fc2ブログ
09.17
Sat
ワイドスクランブル9月14日

児玉龍彦氏が出演されました
東大の中の様子を取材しています
南相馬市から持ち帰った汚染された土の保管場所や
スーパーコンピューターの部屋など
普段は居ることが出来ない場所に山本監督を案内しました

モーニングバードで以前放送した内容と同じような所
また、過去に書き出した国会の答弁などの様子は
下記に書き出しましたので、興味のある方はそちらをご覧ください

今回は、新しい内容の所のみ内容書き出しました。


東大・児玉教授の提言「まず安全委員会を除染せよ!」




東大でがん治療薬の開発に取り組み、放射性物質と内部被ばくに関する研究を続けている
児玉龍彦教授58歳
先週末緊急出版された著書「内部被曝の真実」には、
内部被ばくを防ぐための具体的な対策と
政府への提言が書き綴られている
さらに、こんな衝撃的な真実も




02:40
児玉:
何を見ていないかって言うと
どれほど沢山のものが出たかという事を誰も言っていない

027.jpg

児玉:
ま、僕らが見たら、熱量計算から言ったら広島原爆の29.6個分だとか、
ウランにしたら20個分だとか、
最近はセシウムにしたら政府も168個分とか言ってますが
とてつもない量が・・まかれちゃってる。





05:57
「現在南相馬の除染をやっていますが
お母さんや先生たちに高線量のものを渡してくる訳にはいきませんから
今の東大の除染では全てのものをドラム缶に詰めて東京の持って帰ってきております
受け入れも法律違反全て法律違反です
このような状態を放置しているのは滑稽の責任であります」

南相馬での除染活動の際子どもたちを守るため
法にそむいても高線量の土などを東京に持ち帰っているという児玉教授
東大の放射線管理区域内に厳重に保管されているそれらのものを
特別に見せてもらった

ーー「東京大学 先端科学技術研究センター」--


児玉:
ここは、先ずね、個人認証しないと入れない。
だから、指の静脈で今見まして、

さらにもう一つ扉を通る
そこで防護服を身に付ける

児玉:南相馬から持ってきたものは普通、保管室に。ですから、

山本:はー・・ここが南相馬から持ってきた保管室・・

02.jpg


児玉:
これですね
最初の頃は渡さないで我々が持って帰ってきた

山本:
どのあたりから取ってきたもんなんですか?

児玉:
これは幼稚園の除染の時に出てきたものです

袋の中は園庭の土

022.jpg


児玉:
もう振り切れちゃいますね

山本:
これは何ミリシーベルト?

児玉:
このもの自体は10μシーベルト/hぐらい

汚染された土壌を詰めたドラム缶は行くあてもなく、
児玉教授の厳重な管理のもとで保管されている

021.jpg

児玉:
多少こういう線量の高いものは300年保管ぐらいがやっぱり必要なんじゃないかと

山本:300年

児玉:はい
一番大事なのは、だから、国を挙げて福島の支援をやるという事を中心に据えるということ
それで、日本は環境技術世界一なんですよ。実は。
だからそれをね、もう、官僚任せにするんでなくて
まず、民間が中心にやっていくという事を、もう一刻も早くやって欲しいです

さらに児玉教授は山本を別の部屋へと案内してくれた

023.jpg


児玉:こちらがスーパーコンピューターの部屋です

スーパーコンピューターを駆使し、がんの治療薬の開発に取り組んでいる児玉教授
内部被曝が癌につながるリスクを、国の原子力行政は軽く見過ぎていると怒りをあらわにする

児玉:
原子炉が爆発した時にこれと同じタイプで
SPEEDIって言う、放射能がどこに行くか予測する機械があったんです
だから、放射能がどこに行ってるかを、みんな計算してた
ところがね、原子力安全委員会はそれを発表しなかったんです

何を心配したかたというと、国民に発表したらパニックになると思った

だからぼくはもう、
今の原子力安全委員会はみんなクビ!


024.jpg

それ以外の結論はないです

025.jpg

さらに野田新政権への提言
声を荒げて語る大胆な政策
それは・・・

児玉:
もっと、国民に信頼されるものを作らない限りダメです
野田総理大臣はそれをすぐにやるべきです


山本:
辞任した大臣の発言は
もう「死のまち」ですだと
それをいっちゃぁおしまいだよと


今、野田新政権に対する訴えとは


野田佳彦総理大臣(所信表明演説):
原発事故の収束は「国家の挑戦」です。福島の再生なくして、日本の信頼回復はありません

山本:
今、野田新内閣は何をするべきだと思いますか

児玉:
最初にやるのは原子力安全委員会から組み替えて
本当に除染のためのベスト&ブライテストを集めた委員会を、国会で作るということに尽きると思います
これまでの事態に責任のある人は、ちょっと除いて
要するに、今まで失敗した人達が出てくると、どうしてもいい訳を始めちゃいますから
議論が無駄になってしまう


山本:
先生のですね、科学者としての信念を

児玉:
我々放射性物質を扱うものにとっては、非常に大きな記憶になっているのは
猿橋勝子さんという女性研究者がいまして・・・

026.jpg

理学博士猿橋勝子さん(1920~2007年)
ビキニ環礁での水爆実験後、「死の灰」を分析する等、
放射能汚染の実態解明に尽力した、理学博士の猿橋勝子さん
児玉氏の胸にあるのは、偉大なる先人の言葉

児玉:
「科学はじゅんすいなもの」ですと
「きちんと事実に基づいてやれば必ず世の中はよくなっていく」という考えの事をおっしゃっています
科学者としてはやっぱり、この純粋な気持ちで事実をしっかり見て
福島の除染というものをやっていきたいと思っています

ースタジオー

山本:
どうですか、こういう方がいて
感動しましたよ。
ボランティアでやっているんですからね。毎週行って
汗をかく純粋な方で、
世界的に有名な科学者ですから。
一番怖いのは弱いから内部被曝というのが一番怖いって言うんですよ
外部被ばくと内部被曝の違いを教えて下さいって言ったら
たき火で火に当たっている時手があったかいでしょあれが外部被ばく
もし、火の所の炭をちょっと、火傷でもいいから口にポンと入れる。それが内部被ばく

:菅内閣の時に国会にこの方を読んでそうとうその時の国会しーんと静かになったんですよ
国会では認知されているので、だから管さんは辞める直前に中間貯蔵施設の事を言いだしたんです




児玉龍彦教授、首相官邸へ。&密着取材(内容書き出し)

南相馬での除染活動に密着しています↑ 動画が消えていましたが、内容は書き出してあります

児玉龍彦教授 講演「福島原発事故に対する緊急提案」8/12(内容一部書き出し)

「放射線の健康への影響」児玉龍彦氏(内容完全書き出し)衆議院厚生労働委員会7/27







ワイドスクランブル 児玉龍彦教授 110914 投稿者 plutoatom
関連記事
comment 3 trackback 0
トラックバックURL
http://kiikochan.blog136.fc2.com/tb.php/836-ec66d9d2
トラックバック
コメント
児玉先生の「内部被曝の真実」、早速、買って読んでいます。本当に素晴らしいです。日本人は尊敬に値する人物です。私は、福島にいて、その真価がわかります。国が政権抗争している余裕は一刻もなくさっさと、子供を守る法律とか、この先生の意見を取り入れて欲しい。
マミティ | 2011.09.17 13:16 | 編集
こんにちは。

拍手する気にはなれませんでした。
今、行政府挙げて取り組んでいるのは「何事もなかった」こと。
放射能除洗は格好のデマメッセージです。この児玉という男も
その為の猿芝居を演じているのでしょう。

国会批判も原子力委員会批判も出来もしないことを承知で
受け狙いのキャッチコピーですよ。

放射能除染というけど福島だけではなく北関東・東北南部・・
それだけではないでしょう。田畑広野果てしない日本国土の
相当部分を洗い削りし、その放射能汚染物・土壌をどこに貯蔵
するんですかね。福島に閉じ込めておかなければならないのを
持ち出して拡散するなんてとんでもない。

東電に引き受けさせて原発跡地に閉じ込める、ところでこの
児玉という男はそういう東電批判・破産を主張していますか?
費用は数00兆円はどうするんですか。

せいぜい子供達の生活空間程度の話しなのに、問題の本質を
ごまかし隠蔽するために官僚制行政国家が新しいく登場させた
ドンキホーテにしか見えません。

では。
単純な者 | 2011.09.17 21:34 | 編集
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| 2011.09.17 21:58 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top