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08.03
Wed
・昨日の続き
 福島第一原発1号機2号機の原子炉建屋の間にある屋外で
 1時間当たり10シーベルト/h以上の放射線量が測定された事について


8月2日火曜日 
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]




【福島第1原発:別の場所でも10シーベルト超】
福島原発1、2号機原子炉建屋西側の排気塔下部で高い放射線量を計測
=東京電力提供

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上空から撮影

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ガンマカメラで撮影した映像

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3メートルの棒の先に線量計を付けて計測する作業員



高い放射線量、直後のベントが原因か

TBS(02日16:54)

福島第一原発で1日、これまでで最も高い毎時1万ミリシーベルトを超える放射線量が測定された問題です。
高い放射線量は、事故直後のベントによって放出された放射能が
配管の底に溜まったことが原因である可能性が高いことがわかりました。

こちらは、先月撮影された福島第一原発の映像。
1号機と2号機の間にある「排気筒」につながる配管で
1日、1時間あたり1万ミリシーベルトまで測ることのできる線量計の針が振り切れました。
毎時1万ミリシーベルトとは、40分以上浴び続ければ確実に死に至るほどの極めて高い放射線量です。

「(Q.実際にどれくらいの線量か、これ以上測定できる機器はないのか?)現場にはないんですよ」
(東京電力福島事務所の会見、午後0時すぎ)

東京電力によりますと、付近のガレキがほぼ片づいたことから
31日、放射線量を測る「ガンマカメラ」で周辺を測定したところ、
排気筒の付近で非常に高い値を示す赤色の場所が見つかったといいます。

このため1日、作業員が長い棒の先に線量計をつけて測定したところ、毎時1万ミリシーベルトの値を振り切ったのです。

この作業員は、わずか数分の作業で4ミリシーベルトの被曝をしました。
いったいなぜ、こんなに高い放射線量が計測されたのか。

「1号機は燃料が損傷して格納容器内に漏えいしたが、
3月12日にベントした際、このラインを通じて高濃度気体が流出した可能性がある」
(東京電力の会見、午前11時すぎ)

東京電力は
「現在は空気の流れはないため外へ漏れ出すことはない」としていますが、
現場付近を立ち入り禁止にし、鉄板などで遮蔽する予定です。

一方、事故の3週間後に4号機のタービン建屋で遺体で見つかった東京電力の社員2人について、
新たな事実が分かりました。

「当直長の責任のもとで2人は他の者と同様、地震後の点検をしていた」(東京電力の会見、午前11時すぎ)

2人は地震の直後、4号機で機器の異常を知らせる警報が出たため、当直長の指示でタービン建屋の地下に入りました。
その後、津波が建屋を押し寄せ死亡したとみられます。

「当時、建屋内の津波は想定していなかったので、2人はパトロールを続行したことになる」
(東京電力の会見、午前11時すぎ)

大津波警報が出た際、屋外にいた作業員には避難指示が出ましたが、
屋内が浸水することは想定していなかったといいます。
ここでも「想定外」の事態が現場を襲ったことになります。

東日本大震災:福島第1原発事故 1号機建屋内でも5シーベルト超
毎日新聞 2011年8月3日 東京朝刊

 ◇2階一部立ち入り禁止

東京電力は2日、福島第1原発の1号機原子炉建屋2階の空調機室で、
毎時5シーベルト(5000ミリシーベルト)以上を計測したと発表した。
建屋内での放射線量では、6月に同じ建屋の1階で記録された毎時4シーベルトを上回り最高。
東電は簡単な遮蔽(しゃへい)方法がないとして、空調機室を立ち入り禁止にした。

計測されたのは、空調機室内にある配管前。ロボットの遠隔操作で見つかった。

原子炉格納容器を破損から守るため圧力を下げる「ベント」の際、
容器内の空気はこの配管を通って1、2号機の原子炉建屋の間の屋外にある排気筒から外部に出ていく。
1日には排気筒下部の配管で毎時10シーベルトが計測された。
東電はいずれも、3月12日のベント時の微粒子が付着したことが原因になった可能性があるとみている。

ロボットは5シーベルトまでしか測定できないため、正確な線量は不明。
操作していた作業員は9人で、最大被ばく量は0・2ミリシーベルトだった。

3~5シーベルトを一度に全身で浴びると50%の人が死ぬとされる。

東電は、配管内の放射性物質を採取し格納容器の状態を把握する予定だったが、
松本純一原子力・立地本部長代理は
「別の配管で調べる必要がある。ただし、工程表への影響はない」と語った。

また、東電は2日、
集中廃棄物処理施設のプロセス主建屋に隣接し、放射性物質に汚染された機材を保管する
「サイトバンカ建屋」に汚染水約700トンが流れ込んだ原因を発表した。
両建屋をつなぐ階段の扉の止水工事が不十分だったという。
【久野華代、岡田英】




続きを読むに内容書き出しました





昨日からお伝えしております福島第一原発での10シーベルトと
いや、10シーベルトを超える放射能が測定それたというお話しを引き続きお伺いしていきたいと思います
昨日は1号機2号機間の原子炉建屋の外側での排気塔の下の部分の排気管付近で
一時間当たり10シーベルトを超える放射線量が計測されたと言う事をお伝えしまして
小出先生が非常にショックを受けていらっしゃるご様子がお声から受け取れました
昨日はどんなこと思われましたか?
恐ろしいと思いました

そして今日はさらにですね、
別の場所でも10シーベルトを超えている可能性のある所が見つかったという話が出てきました
ミリシーベルトにしますと1万ミリシーベルトを超えていると言う事です
はい

線量計の針が振り切れていれば
もう、どんだけかわからないということですよね
改めてもう一度お伺いしますけれど
10シーベルトというのは人間の体に与える意味で言うとどれくらいの数値なんでしょうか
え、必ず死んでしまうと言う被ばく量です

あー、それは時間にもよるんでしょうけれども
2週間以内に亡くなります

何時間ぐらいその場所にいたら2週間ぐらい・・
1時間ですね

1時間。
はい。
1時間当たり10シーベルトというそういう数値を計測したという事ですから
1時間いれば10シーベルト浴びてしまう
そして、必ず死にます。そうなると。

それ位大量の物だと言う事なんですが
今日発表されましたもう一つの場所というのが、高さ10メートルの所なんだそうです
高さ10メートルでも10シーベルトを超えている可能性があると言うのはどう読み取られますか
それは、私はまだ写真も何も見ていないのですけれども
何という場所だと言うふうに言われているのですか?

これはですね、昨日お伝えした場所と近いところではあるんです
ですから、この1号機2号機の原子炉建屋の西側にある排気塔
はい

この、塔の所
もともと問題になっているのは排気塔の配管の付近ですけど
この配管付近の高さ10メートルの所なんですよ
配管付近の高さ10メートルという事は塔そのものということですか?

そうかもしれないですね・・
これはガンマーカメラというもので測定されているその写真が公開はされております
でも、昨日小出先生が、ごくごく限られた情報の中で推測していらっしゃったことは
もしかすると、プールの中にある使用済み核燃料棒のかけらなどが
プールが破損した事によって爆発した時に外に出ている可能性があるんじゃないかと
はい。そう発言しました

高さ10メートルという事になるとこうした可能性というのはどうでしょうか
ありません

高さ10メートルだったらないんでしょうか
もともと、私の発言したことが多分間違えています
昨日私が聞いた時もどの場所かよく分からなかったのですが
瓦礫を片付けたらそんなところが出てきたというので
なにか、地表にそんなものが落ちているというふうに私は思ったのですが

そうです。そういう感じがしましたが
後から情報を見たところ、排気塔につながっているダクトの中にどうも汚染物体があるという事ですから
ベントというバルブを開けた時に格納容器内に既に噴き出していた核分裂生成物
すでに燃料が溶けてしまって、格納容器内に充満していた核分裂生成物というのが
空気というか、格納容器のガスに乗っかって、ダクトの中に流れてきて
その場所に何かの要因で溜まってしまったという事だと今は思っています
ですから、同じような類推をするなら
タクトを通って排気塔に行った時に排気塔の何処かに溜まっている可能性が高いと思います

排気塔の中に溜まっている状況じゃないだろうか
今の限られた情報ではそういう推測がわたしの一番の可能性だなと思います

今の限られた情報の中のお話ではありますけれども
東電はこの原因を3月12日のベントをした時のもの。
このラインを通じて高濃度の気体が流出した可能性があると言っています
これは小出先生の見解と同じだと
それはもちろんそうです
ベントを開いた時に大量の放射線ガスが排気塔を通って外に出て
それが現在の汚染を作っている訳ですね。周辺の
その排気塔から出ないで、排気塔の何処かに溜まっているのが
今のものすごい放射線量を生み出しているのだと思います

じゃぁ、3月12日からずーっとこの高い放射線量は
そこにあったと言う事ですか
そうですね
それを、がれきを片付けて初めて気が付いたという事ですね

:それと作業員が長い棒の先に線量計をつけて測定したというふうに
一万ミリシーベルトの値がわかった時の状況の写真
素人が考えても長い棒の先に線量計を付けて近寄ってはダメですよね
本当はダメですけれども
でも長い、3メートルでしたか、棒の先に付けたと言う事はまだ良かったと思います

:そうですか
線量計を手に持ってその場所に行ってしまったら
さっきから聞いていただいているようにものすごい被ばくをしてしまいますので
慎重に、作業はしたのだろうとおもいます

:ただ、今日の話しでは高さが10メートルの所も同じ値が出たということは
もうその付近、周囲全体が同じような値を測定できると類推すれば
長い棒だろうが近寄ってはダメなんじゃないでしょうか
ほんとうはそうですね
ですから、そのところは何かの形でバリアを張って
作業員の人達は当面はより付かないという形にしないといけないと思います
でも、いずれにしてもそれを片付けない事には今後の事故収束というか
放射能の飛散を防ぐと言う事が出来ませんので
何がしかの形でその強烈な放射線を出している物体を片付けると言う作業をこれからしなくてはいけません

:作業にはあまり影響がないようなことを東電は言っているんですけれども
この値からみればそんなことはなさそうに思えるんですけれども
そうですね
ただ、今の問題になっているのはいわゆる建物の外なのですが
そんなところにそんなに強烈な放射線源があると言う事はもちろん問題ですが
建物の中に入ればもちろんそんなに強烈なものがあると言う事は
私もそう思いますし
東京電力ももとより予測しているはずで
そういう強烈な放射線源を相手にしてもなおかつ彼らは「行程表が出来る」と言い続けてきたのですから
今も「できる」と言うしかないと思います

:今、ステップ2と言っていますけど
全然そんな状況じゃないですよね
はい。私もそう思います

小出先生、じゃぁ、今おっしゃったダクトに詰まっている放射線源になっている物ですね
これって、なんなんですか?個体なんですか、気体なんですか?
もちろん気体ではないですね
個体、あるいは液体だと思いますけれども
液体だとするとダクトの中にそんなに一カ所に溜まると言う状況は考えにくいので
半ば個体だろうと思います

なかば個体というのは、目に見えるものなのか見えないものなのかと言うとどうなんですか?
もちろん見えます
ですから、見えるけれども近付いたら死んでしまいますので
当面見る事はできませんし

たとえばどんな形をしているものであろうと思われますか
よく分かりませんけど
私の今の感じでは泥のようなものだと思います

それは何が泥になったんですか?
溶けたウランの燃料が圧力容器格納容器の中では温度が高いので
まだかなり、溶けた状態、あるいは流動性が高い状態であったものが
ベントというバルブを開いたが為に一気に噴き出してきたのですね

ベントで噴き出した時には水蒸気のような格好で噴き出すんじゃないのですか?
水蒸気と水素とそれに混じっている塵のようなものが混然一体となって噴き出してくるんですよね
で、それの気体の成分は勿論排気塔から出てしまって、周辺に汚染を広げた訳ですが
なかでも、塵状になっていた物が
排気塔から出るまでに至らないで中に溜まってしまった。という事ではないかと思います

じゃぁ、それを取り除く以外にこの放射線源は無くなりはしない訳ですね
そうです

東電は「今現在は空気の流れがないために外に漏れ出す事は無い」と言っています
これはそうなんですか?
今は換気系というのは止めてあるはずで
排気塔からの空気の流れ、ガスの流れは今 止めてあるはずだと私も思いますので
強制的に排出しているという事は無いですね
ただそこに放射性物質がある限りは、一部が気化して
自然に気化して出ていくと言う事はあると思います

これ、3月12日のベント以来ずっとそこにあったと思われますよね
そうです

で、これがここだけでなくて、他にもある可能性がも認めている訳ですよ
そうですね

で、今日も1号機の原子炉建屋に2階で一時間当たり5シーベルトが測定されています
これは屋内としては一番高い数値です
それもおそろしいですね
そんなところには・・・恐くて近づけないです

これは普通考えられない数値ですか
ありえませんね
私のように放射線管理区域で働いている人間から見ても
そんなに強いところにはまずは行かれないと言う・・強さです

これも同じメカニズムでしょうか
ん~。よくわかりません

この事でですね、敷地の外、原発の敷地の外にも漏れたり
住民のみなさんが何か意識しなければいけないというような事はあり得ないでしょうか
もともと、閉じ込め機能というのは格納容器になっていた訳で
その格納容器が壊れてしまって
格納容器から外に出てしまっている訳ですね
ですから、閉じ込め機能自身がもうないと思わなければいけません
今ある場所から何処かに移ると言う事を防ぐ手段はもうないのです
ただ、「じっとしておいて下さいよ」と言ってお願いする位な事ですね
でも、事故から5カ月近く経ってきた訳で
そういう部分のところがものすごく高温になっていて、
どんどん気化してガス状になって飛び出していくと言う状況は多分ないと思いますので
周辺の人達に3月中ごろのような膨大な危険は多分ないと思います

ありがとうございます



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