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たねまきJ「電力会社の体質・リスナーの質問」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)7/14

・九電やらせメールは昔からの体質
・リスナーからの質問
  燃料加工工場について
  ホットスポットでのマスク着用について
  正確な内部被曝の検査に関して


7月14日木曜日 
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]




<参考>

九州電力関係↓
九電社長の記者会見(内容書き出し・例文あり)7/14



原子燃料工業 (NFI) | 会社案内 熊取事業所

神奈川県の燃料加工工場↓
核燃料工場でウラン漏えい 横須賀4/27 GNF-J

核燃料加工施設一覧
核燃料
↑クリックすると資料ページが開きます

核燃料使用施設(ほんの一部抜き出し)

㈱東芝 神奈川県川崎市
原子力技術研究所 核燃料物質の保管管理

東京工業大学 東京都目黒区
・核燃料貯蔵管理室 核燃料物質の保管管理

人形峠環境技術センター  岡山県苫田郡鏡野町
・濃縮工学施設
・製錬転換施設
・ 廃棄物処理施設
・ ウラン濃縮原型プラント(DOP-2)
ウラン濃縮試験、分離処理試験等
四フッ化水分除去試験等の廃止措置に係る試験
固体及び液体廃棄物の処理、保管
滞留ウランの除去・回収試験



続きを読むに内容書き出しました





九電のやらせメールのために賛否のメール数が逆転して賛成の方が多かったことについて
前も私、お話ししましたけれど
昔からやってきた事ですので私としては特別驚きませんでした
相変わらずなんだなと思っただけです

組織的な世論工作という事をやったと思うのですが、それなのに九電の社長は辞任しないで続投を表明していますが
原子力の世界で誰かが責任をとったという事はいまだかつてありませんでしたから
今回も同じようなことをやっているんだろうと思います

こういった会社の体質を変えるためには いったいどんなことが必要なんでしょうかね
まず、マスコミがちゃんと書いてくれることだと思います

あぁ・・それで世論がしっかりとそっちの方向を向くことが大切だということですね
そうですね

福島第一原発の事故はすべての電源が失われたことが原因だったのですけれども
1993年に国の原子力安全委員会が全電源喪失というのを検討しながらも
重大な事態に至る可能性は低いと結論付けられていたことが報道で伝わっています
しかもその結論の明確な根拠は示されていなかったという事ですが
これも何度かお聞きいただいたと思いますけど
原子力発電所というのは機会ですから色々な事故に遭遇する可能性があるのです
小さな事故から大きな事故まであるわけですが
大きな事故というのを考えてしまうと もうどうしようもなくなるというのは みんな分かっていた訳で
大きな事故は必ずないと言わなければならなかった
ですから全ての電源がなくなるなんて事はもとから考えないというようにしなければ
原子力発電なんてできなかった
だから、彼らはその通りにしたと言うだけです

でも、国の安全原子力委員会という事は国のいわば専門家の組織なんですから
言いにくいところをあえてここは言わなければいけないというポジションだったんですよね
本当はそうですけど、原子力安全委員会というのは
ある時には、原子力宣伝委員会と呼ばれたことがありましたように
形だけ安全だと言いながら実質的には安全を守ってこなかったという歴史がありました
それが今回の結果になっています

今後 原発のストレステストを実施するという事においても
この原子力安全委員会が重要な役割を果たし続けていくという事が伝わっているんですが
今の感じですと専門家集団の役割を果たしていないので
改革が必要なんじゃないかと思うんですが
はい。でも、国が原子力をやると決めている以上は
その中でどんな安全を守ろうとしても無理なんですね

改革を進めていったとしても安全を守ることにはつながっていかないという
ですから必ず危険があるという事を、まずみなさんが認識してくれなければいけないし
その危険があるということを認めてもなお電力が欲しいと言うならば
やはり都会につくるしかないと私は思います

やっぱり根本的な改革が必要だという事ですね
そうですね

リスナーからの質問です
昨日のたねまきジャーナルで紹介した「24000年の箱舟」という25年前につくられた映画なんですが
大阪府泉南市熊取町に熊取燃料加工工場があるようなことをこの映画で描かれているようです
いまでもあるんですか?
あります

あるんですか
はい

えっ!熊取町で核燃料の加工をしているんですか?
そうです。
特に西日本の原子力の燃料を成型加工しています

えっ!それが熊取町で・・
はい
原子炉実験所の敷地の隣にあります

それを知っている人というのは結構少ないと思うんですけど
と、思います

あと、我々があまり知らないところに原子炉施設ですとかそういうものが他にもあるという例はあるんですか
え・・・

東大阪の市内に近畿大学の原子力実験炉があるというのは聞いたことがあるんですけど
あそこは豆電球すら点かないという本当におもちゃの原子炉ですから

そうなんですか
はい

そんなに小さな物があるという事なんですね
危険は危険ですけれどもそれほどのものではないと私は思います

なるほど、でもこの工場が今でも動いているという事はびっくりしました
もう一つ質問です
わたしの住む柏市は福島第一原発からおよそ200キロの距離ですが
何故かホットスポットでして
近くの東大柏キャンパスでは毎日一時間おきに空間線量をモニタリングしていて
最近の平均で0,27μシーベルト/hです
この環境下での外出時のマスクの着用は必要ですか
空気中に放射性物質が漂っている時にはマスクはもちろんしていただいた方がいいのですが
福一の事故で大量の放射能が噴き出してきて空気中を流れてきて
柏市なら柏市で空中を漂っていたというのは3月の中頃が一番ひどかったのです
その空気中に漂っていた放射性物質はすでに地表に落ちているのですね
だから、地面を汚しているという状態で
東大の柏の研究所で空間のガンマー線量が高いというのも
地面が汚されてしまっているからというのが主要だと思います
地面に降り積もったものが風などで舞い上がってくるという事はもちろん無いわけではないけど
被ばくという意味では今現在マスクというのはあまり大切なことではないと思います
もちろんした方がいいです
ただ、マスクというのは大変うっとうしいし
子どもにマスクをしろって言っても無理だろうと私は思います
そういうことでいえば
今現在はマスクをするという事よりも、もっと、地面のほうに注意を向けた方がいいと思います

藤田:あのわたし、ちょっと九電の問題でもう少し伺いたいのですが
一般常識からみるとかけ離れたひどい出来事ですが
小出さんは原子力業界の体質をよくご存じだと思いますが
これは、たまたま九電で明らかになったのですが
原子力業界全般にこういう体質があるというふうにみてよろしいんでしょうか
はい。私はそう思います

藤田:ということは、同じようなことが他の電力会社でも実際行われていると
はい。たびたび経験しました

そうですか。実際にそういう例を見られたことがありますか?
山口県の主催で上関原子力発電所に賛否を表明する専門家の討論会があって
行ったことがありますけれども
もちろん私は原子力発電に反対の意見を述べました
賛成の人ももちろんいて
後から会場からの質問を受け付けるのですけれども
その質問は
今まで私や推進派の人がどんな議論をしていたのか何にも聞いていなかったと思うように
原子力発電はいい物で安全だというようなことを述べる人が沢山でてくるという
そういう集まりでした

藤田:そういうごまかしのようなことをしていると長い目で見て原子力の信用性がなくなるわけでしょ
そうですね

藤田:そういう事がどうして彼らは分からないんでしょう
どうなんでしょう
長い間そういうことで原子力の立地を乗り切ってきたという歴史があったわけですから
その歴史をずっと続けてきてしまったという事ではないでしょうか

藤田:そういう体質が染み付いてしまっているという事ですか

リスナーからの質問もう一問お願いします
福島第一原発の作業員に対する放射線限度に対する質問です
作業員の方には年間250ミリシーベルトを限界としていますが
どうもα―線を主として放射する放射性物質は
ホールボディーカウンターによる検出が出来ないという話なんですが
検出されない放射線物質があるとしたら限度以上になっている人がいるんじゃないかなと思うけど
どうなんでしょうか
もちろん、α―線は全く検出できません
ホールボディーカウンターでは。
β線もほとんど検出されません。
要するにホールボディーカウンターというやり方でやる限りは
内部被曝に関してγ線(ガンマー線)しか検出されないのです
もし、α―線やβ線をしっかり測ろうと思うのなら
いわゆるバイオアースと私達は呼びますが、
おしっこやウンチなどを測定して推定していくという作業しかできません
それは大変な作業でなかなか全ての労働者に対してやるのも
今まではできなかったしこれからも大変難しいと思います

ホールボディーカウンターの検査すら受けてない作業員も大勢いると聞きますが
本当に正確にやるとしたら、そのように手のかかる検査もしなければいけないという事ですね
そうです

ありがとうございました



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