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08.03
Wed
茨城県東海村の村上村長が
「住民の命より原発推進政策を維持すること、経産省や東電を守ることが優先された。まるで戦前の軍部のようだ」
と、発言しました。

東海村は1999年の事故からずっと不安な思いを抱いていたのですね
今でも毎年健康診断を行っているそうです
村上村長を支持します。


東海村・村上村長、脱原発を改めて表明

TBS(02日19:37)

1999年にJCO臨界事故が起き、現在も原子力発電所を抱える茨城県東海村の村長が、
原子力の安全に関するシンポジウムで「原発を保有することは危険が大き過ぎる」などと発言し
脱原発の姿勢を改めて示しました。

「私は故郷、暮らし、未来と、原発マネーとは等価交換できないと思う。それをみなさんに問いかけたい」
(東海村 村上達也村長)

1997年からおよそ14年にわたって茨城県東海村の村長を務める村上達也村長(68)は、
原子力の安全に関するシンポジウムでこのように述べ、「脱原発」の姿勢を改めて示しました。

また、村上村長は福島第一原発の事故で住民が放射線にさらされ続けたことを受け、
住民の命より原発推進政策を維持すること、経産省や東電を守ることが優先された。まるで戦前の軍部のようだ
などと発言し、政府の事故対応を批判しました。

そのうえで福島第一原発の事故後、自動停止し、現在、定期検査に入ってる東海第二原子力発電所の再稼動について、
厳しい見解を示しました。

「(今の段階では再稼働は)完全に白紙。政府自体の原発に対しての政策も固まっていない」(村上達也村長)

一方、シンポジウムに参加した住民からは放射能の影響を心配する発言が相次ぎました。

「放射能汚染とそれによる被害は、私どもは好んでなったのではない」
「放射能怖い。知らず知らずに相当浴びている」(住民)

東海村の住民の原発への関心は高く、
シンポジウムには会場に入り切らないほどの人が集まりました。


JCO臨界被曝事故から10年
住民の7割「原子力事故に不安」



国内で唯一の死者を出した原子力事故から今日で10年を迎えました
作業員二人が死亡、住民が660人被ばくしました

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脱原発には再生可能エネルギーの推進が必要です。
しかし再生可能エネルギーは安定供給が難しいと言われています。

施設稼働率
●風力発電   約20%
●太陽光発電  約12%
●地熱発電   約70%

地熱発電は風力や太陽光発電と違い、天候や昼夜に関係なく24時間安定した発電が可能な技術です。

中学の理科や高校の地学の学習を思い出して下さい。地球の内部はとても熱いのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Earth-crust-cutaway-japanese.svg

その地球の内部の熱を利用して発電するのが地熱発電です。もちろん化石燃料のように枯渇することもCO2を排出することの心配がありません。

ただ地熱発電の間違った「風評」がたくさん流れています。困った事ですね。
技術総合誌『OHM』7月号で地熱発電の特集をしていますので、よろしければ読んでみてください。

http://targetwinget.com/aws/a/b0057y03bk/

確かに地熱発電は建設に時間がかかってしまうという問題があります。日本では10年以上、海外では5年以上かかってしまっています。海外の方が早いケースがありますが、なぜか日本の技術を使っています。
でも、地熱が建設に時間がかかると言っても、原発も同じく時間がかかっていました。「もんじゅ」なんて1985年に正式着工して未だに発電していません。
地熱があるさ! | 2011.08.03 23:48 | 編集
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