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09.12
Mon
最近小出先生がたねまきジャーナルに出る回数が減ったので
今まで毎日声を聞いていたのに、
一日の始まりに、なんかが足りない感じがしちゃってます

そこで、9月8日の放送ですが
FM東京で神保哲生さんとお話しされていました。

内容的には、たねまきジャーナルですでに小出先生がお話しになっている事でしたが
もう一度復讐です!

・今の福島第一原子力発電所
冷温停止との政府の報道は真実なのか?
現状はどうなのか?

・停止中の原発の再稼働について
ストレステストの信頼性は?

・避難区域解除
住民を帰しても本当にいいのか?


いろんな事が沢山ありすぎるけれども、
今の日本で最優先に考えていかなければならない事は
福島第一原子力発電所のいま、そしてこれから。のことだと思います。


神保哲生 x 小出裕章9/8


TOKYOFM TIMELINE 神保哲生(9月8日)。
小出裕章先生が電話出演。


続きを読むに内容を書き出しました。



小出先生神保です。よろしくお願いいたします
お久しぶりです。

早速なんですが、
福島の現状についてお言伺いしたいんですが
今、しきりと政府は温度が下がって冷温停止状態で
1,3号機は100度以下になっていると
あと、2号機の温度が下がればという事を言っていますが、
まず、これは、政府の言っている通りに受け止めて大丈夫なんですか?
冷温停止というのは。
全くバカげたことを言っています

ああ・・
冷温停止という概念は原子炉という構造物が、
一応その構造物としての健全な形があるという事を前提としています
たとえば原子炉圧力容器という鋼鉄製のお釜が健全で
その中に炉心と呼ばれているウランがあるものが、とにかくそこに残っていると。

残っている。はい。
そこで熱を出している時に、何とか熱を冷やして100度以下にするというのが
冷温停止、という、私達が使うテクニカルターム。専門用語なんですけれども、
東京電力自身が「炉心はメルトダウンしてしまって、圧力容器の底が抜けて、もうない」と言っている。
その圧力容器の中にはかなりの部分がないと言っている訳ですね、

はい。
ですから、もう、そもそも冷温停止何て言う専門用語が使える状況になっていないのです。
みなさん、ちょっと想像して欲しいのですけれども
お釜の中に発熱体がもし残っていれば、温度は上がるわけですけれども
発熱体そのものがもうないとすれば、むしろ、温度が上がってはおかしい訳で
100度以下になって、むしろ当たり前という事になってしまいます。

はい。
つまり先生これはね、ここで言っている100度以下とか冷温停止というのは
「すでに、核燃料の入っていない圧力容器の温度」の事を言っているということなんですね。
そうです。

で、そもそも燃料はもう、圧力容器を突き破って、おそらく格納容器またはすでにその外に出ている訳なんで
そこが何度になっているかを示しているわけではない。ということですね。
そうです。
まったく、意味のない温度を問題にしています。

そうすると、これで冷温停止と呼んでいるのは
「単に、間違いというよりも、明らかに不誠実というか、ごまかしている」というふうに理解していいんですか?
少なくても専門的に言うならばごまかしている。あるいは不誠実。だと私は思います。

そこで先生、問題はですね、
この圧力容器の温度というのはそもそも燃料が入っていない温度の事を言っているので論外だとして、
燃料が外に出ているわけですがそれは今、どこにあってどのような状態になっていると考えられますか
それが私にもよく分かりません
圧力容器からほとんどのものが出てしまっているだろうと私は思いますけれども
それが格納容器と言っているもう一つ外側の容器の中にあるのか、
あるいは格納容器をすでに破壊して、地面の下にもぐって行っているのかと、いう所に関しては
私にもよく分かりません。

わからない・・・
ただ、その、
「格納容器をすでに突き破って、地面の中にめり込んでいっている」可能性は、やはりあるとおもいます。


という事は、まだ、外に出ている燃料はかなり高温の状態で、
ここで言っている100度以下だなんてとんでもない高い温度で
冷やし切れていない可能性が十分にあると言うことですね
もちろんそうです

温度計で測れていないと言うだけのこと
そうです
温度計は圧力容器の温度を測っているだけですから
溶けた炉心の温度を測っているわけでもないし、
地面の下にめり込んでいっているその部分が何度になるかなんて事は
全く測れない状況にあるのです

なるほど。
あと、これは、僕はぜひ小出先生に聞かなきゃいけないと思っていたことなんですけどね、
先生、1号機については水位計というものを付けてみたら、ほとんどない。あるいは全くないという
要するに計測限界以下だったので、ゼロの可能性が高いですよね。
ほとんどないことが分かったと。
ただ、2号機3号機って、実際にまだ分かっていませんよね。
1号機がメルトダウンメルトスルーしたので
「多分2号機3号機もしただろう」という前提で話が進んでいますが、
まだ、2号機3号機は、燃料が実は、ハンパな形で中に残っている可能性というのもありませんか?
もちろんあるのです。
1号機の場合には、原子炉建屋の中に入ることが出来て、
原子炉水位計の調整をし直した結果、「水がない」事が分かっているのですが
2号機と3号機の場合は、まだ原子炉建屋の中に「入ることすら」できませんので、
中の状態がどうなっているのか正確には分からないと
そういう状況で今があります

という事は今、2号機3号機も、メルトダウンあるいはメルトスルーをしたことを前提のようにしゃべっているというのは
たまたま、1号機がそうだったから2号機3号機もそうだろうと言っているだけという理解で良いんですか?
はい。神保さんがおっしゃっている通りです。

そこでね、先生、
もし中に残っているとすれば、
なんか政府の感じでは
危機的状況は完全に去った」というような印象の発言が多いんですけれども
一番この原発事故で心配な「水蒸気爆発」のリスクというのは、
もしもまだ、中に残っていると、2号機3号機については「十分にその危険性は去った」というようには
言えないんじゃないかと
心配しているんですが、そこはどうでしょう。
そうです。
それも、神保さんのおっしゃる通りで、
私もその水蒸気爆発という事を恐れてずっと来ましたし、
何とか、「そんな事はない」と言いたいですけれども
「もう、水蒸気爆発はありません」と、自信を持って断言できない。
という状態に私があります。

ちょっと変な話しですけれども、
「外に出て行ってくれた方が水蒸気爆発のリスクが減る」って言う
なんか、おかしな話になっちゃっているわけですね
そうですね、
もう、地面にめり込んでいてくれるなら
地面の中で水蒸気爆発というのは、私は多分起こらないと思います。ので
むしろその方が、大量の放射性物質が大気中に出てくるという意味では危険が少ないと思います。

なるほど、
もう一点なんですけど、
再稼働問題」について先生の意見をお聞きしたいんですけどね
いよいよ、ストレステストというのをはじめると言う話しになっています
ストレステストがとりあえず通れば燃料を注入して調整運転、
いわゆる再稼働のプロセスが始まると言うことで
ストレステストをやっているようなんですが
一方で今の体制って言うのは、アレですよね。
原子力安全委員会、原子力保安員、というのが経産省の中にまだあって
人事的にも傘下にあると言う体制。
今回の災害を起こしたのと同じチェック体制で、
再稼働の、あるいはストレステストの評価をしようとしていますが
そうですよね


先生、この再稼働の体制
今政府がやろうとしているこの事を先生はどのようにお考えになりますか?
神保さんがおっしゃったとおり
今のストレステストというのは、これまで続いてきた体制のままやろうとしている訳ですから
もう、論外だと私は思います
そのうえでもう一つ私は言いたいのですけれども、
これまでだって、さまざまにいろんな計算をしながらいろいろなテストを繰り返しながら
「原子力発電所だけは絶対に壊れません」と言ってきたんですね
それでもやはり、思いもしないような形で壊れているわけで、
「どんな計算をしても、どんなテストをしても、やはり壊れることがあると言う事を覚悟しなければならない」
という事を今回の事故が教えてくれたんだと思います。

なるほど、
先生ね、ちょっと前後しちゃうんですけれども
今回冷温停止がほとんどできたので
避難区域を解除」すると言う話しが政府から出ていますが
これは先生はいかがですか?賛成ですか?反対ですか?
えーっとですね、この問題は大変に微妙な問題なんですけれども
今現在日本の国というものが避難指示を出しているというのが
1年間に20ミリシーベルトの被ばくを超える所に対して出しているのですね
ただし、20キロ圏内という所には
緊急時避難準備区域という所があって、
そういう所は「20シーベルトは超えないだろう」という推定になっているのですね
そういう所に、今日本の国は人々を帰そうとしているのですけれども
もともと、その20ミリシーベルトというものが違法な訳です

基準がね。高すぎると。
はい。
日本というこの国は「法治国家」と言ってきて
「法を破ったら国家が処罰する」と言ってきたんですが
この日本の国には「普通の人は一年間に1ミリシーベルト以上の被ばくをさせない。させてはならない」
という法律がありました。
国家がそれを定めた訳です。が
その法律を国家自身が簡単に保護にしてしまって、人々に被曝を強制しようとしているわけですね。
もし、日本の国が自分で法治国家であると言うならば
自分で決めた法律を守って、1年間に1ミリシーベルト以上の所には人を住まわせてはいけない
もちろんそこに、今避難している人達を帰してはいけないと言う事になるとおもいます。

そもそも、1ミリシーベルトという基準自体も原発推進するICRPの基準な訳ですからね。
それさえ、もともとちょっと怪しいというか、ちょっと心配であるところなのに
それを20倍にしたって言う事です
ものね
そうです

はいわかりました。先生どうもありがとうございました。


神保:
小出先生とお話ししているとついつい話しちゃって、てまだまだ聞かなきゃいけない・・
でも、一番重要なのは、
2号機3号機についてはまだ分からないんだ」という事が今日の話しでは一番重要なんだと思います。





原発の冷温停止判断、早ければ来月末の見通し


経済産業省原子力安全・保安院は11日の記者会見で、
東京電力福島第一原子力発電所事故で原子炉が安定的に停止する「冷温停止状態」を判断する時期について、
早ければ来月末になるとの見通しを明らかにした。

政府は同原発の冷温停止状態を、同原発から半径20キロ・メートル圏内の警戒区域解除の前提としている。
事故を起こした同原発には既存原発の安全指針類が当てはまらないため、
保安院は現在、福島第一原発に特化した代替指針「安全に対する基本的な考え方」を作成中だ。

記者会見した保安院の森山善範・原子力災害対策監は、考え方の公表時期について、
「(事故収束に向けた工程表の)ステップ2実施後3か月(来月17日)までには間に合わせたい」と述べ、
保安院による冷温停止状態の判断時期は来月下旬以降になることを示唆した。
(2011年9月12日11時37分 読売新聞)



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(食品の放射性物質)
9月になって新潟県の、なめこ、マイタケ、シイタケから放射性物質検出
(摂取基準などは農林水産省のホームページに載っていますので見て下さい)それを見て正しく判断して下さい

海の魚は 北海道、宮城県仙台沖、茨城県沖、神奈川県沖、千葉県沖、静岡県御前崎沖 岩手県、放射性物質の検出された県と食物
、東京湾、

(海の魚と加工物)種類によって検出されていない魚類もあるが北海道から
神奈川静岡までの、太平洋側、沖で取れた魚がこの中にある場合もない場合もありますベクレルとか不検出とかを見たい方は、農林水産省のホームページを参考にして下さい
何ベクレルかは、●農林水産省のホームページで3月から9月までを参考にして下さい(摂取基準などは農林水産省のホームページに載っていますので見て下さい)それを見て正しく判断してください

アジ、サワラ、サケ、スズキ、サンマ、イワシ、カツオ、サバ、ビンチョウ、ブリ、クジラ、シラス、カレイ、ムツ、タラ、マダイ、イシガレイ、キンメダイ、スケソウダラ、ウニ、シラス、ワカメ、マコガレイ、アナゴ
タコ、メバル、アイナメ

(川魚、と貝類)秋田県、山形県最上川、神奈川県相模湖、宮城県、栃木、群馬ばらきこ、埼玉、荒川、東京玉川、新潟、三面川 日光中禅寺湖、神奈川相模湖、箱根、芦ノ湖、茨城霞ヶ浦

アユ、ワカサギ、シジミ、その他

(摂取基準などは農林水産省のホームページに載っていますので見て下さい)それを見ていただいて正しく判断して下さい

●又野菜米類などは詳しく見ておりません
山田義範 | 2011.09.19 10:04 | 編集
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