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08.23
Tue
国内のTVでは、きょうも普通の番組が放送され
国民は変わらない日常を生きている
福島第一原子力発電所の現状を知る人は
何割ぐらいいるのだろうか・・・・?

日本語の字幕を付けてyoutubeにUPしてくださいました
ありがとうございます。


RussiaToday 8月17日のロシアトゥデイ放送
「蒸気が噴出している件」広島市立大学のロバート・ジェイコブズ教授



キャスター:
福島原発の作業員が」施設下の地面がひび割れ、放射能を含んだ蒸気が噴出している」と言います
3月の津波による破壊で冷却機能は失われ、原発危機が起きました
新たな証拠は、以前より原発の状況が悪くなっていることを示唆しています
広島市立大学のロバート・ジェイコブズ教授に話しを聞きます
「蒸気が噴出している件」は、どの程度深刻ですか?

ロバート・ジェイコブズ教授:
非常に深刻な事態が進行中です
これは、7月1日のM6.4と8月12日のM6.0の大きな余震の後始まりました
この余震により、パイプや地下の建物が破損している可能性を示唆しています
放射能汚染水が地中に流れ出している可能性があります
そのうえ、ひび割れは大きくなり、蒸気の出口が出来つつあります
作業環境は以前より悪くなっています
というのは、問題が建屋や格納容器に閉じ込められていないからです
放射能がどこにあるか分からない状態なので
作業は以前より難しくなっています
地中を放射性物質が流れている可能性があります

キャスター:
作業員はこうも言っています
「原発は津波が来る前に地震で壊れた」と
こういった原発は耐震基準を高めるべきだと思いますか?

ロバート・ジェイコブズ教授:
はい。日本の原発はM8の地震に耐えられるように設計されてます
今回の地震はM9でした
楽観的シナリオを想定して設計されたんです
想定以上の地震が起きることが明らかになりました
1号機は津波が来る前にメルトダウンしたことに関して多くの証拠があります
もし、原発が津波でなく、地震によりメルトダウンしたのなら
M9の地震は日本のどこでも起こる可能性があるので
全ての原発の信頼性や耐震性に疑問符が付きます
話しを放射能を含んだ蒸気に戻しましょう
これは余震の後続いているんです
大きく壊れていた原発が
M6.4の余震や、もっと大きな地震もありましたが
現在、炉心が地下に落下しているんです
格納容器の底に落ちているんです
仮に、建屋の中の放射能レベル、水圧、温度が下がったとしても
放射能が消えたわけではありません
溶けた炉心燃料が移動しただけです
余震により建屋の外に出たのでしょう
これが、現在見えている放射能蒸気です
大きな地震は余震を伴います
現在の原子炉は、津波は勿論、地震に対しても安全ではないのです

キャスター:
耐震性に問題があり、炉心や蒸気の問題とか危険な状態になっていますが
信頼性の無い原発は何時廃炉にするべきなのでしょうか?

ロバート・ジェイコブズ教授:
今すぐです
天災は我々の能力を超えているのです
いろんな天災が原発を襲う可能性があります
これらの原発は理想の状態でしか運転できないのです
我々はそんな世界に住んでいません
我々は原発と共存できるのか、問い直す必要があります

キャスター:
ロバート・ジェイコブズ教授とBB中継でお送りしました
ありがとうございます


・・・・・・・・・・・・・・

木下黄太氏のブログにも書いてあります
福島第一原発敷地内で「地割れ、水蒸気が噴出している」情報。
再爆発の懸念も。


上記より一部抜粋します・・・・・

僕に入っていた情報は、8月上旬の話です。夜の九時ごろにおきたこと。
福島第一原発の作業員よりつぎの趣旨でメールで情報が地元関係者に届いたという事です。
その内容は、
「敷地内に​ある地割れから水蒸気が噴出。周りが真っ白になり、作業員が一時退避した。
地下で反応しているようだ。風向きでそちらの線量に注意して」​。

作業員から自分の知人へ心配して伝えている文脈です。
僕としては、この情報の精査を続けていましたが、
ようやく、政府内の情報源より
構内の​地面から水蒸気が出ているとは聞いていて懸念している」との話があ​りました。

完全な原因は不明ですが、作業員の情報と中身がかぶりましたので、この情報を公にしました。

元々の作業員情報には、格納容器に近い場所で、何箇所か地割れがあって、
そこから水蒸気が吹き出てくる状態が、恒常的ではないのですが、おきているということも伝わってきています。
さらに、10,000ミリシーベルトの箇所も東電の発表と違い、六ヶ所もあるということも伝えてきています。

この情報のニュアンスとしては、
再爆発への懸念という要素が含ま​れている事も皆さんには、十分に理解していただけると思います。
メルトスルーした核燃料の所在が断定でき​ない中で、
再爆発への懸念という感覚が、政府内部でも実は存在している​事だけはお伝えします。
その背景には、東電、保安院、経産省の不明​瞭な説明が政府内部でも続いているという事です。

補足しますが、再爆発の可能性が高まっているというよりも、その懸念が​続いているという事ですから。
説明がおかしいと、内部でも納得してい​ない人がいるということです。

・・・・・・一部抜粋ここまで



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