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頼れる仲間プルト君――プルトニウム物語

頼れる仲間プルト君――プルトニウム物語

プルト君のセリフを書き出してみました

この中には

傷口などから血液の中に入った場合は
プルトニウムはまずリンパ節に集まりその後骨や肝臓に移りα線を出し続けます

吸い込まれた場合一部は
肺にはいりこんだものが骨、肝臓などに移りながーい間にわたってα線を出し続けます

動物実験の結果からは、プルトニウムが血液や肺の中に入った場合
何年も何十年も経ってからの発がんの可能性が指摘されています


など、恐ろしい事もちゃんと話していますが・・・すかさず

プルトニウムが原因で癌になったと断定された例は全くありません

となります。

プルト君の幼いあどけない感じの声やBGMの効果で
何度も聞きながら書き出していても
危機感よりもプルト君は悪くないような・・・大丈夫なような・・・
そんな気分になる感じがしました

こんなふうに危険な事は言っているのに
それが危険だと思うよりも、管理されているし、吸い込まなければ大丈夫なんだ
それよりも力になるプルト君なんたと・・・

思い込まされてしまうテクニックが・・・・スゴイっ!と思った私ですww








プルト君のセリフ完全無欠の形で書き出しました。



こんにちはーみなさん
ボク、プルトニウムのプルト君です 
どうかよろしく
何故こんな事をしたかっていますとねーぇー
プルトニウムはみなさんにまるでお化けみたいに考えられている、そうなんじゃないかな?って思うからなんです
皆さんは僕について何か良く分からない恐ろしいってイメージををもっていらっしゃいませんかぁ~?
僕がまず最初戦争の道具原子爆弾に使われてしまったのは本当に残念な事でした
でも僕だって戦争は大嫌いです。平和に働く事が大好きなんです。

ノーベルが発明したダイナマイトだって危険だけど人類の役に立っているでしょ
ボクもそうなりたいし なれるんです
みなさん今日はプルトニウムの本当の話しを聞いて下さい

プルトニウムはウランの様に鉱山から掘りだすことはできません
原子炉の中でウランが燃える時生まれてくるんです
僕を最初に発見してくださったのはアメリカの原子力委員長を務めた事もあるシーボーグ博士で1940年の事でした
プルトニウムという名前は太陽系のいちばん外側の惑星冥王星プルートにちなんでいます
ついでに言えばウランはその二つ内側の惑星天王星ウランからきています
皆さんとのお付き合いがまだ浅いせいか僕にはどうも悪いうわさがあってよく知られていない事が多いようです
えっ!どんなことかって?
それをこれからご紹介しましょう


まず第一の誤解は10キログラム位のプルトニウムがあれば原子爆弾が簡単に作れるという噂です
そこで悪者がいて原子爆弾を作ったりしたら大変だと思われるようになったのです
いったい本当にそんなことが出来るのでしょうか?

原子爆弾には純度93パーセント以上のプルトニウムが使われているといわれています
一般の原子炉に使われているプルトニウムでは純度はせいぜい70パーセント程度ですから
これで原子爆弾を作るのは非常に困難です

仮にこれを原料に爆弾を作るとしても、それには相当に高い技術と大掛かりな設備などが必要であると言われています
そして何よりもプルトニウムは貯蔵中も輸送中もとても厳重に管理され防護されていますから
これを盗んだり奪ったりするのは到底不可能な事です
原子炉で使われるプルトニウムで爆弾を作るというのは結局現実的ではないのです


ボクについての第二の誤解はボクが猛毒でしかも癌の原因になると言うのです
プルトニウムはたとえば青酸カリの様に飲んだらすぐ死ぬと言うような劇薬ではありません
ボクが毒だと言われるのは主として僕が出すα線のためです

このα線は紙一枚でもさえぎる事ができる放射線ですがボクはながーい期間このα線を出します。
プルトニウムは皮膚に触れた場合でもそこから吸収される事はありません
飲みこまれて胃や腸に入った場合もほとんどが排泄されて体の外に出てしまいます
しかし、傷口などから血液の中に入った場合は簡単に身体の外には出せません
この場合プルトニウムはまずリンパ節に集まりその後骨や肝臓に移りα線を出し続けます
また、吸い込まれた場合一部は吐く息と一緒に吐き出されますが
場合によっては肺にはいりこんだものが骨、肝臓などに移りながーい間にわたってα線を出し続けます
プルトニウムは血液の中に入れない事
それから、吸い込まない事が最も大切です


人間の体の中に入った場合の影響についてはこれまでにプルトニウムが原因で癌になったと断定された例がないため
動物実験のデータをもとに推定されています
その動物実験の結果からは、プルトニウムが血液や肺の中に入った場合
その量や科学的形態によっては何年も何十年も経ってからの発がんの可能性が指摘されています
しかし、ラジウムなどの取り扱いで被ばくした例で癌が発生した報告はありますが、
プルトニウムが原因で癌になったと断定された例は全くありません

ボクの取り扱いについては厳しい基準が作られていてこれに基づくきちんとした管理が行われているんです
ですからボクが人体に影響を与える事は考えられません

今悪者たちが僕を貯水池に投げ込んだとしてみましょう
ボクは水に溶けにくいばかりか重いためほとんど水底に沈んでしまいます
万一水と一緒に飲みこまれてしまっても胃や腸からはほとんど吸収されず身体の外に出てしまいます

でも、ボクの危険性だけが強調され脅しの手段に使われる事があります
なぜ、ボクを脅しの手段に使うのでしょうか?
それは一般に僕についての正しい知識が不足していて原子爆弾やら放射能やら
恐ろしげなイメージだけが先に立ってしまうからなんです

それが作り物のお化けのようなものだと分かれば
誰もボクを脅しの道具なんかに使ったりはしなくなるでしょう  

いったいボクは人間の素晴らしい知恵でコントロールできない程危険なものなのでしょうか
プルトニウムは今開発がすすめられている新しい型の原子炉で使うのが一番効率がよいのです
この新型原子炉では天然のウラン資源を今までの何十倍にも生かして使えるんです
この事は人間のエネルギーの未来を明るい希望に満ちたものにしてくれます
ボクはそんな形で皆さんのお役にたつのです

動燃では高速増殖炉や新型転換炉そしてプルトニウム燃料の研究と開発にすでに25年以上もの安全の取り扱いの歴史を誇っています
みなさん、僕はお化けではありません
僕の本当の姿を見てください
たとえば木星探査衛星ボイジャーにだって僕は使われています
みなさんが平和なあたたかい心で付き合ってくだされば僕は決して恐ろしい物でも危険なものでもありません
これからずっと長い間にわたって尽きる事のないエネルギーをお送りする頼りになる仲間なのです




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