでもカリウムの方が随分多いと思います
被ばくの危険度を考慮してもまだカリウムという自然の放射性物質の被ばくの方が多いと私は思います

将来の発がんのリスクとか親は心配しますよね
そのあたりなかなか分からないんですけれども
必ず増えます
必ず増えますけれども、今聞いていただいたように天然にはカリウム40という放射性物質があって
人間の体にくまなくあるんですね
それから被ばくしながらいわゆる人間の普通の発がん率になっている訳で
それと全く同じだけの被ばくをしてしまうという事になれば
人間の発がん率のうち放射線で出ている分の同じものが上乗せされるということになります
多分まだそこまで入っていないように直感的に思いました

尿から検出されたという事は身体の中から出ていく可能性があるわけですね
もちろんです
人間というのは代謝活動をしていますので 
食べ物で取り込んで老廃物を捨てているので
セシウムでもカリウムでもどんどん排出しています

そうすると今こういうように溜まっているけれども身体の中に入ってくる分と出される分もあると考えていいのですね
そうです
ですから、今回市民グループの方が測定した尿というのは
何月何日の物なのかという事もかなり大切な事だとおもいます
沢山取り込んでいる時はもちろん排せつも多くなるんですが
取りこんでからずっと立った後の尿であるとするならば
殆ど排泄されるものも少なくなっていると思います

こちらに入っている資料では5月下旬に採取したものだということです
そうですか
セシウムで言えば3月中旬から下旬ごろの採取が多かったと思いますので
その頃に尿を採取していたらもっともっと高い量が観測されたはずだとわたしは思います

5月ごろと言いますと低線量の被ばくの頃ですよね
そうです
環境への放出が随分おさまってきた頃の尿という事になりますので
事故の初期に大量に放出された頃に子どもさん達が吸い込んだセシウムに比べれば
随分少なくなっていると思います

それでも長期的に低線量の被ばくをしているということに
そうですね
これから、ずっとしていくことになると思います

一番有効な対策としてはやっぱりその土地を離れるという事になるんでしょうか
そうですね
基本的にこれからは食べ物で取らないという事が大切ですので
私がぜひやって欲しいのは学校給食を注意をして
子ども達に対しては汚染度の少ないものを選んでやって欲しいということです

これから、リスナーの方の質問をうかがいます
農林水産省は
放射性セシウムの濃度が1K当たり200ベクレル以下の汚泥や汚泥の焼却灰は肥料として利用できるとしている
基準以下であれば長期間土に撒いたとしても
土の中の放射線セシウムの濃度は過去40年程度の変動の範囲内に押さえられるという事ですが
食物汚染が毎年拡大していくのではと心配なのですが
今、聞いていただきましたが
地球上はセシウム137でくまなく汚染されてしまっているのですね。大気圏内の核実験によって
ただ、土の汚染がどの程度かというと1K当たりほぼ0,1ベクレル位だと思っていい
それを今農林水産省は200ベクレルとおっしゃったんでしょうか


2000倍ですよね
1000倍の桁ですよね
そこまで許すと言っているんですから尋常な程ではないとわたしはおもいます
ただ、肥料として撒くのは大地の大量の土の上に撒くのですから
それがどの程度の物になるのかは私には俄かに分かりません
でも、ちょっと想像を絶する濃度だなと私はおもいました

かなり多いという事ですよね
そうですね
それをどんどん撒くという事になればもちろん蓄積もしていきますし
植物に移って行くという事になると思います

それからもう一つの質問です
今発売の週刊誌に関西の放射線量が一覧になっています
大阪でもJR大阪駅駅前のビルの植え込みで地表線量0,34ミリシーベルト
わたしのいる芦屋でもJR芦屋駅北側街路樹の植え込みで地表線量0,23ミリシーベルトと
兵庫県が地上34メートルのモニタリングポストで計測している値とかけ離れて多いのにびっくりしています
保健所に電話したところ関西は火口岩の関係でもともと線量が高い
0,21ぐらいでは驚かないしもともとそのくらいあるのではと言われたが
小出先生から見られても驚かない事実なんでしょうか
保健所の言った、関西というのは火口岩地域が多いので
火口岩というのは放射線ウランとトリウムの含有量が高いという性質を持っていて
もともと放射線量は高いです
六鉱山に行くと結構高いところが沢山あります
ですから、あんまり驚くほど高いと私は思いませんし
その、週刊誌に出ていたという数値がいったいどうやって測定したのかなと思います
みなさん最近簡易型の測定器というのを買われて測定していますが
簡易型測定器というのは言葉が悪いけれども相当誤差の大きいもので
あんまりその数値自身を信用しない方がいいと思います

えっ。そうなんですか
ええ。ですから
たとえば簡易型測定器を5個とか6個、10個買ってきていただいて
それを同じところで測ってみて
その値は何倍も違うと思う
ですからその測定器自身が高いとか低いとかであんまりそれの値自身を問題にするという事は正しくありません

それじゃぁ、わたしたちは放射線の値は何を信じて言ったらいいんでしょうか
放射線の測定というのは厳密に言うと大変に難しいのです
わたしの様な専門家が測定しようと思っても空間のガンマー線量を調べようとしてもなかなか難しいし
簡易型測定器というのは山ほどの過程を入れて値を出してきていますので
値自身が正しいと思わない方がいいと思います
ですから、その測定器を持って
自分の家のたとえば1メートルの地点
それを駅に行って同じような建物のないところの1メートルの地点
グランドに行って1メートルの地点とか
同じような条件で測った時にどの場所が何倍かとか何分の一かとか
相対的なことを見るためだけに使って欲しいと思います

一回測ったからといってこの数値ではと思うのではいけないというのですね
そんなことで騒ぐと疲れるだけだと思います







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