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08.15
Mon
中部大学武田邦彦氏の今日のブログです
以下、書き出します

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何度でも呼びかけます



                   武田先生の音声ファイルより、内容書き出し



すでに何回目かになりますし、また、この呼びかけが届くかどうか分かりませんが
私としてはどうしても
専門家の方、もしくはマスメディアの方、
もちろん自治体の職員の方に訴えたい事があります


●一つは、今度の事で放射線被ばくが安全だという事を多くの人が言っておられます
それは個人の意見として、ま、ありうる事なんですが、
今まで言っている事との差ですね。
現在外部線量が福島の子どもたちを中心に1年20ミリシーベルトまで大丈夫だと言われてますし、
また、食品の暫定基準を私が計算しますと、1年20ミリシーベルト位に相当しますので
結局合計は40ミリシーベルトにもなりますね

これは1年間に胸のレントゲンを800回分ですから
これをお子さん達に毎日3回とかレントゲンを撮るという事になると
やっぱりお母さん達が心配するのは私は当然だというふうに
自治体の人達とか学校の校長先生に思っていただいて
「それは私も心配なんですよ」と
「児童に800回分の放射線を当てるのは心配なんです」と

だけどもどうして安全なんですか?ということを
「政府が言っているから」だとか、そういう事ではなくて
別の言い方でよーく説明をしてあげて欲しいと。

私は、実は危険だと思っているんですが

しかし、現実に1年20ミリシーベルトまで安全だと。
しかも、給食にだすと。「給食は暫定基準値を切れば安全である」と
言っている方がおられるわけですね。

その人の言い方を変えれば
「1年に、児童に、胸のレントゲン800回受けても大丈夫だ」と言っている事と同じ事ですから
ですから、やっぱりこれはですね
「何故なのか」という事を丁寧に説明してあげて欲しいと。

人間はですね、今は封建時代じゃありませんから
「おまえこれやれ!」って言ったって無理で、納得する必要がありますから



●もう一つは瓦礫の拡散といいますか
これは大臣はじめ全員がやっていますけれども

これにはひとつ、国として、もしくは自治体として、はっきりとした見解を示して下さい

つまり、今回漏れた量がですね
陸上だけで80京ベクレルであるというのは保安員も発表しています
海も含めますと100京ベクレル位漏れているわけで
これを日本人1億人で割ると、一人当たり100億ベクレルぐらいになってですね
到底日本が処理できる量じゃないんですよ
日本人が。体の中では。


そうするとですね、現在、
野菜は外に出す
瓦礫は外に出しているわけですね。福島の。
そうすると、これはどんどん、どんどん汚染が広がっていく訳です


その時にこの一人当たり100億ベクレルというのをいったいどうするのか。ということをですね
定量的に、たとえば除染するなら除染でこれくらい落とすとか
そういう見通しがあって、知事さんとか市長さんは薪とか瓦礫を引き受けていると思うんですよね
そうしなきゃ、「精神的に大丈夫です。」というのはない訳ですね

それからそういう事を引き受ける事が福島の人を助けるという理屈もよく言って欲しい
どういう理屈なのかよく分かりませんけれども。


福島の人に十分に補償するという事は大切な事ですが
我々が放射線を被ばくしたら福島の人が助かるというのも、ちょっと分かりません

●それから原発につきましても、
強硬に原発を運転しようとしていますが、
すでに2007年から震度6で東日本の原発がほとんど100パーセントの確率で破壊している訳ですね
破壊というのも棚から何かが落ちたというのではなくて
配管が割れたり放射線が漏れたりしている訳です

だから、今までの安全審査のどこに問題があったのか、
なんか謝らなければいけないと思うんですよ


それから、救命ボートも必要ですね
通報をどうするか、避難をどうするか、ヨウ素剤をどうするかを
それをやらなければならないと思います


●それから、たとえば日本は1970年代に一回農薬大国になった訳です
しかし、その後日本の食材というのは非常に安全になってきました
それは、ある意味での学問的な基準をまず10分の1にして
学問の不確定な部分を無くし、さらに個人の差だとか、摂取する量の差だとか
赤ちゃんとか考えて10分の1にして
100分の1を一つの目安にしています
それで規制しているので日本のすぐれた食品の安全性が保たれたんですね
ところが現在の暫定基準値というのはギリギリなんですね

私が良く言いますように
水道局だけが「国民は水だけ飲む訳じゃない」と言って
1年1ミリシーベルトの基準を0.1ミリシーベルトを適用すると言っているのは
水道局だけなんですよ。


農水省も含めてね、やっぱり今までの日本の伝統を守ってもらいたい
もし、守らないのならば
「何故守らないのか」と、今までのやり方が間違っていたなら「間違っていた」と
やっぱりいうべきですね


私はこれらの事を通じて
もういちど、政府、官僚
官僚の人達は絶対悪いという事ではないんですよ
官僚でもいい提案はできるんですね
自分の身だけを考えていると言いますけど、
そうじゃなくて国民にちゃんと説明しようと思われる官僚の方だっておられると思うんですね

それから、
市長さん、自治体の人、それから教育委員会、校長先生
校長先生はヒラメなんて呼ばれていますけれども
そうじゃない、気骨のある校長先生もおられるはずですね

それからもちろん専門家の人
専門家の人は何故今まで自分が1年1ミリシーベルトと言って主張してみなさんを指導してきたのか
何故それが変わったのか

マスメディアもそうですね
今まで放射線は「危ない危ない」と言ってきたんだけども
今度、「安全だ安全だ」と言った理由は何なのか

まさか、政府の圧力じゃないと思いますが
その理由を言ってですね納得してもらいたいと
こういうふうに国民が納得するような形で進めていってもらいたいと思います




続きを読むにブログの本文転記します




武田邦彦氏「何度でも呼びかけます」ブログ転記

国民を守る立場の政府はもちろん、市民を守る自治体、専門家、マスメディア、
そしていろいろな指導的立場にあるかたに呼びかけます。



1) 放射線被曝に対する今までの指導と大きく異なる時には、その理由をできるだけ定量的に説明してください。
特に、今、外部線量と、食材の基準がそれぞれ1年20ミリシーベルトになり、その合計が40ミリにもなります。
この量は1年間に胸のレントゲン800回ぶんですから、
お母さんが心配するのは当然であるという判断にたって、「紋切り型」ではなく、丁寧な説明をお願いします。



2) 今回の福島原発から漏れた量は100京ベクレルで、
これを1億人で割ると一人あたり100億ベクレルになります。
これは人間が体内で処理するには難しい量ですから、
瓦礫の搬出など放射性物質の拡散には長期的で定量的な数値を示してください。



3) 玄海原発、泊原発などの再開問題がありますが、
すでに2007年から震度6で東通から志賀原発まで東日本の原発は100%の確率で破壊しています。
したがって、安全審査、安全対策はこれまでと別のものでなければならないという常識を採用してください。
また救命ボート(通報、避難の手段)を整えないうちには再稼働しないように進めてください。



4) 日本はこれまで農薬大国だったこともあり、それらを克服してやっと信頼できるクリーンな国土になりました。
農薬、食品添加物などは基準(動物実験などで学問的に推定した値)から、
まず10分の1(学問の不確定部分)、さらに10分の1(個体差、食材の誤差など)して、
100分の1にしているからこそ、安心した状態になったのです。
今回でこの優れた日本のやり方を変えるのは間違っています。



日本はこれまで原爆の経験もあり、放射性物質についてはクリーンな国を目指してきました。
今は残念ながらかなりの汚染国になりましたが、
すこしでも汚染を少なくするように日本人は一致団結するべきと考えています。(音声ファイルあり)

(平成23年8月15日)武田邦彦


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