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たねまきJ「3号機調査・エネルギー庁の監視」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)7/27


・福島第一3号機2階に作業員が入ったことについて
・経済産業省資源エネルギー庁が原発に関するメディア情報を監視について

7月27日水曜日 
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]





<参考>
3号機 作業員入り配管調査へ
NHK7月27日 13時8分 動画あり

東京電力福島第一原子力発電所では、3号機の原子炉建屋で最も多くの汚染水が発生していることから、
27日、建屋の2階と3階に初めて作業員が入り、配管などを調査することになりました。

福島第一原発では、核燃料を冷やすために1号機から3号機で合わせて毎日390トン余りの水が入れられ、
そのほとんどは汚染水となっています。
このうち3号機は、水漏れなどのため1号機や2号機の倍の水が入れられ、最も多くの汚染水が発生しています。

東京電力は、26日に3号機の原子炉建屋にロボットを入れて内部の様子を調べたところ、
配管や弁の損傷は少ないとみられることが分かったということです。
このため27日、初めて2階と3階に合わせて6人の作業員が入り、
燃料を冷やす水をこれらの配管に通しても水漏れをしないかどうかなどを調査することになりました。
ロボットによる測定では、2階の一部の放射線量は1時間当たり最高で75ミリシーベルトと、
人が長時間の作業をするのが難しい所があるということで、
東京電力は被ばくを防ぐ対策を取りながら、短時間の調査をすることにしています。



そして、その後のニュース




福島第1原発事故 作業員が3号機原子炉建屋で調査、
2階から280mSv/hの高放射線量を確認

FNNニュース07/27 21:30

福島第1原発3号機で27日、作業員が原子炉建屋に入って調査を行ったところ、
2階で非常に高い放射線量が確認されたことがわかった。

この調査は、原子炉への新たな注水ルートを確保するための準備作業として、
27日正午から、およそ40分間行われたもの。

その結果、原子炉建屋の2階では、配管の近くの放射線量が1時間あたり280ミリシーベルト(mSv)と、
非常に高いことが確認され、東京電力は今後、遮蔽(しゃへい)作業などを検討することにしている。

また東京電力は、26日までの1週間の汚染水浄化システムの稼働率が、58%だったことを明らかにした。

配管に付着した汚泥などの影響に加え、停電など度重なるトラブルで、処理が想定を大きく下回っているのが原因で、
東京電力は、8月中旬以降、90%の稼働率を目指したいとしている。

一方、東京電力は、福島第1原発事故の復旧作業で、
被ばく量が国の通常時の年間規制値の50ミリシーベルトを超える作業員が2,100人余りにのぼるという試算を、
3月末に原子力安全・保安院に提出していたことを明らかにした。

これは、東京電力など3社の試算をあわせたもので、
50ミリシーベルトを超え、100ミリシーベルトまでの人数が、あわせておよそ1,680人、
100ミリシーベルト以上も、あわせておよそ480人と試算していた。



エネ庁が原発記事監視 4年で1億3000万円
東京新聞2011年7月23日 07時06分

経済産業省資源エネルギー庁が原発に関するメディア情報を監視してきたことが、本紙の調べで分かった。

本年度発注分を含めると、外部委託費の総額は四年間に約一億三千万円に上る。

昨年度までは、いずれも電力会社役員らが理事を務める財団法人が受注していた。

同庁の資料などによると、昨年度までの三年間は
「電源立地推進調整等事業(即応型情報提供事業)」として、新聞や雑誌の記事を監視する事業を
年約一千万~約二千四百万円で外部委託していた。

委託先は、東京電力の勝俣恒久会長が非常勤の理事を務める
「日本科学技術振興財団」や、

経産省原子力安全・保安院のOBや元原子力安全委員会委員長らが役員になっている
「エネルギー総合工学研究所」といった財団法人ばかりだった。

事業は、一部に同庁ホームページ(HP)にあるQ&Aコーナーの更新が含まれているが、
主には「不正確または不適切な報道を行ったメディアに訂正情報を送る」こと。
ただ同庁によると、メディアに訂正を求めたことは一度もない。

Q&Aのページは現在、福島第一原発の事故を受けて「苦情が多く寄せられたため」(担当者)閉鎖されている。

本年度は震災に伴う第一次補正予算に「ネット上の不正確情報の監視」として八千三百万円を計上。

十五日には委託先を決める入札が行われ、広告代理店が落札した。

福島第一原発の事故で原発への不安が大きくなり、ネット上で情報が乱れ飛んだことを受け、
従来の新聞記事の監視を縮小し、一般市民がツイッターやブログなどを通じて発信する情報の監視に重点を置く。

監視により「不正確または不適切な情報」が見つかった場合は、
原子力の専門家などのアドバイスをもとに、同庁HPに、その情報を打ち消すような内容を掲載するとしている。

資源エネルギー庁原子力立地・核燃料サイクル産業課の話 原子力について正確に報道されていない場合もある。
報道内容を把握し、適切な広報のあり方を検討するため続けている。

<参考ブログ記事>

経産省がツイッターとブログの原発に関する情報を監視するらしい。恐ろしい・・・


一般市民のツイッター・ブログでの原発関係の監視受注は広告代理店に決まったそうです。






続きを読むに内容書き出しました






まず小出さんに一言ご感想をうかがいたいことがあります
長野県の松本市で核兵器の国連軍縮会議というのが開幕しまして
この開会式でIAEA国際原子力機関の事務局長天野さんが演説をした
「福島第一原発の事故はあるが世界的に原子力の利用はこれから何十年も広がっていくだろう」
と述べたという事です
これについてどんな感想をおもちですか
あきれます

はい。
では次の質問
福島第一原発の3号機についてです
今日3号機の建屋の2階に初めて作業員がはいったということです
1号機から3号機まで毎日大量の水を入れて冷やそうとしているのですけれども
とりわけ3号機が多くの水漏れをしているそうで
汚染水の発生も多いということで
それはなぜなのか、もっと効率よく水を入れたいという意図もあって2階に入ったようです
小出先生、放射線量をロボットが調べたんですが
最大で一時間当たり75ミリシーベルトです
これはどういうことを意味しますか
すごいですね
私は一年間に20ミリシーベルトしか浴びてはいけないと言われている人間ですけれども

一年間に20ミリシーベルトというのがこういう特殊な仕事をする方の線量なのに
一時間当たり75ミリシーベルトですね
そうですね
だから15分程しかそこにはいられない。で。一年分の被ばくになってしまうという事です

15分ですか・・
ただ、3月15日事故直後の値を見ますと
3号機の近くで1時間当たり400ミリシーベルトが測定されていましたので
それに比べると4分の1以下でありますが
そうですね
ただそれは測定する場所によりますので
全く同じ場所で測ったのならば4分の1に減ったといえますが
違う場所で測ったから全く比較にはなりません

たしかにそうですね
3号機の中では当時はもっと高い値だったろうと素人ながら思います
じゃ、いまこの一時間当たり75ミリシーベルトで
作業員の方が作業しやすい環境になってきたなんて事は思えない値ですか
たぶん、私も含めて、
京都大学原子炉実験所の所員がそういうところで作業しなければいけないということになったら
誰しもが躊躇すると思います

また、この建屋の2階に上がるという事は
私達には2階に上がったら何があるんだろう、どんな意味があるんだろう、
何がすすむんだろうと思うんですが。いかがですか
わたしにもわかりません
1階に入れなかったという事なんですかね
それとも2階にたとえば原子炉水位計を調整する現場があるとか
どうしても2階に入りたかったということかもしれませんが
すみません。私には分かりません

何階まであるんですかね
多分、3階じゃないかと
建屋ですね。
4階がいわゆる使用済み燃料プールがあったところで
そこはもう吹き飛んでしまっていますので
入れるとしたら1階2階3階、そして地下もあると思います

地下も入れるんですか
えっと、多分暫くは入れないと思いますが

本来は入れるわけですよね
でももう、汚染水であふれているはずで、多分地下に入る事は当分出来ないと思います

大量の水を入れていてもその多くは燃料には届いていないとみられるわけですよね
燃料自身がどこにあるのかもう分かりませんので
どうなっているのか私にも分かりません

先生はもう地下に燃料が溶けだして落ちていっているのではないかと言うふうにおっしゃっていましたけれども
東京電力がメルトダウンしていると言っているのですから
そうであればもう地下に落ちているだろうと思います

もっと効率のいい水の入れ方を知りたいと思った時に
どんなやり方があると思われますか
まず、本当に炉心と言われている部分がどこにあるのかという事を知らなければいけませんので
原子炉水位計というものを、
1号機では調整したのですけれども
2号機でも3号機でもまずは調整し直してみると言うのが必要だと思います

ちゃんとした記録が取れるように原子炉水位計をまずなおさなければならないのですね
はい

で、それを・・そこに行くにはやっぱりロボットでは水位計をなおすことはできないんですか
もちろんできません

大量の被ばくの覚悟じゃないとできないんですね
そうです

たとえば15分入ったら一年の被ばく量になるとおっしゃいましたけれど
15分入ってできるような場所にあるんですか
それは分かりませんけれども
多分、ないだろうとおもいます
ですから国のほうは私の様な人間には一時間に20ミリシーベルトという基準だったのですけれども
このような事故が起きた時には、もう諦めて100ミリシーベルトまで我慢しろという法律はもともとはあったのですね
でもそれすら撤廃して、今250ミリシーベルトまで我慢するというところまで引き上げていますから
1時間当たり75ミリシーベルトであれば3時間はそこで作業が出来ると言う事になります

500ミリっていう話しもなんか、出ていましたよね
そうですね。250では足らなくなってしまうから500に引き上げると言う事を

これは菅総理が3月の事故から間もない時期に打診をしたという話が伝わっていますよね
それを、防衛大臣が「それはできない」と。いうふうに言ったという報道がありました
これは500ミリなんて数字を聞かれると小出先生はどんな感じをお持ちですか
おそろしいです

それからもう一つ伺いたいことがあります
これは報道の監視につながる話なんですけれども
経済産業省資源エネルギー庁が2008年度から報道機関の原発関連の記事を監視する事業を
行っていたことがわかった。
こういう報道が出てきました
今年度は事業がどうなっているかというと
今回の事故を受けまして、ツイッターやブログなどの
インターネット情報を監視するための補正予算が計上されているということです
こうした動きは、これ、小出先生から見たらどうみえますか
ええ。ま、嫌な国だなと思います

私達は本当に東電や国からちゃんとしたデータが欲しいと
ずーっとたねまきジャーナルでは事故直後から
小出先生の主張をこのたねまきジャーナルで繰り返してきたわけですけれども
なかなか、正式にいろんな事が情報が出てきませんでした
その一方でこうした事業が続いていたという事ですね
報道を監視する事業が続いていたといわざるおえないのですが
近藤さん
エネルギー庁の担当者は「いやそんな、自由な発言を制約するものではないですよ」というふうには言っています

近藤:制約されたらエライことやな
それは当たり前のことで
ね、わざわざそんな事を何でするのかっていう意図が気になるよね

また、こうした事業を受注している団体があるんですが
その団体のうちの一つの団体は
東電の会長が理事をつとめている
あるいは他の団体は、理事長を東電の元副社長が努めている
で、また、役員を経済産業省や原子力安全保安員の出身者も役員を務めている
こういうの、天下りって呼ぶんですか?

近藤:うん。そうだよね
実態的にはそうでしょ

小出さんが当初からおっしゃっている原子力ムラというものを
わたしなんか、どういうものなのかなってずっと思ってきたんですけれども
こうした事もその一つの風景なんでしょうか
そうですね
一つの意見以外は受け入れないと
その意見の方向に全てを持って行きたいという
そういう事でここまできた訳ですし、これからもそうしていきたいという事なんですね

そして私たちはどう考えて生きていくかという事ですね
どうもありがとうございました。


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