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「首都圏150ヶ所 放射能土壌調査会見」(内容書き出し)

「首都圏150ヶ所 放射能土壌調査会見」
日時 8/8(月)13:45より会見開始
会見場所  参議院議員会館B104
会見者   紀藤正樹(弁護士) 土井里紗(医師)他
会見団体 「放射能防御プロジェクト」








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市民グループ放射能防護プロジェクトによる首都圏放射能土壌調査会見を行います
首都圏汚染調査の結果から発表していただきます

今回土壌プロジェクトに参加した市民の皆さんは
それぞれ1万5千円の検査料を負担し、自宅の庭や公道の植え込みの土壌を採取して
同一の検査機関で放射線物質の検査を行いました

採取方法:表面から5㎝を採取。砂場は表面から15㎝を採取。
測定方法:厚生労働省「緊急時における食品の放射性物質測定マニュアル」に準ずる
検出限界1Bqの高性能のγ線スペクトルメーターによる核種測定です

表をご覧ください
分析結果は1kg当たりのベクレル数で出ています
チェルノブイリ原発事故との比較のため、右から2列目は平方メートル当たりのベクレル数に換算してあります
右端の列はそれぞれチェルノブイリの時の区分や
チェルノブイリの区分とは


(第1区分居住禁止区域 直ちに強制避難、立ち入り禁止)148万Bq/㎡~  
(第2区分)特別放射線管理区域 義務的移住区域、農地利用禁止55万5千Bq/㎡~  
(第3区分)高汚染区域 移住の権利が認められる18万5千Bq/㎡~   
(第4区分)汚染区域 不必要な被ばくを防止するために設けられる区域3万7千Bq/㎡~    

となっております

それでは採取場所と1kg当たりのセシウム134、137の合計値を
第4区域以上の物のみ読み上げます

江戸川区東葛西セシウム合計731ベクレル
江戸川区臨海町セシウム合計3693ベクレル
江戸川区東小岩セシウム合計999ベクレル
北区田端セシウム合計914ベクレル
北区赤羽北セシウム合計649ベクレル
葛飾区金町セシウム合計2690ベクレル
台東区入谷セシウム合計130ベクレル
足立区東和セシウム合計1707ベクレル
江東区毛利セシウム合計659ベクレル
千代田区六番町セシウム合計739ベクレル
大田区田園調布本町セシウム合計668ベクレル
文京区小石川4丁目セシウム合計2500ベクレル

その下の文京区小石川5丁目なんですがセシウム合計25ベクレルとなっていまして
これはどちらも公道の植え込みを採取したものです
このように1丁目離れただけでも100倍違う値が出ていることで
まだらに汚染されている状況がありうると言う事になりました

新宿区市ヶ谷砂土原町セシウム合計1091ベクレル
練馬区東大泉セシウム合計706ベクレル

東京都のセシウム合計平均値は462ベクレルとなっています

2009年におけるセシウム137の土壌平均値は東京都で1,5ベクレルであり
事故以前と比べて高いところでは1500倍ものセシウム137が検出されています

また、金町、小石川、東大泉では事故後3か月経った時点でもヨウ素が検出されました

千葉に移ります
松戸市紙敷セシウム合計7013ベクレル
松戸市松戸セシウム合計3179ベクレル
柏市あけぼのセシウム合計1380ベクレル
柏市松ヶ崎セシウム合計1996ベクレル
流山市江戸川東セシウム合計1716ベクレル
八千代市緑が丘セシウム合計1299ベクレル
八千代市村上南セシウム合計1244ベクレル
佐倉市城セシウム合計857ベクレル
四街道市物井セシウム合計1062ベクレル

千葉県のセシウム合計の平均値は959ベクレルとなっています

埼玉県
三郷市早稲田セシウム合計14140ベクレル
こちらが今回の調査で最高値となっております

八潮市上馬場セシウム合計2251ベクレル
川越市大袋新田セシウム合計592ベクレル
上尾市原市町セシウム合計863ベクレル
深谷市西島セシウム合計1341ベクレル

埼玉県のセシウム合計平均値は1253ベクレルです


神奈川県に移ります
横須賀市港が丘セシウム合計2236ベクレル

神奈川県横須賀市、福島第一原発から300キロ近く離れた地点でも
放射線管理区域に相当するようなセシウムが散乱しています

神奈川県のセシウム平均合計値は293ベクレルでした


茨城県
龍ヶ崎市大塚町セシウム合計687ベクレル
取手市藤代セシウム合計3380ベクレル
つくば市倉掛セシウム合計1492ベクレル
つくば市古来セシウム合計1881ベクレル
石岡市大増セシウム合計674ベクレル
日立市中成沢町セシウム合計1310ベクレル


茨城県のセシウム合計平均値は1571ベクレルでした
その他、栃木県や長野県軽井沢でも数100ベクレルのセシウムを検出しています

また、豊島区巣鴨の道路わきの砂から61713ベクレルという
とても高い数値のセシウムが検出されました
これは土壌ではなく道路の縁石上に吹き溜まっていた砂を集めたものです
チェルノブイリの時にはこうして高濃度に汚染された砂が風に吹かれ
移動するホットスポットを作りだす事が知られています
今回の事故でも、同じ事が起きているのではないでしょうか

またその下、
墨田区八広では雨どいの下の土壌
いわゆる放射性物質が溜まりやすいと言われている個所を採取したところ
やはり、4254ベクレルという高濃度のセシウムが検出されています
この二つにつきましては他の検体と歯最終状況が違いますので別枠で公表いたしました

時間の都合で全てを読みあげることができませんので
お手元の資料をご覧ください

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専門家の方がたの今回の調査に関する見解

ECRR欧州放射線リスク委員会科学議長クリス・バズビー博士のコメント
ファイルのデータは非常に興味深く貴重なものです
汚染の深刻度によって癌の発生率が違ってきます
最初に想定していたより悪いです
東京では発がん率に関しては1%増加と想定していましたが
この結果を受ければ1,6%から7,8%の増加の間だと思います
東京の人口1300万人から今後の発がん人口について計算できます
年間の全年齢発がん率は10万分の460なので、年間59800件のがんが発生しています。
測定結果として今後10年間に1,6%から7,8%の増加をすると
それは、59800人+1,6%および59800人+7,8%
つまり10年間で9442人から47222人
仮に5%増加したなら、わかりやすいかたちで統計にあらわれるでしょうが、
一般的にがんは増加傾向なので、1.6%増加は識別することが難しくなるでしょう。

福島第一原発の事故現場から放出された放射性物質による汚染について、
独立した団体による測定がおこなわれたことは非常に喜ばしいことだと思いま す。
しかし、気をつけなければならないことは、
セシウム濃度はその他の核種による汚染、つまり、
ストロンチウム・プルトニウム・トリチウム・
そして最も重 要なものとして、ウランを示すものにすぎないということです。
セシウムからのガンマ線の吸収線量は
その他の放射性物質による実際の内部被曝のごく一部に過ぎず
その他の放射性物質を測定するのが望ましいです。
さらに、私が作成した健康問診票による、独立した健康被害調査を実施することを切に望みます。


京都大学原子炉実験所小出裕章氏によるコメント


お送りくださった調査結果、拝見いたしました。
当たり前のこととは言えすごいですね。
ごく一般の場所が、放射線管理区域以上に放射性物質で汚染されてしまいました。
被ばくを規制するための多くの法令も意味を失い、
私たちは変わってしまった世界で生きる以外にありません。
人々が生活する際、ごく容易に接触する場所で試料を集めることが大切です、
行政にそうした調査を求めるべきと思います。


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首都圏土壌調査結果
首都圏


関東150ヵ所土壌汚染調査結果マップ
首都圏マップ



続きを読むに土井里紗(医師)紀藤正樹(弁護士)の会見内容途中まで書き出しました 







これらの土壌結果を踏まえまして
次は医師による見解を発表していただきたいと思います
土井里紗(医師)さんおねがいします

今回の土壌調査について医師としての見解を述べさせてもらいたいと思います
まず、今回の土壌調査とチェルノブイリとの比較が出来るか。ということなんですけれども
今回の土壌調査の結果をみると
首都圏の空間線量で明らかになっている
東部のホットスポットと呼ばれている茨城県の南部、それから
とうかつ地域、そして東京都の北東部にもおおむね高い数値が表れています

ただ一つ、ちょっとここで注意していただきたいんですけれども
この数値はあくまで市民団体が行ったものでありますし
もちろん汚染区分というのは概算の数値であるということを前提にご理解下さい

そして最も高かったのは埼玉県の三郷市です
こちらについてはチェルノブイリの第2区分。第一次移住区域に当たり
一時的な移住が必要な地域に当たります

そして、次の汚染地域になるのが
千葉県松戸市、茨城県の取手市
ここの線量はチェルノブイリでの第3区分
希望移住区域に相当します

また、その下の汚染地域に当たる放射線管理区域は
茨城県の南部とうかつ地域
それに加えてさらに23区の北東部
そして横浜県の一部、埼玉県の一部にも広がっています

今回空間線量は測定出来ていないんですけども
今までいろんなところで測定された空間線量とのおおむねの相関がみられていまして
これを考えると首都圏におきましてもある程度の地図上の高濃度の汚染地域が
線引きできる可能性があるというふうに考えています

そしてこの結果というのは
今まで首都圏では「チェルノブイリ程の汚染はない」と言われていましたけれども
それを否定する結果だと言うように考えております
そして今回のポイントなんですけれども
これはセシウムのみの土壌調査の結果です
今現在、首都圏においては
もちろん福島原発の事故全体においては
セシウムだけではなく、いろんなβ線を出す核種というのが放出されているのではないかと言われています
これを示すのはβ線とγ線、計測器を使ってみますと
たとえばセシウムというのはβ線とγ線を出す核種なんですけれども
β線だけを測る機械、γ線だけを測る機械
この数値で大きな差が出てきます
ということは、β線を出す核種というのが多く飛散しているのではないかと、予測することが出来ます
そしてチェルノブイリでは主な汚染の原因はセシウムでした
それに比較して今回の原発事故というのは
セシウム以外のβ線を出す核種にも汚染されている可能性がある
この辺で大きな違いがあると考えています

そして、さらにこれは特別扱いなんですけれども
豊島区の道路わきの砂塵から6万ベクレル/kg検出された事にも着目する必要があります
これは土壌の蓄積ではなく、降り積もった砂塵、風によって降り積もって蓄積して
移動しうる砂塵であると言う事です
つまり、チリです
こういったチリに高濃度の放射性物質が含まれていると言う事についてですが
これを考えると容易に移動する
そして風によって、もしかしたら皮膚ですとか粘膜に付着してしまうかもしれないという事があります
この塵についてなんですが
こちらは非活性が高いと考えられています
この非活性というのは活性していないと言う事ではなくて
その活性が、ある元素について放射性同位体が占める割合が高いと言う事なので
非活性が高いと言う事は放射性同位体が多いと言う事になりますが
この塵については非活性が高いというふうに考えられてしまうので
これだけ高い線量の塵を吸ってしまうと言う事は安全と果たして言えるのでしょうか
そして、吹き溜まりには放射性物質が蓄積して
これほどまでの高濃度になると言うことを明らかにした重要なデータだというふうに考えております
さらにこのような吹き溜まりは検出が困難で、メッシュ調査においては発見できない可能性が高いと思います

これらの調査というのは代表値であり、数値が低い地域であっても
もっと高いところがあるかもしれません
ですから、より小さい距離間隔で計測することが必要になってきます

吹き溜まりの調査も検出的に必要だと考えております

さらに、広い面積の平均値を求めるような計測法では、実態を示しません
事実、同一区内でも近隣の地域でも大きな差が認められました

さらに、α線を放出し細胞に強い障害を与えるとするプルトニウムなどの核種においては
いまだに検査が行われておりません
そのためにその他の核種においても全域で明らかにしなければ
安全を語る事はできないというふうに考えます

そしてチェルノブイリの事故で起こったことを知ることで身体への影響を知ることができます

身体への影響なのですが、おもに知られているのは検出し易い甲状腺がんですとか白血病
こういった認識をされていますけれども
実際、この、ニューヨーク科学アカデミーが参考文献として出していますが
こちらの資料をみますと詳細に色々な症状が多岐にわたって出ていると言う事が明らかになります
インターネットで閲覧することが出来ますので
是非、ご参考になさってください

発がんですとか白血病、貧血、低体重出生児、等の増加の問題は知られていますけれども
そういった事は目に見えやすい
こちらに書かれている報告をみますと、動脈硬化による高血圧
心筋梗塞、そして不整脈、それから、脳中枢の障害、ホルモン異常、生殖器への影響
そして、さまざまな炎症。これは皮膚炎ですとか膀胱炎なども入ります
また、子どもや高齢者、そして基礎疾患などの免疫減少による感染症増加なども
色々な文献で報告されています
これらはつまり放射線の影響でも、その他の影響でももありうる
一般的な疾患が増えると言うことを示唆しています
もちろん、強いストレスですとか、栄養の偏りというのは除外しなければいけません
こういった事が多くの原因になります

ただ、多くの人の健康を守るという視点に立った時に
疫学的な統計ですとか病理学的な証明を待っていると
多くの人の健康を害するという可能性があります
今後は小規模な感染症の増加などを注意深く観察する必要があると考えています

日本全国どこでも被ばくが起こるという点でチェルノブイリとは大きな差があると考えています
チェルノブイリの地域は多くの地域が地産地消で生活しています
ところが、日本においては大変物流が発達しているので
たとえば、汚染牛が多くの地域に蔓延してしまったと言う事は記憶に新しいと思います

日本全国どこにいても汚染されたものを食べて内部被ばくを起こしうる
この点が非常に大きいと思います

それでは
暫定基準値以下の食べ物であれば大丈夫なのかということですが
細胞などのβ線などの影響を考えた時に
少量なら安全という論議は通らないかもしれない

暫定基準値というのは
ICRP国際放射線防護委員会の勧告を基に厚生労働省が規定した数値です
そもそもICRPの基準自体が内部被ばくを正しく評価できていないと非難されています

このことは元ICRPの科学事務局長のジャックバレーン氏も話されていまして
「ICRPのモデルでは、内部被ばくは数100倍も過小評価する可能性があるため
これを原子力事故に使用することはできない」と述べています

ただ、このICRPにしても
「安全な放射線被ばくはない」と述べています
なるべく汚染は少なくするのにこした事はないとしています

まず、認識なんですけれども
暫定基準値というのは安全値ではなく
非常時に仕方なく決めた暫定的な基準値だと言う事の認識が必要になってきます

そして、こういう基準値を作るという事は、
基準値以下で症状が出た方を切り捨てることになる
そういった可能性もあります

医療従事者としては被害者を切り捨てるわけにはいきませんから
基準値は低ければ低いほどいいという事しか申し上げる事が出来ません

そして、今後についてどうしたらいいかという事ですが
今お話ししましたように放射線障害というのは一般的な症状の疾病の発症を押し上げる。
こういった可能性があります

東京においては今現在チェルノブイリの第4区分に当たる
キエフレベルに当たると考えられますが
そのキエフでは多くの人に様々な症状があると報告されています
癌や白血病だけが障害ではありません
あらゆる障害をスクーリングすることはとても大変ですが
疫学的な研究などを待っていては遅い。そういった事実があります
そしてもう一つ
私は、もちろんまだ、妊娠可能な女性という立場です
今、多くのお母さま達が本当に心を痛めていられるのが
子どもへの汚染、子どもへの障害
こういったものが起きないかという事ですが、
そのような事に本当に共感いたします
放射線の問題というのは、子どもですとか胎児、
こういった、最も感受性の高い方達に障害が出てしまう可能性がある
そういう事が大きな問題だと考えます
こういう感受性の高い人達に何とか安全な食べ物を供給するシステムの確立
これを求めたいと思っています
私は内科医です
そして今大変な無力感を感じています
私のような臨床医は今まで放射線障害に対してほとんど接する機会がありませんでした
けれど、多くの患者さんは私のような外来を担当している医師、臨床医の所に駆け込んでくると思います

ただ、本当に、何か症状があったとしても
これが放射線の障害なのかそうでないのか、その見分けを付ける事が非常に難しい
もし、多くの人に、このニューヨークアカデミーに書いてあるような障害が起こったとしても
それがはっきりと、これは放射線の影響だと言ってあげられない
だから、本当に今現在、大きな無力感を感じています
そして、このように危機感を感じた医師が、どれだけいるかは分かりませんが
必死に原発事故から放射線障害、放射線について
色々と勉強している途中だという事をみなさんも認識して下さい
これからは未知の分野に飛び込むという謙虚な気持ちで、患者さんと向き合って診察していく
こういった姿勢が必要になってくるんではないかと考えています
そして今必要なのは全ての国民が
身分や専門分野、そして全ての地域
全く関係なく、全員でこの放射線障害に立ち向かっていかなければいけないという事です。
あらゆる方々の力を屈指して取り組んでいく。
こう言った事が健康被害を少なくし、日本人の健康を守ることにつながっていくと思います
以上です


弁護士の紀藤正樹です
今回の結果はすでに新聞等で報じられた事実をさらに丹念に自らお金を払って市民それぞれが調査した結果を公表するという事で最も信憑性が高いものだと考えています
植え込みや公園等の子ども達が行きやすい場所から高い数値が出ているのは問題だと思います
市民グループが調べるまで行政が何もしなかった事は本当に不可思議です
行政は基本的に調査をし、一時的に立ち入り禁止にし、除染をし
という事は行政が簡単にできることである
この除染の費用を含めて事故を起こしたのは東電なので東電が払うべきである
知事あてに要望書を出す予定にしています
放射線の土壌の調査結果を踏まえて下記の提言をします
高い地域の徹底的な除染と立ち入り禁止区域にし、即座に除染をする
その後解除すればいいので全く難しい事ではない
除染は実務なので除染する人の防護を考えなければいけないので
地方自治体にとっても放射能の値をどう考えるかという事に当たっての大事な仕組みになると思う
高い地域だけをみるのではなく、千代田区6番町でも高いのです
東京の都心でも高いという事を考えなければならない
きちんと調べたらかなり問題になるところもあるのではないかと思います

31:50・・・・・・・・・・書き出しここまで。弁護士さんの話しは続いています。・・・

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