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小出裕章氏・専門家が投げかけた疑問 前倒し「冷温停止」その意味(内容全て書き出し)

2011年9月20日の報道ステーション

専門家が投げかけた疑問
前倒し「冷温停止」その意味




遮水壁のことが番組内で分かりやすく説明されていました

番組の内容を全て書き出しました続きを読む









福島第一発電所の1号機から3号機に対して
政府と東京電力は原子炉の温度が100度以下になる冷温停止を
計画よりも早く年内に達成すると改めて発表しました
しかし、この冷温停止を目標とすることにそもそも疑問を投げかける専門家もいます

政府と東京電力は毎月原発の収束に向けた「工程表」の進捗状況を発表している
今日、来年1月中旬までを目標としていた原子炉の冷温停止を年内に達成すると発表した

園田康博内閣府政務官(統合対策室):
いわゆるこの冷温停止状態につきましては年内をめどに達成すべく、今、全力を挙げている

冷温停止というのは原子炉の温度を100度以下にして原子炉を安定させることだ
1号機から3号機の原子炉の温度は2号機を除いて100度以下となっている

09252.jpg

冷却のために日々続けられている原子炉への注水作業
3号機の原子炉内の温度は今月初めから下がり始めた
炉心スプレー系という所から注水を始めたからだ

09253.jpg

途中で温度が上がったのは水の量を減らした時で
量を増やすと温度が下がった
これまでの注水は原子炉の下に落ちた溶けた燃料を冷やそうとしていた
ところが注水量を増やしても温度が下がらない
このため、溶けた燃料が原子炉のそこだけでなくその途中にも残っているとみて
原子炉の上の方からも注水してみた
すると、温度が下がり始めたのだ

09251.jpg

東京電力 相澤善吾(原子力・立地本部長)
まだまだ、安定した状態とは言えませんが冷温停止状態達成に向けた十分な注水量の把握を行い
100℃以下での安定を目指してまいります

これがスプレー状に水をかけて燃料棒を冷却する装置だ

09256.jpg

東京電力では温度が高い2号機でも今月14日からこうした方法で注水を始めた

しかし、この冷温停止に関しては専門家は疑問を投げかける

小出裕章(京都大学原子炉実験所):
冷温停止というのは圧力容器が健全の形でその中に水を蓄えられて
その中に炉心というものがまだ存在しているということを前提にして、
圧力容器の温度が100度を下がるか上がるかという、そういうことを議論しているわけで
そもそも炉心が融けてしまって圧力容器の外に出てしまっているという、状態であれば
そこの温度をいくら測ったところで意味のない事を言っていて
これから問題なのは、落っこちてしまった炉心がいったいどこにあるのか
それをどうやって閉じ込めることができるか。という
そういう議論を、本当はしなければいけません。


原子炉建屋の地下には、およそ10万トンの汚染水が溜まっている




小出:
地震に襲われていますので、そこら中で割れが生じているはずです
地下に流れだして汚染を広げて、海にも多分流れ出ているのだと私は思います
一刻も早く地下に遮水壁、あるいはバリア、バウンダリーというものを作るべきだと思います。

遮水壁というのは地下に漏れた汚染水が海に流れ出ないようにするものだ

09254.jpg

高さおよそ22メートルの鋼鉄製の矢板を800メートルにわたって打ち込むという

09255.jpg

問題はいつ完成するかだ

東京電力 相澤善吾(原子力立地本部長):
遮水壁の基本設計を8月31日に完了し、現在ステップ2の期間内(来年1月)における
工事着工に向けて詳細検討を進めております

着工しても完成までに2年はかかるという

一方、放射性物質の大気中への拡散を抑える作業は進んでいる
1号機で行われている建屋全体を大きなカバーで覆う工事
来月中に完成する見通しだ

09257.jpg

福島第一原発の半径20キロから30キロ圏内
ここは緊急時避難準備区域に指定されているが
政府はきょう、今月中に指定解除する見通しを明らかにした

09258.jpg

藤村修官房長官:
原子力災害対策本部において、9月中を一つの目途として解除について結論を得る予定でございます

対象となっているのは5つの市町村で
住民5万8千5百人のうち、およそ、2万5千人が避難している。

川内村 遠藤雄幸村長:
これから解除されて戻るための準備を早急にスタートするというか
もう、スタートはしていますけれど、より加速をつけていきたいなと思いますね


川内村から避難している住民:
帰りたいけど、散り散りバラバラでは、やはり、何もないでしょう
誰もいないから、お店も無いし、学校も無いし、診療所もね、無いでしょ
だからみんな揃ってから、帰るしかないと思っています


ーースタジオーー

古舘:
避難されている方のね、発言というのは非常に重いと思うんです
あの、五十嵐さん、IAEAで世界に向けて発表するよりも、順序としてはですね、もっとあらゆる可能性含めて
専門家の方からのご指摘もあったように、
福島の方々に誠心誠意説明した後に世界に向けて発表して欲しいと、私は思ってしまうんです

五十嵐浩司(朝日新聞編集委員):
確かに、そうですね。
昨日、細野さんがね、IAEAの会場で言った「年内!」と力強い言葉でしたが
今日ちょっと、発表を聞いていますと、やや含みを持たせた「目標に」というような言い方でね
昨日の発言は少し世界向けのなにか・・こう・・打ち上げだったのかしらという気もちょっとしますよね
ただ、まずはね、工程自体は順調に進んでいる。破たんが無いようで
それはまずはよかったなと思っているんですよ。
ただ、小出さんの指摘は確かにその通りでね・・・
それで確認しましたところ、やっぱり同じような指摘はこれまでも数多くあったらしいんです
対策本部としては今回のように圧力容器が、もう、「密閉状態じゃない場合は」にむけて
新たな基準を作るんだと言っているようなんですね
それが今、当面の措置として100度を下回る。
あらたな放射線物質の放出が無い。と
この二つを満たせば「冷温停止状態」と呼ぶと。ということらしいんですね
ただ、ま、この二つだけで本当に安全と言えるのかどうか
やはり、新しい基準というのをしっかり作る必要があるというのがあるだろう。
それがひとつですね。
あとは、やはり今避難された方がおっしゃっていましたけれども、
帰るには、やっぱり除染ですよね

古舘:そこですね

五十嵐:
緊急避難準備区域は勿論ですけれども
20K区域以内もどうやって除染するのかと
やっぱり、最大の障害となっているのは、削り取った土ですとか、汚染された瓦礫をどこに集めるのかと、
この問題ですよね。
菅政権の最後の時にその問題が浮上しかけて、反発を受けて慌てて引っ込めました
ま、出し方も悪かったと思うんですが、
やっぱり、今、解除というのがちょっと見えてきているのですから
政府はですね
人々に歓迎されにくい真実でも、しっかりと説明するんだというね
私はそういう勇気がいる時なんじゃないかと思うんですよね

古舘:それが政治の役目ですよね

五十嵐:そうなんですね

古舘:
私達も、ちゃんとそのあたりをね
真実を表明発表して下さいと言うことを
やっぱり、言っていかなければいけないですね
政治に向かって

五十嵐:
そうですねー
メディアの責任でもあると思います

古舘:そのとおりですね
あと、は、それでいえば地下水の問題ですね
建屋の中に入ってきているというような情報もあります
それからさっき言ったように海に向かってどれくらい放出しているのか
これが全く定かではないという事をちゃんと踏まえていかなければいけないですね

五十嵐:そうですね

古舘:遮水壁が、果たしていつ着工できるのかという事も重要なポイントだと思います



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事故後、報道ステーションを見るたびに頭に来て
何度かツイッターでも叫んだ「古舘のバカ!」って・・・
だけど、ちょっと、目が覚めてきたかな?
報道の在り方メディアの関して、最後に反省していましたね。
これからの放送に期待します

そして、今日のテレビ朝日、朝10時からのフロントラインの最終回では
小出裕章氏、古賀茂明氏、児玉龍彦氏が出演
内容の濃い番組を放送していました
続いて11時からのスクランブルでは
古賀茂明氏本人がスタジオに出演し、
官僚の体質に関して詳しく放送もしていました

少しずつ、変わっていくのでしょうか?
国民に真実を伝えるメディアでいて欲しいです

どなたかが、上記の番組の動画をUPしてくださったら
このブログにも是非載せたいと思っています

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福島第一 建屋に地下水大量流入か 収束作業に難題
東京新聞 2011年9月20日

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東京電力福島第一原発1~4号機の原子炉建屋やタービン建屋地下に、
一日数百トンの地下水が流入している可能性のあることが分かった。
汚染水処理の実績などから計算すると、五万トン強まで減っているはずだが、実際には八万トン強も残る。
東電も地下水流入の可能性を認めており、地震で建屋地下の壁が損傷し、流入していることが考えられる。
今後の収束作業に影響が出そうだ。 

建屋からくみ出した汚染水の移送量や原子炉への注入量など東電が公表したデータを本紙が集計したところ、
約十万トンあった汚染水は、十三日時点で約五万千六百トンにまで減っているはずだった。

しかし、実測の地下水位から東電が推計した汚染水残量の最新値は約八万千三百トン。
移送量などから逆算した値とはほぼ三万トンの開きがある。

東電はこれまで、汚染水がなかなか減らない理由を、雨水の影響と説明してきた。
福島第一周辺では、七月以降の三カ月間に三回まとまった雨が降っており、
一部は屋根の損傷部などから建屋に流れ込んだとみられるが、
水位の変動は小さく、三万トンの差を説明できるほどではない。

建屋のひび割れなどから地下水が流入している可能性は、以前から指摘されていたが、
あらためてその可能性が高まった。

東電に本紙の計算結果を示すと、「日量百トン単位でわき出ていると思う」との回答があった。

地下水流入が事実なら、汚染水処理はさらに膨大な量になるばかりか、
原子炉への注水量を絞る必要があるなど、事故収束に向けてさまざまな影響が出ると予想される。


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地下水が流入してくるという事は
汚染水が地下水に流出することも考えられるのではないか?と思った。








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